エンジニア不足は本当に起こっているのか?IT業界の将来性と今後の展開について解説

公開日: 2021.02.25
更新日: 2024.01.29
エンジニア 不足

「エンジニアが不足しているらしいけど本当なの?」
「エンジニアの不足している理由は?」

と思うことはありませんか?

エンジニアが不足していると言われていますが、その理由や真相はわかりづらいですよね。

また、エンジニアの将来性はどうなのでしょうか?

そこで今回は、

  • エンジニア不足が起こっている理由と実状
  • エンジニアには将来性があるのか
  • エンジニアを目指す方法

について詳しく解説します。

この記事を見れば、エンジニアの現状と将来性について必ず理解できます。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

エンジニア不足が起こっている5つの理由

エンジニア不足が起こる原因

エンジニアの不足は実際に起こっています。

IT業界の急激な変化や働き手の不足などによって、国が対応を迫られているほどの状況です。

経済産業省の「IT人材需給に関する調査」によると、2030年までに最大79万人のIT人材が不足するといわれています。

それほどのエンジニア不足が起こっている理由は、主に以下の5つです。

  1. ITの業界が急成長をしている
  2. IT技術の進化のスピードが早い
  3. IT業界にネガティブなイメージがついている
  4. IT技術者の高齢化が進んでいる
  5. 少子化が進んでいて新たな人材が育たない

上記の理由の組み合わせにより、IT人材の需要と供給にギャップが生じているのが実状です。

ひとつずつ詳しく解説します。

1.ITの業界が急成長をしている

エンジニア不足の大きな原因のひとつが、IT業界が急成長をしていることです。

  • スマホの普及をきっかけとしたSNS、ゲーム、アプリなどの需要拡大
  • 家電などあらゆるモノのIoT(インターネットデバイス)化
  • 働き方改革をきっかけとした、業務上のIT技術導入

など、IT企業に限らず多くの一般企業の間でも、IT技術の導入が必要不可欠な状況です。

これらIT技術需要の急速な拡大が、エンジニア不足の背景です。

この需要はさらに拡大することが予測されているため、エンジニア不足の課題もさらに高まるといわれています。

2.IT技術の進化のスピードが早い

IT技術自体が急速に変化していくことも、エンジニア不足の原因のひとつです。

日々進化するIT技術についていくためには、常にスキルをアップデートしなくてはなりません。

  • 以前身につけた最新技術が、新しい技術にとってかわり需要が減ってしまった
  • 新しい技術をとりいれたいが、その技術を身につけているエンジニアが少ない

といったように、技術の流行り廃りのサイクルが非常に早いのがIT業界です。

とくに近年はそのサイクルがさらに加速しています。

このため、企業のニーズにあったエンジニアが不足してしまうという事態が起きています。

3.IT業界にネガティブなイメージがついている

IT業界の仕事にネガティブなイメージが多いというのも、エンジニア不足が起きている要因のひとつです。

このネガティブなイメージは「新3K」とも呼ばれています。

  • きつい
  • 厳しい
  • 帰れない

エンジニア需要の高まりに対して働き手が少ないことで、個人の仕事量が増加してしまっているのが要因です。

  • コスト削減、納期短縮の中で期日までに仕上げなければならない
  • 障害発生時に休日・深夜でも対応が発生する

など、長時間労働も余儀なくされ「ハードな仕事」というイメージがついてしまっています。

エンジニア不足とネガティブイメージの悪循環が、さらに働き手の不足に拍車をかけているのが現状です。

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4.IT技術者の高齢化が進んでいる

IT技術者が高齢化していることも、深刻な要因です。

最近ではゲームやWebなどの制作に携わる業務が、若手エンジニアに人気の傾向です。

一方で、

  • 基幹システム(ビジネスをおこなう際の根幹となる業務システム)
  • 汎用機(基幹システムに用いられる大型コンピュータ)

などはベテランのエンジニアが担当していることが多く、彼らが定年退職を迎えはじめています。

10年後には、基幹系システムを支えるエンジニアが不足すると考えられています。

5.少子化が進んでいて新たな人材が育たない

社会問題である少子化によって新しい人材が育成されない課題も、エンジニア不足の原因です。

少子高齢化によって、

  • これまでのIT技術を支えてきたベテランエンジニアが退職
  • 新しい働き手が少ない

という悪循環が、他業界と同様にエンジニア業界でも起きています。

対策として、定年の延長や外国人技術者の採用などもおこなわれています。

ですが、根本的な課題の解決には至っていないのが現状です。


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エンジニア不足は思ったよりも深刻!しかし誤解されている部分もある

エンジニア不足の真実

エンジニア不足をめぐる現状は、世間で知られている以上に深刻な状況です。

一方で、必要以上に誤解されている側面もあります。

そこで、エンジニア不足の深刻な実状と、その反面で誤解されているポイントをまとめました。

  1. IT業界への就職率が低い
  2. IT業界の離職率はそこまで高くない
  3. 人手不足もあるが「優秀な人材不足」が深刻
  4. 経済産業省もIT人材の育成に力を入れている

深刻な状況がある反面、意外に知られてない事実や改善対策などがありますので詳しく解説します。

1.IT業界への就職率が低い

エンジニア不足の深刻な問題のひとつが、IT業界への就職率の低さです。

就活サイト「マイナビ」が発表した「新卒学生の産業別就職数」によると、IT業界に就職する割合はわずか10%未満です。

世間の需要が急速に拡大しているIT業界において、この数字は非常に少ない数字です。

IT業界への就職率が上がらないのは、主に以下の理由と考えられています。

  • IT業界のビジネスモデルが学生に理解されていない
  • 「新3K」(きつい・厳しい・帰れない)のネガティブイメージが先行している

何をやる業界かよくわからない上に、ハードな仕事というイメージばかりが先行していることで若者から敬遠されているのが要因と考えられています。

2.IT業界の離職率はそこまで高くない

IT業界の就職率が低い一方で、離職率はそれほど高くありません。

2019年に厚生労働省が発表した「雇用動向調査」によると、情報通信業界の離職率は11.8%です。

離職率が高い業界の数値と比較してみましょう。

  • 宿泊・飲食サービス業:26.9%
  • 生活関連サービス業・娯楽業:23.9%
  • サービス業:19.9%
  • 教育学習支援業:16.6%
  • 医療・福祉業:15.5%

(引用元:厚生労働省「雇用動向調査」)

新卒3年以内の離職率平均は32%前後(引用元:厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況」)といわれている中、IT業界の離職率は決して高い数値ではありません。

「新3K」のネガティブなイメージに対して、実際の離職率はそれほど高くないというギャップがあります。

3.人手不足もあるが「優秀な人材不足」が深刻

エンジニア自体の数が不足しているのも当然ありますが、優秀なエンジニアが不足しているというポイントがとくに深刻です。

優秀なエンジニアが不足するのは以下の悪循環が起きていることが理由です。

  • そもそもエンジニアの数が少ないため、社内や転職募集では人が集まりづらい
  • 人材不足のため、IT人材派遣会社からは未経験者を派遣されることも多い
  • あくまで派遣社員のため、人材育成に力を注げない

「人手が足りない」→「優秀な人材が集められない」→「育てることもできない」という三重苦が、IT業界の現場では発生しています。

そのため、企業としてはいかに優秀な人材を育て・確保するかが重要視されています。

逆にいえば、働き手はエンジニアとしての技術をいかに学ぶかというポイントが求められています。

4.経済産業省もIT人材の育成に力を入れている

「優秀なエンジニアの不足」が深刻化している状況に対して、経済産業省は対策に力を入れています。

経済産業省が注力しているIT人材の育成対策は、主に以下のようなポイントでおこなわれています。

  • IT人材の能力の見える化・資格化
  • ハイレベルな若手IT人材の育成・発掘
  • IT人材の待遇改善など、IT産業の魅力の向上

国として対策に力を入れることで、抜本的な人材不足を改善しようという動きが活性化されています。

状況の改善には時間がかかりますが、深刻な状況に対しての対策の動きはすでに始まっているという事実は重要なポイントです。

日本とアメリカのエンジニアではこんなに違う!5つの大きな違い

日本とアメリカの違い

日本のエンジニアをめぐる状況と、諸外国の状況とでは大きな違いが存在します。

社会においての待遇や、働き方の考え方の違いなどがその背景にあります。

そこで、日本のエンジニア事情をより理解するために、とくに日本との差が大きいアメリカの状況と比較してみましょう。

  1. エンジニアの年収は倍近くもある
  2. 世界を代表するIT企業が多く存在する
  3. エンジニアの地位が高い
  4. 長期雇用という概念がない
  5. フリーランスで活躍する人も多く存在する

主な違いは上記の5つです。

ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

1.日本とアメリカのエンジニアの年収は倍近くもある

日本とアメリカのエンジニアでは、年収の待遇に大きな差が存在します。

  • アメリカのITエンジニアの平均年収は1000万円〜1200万円で日本の約2倍
  • アメリカでは全職種の中でITエンジニアが最も平均年収が高い

など、待遇の状況がまったく異なります。

この背景には、アメリカのIT産業が非常に活発であることや、専門性の高い職種ゆえエンジニアの社会的地位が高いことなどの要因が存在します。

2.アメリカには世界を代表するIT企業が多く存在する

アメリカのIT産業が活発である背景のひとつが、大手IT企業が多くアメリカに存在することです。

  • Google
  • Amazon
  • Facebook
  • Apple

などのいわゆる「GAFA」と呼ばれる企業や、Microsoft、最近では動画配信サービスのNetflixなど世界的な代表IT企業がアメリカに集中しています。

これらの企業によりアメリカのIT産業が非常に活発であることから、エンジニアをめぐる状況に違いが生じているのです。

3.アメリカではエンジニアの地位が高い

アメリカでのエンジニアの地位の高さも、日本のエンジニア事情との大きな違いです。

  • アメリカでは大学や大学院でコンピュータサイエンスを専攻しなければならない
  • エンジニアの多くが博士号を取得する

など、エンジニアが誰にでもなれる職業ではないことが、社会的地位が高い要因のひとつです。

また、GAFAに代表される世界的なIT企業の創始者たちも、かつてはエンジニアであったことも影響しているでしょう。

いまや世界を代表する各企業も、いちエンジニアによるベンチャー企業からスタートしています。

このサクセスストーリーが、アメリカでのエンジニアのイメージ・地位を向上させている一因でもあるのです。

4.アメリカには長期雇用という概念がない

アメリカに長期雇用の概念がないことも、日本との大きな違いです。

安定的に雇用を継続できる前提がないために、能力が低いと解雇されてしまう恐れが常につきまといます。

そのためにアメリカのエンジニアは、IT技術の磨き込みに必死に取り組みます。

STEP.1
STEP.1
必死に学ぶ
解雇されないように必死に技術を高める
STEP.2
STEP.2
能力が上がる
学んでいるうちに能力が自然に上がる
STEP.3
STEP.3
評価が上がる
能力が上がり給与が高くなる

というサイクルがアメリカのエンジニア業界には存在するのです。

この環境の違いは、日本のエンジニアと大きく異なります。

5.フリーランスで活躍する人も多く存在する

フリーランスとして独立して活躍するエンジニアが多いのも、アメリカと日本の違いです。

長期雇用の前提がないために、

  • 解雇されないように必死に技術を磨き込む
  • 高い技術が身につくから独立してもやっていける

という循環によって、フリーランスになるエンジニアが多くなります。

ひとつの会社にとどまるのではなく、独立して自ら年収をあげていくという考え方がアメリカに多いスタイルです。


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エンジニア不足に対応するためにおこなわれている3つの取り組み

エンジニア不足に対する取り組み

深刻な日本のエンジニア不足は、今後さらに悪化していく恐れがあります。

IT技術の需要はこの先さらに高まることは明白です。

需要が高まっても、需要にマッチする人材が足りなければそのギャップはますます拡大していくでしょう。

そんな懸念に対応するために、国も対策に乗り出しています。

  1. 小学生からのIT教育の開始
  2. 女性やシニアの活躍を支援
  3. 海外の人材の積極的な活用

上記3つの主な取り組みについて、ひとつずつ見ていきましょう。

1.小学生からIT教育が開始

2020年度から小学生のプログラミング教育が必修化されました。

2030年までに最大79万人のエンジニアが不足する、という長期課題に向けた取り組みです。

あらゆる活動でコンピュータ等を活用することが求められるこれからの社会では、コンピュータ を理解し、上手に活用していく力を身に付けることは、これからの社会ではどのような職業に就くとしても極めて重要

(出典:文部科学省「小学校プログラミング教育の概要」)

プログラミング的思考=論理的思考を身につけるためというのが、この取り組みの目的です。

ですが、遊びやゲームなどを通してITに触れる機会を設けることでITへの理解度を深め、未来のIT人材を育てられると期待されています。

2.女性やシニアの活躍を支援

女性やシニアなどの多様な人材の活躍を支援することも、対策としておこなわれています。

旧来のエンジニアの高齢化による人材不足も課題視されています。

そのため、シニアの活躍に関しては「技術の継承に繋がる」などの期待もされている取り組みです。

一方で、

  • 人件費が高い
  • 離職率が高い
  • 新しい技術への対応力が低い

などの課題も存在します。

長期的対策である「小学生からのIT教育」に対して、短期的な対応策のひとつといえるでしょう。

3.海外の人材の積極的な活用

短期的なスパンで日本のエンジニア不足に対応する対策として、海外人材の積極的な活用は効果的な取り組みです。

海外人材を活用するメリットは以下のポイントです。

  • 海外には働き先がないエンジニアが多く存在する
  • 最先端の技術を取り入れやすい
  • 各国の最新技術の情報収集が取りやすい

インドのエンジニア数は世界最大といわれていますが、インド国内で就職できるのはごく一部です。

ほかにも東南アジアやヨーロッパなどではIT教育が盛んで、多くのIT人材が存在します。

そうした優秀な海外エンジニアを活用することで、エンジニアの数・優秀な人材双方の課題に対処できます。

エンジニアに将来性がある3つの理由

エンジニアに将来性がある理由

日本のエンジニア不足をめぐる状況は深刻なポイントもあります。

一方で、日本においてもIT業界のエンジニアには多くの将来性が感じられます。

その理由が以下の3つです。

  1. ITエンジニアの需要はこれからも高い
  2. ITの市場は拡大を続けている
  3. 最新のIT技術に対応することでスキルの向上とキャリアアップが見込める

エンジニアとして人生を歩んでいこうと考えている方にとって、将来性は重要なポイントです。

ひとつずつ見ていきましょう。

1.ITエンジニアの需要はこれからも高い

ITエンジニアの需要が今後急速に低下するということはないでしょう。

少なくとも2030年までは最大79万人のエンジニア不足が予測されています。

エンジニア不足が深刻ということはすなわち、

  • ITエンジニアの世界は売り手市場が継続する
  • ITエンジニアとして職に困る可能性が非常に低い

ということです。

技術さえ身につけてしまえば安定した職につきやすいという点で、将来性が高いといえるでしょう。

2.ITの市場は拡大を続けている

ITの市場規模は、今後ますます大規模な拡大をしていくでしょう。

その背景にAIの進化や5G通信の普及があります。

現在の家電や時計だけでなく、今後さらにさまざまなモノがIoT(Internet of Things)化していくといわれています。

  • 自動車の自動運転
  • 医療技術のIT化
  • 農業アプリケーションによる農場管理

など、これまでオフラインだったモノがオンラインにつながることで、利便性の爆発的な向上が期待されています。

そうしたIT市場の拡大に、エンジニアの存在は必要不可欠です。

エンジニアの需要は減るばかりか、ますます高まっていくはずです。

3.最新のIT技術に対応することでスキルの向上とキャリアアップが見込める

IT技術は急速に進化を繰り返していくため、技術も変わっていきます。

そのため、最新のIT技術を持ったエンジニアは常に希少価値が高いエンジニアになれるといえます。

最新の技術を常に情報収集し身につけていくのは大変なことですが、

  • 絶えず新しいスキルを身につけ成長することができる
  • 希少価値が高いから年収も上がりやすい

といった、努力に対するメリットが確実に存在します。

自身の成長、報酬の向上という点でも非常に将来性が高い職業であるといえます。

ITエンジニアを目指すならいま!おすすめをする3つの理由

エンジニアを進める理由

エンジニア不足が深刻化しているいまこそ、ITエンジニアを目指すことをおすすめします。

今後さらに需要が高まることが確実なので、待遇などのメリットが多いです。

いまこそITエンジニアを目指すことをおすすめする理由は、以下の3つです。

  1. ITのスキルは専門性が高いので需要が多い
  2. IT業界の年収は高い
  3. リモートワークなど自由な働き方ができる

ひとつずつ見ていきましょう。

1.ITのスキルは専門性が高いので需要が多い

ITエンジニアは誰でもなれる仕事ではありません。

専門性が高いスキルを身につける必要があります。

そのため、求人倍率はほかの職種に比べて常に高い状況にあります。

転職サイトdodaによると、2020年10月時点の職種別の求人倍率トップ3は以下のとおりです。

  • 技術系(IT・通信):6.64倍
  • 専門職:5.63倍
  • 技術系(建築・土木):4.25倍

1人の転職希望者に対して、約7倍の求人募集数があるということです。

この数字が示すように、ITエンジニアの需要はとても高い状況です。

2.IT業界の年収は高い

一般的なビジネスパーソンと比較して、IT業界の年収は高めに設定されています。

  • ITエンジニアの平均年収:446万円
  • ビジネスパーソン全体の平均年収:408万円

(出典:doda「業界別平均年収ランキング」)

専門性が高く、人材自体が不足しているため希少価値が高いと評価されていることが理由です。

最近では優秀なエンジニア確保のため、大手企業が新卒エンジニアに破格の初任給を与えることを発表し話題にもなっています。

ITエンジニアの人材需要が給与の面でも表れています。

エンジニアの給料は高いって本当?エンジニアの給料は高いって本当?平均年収からIT業界を読み取る

3.リモートワークなど自由な働き方ができる

リモートワークなど従来の働き方に縛られない自由な働き方ができるのも、いまエンジニアを目指す魅力です。

  • もともとオンラインに関する作業がメインのため、リモートで仕事がしやすい
  • リモートワークが急速に普及し、会社にいかないケースが増えている

などが背景にあります。

また、独立して活躍しやすい職種のため、フリーランスで自宅で働くケースも多いという特徴もあります。

通勤のストレスなどもなく自由な働き方ができのは、エンジニアならではの魅力といえます。

未経験からエンジニアに転職する3つの方法

未経験からエンジニアになる方法

エンジニアに将来性を感じ、エンジニアとして生きていきたいと感じている方も多いと思います。

専門性が高いスキルが必要な職種ではありますが、未経験からでもエンジニアになることは可能です。

未経験からエンジニアになるための方法をご紹介します。

  1. 本や無料の学習サイトで独学
  2. プログラミングスクールに通う
  3. 転職エージェントに相談する

エンジニアになりたいけど未経験でもなれるのか不安を感じている方は、ぜひ参考にしてください。

1.本や無料の学習サイトで独学

ITエンジニアの知識は専門性が高いですが、もちろん独学も可能です。

プログラミングの学習本を読んだり、無料の学習サイトなどもおすすめです。

以下は人気が高い無料のプログラミング学習サイトです。

自分のペースで専門知識を学べ、自分ひとりで専門性の高い知識に挑戦するので挫折しやすいというデメリットもあります。

2.プログラミングスクールに通う

プログラミングスクールへ通うこともエンジニアになる近道です。

  • 効率的な学習法で学ぶことができる
  • 課題などがあるので強制力が生まれる
  • 一緒に学ぶ仲間もできやすい

などがプログラミングスクールに通うメリットです。

挫折しやすい独学に加えて、より確実にプログラミングの知識を習得できます。

さらに転職サポート付きのプログラミングスクールであれば、知識習得後の転職サポートまで受けることができます。

未経験からエンジニアを目指したい方にとって、強い味方となるでしょう。

3.転職エージェントに相談する

最短でエンジニアになる方法を知りたければ、転職エージェンに相談してみましょう。

転職エージェントに相談するメリットは以下のポイントです。

  • 転職のプロが応募者の適性にあった企業とマッチングをしてくれる
  • 転職するために最低限身につけておいた方がいいことなど、アドバイスをくれる

IT業界に特化した転職エージェントも多いですので、未経験の方が個人で転職活動をするよりも大きなメリットがあります。

エンジニアに転職したいけど、どう進めていいか迷った場合はエージェントに相談してみましょう。

まとめ:IT人材不足はこれからも続く!注目の業界なのでエンジニアを目指してみよう

ITエンジニアの人材不足はいまだけの課題ではなく、これから先もしばらく続くことになるでしょう。

つまりそれは、ITエンジニアの高い需要が今後も継続していくということでもあります。

こうした状況で、ITエンジニアを目指すことはいくつものメリットがあります。

  • ITのスキルは専門性が高いので需要が多い
  • IT業界の年収は高い
  • リモートワークなど自由な働き方ができる

また、ITエンジニアの人材不足をめぐる課題に対して、国もさまざまな方策をおこなっています。

需要のさらなる高まりと待遇改善への期待など、ITエンジニアの世界は注目の業界です。

エンジニアへの転職を検討している人にとっては、いまこそエンジニアを目指すチャンスであるといえるでしょう。

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