仕事のノートのまとめ方で必要なポイント9選!デキる人の条件を徹底解剖

公開日: 2021.03.15
更新日: 2024.01.04
仕事のノートのまとめ方で必要なポイント9選!デキる人の条件を徹底解剖

「仕事のノートのまとめ方が効率よくできる方法を知りたい」
「ノートを開いた瞬間に理解できるほどわかりやすくしたい」

と思うことはありませんか?

ノートをうまくまとめようとしても、きれいに整わず悩みますよね。

では、ノートを効率よくまとめるにはどのような方法があるのでしょうか?

そこで今回は、

  • 効率のよいノートのまとめ方
  • わかりやすいノートのまとめ方
  • まとめやすいノートのフォーマット
  • おすすめのノートのタイプ

について詳しく解説します。

この記事を見ればノートをうまくまとめられるようになり、仕事や学習がはかどるようになります。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

なぜノートは必要?仕事のノートを上手にまとめる3つのメリット

ノートを取る必要性

仕事ができる人は、ノートを活用しています。

なぜなら、ノートを利用すると現状を可視化して整理できるためです。

具体的に、以下のような利点があります。

  1. あとで確認できる
  2. 状況を整理できる
  3. アイデア、To Doを可視化できる

いつの時代でも、目の前にあるアイデアや情報は記録しなければ消えていきます。

消えてしまうアイデアや情報をすくいとり、残すことを可能にするのがノートです。

以下で利点を具体的にみていきます。

1.あとで確認できる

ノートを残しておくことで、ある一瞬に発生した情報をとどめて見返すことができます。

人の記憶とは曖昧なもので、その瞬間は覚えておけると感じても少し時間が経てば忘れてしまうものです。

具体的には、以下のようなことを振り返るツールとして利用できます。

  • 相手の発言
  • 自分の瞬間的なアイデア
  • 周囲の状況

あとでノートを見返すことで、その瞬間に考えていたことが蘇ります。

蘇る記憶を頼りに、新しいアイデアを構築することもできるのです。

2.状況を整理できる

情報社会の現在、情報は目の前をすばやく通りすぎていきます。
そんな中、見聞きした情報だけでは理解が難しい状況を整理するのに役立つのがノートです。

過ぎ去る情報をノートに書き記し、あとで整理してみましょう。

  • 時系列でまとめる
  • 表にしてみる
  • 図式であらわす

このように、一度整理整頓することで、状況をわかりやすく理解できます。

3.アイデア、To Doを可視化できる

ふとした瞬間に思いついたアイデアは、すばらしいアイデアである可能性を秘めていても忘れてしまうことがあります。

アイデアは、瞬間的に以下のように残しておくのがおすすめです。

  • ありのままの概念を言葉や絵で書きあらわす
  • 数単語でもよい

何気ないノートへの走り書きが、思わぬアイデアにつながることもあります。

また、To Doとして整理することも重要です。
To Doとして整理すると、以下のようなメリットがあります。

  • すでに終えたことと取り組むべき課題が一目瞭然になる
  • やり残しを把握できる
  • 優先順位を明確にできるため、順序よく仕事に取り組める

To Doの作成は、仕事の効率化にもっとも貢献する作業のひとつといえます。


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仕事の効率を上げるわかりやすいノートのまとめ方3つの条件

わかりやすいノートの作り方

わかりやすいノートをまとめるには、ポイントがあります。

押さえるべきポイントを理解して、ノートをとるように意識してみましょう。

ここでは、ノートのまとめ方を3つ紹介します。

  1. 再現性の高さ
  2. 振り返りのスピードの速さ
  3. ネクストアクションへの転用

繰り返しポイントを意識しながらノートをとることで、よいノートをとれるようになります。

以下で詳しくみていきます。

1.再現性の高さ

ノートは、書いた当時の自分の思考の記録です。
見ただけで、当時の思考が再現できる内容であることが重要となります。

再現性のあるノートの取り方をしてみましょう。
一度、以下を読んでから、とっておきたい内容をノートに書いてみてください。

  • ノートをとりたい内容、状況を頭の中でかみ砕いて理解
  • 自分が理解しやすい言葉を意識してノートに記載する
  • あとで見返したとき、考えていたことを再現し、ほかの人に説明できるか考える

このとき一番重要なのは、あとで見返したときに、書いた当時の思考を再現できることです。

情報を書き連ねても人に説明できないのであれば、ノートの意味はありません。
「ノートを見れば人に説明できること」を意識しましょう。

2.振り返りのスピードの速さ

ノートは、振り返りしやすいよう簡潔にまとめられるべきです。

見てすぐに内容を理解できるノートにするには、以下を活用しましょう。

  • 箇条書き
  • 図解
  • 記号

とくに図解は、その場で考えたことをビジュアル化でき、内容の理解に役立ちます。

ノートに殴り書いた図をパワーポイントで書き起こせば、そのまま資料にも活用できますね。

3.ネクストアクションへの転用

ノートに現状をただまとめるだけでは生産性はありません。
ノートをとる際には、ノートをとったあとのアクションにも視点を添えつつ現状を書き記します。

ノートは、上手に活用すれば、あなたを「次の行動」に自然に導く役割さえも果たすのです。

STEP.1
STEP.1
現状を整理のうえで理解
STEP.2
STEP.2
今までの反省点ほか、必要な情報をノートに盛り込む
STEP.3
STEP.3
すべての反映事項を踏まえたうえで次のアクションを検討

現状がノート上で整理されれば、次のアクションにどう繋がるのかを理解しやすくなります

結果、効率よく次のステップが踏めます。

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これだけはダメ!やってはいけない仕事のノートのまとめ方3選

やってはいけないノートの取り方

余計なノートの作成は、時間の無駄です。
あとで振り返れないノートであれば作る意味はありません。

この項では、ノートをまとめる際にしてはいけないことを紹介します。

ノート作成の際は、以下の点に気をつけましょう。

  1. 雑にまとめてしまっていて、見返しても内容が理解できない
  2. 情報量が多すぎて見返すのに時間がかかる
  3. 事実だけを書き連ねる

以下で詳しくみていきます。

1.雑にまとめてしまっていて、見返しても内容が理解できない

見返しても内容が理解できない

まとめかたが雑な方にありがちなノートのまとめ方に以下のようなものがあります。

  • ノートをさまざまなものに書き記し、情報が散らばりどこに何を書いたかわからない
  • 見聞きしたことをそのまま書きとめようとし、書ききれず要点が不明
  • 雑すぎて、内容が読み取れない

このように、見返しても意味が理解できないノートは作成の意味はありません。

ノートを読んで、当時見聞きしたことを再現できなければならないのです。

2.情報量が多すぎて見返すのに時間がかかる

情報量が多すぎて見返すのに時間がかか

ノートを開くと、長い文章が並んでいて読むことすら大変そうに思えるのがこのケースです。

まとめられている内容があまりにも多すぎると、要点がどこなのか判別できません。

このようなノートを作成する人にありがちな傾向が以下です。

  • 見聞きしたことの要点が理解できていない
  • 見聞きしたことをすべてノートに記載しようとしている
  • 理解した概念を、図解、記号、グラフなどを用いてノートに残すことを意識していない

字面を追うのは、時間を要するものです。

情報量が多すぎて見返すのに時間がかかるノートは、仕事の効率を下げます。

3.事実だけを書き連ねる

事実だけを書き連ねる

事実だけを書き連ねるノートも、将来的には役に立たないノートになります

以下のような特徴が、このタイプのノートに見られるものです。

  • だらだらとした文章
  • 要点がない
  • 思考の形跡が無い
  • 次のアクションに繋がらない

ノートは思考の結果でもあります。

話の要点が見えず、内容から次のアクションに繋げられないノートであれば、作成する意味は無いのです。


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仕事ができる人がやっている!仕事のノートのまとめ方8つのポイント

できる人のノートの取り方

仕事ができる人は、いくつかのポイントを押さえてノートを作成しています。

そのポイントを意識することで、ノートの機能性を高めましょう。

具体的には、以下のような内容です。

  1. 1ページに1日分の内容を書く
  2. 忘れる前提で書く
  3. ポイントを絞り、簡潔に書く
  4. 大きな文字で書く
  5. 色分けする
  6. フォーマットを統一して効率をあげる
  7. ノートの前後を活用し、機能を分ける
  8. 過去のノートを電子化する

これらのポイントを意識しながら繰り返しノート作成に取り組むと、統一性のある見やすいノートができあがります。

下記で詳しくみていきます。

1.1ページに1日分の内容を書く

ポイントは、1ページに多すぎる情報を書き込まずに、ページをすっきりさせることです。

1ページに1日分の内容であれば、情報を1ページに入れこめます。

それぞれの日に起きたことを振り返りやすくもできるでしょう。

以下のポイントを踏まえ、頭の中を整理しましょう。

  • 日付
  • ポイントを箇条書きで記載

情報量が増えすぎるようであれば、余裕を持って次のページにすすむようにしましょう。

十分に余白をあけ、記載した文字を読みやすく書くことも重要です。

2.忘れる前提で書く

人が記憶できる情報には限界があります。

普通の人にとっては、何日か前に記憶したことを事細かに思い出すのは簡単ではありません。

そんなときノートは唯一の「現在の記憶をあとで呼び戻すための情報源」となります。

そのためノートの作成にあたっては、以下のことを意識しましょう。

  • 記載したことは再現性があるか
  • 記憶がない状態でも書いてあることで意味がわかるか

「記憶を失った未来の自分」が読んで理解できるかを意識して書きます。

3.ポイントを絞り、簡潔に書く

ノートをとる際は、いかに簡潔にできるかを意識するのがポイントです。

図や記号を用いて、ビジュアル的に理解しやすい内容にしてもよいでしょう。

以下のポイントを意識すると、簡潔なノートを作成することができます。

  • 要点を箇条書き
  • 大事なポイントは、色や記号をつける
  • 文章はポイント中心に短め

だらだらとした長い文章は避けましょう。
短い文章の方が、理解がしやすいです。

4.大きな文字で書く

ノートを作成する際は、大きな文字ではっきりとした文字を意識します。

なぜなら、小さな文字では、あとですばやく読めないためです。

行間が狭すぎたり、文字と文字の間が狭すぎてもあとで読みにくさを感じます。

あとで情報の読み取りに時間を要するのを避けるため、見やすさを意識することも重要です。

5.色分けする

ノートに色付きのペンを利用すると、重要なポイントがひとめでわかるようになります。

一方で、さまざまな色を使いすぎると、何が重要なのかわからなくなることに繋がります。

使うとすれば2,3色ほどにとどめましょう。

毎回同じ色のみを使えば、統一感のある見やすいノートに仕上がります。

6.フォーマットを統一して効率をあげる

最初からフォーマットを統一しておくことで、書き込む内容を決める手順を省くことができます。

例えば、一般的にフォーマット化できるのが以下のような内容です。

  • 日付
  • 場所
  • タイトル
  • 見出し

フォーマットを統一すると、全体的に整った体裁になり、見やすくなります。

また、あとでカテゴリー化する必要が生じた際も、日付やタイトルがあることで情報を整理しやすいです。

7.ノートの前後を活用し、機能を分ける

ノートを前と後ろから同時に使うユニークな利用法をご存じでしょうか。

前の見開きからは、通常のノートとして内容を整理しつつ記入します。

一方で後ろのページからは、咄嗟に何かを書き込まなければならない時に急いで書きこむために利用するのです。

  • 突発的に閃いたアイデア
  • 誰かに突然言われたこと
  • 忘れてはいけないこと

これらのことを書くときは時間が無く、丁寧にメモをしている時間がないこともあるでしょう。

後ろのページにとりあえず言葉をメモしておくことで、書き殴った内容を後から前面のページにきれいにまとめることができます。

8.過去のノートを電子化する

作ったノートを参照する機会の多い人もいるでしょう。

そんな方には、ノートの内容を電子化するのがおすすめです。

電子化にはいろいろな方法があります。

  • ノートの内容をスキャン
  • 最初からiPadでアプリにノートを電子的に保存

電子化すれば、紙では難しい大量のデータを相当量保存することが可能になります。

携帯電話やPCにデータを保存しておけば、いざというときに情報を引き出せて便利です。

いますぐ取り入れたい仕事のノートを上手にまとめる3つの基本フォーマット

ノートを取る上で覚えておきたいフォーマット

ノートをまとめるにあたっての、基本的なフォーマットを3つ紹介します。

いずれかのフォーマットを利用することで、すっきりと理解しやすいノートをまとめることができます。

  1. コーネル式ノート術
  2. 分割式ノート術
  3. 3ワードノート術

以下で詳しくみていきます。

1.コーネル式ノート術

コーネル大学の教授であったウォルター・パーク氏が提案したノート術です。

紙面を3つに区切るのが特徴です。

  • キーワード:重要な言葉、疑問、補足情報を記載
  • ノート:内容を記録するために利用
  • サマリー:全体の簡潔な要約

あとで見聞きしたことを覚えているか確認する際には、キーワードとサマリーを確認すれば重要なポイントが掴めます。

効率的にポイントをまとめるために有効なノート術です。

2.分割式ノート術

分割式ノート術には、いくつか種類があります。

ここで紹介するのは、2つと3つに分ける場合の例です。

2つに分ける場合は、以下のように分けます。

会議や打ち合わせの際に役に立つレイアウトです。

  • 左側…発言予定内容を箇条書きで記載
  • 右側…箇条書きと同じ列に、協議後の結果を記載

3つに分ける場合は、ノート見開き全面を利用します。

ビジネスで企画書を作成する前などに便利なノート術です。

それぞれの項は、以下のように利用します。

  • 1列目…内容
  • 2列目…概要まとめ
  • 3列目…その次に予定できるアクション

協議の概要から次のアクションに繋がるまでの流れを一覧で確認することが可能です。

いずれの方法も、用途に合わせ、ノートを機能的に使うためにスペースを分割して利用します。

3.3ワードノート術

ワードノート術

3ワードノート術は、記憶したい情報を確実に自分に記憶させるためのノート術です。

以下のものを利用します。

  • 大きめのノート
  • 黒ペン
  • 色ペン(3色)

やり方は、以下のとおりです。

まずは、本などの覚えたいページを選びます。

  • ノートの左側1/3にスペースを作る
  • 右側2/3のスペースの一番左隅にページ番号を記入する
  • ページ番号下の行の2/3のスペースを3分割し、覚えるべき内容のキーワードを1つずつ、計3つ記載する。

スペースは、あとで復習した際にいろいろと書き込むためのスペースです。

その後復習をおこないますが、2回目以降ノートに書きこむ際は違う色のペンを利用します。

以下のように毎回色を変えます。

  • 学習時…黒
  • 1度目復習時…青
  • 2度目復習時…緑
  • 3度目復習時…赤

復習の手順は以下のとおりです。

STEP.1
STEP.1
3つの単語をみて、人に説明できるほどに思い出せるか確認
思い出せたら 〇を記入、思い出せないなら×を記入 ×→STEP2へ
STEP.2
STEP.2
本を再読
単語を2,3個書き足す/次に復習したときにヒントとなる質問を左側の1/3のスペースに記入

この手順を繰り返します。

読んだことを何度も思い出そうとすることで理解が深まり、脳にしっかりと記憶することができます。

仕事のノートを効率的にまとめられるおすすめのツール

おすすめのノートのタイプ

ノートを効率的にまとめられるおすすめのノートタイプを紹介します。

アナログな紙媒体では、方眼紙タイプが人気です。

一方で、今は紙ノートのように活用できるデジタルデバイスもあります。

ここでは、以下の3つを紹介します。

  1. 方眼紙タイプ
  2. Evernoteなどのノートアプリ
  3. iPadなどのタブレット

自分の仕事や用途に合わせ選択しましょう。

以下で詳しくみていきます。

方眼紙タイプ

アナログで、昔ながらのペンの感触を求める人におすすめです。

方眼紙タイプのノートには、以下のようなメリットがあります。

  • 方眼紙のマス目を利用し、きれいにノートをまとめることができる
  • グラフや表を描きやすい

方眼紙にイメージを描けば、そのあと方眼紙に描かれたイメージに合わせパワーポイントなどの資料作成に取り掛かることができます。

Evernoteなどのノートアプリ

Evernoteはオンラインで利用できるノートです。

以下のようなものをすべて保存可能です。

  • テキスト
  • 画像
  • Webページ
  • PDFファイル

画像で取り込んだデータも、きれいにPDF化してくれます。

手書きで書いたものもEvernoteに保存することも可能です。

アナログ、デジタルを選ばずなんでも保存できる優秀なアプリです。

入れ込んだデータは、あとで整理整頓もしやすくなっています。

iPadなどのタブレット

iPadなどのタブレットもノートとして利用できるデバイスです。

それぞれのデバイスの別売りペンを利用すれば、普通紙にペンで情報を書き込むかのようにノートをとることが可能です。

このペンの使い心地は、まったく普通のペンと変わりません。

書きこんだデータは、PDFで保管することもできます。

まとめ:ノートのまとめ方をマスターできれば学習効率も上がる

ノートを上手にまとめるために、知っておくべきポイントを紹介しました。

ぜひ、ここで紹介した方法を利用してノートを作成してみてください。

とくに以下の点が重要です。

  • 内容の再現性を追求してまとめる
  • 簡潔に、大きな字で書く
  • 統一的なフォーマットと色使いにする

利用しやすいノートをまとめられるようになると、新しいことを学習する際にも役立ちます。

もし、何か新しいスキルを得ることを考えているのであれば、ぜひこのノート術を活用して技術習得に挑戦してみてください。

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