「仕事ができなくなった」と感じる原因と対策を7つに分けて詳しく解説
「最近、なんだか仕事ができなくなった」と感じることはないでしょうか。
「集中力が続かずケアレスミスを頻発してしまう」
「急に遅刻や欠席が多くなった」
「疲れているのかいつもイライラして仕事ができない」
そんな悩みを抱えているなら要注意です。
もしかすると、うつ病などの病気が隠れている可能性もあります。
今回は、
- 「仕事ができなくなった」と感じる原因
- 「仕事ができなくなった」と感じたらすべきこと
- 「仕事ができなくなった」と感じる時に可能性がある病気
- 病気で仕事ができないときの保障制度
などについて詳しくご説明します。
自分は頑張りたいのに、思うように仕事ができないのはつらいものです。
「仕事ができない状態をどうにかしたい」という方は、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。
「仕事ができなくなった」と感じる原因7つ
「仕事ができなくなった」と感じるきっかけは人それぞれです。
以前と比べて明確に変化があるなら、注意する必要があります。
ここでは、「仕事ができなくなった」と感じる7つの原因について見ていきましょう。
- ケアレスミスが増える
- 離席時間が長くなる
- 遅刻や欠勤が多くなる
- 整理整頓ができなくなる
- 強い眠気を感じる
- いつもイライラしている
- 体がだるくて重い
当てはまるものが多いほど、「仕事ができなくなった」と実感しやすいです。
いくつも当てはまる場合は、自分に合った対処をすることが大切ですよ。
順番にご説明します。
1.ケアレスミスが増える
最近になって、急にケアレスミスが増えたということはないでしょうか。
- さっきまでしていた仕事をうっかり忘れてしまう
- 大切な書類をなくしてしまう
- 忘れ物が多くなった
ケアレスミスが続くと、「自分はどうしてこんなにミスばかりするんだろう」と落ち込みます。
ミスが多くては成果がなかなか出せず、周囲からの信頼も下がってしまうため、仕事ができないと感じやすいです。
仕事のミスが多くて悩む方は、こちらの記事も参考にしてみてはいかがでしょうか。
「仕事でミスばかりで辞めたい…」失敗を減らすための対策と気持ちを切り替える方法を解説2.離席時間が長くなる
離席時間が長くなることも、仕事ができないと感じる原因の1つです。
次のように感じることはないでしょうか。
- 「人が多い場所にいるとやたらと疲れる」
- 「大人数の場は落ち着かない」
- 「たくさん人がいると自分がなにをすべきかわからなくなる」
人が集まる場にストレスを感じることで、離席時間が長くなりやすいです。
オフィスなど人が多い環境で注意力や判断力が低下するため、仕事ができないと感じるでしょう。
職場で落ち着かない、頻繁に席を離れるといった行動をするようになったら注意が必要です。
また、そのような行動をするのはオフィスで働くことが向いてないからという可能性もあります。自分に合っていない働き方を続けていては、仕事の自信を無くしたり、ストレスの原因になるでしょう。
人材紹介会社が行ったITエンジニアのリモートワーク事情調査(2023)によると、現在テレワークをしているエンジニアの割合は71,7%ということが分かりました。
(出典:2023年版「結局、テレワークで生産性は上がるのか下がるのか」 レバテックが調査)
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3.遅刻や欠勤が多くなる
仕事ができないと感じる原因として、遅刻や欠席が多くなることが挙げられます。
- 「朝、起きられない」
- 「家から出たくない」
- 「会社に行く気になれず、休んでしまう」
上記のように感じて、遅刻や欠席が増えてしまうのです。
人との関わりにストレスを感じていることで、人と会うことを避けようとします。
結果的に仕事も遅刻しがち、休みがちになり、「自分は仕事ができない」と感じるでしょう。
4.整理整頓ができなくなる
身の回りがいつも散らかっていると感じていないでしょうか。
整理整頓ができなくなることも仕事ができないと感じる原因です。
- 「片付けようとする気になれない」
- 「周囲が散らかっていても気にならない」
- 「整理するのが面倒くさい」
自分がいる環境への気づきややる気が低下することで、上記のように感じてしまいます。
デスク周りやロッカーにものが収まらない、書類が整理されずに山積みといった状況になると、仕事の効率も低下するでしょう。
5.強い眠気を感じる
日中でも強い眠気を感じることがあると、仕事に集中できません。
- 食後でもないのにひどい眠気に襲われる
- 強い眠気で目の前の作業に集中できない
- 気を失うように眠ってしまう
そんな症状があれば、仕事に大きな支障が出ます。
また、周囲からも「あの人は仕事へのやる気がないのか」とよく思われないでしょう。
強い眠気は身体の生理現象のため、自分ではどうにもできないと感じているかもしれません。
仕事中に眠くなることへの罪悪感から「自分は仕事ができない人間だ」と責めてしまいがちです。
6.いつもイライラしている
特にこれといった理由はなくとも、常にイライラしてしまうことがあるかもしれません。
イライラした状態では仕事に対して理性的な対応がしにくく、成果につながらないことも。
感情的な態度は周囲を萎縮させ、チーム全体にも悪影響を与えます。
イライラしてしまう自分に嫌気が差して、さらにイライラすることもあるでしょう。
7.体がだるくて重い
なんとなく体がだるくて重いと感じていることも、仕事ができないと感じる原因になります。
体調が万全でなければ「もっとやれたのに」と思うことは多いでしょう。
ここぞというときに、体がだるくて重い状態では、思うように行動できません。
自分の思い描く状態と現実にギャップが生まれ、「自分は仕事ができない」と感じてしまいます。
「今の仕事のままでいいのかな、、」
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「仕事ができなくなった」と感じたらすべきこと7つ
「仕事ができない」と感じる原因についてお伝えしました。
あなたに当てはまる内容はあったでしょうか。
ケアレスミスや不調から「仕事ができない」と感じるようになると、焦りや落ち込む気持ちから悪循環になりやすいです。
「なんだか最近おかしい」と感じたら、早めに自分に合った対処をしましょう。
早い段階で気づき、自分の状態を意識的に整えるのは大切なことです。
ここからは、「仕事ができなくなった」と感じたらすべきこと7つについてご紹介します。
- 生活リズムを整える
- 運動をする
- 日光を浴びる
- お風呂に浸かる
- 身近な人に相談する
- 休暇をとる
- 病院で診察を受ける
どれもすぐに実践できることばかりです。
さっそく見ていきましょう。
1.生活リズムを整える
普段はどのような生活をしているか、振り返ってみましょう。
もし不規則な生活をしているなら、生活リズムを整えることから始めるといいですよ。
- 十分な睡眠時間を確保する
- 決まった時間に食事をとる
- 休日も平日と同じ生活リズムを保つ
また、仕事がある日中に眠気を感じた場合は、昼の休憩時間などを活用して適度に昼寝をしましょう。
生活リズムを整えることで、メリハリのある健康的な生活ができるようになります。
2.運動をする
最近、運動をしているでしょうか。
毎日の生活に運動を取り入れることも効果的です。
運動は身体の血流を良くして、脳の働きを高めます。
イライラなどストレスの発散にもなりますよ。
どんな運動をすればいいかわからないという方は、次のことを目安にしてみてください。
- 10分の散歩をする
- 30回だけスクワットをする
- 1駅分歩く
無理せず、できることから取り入れてみてくださいね。
日光を浴びながら運動をすれば、生活リズムの改善にも役立ちます。
毎日続けることで、頭がスッキリとして、気持ちも前向きになるでしょう。
3.日光を浴びる
朝起きて日光を浴びることで、気分の落ち込みを改善できますよ。
特に冬など日照時間が少ないと、抑うつ状態を引き起こしやすくなります。
日光を浴びると体内でセロトニンが分泌され、ストレスの軽減に役立ちますよ。
また、朝に日光を浴びることで体内時計がリセットされ、生活リズムが改善します。
生活習慣病の予防や改善にも効果的です。
4.お風呂に浸かる
「仕事ができない」と悩むときは、ゆっくりとお風呂に浸かってみましょう。
普段はシャワーで済ませるという方は多いかもしれません。
お風呂に浸かることでリラックス効果が得られ、ストレス解消ができます。
また、お風呂に浸かって全身が温まり、血流が良くなれば集中力も高まります。
「いつも気が張り詰めている」という方ほど、お風呂に浸かって緊張を緩めましょう。
5.身近な人に相談する
「仕事ができなくなった」と1人で悩んでいる方は、身近な人に相談するのもおすすめです。
相談する相手は誰でも構いません。
あなたの身近に相談できそうな人がいるか、振り返ってみましょう。
- 職場の同僚・上司・部下
- 学生時代の友人
- 家族や恋人
- 職場のカウンセラー
話しやすいと感じる相手に悩みを打ち明ければ、心が軽くなるかもしれません。
また、職場の上司に相談することで、悩みが解消することもあります。
1人で抱え込まず、周囲を頼りましょう。
6.休暇をとる
誰とも会いたくない、体がだるいと感じているなら、思い切って休暇をとる方法もあります。
心身の状態が優れないときは、自分をいたわることも大切です。
休むことも仕事のうちと考え、リフレッシュしましょう。
休暇をとったら、自分のために時間を使います。
思う存分セルフケアやストレス解消をするといいですよ。
体を休めることで気持ちや思考が整理され、状態が改善する可能性もあります。
職場には必ず事前に休む連絡を入れておきましょう。
7.病院で診察を受ける
「なんだか調子が悪いな」と感じたら、早めに病院で診察を受けましょう。
「仕事ができないのは自分のせい」と思っていても、実は病気にかかっている可能性もあります。
病院で診察を受け、医師の指導をもとに適切な処置をすることで、症状を改善できるかもしれません。
病気は早期発見で解決できることが多いです。
忙しいから、面倒だからと後回しにせず、早い段階で受診してみましょう。
「仕事ができなくなった」と感じるときに可能性がある病気
「仕事ができなくなった」と感じたらすべきことについてお伝えしました。
ぜひ普段の生活に取り入れてみてくださいね。
「仕事ができない」と悩む人が病院で診察を受けたら、病気だったということも多いです。
病気は早めに見つけることで、症状を改善したり完治に向けて治療したりできます。
病気について知り、しっかりと備えておきましょう。
ここでは、「仕事ができなくなった」と感じるときに可能性がある病気についてご紹介します。
- 適応障害
- うつ病
それぞれ見ていきましょう。
1.適応障害
これまでできていた仕事ができなくなったとき、疑われる病気として「適応障害」があります。
適応障害とは、ストレスによって社会生活に困難が生じている状態です。
次のようなさまざまな症状が出ます。
- 憂うつ感
- 思考力の低下
- 動機
- 睡眠障害
- 食欲不振
適応障害は、強いストレスや疲労感を感じることが原因です。
ストレスの原因はネガティブな要因に限らず、昇進や結婚・出産など環境の大きな変化も含まれます。
適応障害を抱えていても仕事を続けることは不可能ではありません。
しかし、心身への負担が大きく、悩みや困りごとを抱えやすいです。
原因となったストレスから離れることで、数ヶ月程度で症状が収まることも多いです。
回復のためには、仕事をしばらく休むことが望ましいでしょう。
2.うつ病
「うつ病」は、さまざまなストレスからうつ状態が長く続き、脳の機能障害が起きて生活に支障が出ている状態です。
気分が安定しているときや身体が元気なときなどは仕事ができ、状態に波があるため、発見が遅れることも少なくありません。
一度うつ病などの精神疾患にかかると、治療や療養は長期間に渡ります。
また、状態が重度になるほど、社会復帰も難しくなるでしょう。
焦って復帰を試みても、症状が再び悪化して出勤が困難になることも。
うつ病になったら、十分な時間をかけて治療していくことが大切です。
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病気で仕事ができないときの保障制度
「仕事ができなくなった」と感じるときに可能性がある病気についてお伝えしました。
「まさか自分が」と思うかもしれませんが、仕事でストレスを感じていれば誰でも病気である可能性はあります。
早めに見つけることで適切な治療を受け、仕事ができない状態を改善することができますよ。
「でも、病気が見つかったら仕事ができなくなるのでは」と心配な方もいるでしょう。
ここでは、病気で仕事ができないときの保障制度についてご紹介します。
- 傷病手当
- 労災補償
補償制度を知っておけば、万が一仕事ができなくなったときも安心です。
それでは見てきましょう。
1.傷病手当
「傷病手当」とは、疾患や怪我で仕事ができない場合に、被保険者とその家族の生活を保障するための制度です。
保険組合の加入期間によって、本人の平均収入額の3分の2の金額、あるいは月額28〜30万円のいずれかが、最長1年6ヶ月の間支給されます。
支給される金額や支給期間については、本人の状態によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
傷病手当金を受け取ることで、仕事ができなくても生活の心配がなく、安心して療養できます。
なお、労災補償の定める休業補償給付と同一の病気や怪我で仕事ができない場合には、傷病手当の制度は適用できません。
2.労災補償
「労災補償」とは、被雇用者が仕事中や通勤時に起きた怪我や病気、障害、死亡した場合に保険給付をおこなう制度です。
正式名称は「労働者災害補償保険」といい、労働者や遺族の生活を守る社会保険の1つとなっています。
次が労災補償の特徴です。
- 療養の費用に自己負担がない
- 休業時の手当金が傷病手当より手厚い
労災補償は、労働者を1人でも雇用する会社に加入が義務づけられており、保険料の全額を会社側が負担します。
もし仕事のストレスで病気になっても、治療費や生活費を補償してくれるので、安心の制度です。
まとめ:「仕事ができなくなった」と感じたらすぐに対策を
今回は、「仕事ができなくなった」と感じたときの原因や対処法についてお伝えしました。
「仕事ができなくなった」と感じたときには、あなた自身になにかしらの変化があるはずです。
心身の状態の変化で「仕事ができない」と感じるようになったら、セルフケアを十分に行いましょう。
早めに医師の診察を受けることも大切です。
もし病気が原因でも、保障制度について知っておけば役に立ちます。
なによりもあなたの健康が第一です。
「仕事ができなくなった」と感じたら、すぐに対策をとってくださいね。