仕事に責任感がある人の特徴10選を解説!面接でアピールするポイント3つも紹介
仕事では、責任感を持って取り組むことが良しとされます。
しかし、「責任感と言われても、よくわからない」と感じることはないでしょうか。
「仕事に責任感がある人ってどういう人?」
「責任感があると何がいいの?」
「責任感があることは面接でアピールできる?」
そんな疑問を持つ方もいるでしょう。
今回は、
- 仕事に責任感がある人・ない人の特徴
- 仕事に責任感があるメリット
- 責任感の強さを面接でアピールするポイント
などについてご紹介します。
責任感を身につけると、普段の仕事でも信頼されやすくなり、キャリアにも前向きに影響しますよ。
「仕事への責任感について詳しく知りたい!」という方は、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。
仕事に責任感がある人の特徴10選
さっそく、仕事への責任感について見ていきましょう。
責任感は、自分のやるべき務めを重んじ、果たそうとする気持ちのことです。
しかし、それでは少々わかりにくいですよね。
「仕事の責任感がある人ってどんな人?」と疑問に思うのも当然でしょう。
ここでは、仕事に責任感がある人の特徴10選をご紹介します。
仕事に責任感がある人の特徴を参考に、理解を深めていきましょう。
1.真面目な性格
責任感がある人は、真面目な性格であることが多いです。
真面目な性格とは、真心があり誠実な性格なことを意味します。
- 手を抜かない
- 途中で投げ出さない
などはもちろん、目の前の仕事に向き真剣に合おうとする姿勢がありますよ。
与えられた役割を果たそうと一生懸命になり、目の前のお客様のためにできることを考えます。
2.向上心がある
責任感がある人の特徴として、向上心があることが挙げられます。
常に「もっと成長したい」「より良い成果を出したい」と考え、行動することが多いです。
どんな仕事でも高い志を持って取り組むので、ストイックに見えるでしょう。
自分自身に厳しい一面もありますが、目標に向かって努力し達成することを楽しめます。
3.完璧主義
責任感が強いと、完璧主義である傾向にあります。
やるべき仕事をしっかり遂行しようとして、完璧を目指すのです。
完璧主義の人は、ただ終わらせればいいという考え方ではなく、仕事に対する質を重視します。
中途半端なクオリティでは責任を果たしたと思えず、自分が考える理想を実現しようという考えです。
仕事に対する理想に近づこうと努力し、邁進します。
4.目標を設定している
責任感がある人は、仕事の目標を設定し、達成するというステップを踏みます。
目標を設定することで、自分が果たすべき役割を明確にしているのです。
設定した目標を達成するために、何が必要かを細かく考え、実現性を高めます。
主体的に行動計画を立てて、やると決めたことを実行する工夫を怠りません。
5.時間や約束を守る
責任感がある人は、時間や約束を守るという特徴があります。
仕事では、時間や約束を守ることが社会人として求められる能力の1つです。
始業時間には余裕を持って出社し、時間に遅れることはありません。
また、商談などの大切な約束だけでなく、ちょっとした口約束なども覚えています。
責任感の強さから、時間や約束をしっかり守ろうとするのです。
6.自分のミスを認められる
自分のミスを認めるのは難しいことです。
責任感のある人ほど、自分のミスを認められる傾向にあります。
仕事でミスをすると、つい「相手にも問題があるでしょ」「こんな仕事量を任せられたらミスしても仕方ない」と逃げて考えることってありますよね。
しかし、責任感のある人は、ミスしたことを自分の問題だったと誠実に認め、反省します。
さらに二度と同じミスを繰り返さないよう、今後のための対策を講じるのです。
責任感のある人は、自分の非を認める勇気や覚悟があるといえます。
自分のミスを認められれば、そのぶんだけ自分の成長につながりますよ。
7.苦手なことも努力する
人には得意なこともあれば、苦手なこともあるものです。
責任感がある人は、自分が苦手なことでも努力することで、前向きに取り組みます。
自分のやるべきことを果たすためには、苦手なことを乗り越える必要があると考えるのです。
「苦手だからやらない」と考えるのではなく、自分の役割として認識し、励みます。
たとえば、苦手なプレゼンでも資料をわかりやすくしたり、印象的な話し方を練習したりと、できることは多いです。
得意や苦手にかかわらず、物事に向き合う姿勢を持っているため、あらゆるスキルを身につけられます。
8.ルールを守る
会社で働いていると、さまざまなルールやマナーがありますよね。
責任感がある人は、基本的な姿勢としてルールを守ります。
ただ盲目的にルールを守るのではなく、ルールの目的や背景を理解しようとし、遵守する姿勢があるのです。
気持ちのゆるみなどでルールを破ることがなく、周囲からはしっかりしていると評価されます。
「バレなければいいや」と考えることはありません。
誰が見ていても見ていなくても、自分の責任としてルールを守ろうとします。
9.嘘をつかない
社会人でもときには嘘をつくことがあります。
一方で、嘘をつかないことも責任感がある人の特徴です。
自分の都合よく真実を隠すことは、誠実な態度ではありません。
責任感がある人は、自分の損得に関係なく、事実をもとに相手に伝えます。
嘘をついていると、周囲から「あの人は信用できない」と思われるようになるでしょう。
できないことを「できる」、知らないことを「知っている」と言うような、見栄をはった嘘も言いません。
10.陰口を言わない
会社によっては、陰口の多い職場もあるでしょう。
しかし、責任感がある人は陰口を言いません。
責任感がある人は、自分の発言にも責任を持っています。
そのため、本心で思っていないことは言わず、思っていることは本人に直接伝えます。
こそこそと陰口を言う行為は、相手に対して不誠実です。
また、陰口は噂として独り歩きしがちなので、無責任になりやすいもの。
誰かが陰口を言っているからといって流れや雰囲気で同調したり、自分も言ったりすることはありません。
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仕事に責任感がない人の特徴5つ
仕事に責任感がある人の特徴をお伝えしました。
特徴を知って「自分は責任感がないように思う」という方もいるかもしれません。
仕事の責任感がないと、周囲から信頼されず、人間関係やキャリアに悪影響が出る可能性が高いです。
もし、仕事の責任感がない場合は、まず自覚することが大切になります。
ここでは、仕事に責任感がない人の特徴を5つご紹介します。
- 言い訳が多い
- ミスを人のせいにする
- 当事者意識が弱い
- 気持ちに余裕がない
- 途中で投げ出してしまう
それでは見ていきましょう。
1.言い訳が多い
「でも」「だって」が口癖になっていないでしょうか。
仕事に責任感がない人は、言い訳が多いという特徴があります。
まずは、自分のミスを認めて反省しなければなりません。
もちろん、納得できないことや理不尽に思うこともあるでしょう。
事情があるときは、相手にわかりやすく説明することも大切です。
しかし、最初から事情の説明ばかりでは、聞いている側は言い訳がましく感じます。
「自分に不足していた点はなかったかな?」と考え、ミスを認める姿勢を持ちましょう。
2.ミスを人のせいにする
ミスを人のせいにすることも、責任感がない人の特徴です。
自分のミスを素直に認められないため、つい自分以外に責任を押し付けようとするのです。
- 始業時間に遅刻したのは、電車が遅れたせい
- 会議資料が間に合わなかったのは、上司からの指示が遅かったせい
- 発注ミスがあったのは、先方の聞き間違いのせい
上記のように考える癖がついていないでしょうか。
責任感があれば、どれも自分の行動次第で結果は変わったと考えられます。
ほかの人や事柄のせいにせず、自分の問題だと自覚することが大切です。
3.当事者意識が弱い
責任感がない人は、物事を自分のこととして考える当事者意識が弱い傾向にあります。
自分は物事の当事者であるという意識が弱いと、「自分とは関係ない」と切り離して考えるでしょう。
周囲に無関心で仕事をしていては、独りよがりの行動になります。
結果として、周囲とうまく連携できない、チーム全体がトラブルを回避できないという問題になることも。
自分に関わりのある必要最低限の仕事しかしない姿勢は、職場の輪を大きく乱します。
4.気持ちに余裕がない
責任感がない人の特徴として、気持ちに余裕がないことが挙げられます。
後先を考えない無計画さから、仕事の進め方がギリギリで、いつも追われているような状態です。
新しい役割や業務を請け負う余裕がないため、いざ任されても遂行できず、逃げたいと感じてしまいます。
そのために自分に自信がなく、余計に気持ちの余裕がなくなるという悪循環に陥っているのです。
5.途中で投げ出してしまう
責任感がない人は、仕事を途中で投げ出してしまうこともあります。
最後までやり遂げる根気がないのです。
バイトを無断でやめたり、会社を無断で欠勤したりする人っていますよね。
責任感がないと、請け負った仕事や役割を「最後までしっかりやろう」と考えられず、途中で諦めたり投げ出したりしてしまいます。
自分本位に物事を考え、「もういいや」「やめたい」と一度考えたらあとのことまで責任をとろうとしません。
仕事に責任感があるメリット3つ
仕事の責任感がない人の特徴についてお伝えしました。
もし当てはまる特徴が多い場合は、改善を意識したほうがいいでしょう。
「仕事の責任感があると、何がいいの?」と疑問に思う方は、メリットを理解しておきましょう。
仕事に責任感があることで得られるメリットは大きいです。
ここでは、仕事に責任感があるメリットを3つご紹介します。
- まわりから信頼される
- 仕事で成果を出せる
- 最後までやり遂げられる
1つずつご説明していきましょう。
1.まわりから信頼される
責任感があると、「仕事に対して真面目で誠実な人だ」とまわりから信頼されます。
周囲からの信頼を得ていると、
- 大事な仕事や役割を任されやすい
- 周囲に協力してもらいやすい
- 働きに期待してもらいやすい
などあらゆる面で仕事がしやすくなります。
また、成果を上げやすくなるため、キャリアアップや給料アップにもつながる可能性がありますよ。
仕事面でも人間関係面でも、自分にとって快適な職場環境になるでしょう。
2.仕事で成果を出せる
責任感があると、仕事で成果を出せるようになります。
たとえ難しく苦手な仕事でも、自分なりに努力して向き合うことが強みです。
おのずとスキルアップができ、スキルが高まるほど良い成果を出せるでしょう。
また、信頼もあることから、大きな仕事を任せられ、周囲の協力も得られます。
自身の能力を高めつつ、レベルの高い仕事に挑戦していけるため、どんどん成果を出せるようになりますよ。
ポジションや収入を高めることもより現実的になります。
3.最後までやり遂げられる
責任感があれば、何事も最後までやり遂げられるようになります。
途中で諦めて逃げてしまうことで、自己肯定感が下がる人は少なくありません。
何かを最後までやり遂げる経験は、達成感を得られ、自分の自信につながります。
自信がつけば気持ちにも余裕が生まれ、いっそう責任感を持って物事に取り組めますよ。
「今の働き方に不満はあるけど、日々の業務が忙しくてゆっくり考える時間がない…」
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仕事に責任感がありすぎるデメリット3つ
仕事の責任感があるメリットについてお伝えしました。
まわりからの信頼や成果は、長期的なキャリアにもつながります。
しかし、「責任感はあるほど良い」というわけではありません。
仕事に責任感がありすぎると、不利益を被ることもあります。
ここでは、仕事に責任感がありすぎるデメリットを3つご紹介しましょう。
- どんなことも自分のせいにしてしまう
- 人に弱みを見せられない
- 柔軟な対応ができない
さっそく見ていきます。
1.どんなことも自分のせいにしてしまう
仕事に対する責任感がありすぎると、他人と自分の境界線が曖昧になり、どんなことも自分のせいだと思いこんでしまいます。
あらゆる場面で自責思考を持つことは大切ですが、行き過ぎはストレスの原因です。
また、物事を客観的に判断することができず、問題の原因を見極められなくなります。
問題を繰り返さないためには、冷静に原因を切り分け、適切な対処をすることが大切です。
仕事のためにも自分のためにも、強すぎる自責思考には注意しましょう。
2.人に弱みを見せられない
責任感が強すぎる人は、人に弱みを見せられなくなります。
「責任を持って自分で最後までやり遂げよう」という意識が強いため、他人に助けを求めにくいのです。
しかし、仕事は社内全体が協力し合って進めていくもの。
1人で抱え込んでいては、自分だけに無理がかかることになるでしょう。
人は弱みを見せ合うことで、より信頼し合え、関係性が深まるという面もあります。
また、ほかの人に協力をお願いすることは、相手を信頼しているとも受け取られますよ。
責任感で押しつぶされるのではなく、周囲と互いに協力し合うことが大切です。
3.柔軟な対応ができない
責任感がありすぎるあまり、マニュアル通りにしか行動できず、柔軟な対応ができないこともあるでしょう。
頭が固く、「これをしなければならない」と強く思い込みます。
真面目に仕事にあたることは良いことですが、より重要なのは何のための仕事なのかを理解することです。
目的を理解していれば、やり方が柔軟に変わっても問題ありません。
責任感の強さを面接でアピールするポイント3つ
責任感のメリット・デメリットについて見てきました。
仕事では、バランスの良い責任感を持つことが大切です。
仕事の責任感があることは、転職などの機会でも強みになります。
アピールの仕方を知り、有効に活用できるようにしておきましょう。
ここでは、責任感の強さを面接でアピールする3つのポイントをご紹介します。
- 具体的なエピソードを語る
- どのように身につけたのかを話す
- 仕事にどう活かせるのかを伝える
詳しく見ていきましょう。
1.具体的なエピソードを語る
責任感の強さをアピールするときには、具体的なエピソードを語ることがポイントです。
ただ言葉で「責任感がある」と言っても、根拠となるわかりやすいエピソードがなければ相手に伝わりません。
- 数字を用いる
- 役職名や業務内容を簡単に説明する
- 責任感の強さがどう役立ったかを伝える
上記のことを意識すると、具体的なエピソードになりやすいでしょう。
具体的なエピソードで語れば、責任感の強さを納得感を持たせて伝えられますよ。
2.どのように身につけたのかを話す
面接では、責任感の強さをどのように身につけたのかも伝えましょう。
責任感の強さを身につけるに至った原体験や努力を話すことで、面接官のあなたに対する理解が深まります。
あなたがどんな経験から責任感の重要性を学び、身につけたのかを知ることで、面接官はあなたを見極めようとするでしょう。
原体験や、そこから考えたこと、身につけるためにとった行動などをわかりやすく伝えることが大切です。
3.仕事にどう活かせるのかを伝える
アピールでは、自分の責任感の強さを仕事にどう活かせるかを面接官にイメージしてもらうことが大切です。
仕事に役立たてられなければ、高い能力があってもそれほど評価されません。
あなた自身の責任感の強さを活かして、仕事や企業にどのように貢献できるのかをしっかりアピールしましょう。
責任感と言ってもさまざま、活かし方も人それぞれです。
仕事への活用を意識して話せるようにしておきましょう。
まとめ:仕事において責任感は重要な要素
今回は、仕事の責任感についてご紹介しました。
仕事において責任感があることは、周囲からの信頼を得て成果を出すために重要な要素です。
責任感はある人もいればない人もいますが、完全にあるなしでわけることはできません。
まずは、あなた自身の仕事に対する姿勢や責任への考え方を振り返り、自覚しましょう。
その上で、責任感を高め、普段の仕事や転職のタイミングなどで活かしてくださいね。