エンジニア向け職務経歴書の書き方!転職前にすべき5つの自己分析も紹介

2024.01.29
エンジニア 職務経歴書

「職務経歴書のフォーマットや書き方が知りたい」
「エンジニア未経験で何をアピールしたらいいか分からない」

と思うことはありませんか?

企業に好印象を与えるために、職務経歴書に何を書けばいいのか迷ってしまいますよね。

また、エンジニア未経験者はどのようなポイントをアピールすれば効果的なのでしょうか?

そこで今回は、

  • 職務経歴書を書く前にやるべき準備
  • エンジニアが職務経歴書に書くべきこと
  • エンジニア未経験者が職務経歴書でアピールするべきこと

について詳しく解説します。

この記事を見れば、企業に好印象を与える職務経歴書が完成します。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

エンジニア転職にはスキルがひと目でわかる職務経歴書は重要

エンジニア転職はスキルがひと目でわかる職務経歴書は重要

職務経歴書には、職務概要や職務経歴、スキルなどを分かりやすくまとめる必要があります。

IT業界は専門性が問われる業界であり「どのような経験をしてきて、どのようなスキルを身につけているか」が重要な要素として見られるからです。

したがって、企業側が知りたい情報が職務経歴書に記載されていないと、それだけで転職成功の可能性が低くなりかねません。

  • 職場要約
  • 職務履歴
  • 所持している資格やスキル
  • 自己PR

上記のように、企業側が知りたい情報を網羅しながら職務経歴書を完成させる必要があります。

職務経歴書は使い方次第で、自分をアピールするツールにもなるので時間をかけてでも自分が納得いくものを作成するようにしましょう。


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「職務経歴書を書く前に自己分析」転職活動前にリストアップすべき5つの項目

転職活動前に確認すべきこと

職務経歴書を作成するために、まずは自分の経歴や培ったスキルなどを時系列で振り返る必要があります。

時系列で「何をやってきたか」をまとめておくことで、自身のアピールポイントが明確になるからです。

具体的には、以下の項目をリストアップしていきます。

  1. 関わってきたプロジェクトの規模と貢献度
  2. プロジェクトで担当したフェーズ
  3. テクニカルスキル
  4. テクニカルスキルの中での得意分野
  5. テクニカルスキル以外のアピールポイント

納得感のある職務経歴書を作るためには、これまでの経歴やスキルなどの棚卸は必須です。

どのような内容をリストアップするべきかについて、詳しく解説していきます。

ワークライフバランス転職のアイキャッチ転職でワークライフバランスを実現する方法とは?面接で使える回答例3つも紹介

1.関わってきたプロジェクトの規模と貢献度

まずは、過去に関わってきたプロジェクトを時系列的に洗い出していきます。

その際、プロジェクトの規模と貢献度を具体的に記載して、分かりやすく伝えることがポイントです。

「プロジェクトの規模」は、以下の項目を洗い出しましょう。

  • プロジェクトの概要
  • プロジェクトの開始・終了年月日
  • プロジェクトチームの人数
 

「貢献度」は、以下の項目を洗い出しましょう。

  • どのような立場で(リーダーなど)
  • どのような業務をしていたか
  • どのような役割を果たしていたか

プロジェクトチームの人数や、業務内容、チームの中での役割などをできるだけ具体的に伝えることで、企業もイメージがしやすくなります。

とくに、複数のメンバーをマネジメントした経験は、企業へのアピールになるので忘れないように記入しておきましょう。

2.プロジェクトで担当したフェーズ

プロジェクトの中で、どのフェーズを担当していたかを具体的に洗い出しておきましょう。

ひと言でシステム開発といっても、上流・下流のどの部分に関わっていたかによって、実際の業務内容は異なってくるからです。

具体的には、下記のようにどのフェーズを担当していたかを記載していきます。

  • 要件定義
  • 基本設計
  • 開発
  • テスト
  • 運用保守

たとえば、要件定義を担当することが多かった場合、顧客とのコミュニケーション能力をアピールできるでしょう。

反対に、開発を担当することが多かった場合は、テクニカルスキルをアピールできます。

フェーズごとに業務内容や求められるスキルもさまざまなため、効果的に企業へアピールしましょう。

3.テクニカルスキル

自身の業務の中で、扱ってきた言語、データベース、フレームワーク、OSなどの情報を洗い出していきます。

採用する側にとって「どのようなテクニカルスキルをもっているか」は重要な情報だからです。

テクニカルスキルを洗い出す際には、スキルに対する理解度を伝えることを意識しましょう。

ただ単に「私はこの言語や、このデータベースを使えます」と伝えるだけでは、アピールとしては十分ではありません。

  • なぜそのスキルを深めようと思ったのか
  • 求められる要件や期限に対して、なぜその言語を選択したのか
  • そのデータベースを扱うことでプロジェクトにどのように貢献したか

上記のように、テクニカルスキルだけではなく、理解度の深さや思考も合わせて洗い出しておきましょう。

4.テクニカルスキルの中での得意分野

自分がもっているテクニカルスキルの中で、得意な分野をリストアップしておきましょう。

自信をもってアピールできるポイントをあらかじめ把握しておくことで、面接を戦略的に進められるからです。

得意な分野をリストアップする際には、以下のポイントが重要です。

  • その分野の経験年数
  • 経験したプロジェクトの規模
  • その分野で生み出した成果 など

上記のように、できるだけ定量的に洗い出しておくことで、採用担当者にも伝えやすくなります。

会社によっては、求めているスキルが違うことも多いので、得意な分野をできるだけ複数リストアップしておくことをおすすめします。

5.テクニカルスキル以外のアピールポイント

テクニカルスキル以外のアピールできるポイントも、事前に洗い出しておく必要があります。

顧客との折衝や、プロジェクトメンバーとの協力など、エンジニアの仕事は1人で完結することは難しいからです。

具体的には、以下のようなスキルをリストアップするといいでしょう。

  • メンバーと協力して、プロジェクトを推進したリーダーシップ
  • 納期や予算の調整といった顧客との折衝能力
  • 特定業界に対する業務の深い知識 など

テクニカルスキル以外でも企業にアピールすることは可能ですので、しっかりとリストアップするようにしましょう。

「職務経歴のテンプレートは3種類」キャリアに合わせて選ぶことが大切

経歴書のテンプレート

職務経歴書には決まったフォーマットはありません。

しかし、一般的には3種類の形式で書かれることが多いです。

なぜならアピールしたいポイントや、転職回数などによって形式を使い分けた方が効果的だからです。

一般的によく使用される形式は以下のとおりです。

  1. 編年体形式
  2. 逆編年体形式
  3. キャリア形式

自分のキャリアや現在の状況に合わせて、どの形式を使うべきかを選択することが重要となってきます。

それぞれの形式の特徴を詳しく解説していきます。

1.編年体形式

もっとも一般的に利用されているのが、編年体形式というフォーマットです。

編年体形式は、時系列順に所属企業や業務内容などを記載していく形式となります。

キャリアや身につけたスキルがひと目でわかるため、今までの経験を活かして転職したい人がよく利用する様式です。

編年体形式のメリットは以下のとおりです。

  • 履歴書と照らし合わせながら見ることができる
  • もっとも一般的に利用されているフォーマットのため、面接官が見慣れている

とくに指定が無ければ、編年体形式で職務経歴書を作成しておけば間違いはありません。

2.逆編年体形式

 逆編年体形式は、編年体形式とは対照的に直近の職務履歴から記載していくフォーマットです。

逆編年体形式は、以下のような人が利用すると効果的です。

  • 社会人経験が長いため、経歴をコンパクトに伝えたい人
  • 直近の業務の経験やスキルをアピールしたい人

社会人経験が長いと、すべての経歴を細かく記載しても企業へのアピールにはなりにくいです。

また、直近の業務の経験やスキルが転職先でも評価される可能性が高い場合、逆編年体形式で記載することによって効果的にアピールができます。

したがって逆編年体形式を使う場合は、企業側にアピールしたい点を明確にしておくことを意識しましょう。

3.キャリア形式

キャリア形式とは、業務内容や参加したプロジェクト単位で職務経歴を記載していく形式のことです。

キャリア形式のメリットは、どんな経験やスキルを身につけているかが分かりやすいという点です。

したがって、スキルアップのために転職を多く経験した人が使うべきフォーマットだといえるでしょう。

しかし、いつどのような経験を積んできたかが分かりにくいというデメリットもあるので利用にあたっては注意が必要です。


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職務経歴書を書く際に確認すべき7つの項目

職務経歴書で確認すべきこと

基本的に職務経歴書に記載する項目は自由です。 

しかし、下記の7つの項目を記載することで、分かりやすく伝わりやすい職務経歴書ができます。

  1. 職務要約
  2. 活かせる経験・知識・技術
  3. 企業に評価されやすいアピールポイント
  4. 職務経歴の詳細
  5. 自分が持っているテクニカルスキル
  6. 過去に取得した資格
  7. 自己PR

あらかじめリストアップしておいた、自分の経歴やアピールポイント、テクニカルスキルを職務経歴書に落とし込んでいきましょう。

以下、それぞれの項目について詳しく解説していきます。

1.職務要約

職務要約とは、経験してきた業務やプロジェクトの概要、実績などを簡潔にまとめたものです。

あくまで要約なので、長くなりすぎないようにコンパクトにまとめることを意識しましょう。

具体的には、以下の項目を職務要約に記入していきます。

  • 経験業務
  • 開発環境、開発言語
  • 業務での実績
  • 参加したプロジェクトの概要と規模
  • マネジメント経験 など

職務要約は、職務経歴書の冒頭に記載することが多いため、アピールしたい項目を端的に、数字を交えながら記載しておきます。

2.活かせる経験・知識・技術

転職先でも活かせる経験や、業務を通じて身につけてきた知識・技術について記載していきます。
自分がとくに強みだと思えるポイントを記載して、企業へさらにアピール可能です。

職務要約で記載した内容を、さらに詳細に記載するパターンや、職務要約で記載した以外の新しい内容を記載するパターンがあります。

具体的には、以下のような項目を記載するといいでしょう。

  • 職務経験(どのフェーズを担当したか)
  • 開発環境、開発言語
  • マネジメント経験
  • 金融などの特定業界の業務知識

企業研究をもとに、どのような経験・知識・業務が活かせるのかという視点で記載していきましょう。

3.企業に評価されやすいアピールポイント

企業は、応募者に対してテクニカルスキルだけを求めているわけではありません。 

下記のようにテクニカルスキル以外も記載しておくことで、企業側へさらなるアピールが可能です。

  • リーダーシップ
  • マネジメントスキル
  • コミュニケーションスキル
  • プロジェクト管理スキル
  • 論理的思考力
  • 顧客との折衝能力
  • 新しいスキルを学ぼうとする姿勢

記載する際には、具体的なエピソードを交えて書くことがポイントとなります。

たとえば「納期や予算を顧客の経営幹部と折衝し、自社に有利な条件をひきだした経験から、折衝能力が強みです」と記載すると、納得感が増します。

4.職務経歴の詳細

職務経歴をより詳しく記載しておけば、職務概要で書ききれなかったポイントをアピールできます。
詳しい職務経歴は、以下の項目を表にして記載すると企業側に伝わりやすくなります。

  • 勤務していた会社名
  • 勤務していた会社の事業内容
  • 勤務していた会社の従業員数、資本金など
  • 在籍期間
  • 職務内容(プロジェクト概要や担当業務の詳細)
  • 開発環境
  • 在籍中の自身の役割(リーダーなどの場合は管理項目も記載)

転職の経験が複数回ある人は、すべての職務経歴を記載する必要はありません。

  • 企業に評価される経験やスキルが得られた経験
  • 自分が自信をもってアピールできる経歴

上記のような視点で、職務経歴の詳細を記載していくようにしましょう。

5.自分が持っているテクニカルスキル

テクニカルスキルを記載する際には、ただスキルを並べるだけでは企業側へ伝わりません。

自分の力量を正しく伝えるためには、テクニカルスキルを整理して分かりやすく伝えることが重要です。

具体的には、以下の項目を意識して記載しておきましょう。

  • スキルの種類(OS、言語、DB、フレームワーク、その他)
  • スキルの名称
  • スキルの使用期間
  • スキルのレベル

たとえば、言語の場合は以下のように記載すると伝わりやすくなります。

言語名 使用期間 スキルレベル
Java 3 簡単なプログラミングが可能
JavaScript 4 簡単なプログラミングが可能
Python 2 ライブラリを使って開発が可能

スキルレベルについては、企業がイメージしやすいように、実務の経験や対応可能な範囲を具体的に伝えるといいでしょう。

6.過去に取得した資格

これまでに取得した資格も記載しておきましょう。
資格はスキルを裏付ける客観的な指標であり、企業へのアピールポイントになるからです。

また、資格を所持していると給与アップに繋がることもあるので、遠慮することなく記載しておくべきです。

記載にあたっては、資格名とセットで資格取得時期も忘れないようにしましょう。

  • 基本情報技術者試験
  • 応用情報技術者試験
  • 情報処理安全確保支援士試験
  • ネットワークスペシャリスト試験
  • システムアーキテクト試験 など

上記の資格は国家資格であり信頼性も高いため、所持している場合はもれなく記載しておくべきです。

7.自己PR

最後に自己PRを記載しておきます。

自己PRを記載する際のポイントは、過去の具体的な経験とセットで強みをアピールすることです。

具体例は下記のようなイメージです。

<プロジェクトを円滑に進めるマネジメントスキル>

顧客先を含めて10数名規模のプロジェクトをマネジメントしてきた経験があります。

決められた納期の順守と質の担保を第一として、メンバーと定期的に打合せの場を設けてコミュニケーションに滞りがないように意識してきました。

また、オリジナルの工程表を作成し、スケジュールの遅延が起こらない工夫を行ってきました。

仕様や価格についても、顧客と細かく調整・管理することで納期に遅れることなく納品することができました。

上記のように、自分ならではの工夫点を記載するとオリジナリティある自己PRになります。

単に、マネジメントスキルがありますと記載してもアピールにはならないので注意が必要です。

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職務経歴書に書く自己PRの書き方「意識する3つのポイント」

自己PRの書き方

自己PRを記載する際には、自分が強みだと思うポイントをアピールするだけでは不十分です。

なぜなら企業側は、数十人、数百人の規模で面接をおこなっており、ほかの応募者との差別化が必須となるからです。

差別化といっても、奇をてらった自己PRをする必要はありません。

具体的には、以下のポイントを意識することで企業に伝わりやすく、ほかの応募者とも差別化できる自己PRが完成します。

  1. 求められている能力をアピールする
  2. 使える人材であることをアピールする
  3. 不適切なアピールポイント(アンチパターン)は避ける

以下、詳しく解説していきます。

1.求められている能力をアピールする

企業側が求めている能力をアピールすることが重要です。

とくにエンジニアの場合は、特定分野で高いスキルを持っていても、企業が求めていない分野のスキルであれば評価されないこともあるからです。

企業側が求める能力は、募集要項に記載されていることが多いです。

  • 職務経験
  • テクニカルスキル
  • ヒューマンスキル

まずはHPなどで上記のような、求められている能力をしっかりと把握しておきましょう。

自己PRでは、求められている能力を発揮した経験を具体的に記載すると、納得感のあるアピールとなります。

2.使える人材であることをアピールする

使える人材とは、入社後に活躍して会社の利益に貢献できる人材のことです。

したがって、企業側に「入社したらこの人は会社に貢献してくれそうだな」という印象を与えることが必要となってきます。

職務経験やスキルをリストアップしたうえで「自分であれば、経験・スキルを活かして、御社にこのように貢献できます」と伝えるようにしましょう。

職務経験自体が自分だけのオリジナルな部分なので、経験にもとづいた自己PRであれば差別化にもつながります。

3.不適切なアピールポイント(アンチパターン)は避ける

不適切なアピールポイントを避けて、会社にマイナスな印象を与えないようにしましょう。

自分の強みをアピールしているつもりでも、企業側から見ると見当外れなアピールをしていることもあります。

具体的には、以下の項目に注意しておきましょう。

  • 経験やスキルだけは語るが、それを裏付ける要素がない
  • 会社のニーズにマッチしていない
  • アピールしたい項目が多すぎる

たとえば「プロジェクトリーダーの経験がある」と記載するだけでは、あまりアピールになりません。

リーダーとしての考え方、行動、メンバーの巻き込み方といった具体的な経験やエピソードをふまえて伝えるように意識するべきです。

また、あまりにもアピールする項目が多すぎると、もっとも伝えたい部分が弱くなってしまいます。

自己PRでは、2、3個の項目に絞って伝えるようにしましょう。

エンジニア転職で職務経歴書以外に必要な3つの準備

職務経歴書以外で準備すること

エンジニアとして転職をめざす場合には、職務経歴書以外にも事前にやっておくべき準備があります。

具体的には、以下の3点です。

  1. 企業に提出する履歴書を書く
  2. 希望する企業の情報収集をする
  3. 転職活動の方法を決める

上記の3点を実施しておけば、効率的にエンジニアへの転職を進めることができます。

以下、詳しく解説していきます。

1.企業に提出する履歴書を書く

履歴書は職務経歴書と一緒に提出するケースがほとんどです。

そのため、どれだけ職務経歴書に魅力的な経歴やスキルを記載していたとしても、履歴書の内容が不十分であれば、職務経歴書に目を通してもらえないこともあります。

テンプレートに沿った形で、以下の項目に注意して履歴書を作成していきます。

  • 1つの文章を短くして読みやすくする
  • 具体的な経験やエピソードを入れる
  • 数字やデータを入れる
  • インターネット上の記入例をそのまま転記しない
  • 企業ごとに記載内容を変更する

おもに履歴書は簡潔に、職務経歴書はアピールしたいポイントを中心に詳しく記載するというイメージで使い分けます。

また、企業ごとに求める人材や能力は異なってくるため、記載内容は企業ごとに変更するように意識しましょう。

2.希望する企業の情報収集をする

応募する企業について、事前に情報収集をおこなうことで、採用される可能性が高まります。

注力するサービスや商品、求めるエンジニア像などの情報を事前に入手しておけば、効果的に自分をアピールできるからです。

具体的には、以下の項目について情報を集めておくといいでしょう。

  • 扱っているサービスの特徴、競合他社との違い
  • 必須の言語やスキル、開発手法などの開発環境
  • 会社が掲げている理念やビジョン
  • 業界全体のトレンドや動向

できるだけ多くの情報を集めたほうが、ほかの応募者との差別化のヒントが得られます。

HPなどを通じて、徹底的に企業研究することを意識しておきましょう。

3.転職活動の方法を決める

転職活動とひとことで言っても、さまざまな方法があるので自分に合ったやり方を選択することが重要です。

具体的には、以下のような方法があります。

  • 転職サイトを利用する
  • 転職エージェントを利用する
  • ハローワークを利用する
  • 企業HPから直接応募する
  • 知人・友人からの紹介
  • SNSから依頼をうける

転職活動の方法はさまざまですが、自分にあった方法を見つけるのが転職を早期に決める鍵となるでしょう。

エンジニア未経験者が職務経歴書を書く場合に覚えておくべき5つのポイント

エンジニア未経験者が職務経歴書を書くときに注意するところ

エンジニアの経験者と未経験者では、職務経歴書の書き方はまったく違ったものになります。

当然ですが、エンジニア未経験者はプログラミングのスキルなどをアピールできません。

したがって、熱意や前職でのスキルを活用できることを伝え、企業側にどれだけエンジニアとしての可能性を感じさせられるかが重要です。

エンジニアとしての経験がない人は、以下の項目をおさえたうえで職務経歴書を書いていきましょう。

  1. エンジニアの志望動機を明確にする
  2. どんなエンジニアになりたいのかをまとめる
  3. これまでの実績でエンジニアに活用できることをアピールする
  4. 自己PRのボリュームを多くする
  5. プログラミングを勉強したことをアピールする

以下、詳しく解説していきます。

1.エンジニアの志望動機を明確にする

未経験からの転職となるので「なぜエンジニアになりたいのか」という志望動機を明確にする必要があります。

ありきたりな動機ではなく、自分だけの経験を交えると納得感のある志望動機となります。

以下のポイントで、志望動機を考えてみましょう。

  • 今までの仕事とエンジニアを結びつける
  • IT技術で恩恵を受けた経験とエンジニアを結びつける
  • スキルアップに意欲的なことをアピールする

今までの仕事や、IT技術によって恩恵を受けた経験は自分だけのものなので、志望理由も自然とオリジナリティがでてきます。

また、未経験からのエンジニア転職はスキル面で不安視されることが多いです。

したがって、自ら意欲的に学習する姿勢をアピールすることも忘れないようにしましょう。

2.どんなエンジニアになりたいのかをまとめる

エンジニアとして将来どのようになっていきたいかという、キャリアプランを伝えるようにしましょう。

目先のことだけではなく、将来の理想像をイメージしていると伝えることで、企業へのアピールになるからです。

たとえば、エンジニアとして将来どのようなシステムを作っていきたいかを伝えることも効果的です。

自分が生活をするうえで困った経験などを引き合いに出しながら、どんなシステムが作れるエンジニアになりたいかという視点で、志望動機を考えてみましょう。

3.これまでの実績でエンジニアに活用できることをアピールする

エンジニアに転職してからも、活かせるスキルや実績をアピールしましょう。

たとえば、以下のようなスキルです。

  • コミュニケーションスキル
  • マネジメントスキル
  • ロジカルシンキング
  • IT知識に対する探究心

エンジニアは1人で黙々とプログラミングをするだけの職種ではありません。

  • 顧客との仕様や納期の打合せ、完成した製品のプレゼンテーション
  • 10人以上のチームメンバーの進捗管理やマネジメント
  • 日々アップデートされるスキルへのキャッチアップ など

上記のように、さまざまなスキルが必要となります。

自分のこれまでの実績やスキルを振り返り、エンジニアに転職した際に活かせるスキルがあるかどうかを一度考えてみましょう。

ロジカルシンキングを身につける5つのメリットを解説!フレームワークや注意点も紹介ロジカルシンキングを身につける5つのメリットを解説!フレームワークや注意点も紹介

4.自己PRのボリュームを多くする

職務要約や経歴などを記載していても、書く要素が少ない場合があります。

とくにエンジニア未経験者は、職務経歴書や履歴書に書けることが少なく、不安に感じることもあるでしょう。

書けることが少ない場合は、自己PRのボリュームを多くして熱意をアピールしましょう。

  • 会社の志望理由
  • エンジニアの志望理由
  • どのようなエンジニアになりたいか
  • エンジニアとしてスキル取得のための努力は惜しまない姿勢
  • これまで学んできたプログラミングスキルや成果物

書くことが少ない場合、上記のような項目を網羅しておきましょう。

これまでの仕事や経験を交えながら、具体的に記載していくことで納得感をもった自己PRを完成させていきます。

5.プログラミングを勉強したことをアピールする

未経験からエンジニアの志望する場合、仕事に対する熱意や学習意欲が重要なアピールポイントになります。

したがって、エンジニア未経験であるものの、プログラミングを勉強していることを積極的にアピールしていきましょう。

とくに、プログラミングスクールで勉強してきた経験やスキルを伝えることは効果的です。

  • スクールの在籍期間
  • 具体的な勉強時間
  • 身につけたスキル
  • 自分で作成したWebサイトやアプリ

もちろん独学でプログラミングを勉強してきた経験も、しっかりとアピールしておきましょう。

また、資格の取得をめざしている場合でも「資格取得のために現在勉強中」と記載するだけでもアピールになります。

忘れずに記載しておくようにしましょう。

まとめ:エンジニア転職は事前準備が大切。自己分析と自己学習から始めよう

エンジニア転職において採用の可能性を高めるには、職務経歴書をしっかりと作りこむ必要があります。

なぜなら企業が知りたい職務経歴やスキル、アピールポイントはすべて職務経歴書に記載するからです。

どれだけ高いスキルを持っていても、職務経歴書が分かりにくければ転職成功の可能性は低くなってしまうでしょう。

魅力的な職務経歴書を作るには、以下のように自分のキャリアを振り返る必要があります。

  • 関わってきたプロジェクトの規模と貢献度、担当したフェーズ
  • テクニカルスキルと得意分野
  • テクニカルスキル以外のアピールポイント

また、エンジニア未経験から転職をめざす場合は、熱意や学習意欲を中心に職務経歴書を作成しましょう。

事前の自己分析を入念におこなえば、納得のいく職務経歴書が完成します。

事前準備をしっかりとおこなった上で、自信をもって転職活動に臨みましょう。

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