プログラミングが難しい!まったくわからないと感じる理由7つと対処方法4つを解説
「プログラミングを始めたけれど難しい」
「わからないことが多くて勉強が進まない」
と思うことはありませんか?
プログラミングを勉強していても、わからないことが多いと、どう進めていいのか困ってしまいますよね。
では、なぜプログラミングは難しいと感じるのでしょうか?
そこで今回は、
- プログラミングが難しいと感じる原因
- プログラミングを挫折せずに勉強するコツ
- プログラミング学習を続ける際に気をつけるべき行動
について詳しく解説します。
この記事を見ればプログラミングは難しいという誤解が解けて、必ず勉強が進むようになります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
プログラミングがまったくわからない!難しいと感じる理由7つ
プログラミングが難しいと感じている人は、その理由を深掘りしてみましょう。
よく考えてみたら、考えすぎであったり、思わぬ落とし穴にはまっているかもしれません。
- 英語が苦手
- エラーが多い
- 環境構築が必要
- 完璧に理解しようとする
- 基礎が理解できていない
- プログラミングの言語が多い
- そもそも難しいと決めつけている
たとえば、上記のような問題が考えられます。
解決策を見つけるためにも、このように考えていないか必ず確認しましょう。
1.英語が苦手
プログラミングを進めていると、英語はたくさん出てきます。
そのため、もともと英語に苦手意識を感じている人は、プログラミングが難しいと感じてしまいがちです。
- 昔から英語を勉強するのが嫌いだった
- 英単語を覚えるのは苦手
- 英文法がよくわからない
「英語」と聞くと、こうして拒否反応を起こしてしまう人もいます。
プログラミング言語は英語に似た構造をしている箇所もあるので、アルファベットを見るだけでネガティブに感じる人もいるでしょう。
学生の頃から英語が嫌いだという人は、プログラミングも難しいと感じてしまいます。
2.エラーが多い
何度も試行してもエラーが出てしまうことに、難しさを感じる人も少なくありません。
コンピューターは指示された通りのことしか出来ないため、1文字でもミスがあればエラーが出てしまいます。
- なぜか上手く動かない
- 調べても原因がわからない
- 相談する人がいない
こういった状況に陥るとプログラミングの難しさを感じる人もいるでしょう。
誰かに教えてもらえれば解決できますが、ただ原因不明のエラーと睨めっこするのは挫折に繋がります。
3.環境構築が必要
プログラミングを始めるにしても、開発環境を用意する必要があります。
始めるために必要な最低限のものは以下のとおりです。
- パソコン(WindowsでもMacでもどちらでもいい)
- テキストエディタ(プログラムを書くためのソフト)
パソコンは購入すれば問題ないことですが、テキストエディタに慣れることに時間がかかる人もいるでしょう。
いざ勉強するとしても、さまざまなソフトやツールに慣れる必要があります。
そのため、それぞれのツールになれることに時間を要す人は、プログラミングの難しさを感じがちです。
4.完璧に理解しようとする
ひとつずつ完璧に覚えようとして挫折してしまうのも、初心者が陥りやすいパターンです。
理解しながら作業を進めることは大切ですが、完璧に理解するのに時間がかかると「思いどおりに進まない」とモチベーションが下がる人もいます。
- 新しく出てきたタグやコードの意味を全部調べる
- ノートにメモを取りながら進める
- よく出てくるタグの一覧を暗記しようとする
このように学習を進めることも悪くはありませんが、人によってはなかなか先に進まずに、挫折してしまうでしょう。
ある程度の理解にとどめて先に進み、楽しみながら学習するのがおすすめです。
5.基礎が理解できていない
完璧に理解しようとする必要はありませんが、基礎を疎かにしてはいけません。
土台がしっかりしていないと、その後の学習が積み上がっていかないからです。
- 全角と半角の違い
- タグの閉じ方
- 大文字と小文字の使い分け
- シングルクォートとダブルクォートの使い分け
これらはプログラミングを学習する上での、基本中の基本です。
きちんとした記法がわかっていなければ、プログラムが動かない原因もわからずに困ってしまいます。
プログラミングの基礎を学ぶ方法や特徴・役割のまとめ6.プログラミングの言語が多い
プログラミングといっても、色々な種類の言語があります。
言語の種類が多いことも、プログラミングが難しく感じてしまう原因の1つです。
- どの言語から勉強したらいいか
- 自分に合った言語はどれか
- 目的のスキルを身につけるための最短ルートはどれか
こうして色々と考えていても、正解がわからずに前に進めません。
なかなか勉強を開始できずに、スキルを身につける時間がなくなっては本末転倒です。
7.そもそも難しいと決めつけている
プログラミングを始めたいけど、難しいと思い込んでいる人も多いです。
プログラミングという言葉のイメージに惑わされているのです。
- 自分は理系じゃないから
- パソコンのことなんて全然わからない
- 頭がよくないからできない
- プログラミングは専門的な勉強をしてきた人だけができるもの
- 学生じゃない自分には、もう勉強を始めるのは遅い
こういった考えを持ってしまうと、なかなか手が進まなくなるものです。
プログラミングは特別な人のためのものではありません。
やらず嫌いをやめて、最初のスタートを切るのが肝心です。
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プログラミング学習でとくに難しい言語3選
プログラミングは特別難しいものではありません。
もちろん「学びたい言語を学ぶ」というのもよいことでしょう。
とは言っても、最初に勉強する場合は、苦労が多い言語があるのも事実です。
- C++
- C言語
- Java
これらの言語はどれも高性能ですが、プログラミング言語の中でも難しいと言われているものです。
どんな言語なのか、特徴を確認していきます。
1.C++
数あるプログラミング言語の中でも、最も高難易度と言われている言語です。
下項のC言語の拡張版として登場した言語です。
C++でできることは以下のとおりです。
- スマホアプリやゲーム
- 国や大企業が運用している大規模な業務システム、金融システム
- Webアプリ
他にも、インターネットブラウザであるGoogleChromeも、C++で開発されています。
一般的な言語と比べると動作も速いです。
案件の報酬も50万〜80万円と高額で、プログラミング言語の中でも最難関の言語と言えます。
2.C言語
C言語は比較的歴史も古く、かつ現在も人気な言語です。
オランダのTIOBE Softwareが発表しているランキングでは、2021年4月時点で1位の利用率です。
このランキングはGoogleやYahooなどの検索結果などをもとに、利用率、人気などを順位付けしています。
(出典:TIOBE Software)
また、C言語は以下のような開発に使われています。
- 電子レンジや炊飯器などの電化製品
- ソフトウェア
- OS(オペレーションシステム)
このようにWindowsやMacなどのソフトウェアだけでなく、MySQLなどのデータベース管理システムにも用いられています。
C言語は、コンピューターの根本的な部分をコントロールすることができる重要な言語です。
3.Java
Javaは、どんなコンピューターでも使える言語です。
Googleが開発に用いているGoogle三大言語(Java、C++、Python)のひとつでもあります。
Javaができることは、以下のようにたくさんあります。
- 業務システム開発
- Androidアプリ開発
- Webアプリ
- Webサイト
- ゲーム開発
- 洗濯機や冷蔵庫、テレビなどの家電製品
Javaでは、運送会社の配送システムや、Twitterのような大規模なWebサービスも開発できます。
その分、学習難易度がとても高く、初心者が独学で学ぶにはとても難しい言語です。
Javaとは?3つの特徴やメリット・デメリットを解説!勉強方法も紹介プログラミングを挫折せずに学習する7つのコツ
せっかくプログラミング学習でスキルを身につけるのであれば、失敗したくはないでしょう。
学習を始める際には、以下のことに気をつけてください。
- 目標を明確に定める
- PCスキルを身につける
- 友達と一緒に学習する
- 目的に沿った言語を選ぶ
- 勉強時間をしっかり確保する
- 質問できる環境に身を置く
- モチベーションを維持する工夫をする
ただ闇雲に頑張るのではなく、成功するための学習をするべきです。
ひとつひとつ確認して、できるだけ多く実行するのがベストです。
1.目標を明確に定める
プログラミング学習を始めるのに一番大事なのは、プログラミングで何がしたいかです。
自分の目的にあったプログラミング言語選びが必要です。
- Webページが作れるようになりたい
- スマホアプリが作れるようになりたい
- 業務の効率化をしたい
など、どんなものが作れるようになりたくて、プログラミングを勉強するのか考えるようにしましょう。
自分が何を作りたいかを明確にしておくことで、効率のよい学習ができるでしょう。
エンジニアが意識すべき目標は?設定の仕方や例を徹底解説2.PCスキルを身につける
プログラミングを始める前に、基本的なパソコンの操作を身につけておく必要があります。
プログラミングを学習しやすい環境を作るためにも、まずはPCで何ができるのかを知るべきでしょう。
- ソフトウェアのインストール・アンインストール方法
- ショートカットなどの作業効率を上げる操作
そこまで難しい技術は必要ありませんが「PCをほとんど触ったことがない」という方は、まずはPC周りの基礎的なスキルは覚えておいた方がよいでしょう。
基礎的なコンピューターリテラシーを学び、学習を円滑に進めてください。
3.友達と一緒に学習する
一緒に学習する仲間がいることは、挫折せずに続けるのにとても大事です。
仲間がいることで、以下のような影響をお互いに与えられます。
- 学習進捗を共有することでサボれなくしたり、やる気を高める
- わからないことを相談して、躓きを防ぐ
- コードの書き方や調べ方など情報共有をできる
仲のいい友達と一緒にプログラミング学習を始めるのもいいですし、身近にいなければTwitterなどのSNSで仲間を探すのもいいでしょう。
仲間と切磋琢磨しあうことで、学習を続けられます。
4.目的に沿った言語を選ぶ
プログラミング言語といっても、数多くの種類の中から何を選ぶかも大事になってきます。
言語の種類によって、何ができるかが変わってくるからです。
- Web開発をしたい
- アプリ開発をしたい
- データ分析、管理をしたい
- プログラミングでとにかくお金を稼げるようになりたい
このように、プログラミングを始めようと思った理由があるはずです。
たとえば、Webページの制作に強い言語を習得しても、アプリを開発できるようになるのは難しいです。
自分の目的にあった言語を選択することが大事になってきます。
プログラミング言語の違いを徹底解説!目的別のおすすめや選ぶ4つのポイントも紹介5.勉強時間をしっかり確保する
プログラミング学習において、勉強する時間を確保することも大事です。
これはプログラミングに限ったことではないですが、少ない勉強時間で能力が身につく人はほとんどいません。
学習したことを定着させるのには時間がかかります。
- 毎日2時間勉強する
- 1週間に3回、3〜4時間の学習をする
- 土日は5〜6時間、平日は30分の時間を確保する
ライフスタイルに合わせて、上記のように勉強時間の目安を立ててください。
決まった時間の学習を心がけることで、学習が習慣化します。
6.質問できる環境に身を置く
学習していると、どうしてもわからないことは出てきます。
その際に、ひとりで頭を悩ましてしていても、なかなか前に進むことは難しいです。
下のような、質問できる環境を探しましょう。
- TwitterなどのSNSで質問する
- オンラインサロンに入会する
- セミナーに参加する
- プログラミングスクールに通う
SNSにも質問できる環境がありますが、自分の学習している言語に詳しい人がなかなか見つからないこともあります。
その際は、思い切ってプログラミングスクールに通うことも検討しましょう。
自分が学んでいる言語のプロから教えてもらうことで、スムーズに学習を進めることができます。
7.モチベーションを維持する工夫をする
プログラミング学習の始めたては、誰しもがやる気に満ち溢れています。
ですが、そのやる気を維持するのが、勉強の難しいところです。
- 学習のためのパソコンを買う
- SNSで学習の進捗を発信する
- 仲間と励まし合う
たとえば、Twitterで毎朝毎晩、その日に勉強することを宣言するのも、学習意欲の向上に繋がります。
せっかく始めた学習ですから、途中で挫折しないように、続けられる工夫が必要です。
「今の働き方に不満はあるけど、日々の業務が忙しくてゆっくり考える時間がない…」
そんな悩みを持つ方に向けて【DMM WEBCAMP】では無料のキャリア相談を実施しています。
ビデオ通話で相談をすることができるため、仕事で忙しい方でもスキマ時間に気軽にカウンセリングを受けることも可能です!
プロのキャリアカウンセラーと一緒に、今後のキャリアについて考えてみませんか?
「プログラミングは難しい」と悩んだときに取り入れたい4つの方法
学習していると、わからないことはたくさん出てきます。
また、なかなかスキルが身につかないと感じることもあります。
ですが、そんなときは以下のことを心がけて学習を進めてください。
- リサーチ力を上げる
- アウトプットを重視する
- 正しいコーディングを真似する
- 必要なところだけ学習する
プログラミング学習においては、どれも必要な方法です。
すべて頭に入れた上で、これからの学習を進めていきましょう。
1.リサーチ力を上げる
プログラミングの学習の際に、大事なのは自分で調べることです。
学習をしていれば、わからないことは数多く出てきます。
その際にまず、Googleなどのネットで検索することが大事です。
そのほかにもteratailのようなIT専用のQ&Aサイトもあるため、自分の知りたい情報を手に入れられるような検索テクニックを身につけましょう。
2.アウトプットを重視する
自分の手を動かすというのも大事になってきます。
参考書を読んでいるだけでは、プログラミングスキルは身につきません。
- 勉強したコードの数値を変えて、どういう変化が起きるか確認する
- 勉強したことを、テキストエディタに書いて実行する
- 簡単なWebページやアプリを自作する
このように、学習をしたら必ず手を動かしてアウトプットしましょう。
たくさんのコードを書く経験を積むことで、ミスを減らすことにも繋がります。
まずは、コーディングに慣れることが大切です。
3.正しいコーディングを真似する
制作したいWebページやアプリのコードを写経することは、プログラミング能力を高めます。
探してみると、写経に最適なWebサービスや参考書はたくさんあります。
その際、コピー&ペーストはせずに、ひとつずつコードを書いていくことが大事です。
わからなくても答えを見て、正しいものが何かを知ることが次の成長に繋がります。
4.必要なところだけ学習する
初心者が陥りやすいのは、参考書に出てきたものをすべて完璧に覚えようとすることです。
プログラミング学習において、すべてを理解しようとする必要はありません。
- 参考書の最初から全部ではなく、使えるようになりたいコードだけ学習する
- 忘れてしまっても、調べて思い出す
- 以前に自分で書いたコードを振り返ってみる
このように、いま自分に必要な知識のみを習得するだけで大丈夫です。
少しずつそして着実にスキルアップをしていきましょう。
プログラミングが難しいと感じたときに見直したい4つの行動
どうしてもプログラミング学習が難しいと感じたときには、環境を変えるのもいい手段です。
勉強の仕方は、ひとつだけではありません。
- 参考書を正しく選ぶ
- 理解が深まる学習ツールを利用する
- 学習する言語を変えてみる
- プログラミングスクールも検討する
このように、思い切って勉強の仕方を変えてみるのもいいでしょう。
自分にあった学習方法が見つかれば、難しいと悩んでいたことが解決され、勉強がどんどん進んでいくようになります。
ここからは、見直したい行動について紹介していきます。
1.参考書を正しく選ぶ
どの参考書で学習を進めるかによって、プログラミング学習は大きく左右します。
世の中には色々な参考書がありますが、サンプルコードどおりに作っても上手く動かないケースもあります。
その場合、ミスに気付けずに、そのまま挫折してしまいます。
参考書を選び直すことも、選択肢に入れておいてください。
2.理解が深まる学習ツールを利用する
参考書での学習意外にも、プログラミングの学習方法はたくさんあります。
自分にあった学習方法を見つけるのが大切です。
こういったWebサービスもたくさんあります。
いまはプログラミング学習もどんどん発展しています。
動画やわかりやすいイラストで説明してもらうことで、理解がしやすいものばかりです。
色々と試して、自分の学習方法を見つけてください。
3.学習する言語を変えてみる
難しいと感じたら、思い切って方向転換をするのもいいでしょう。
学習言語を変えてみてください。
とくに初心者はHTMLやCSS、JavaScriptといった易しめな言語からスタートするのがおすすめです。
易しめな言語でプログラミング的な思考を養いつつ、少しずつステップアップしていきましょう。
4.プログラミングスクールも検討する
独学での学習に限界を感じていたら、プログラミングスクールを検討しましょう。
自分ひとりでの学習は、以下のようにデメリットも多くあります。
- どこでエラーを起こしているのか気づけない
- 勉強の手順や、どの言語を習得すればいいのか、学習の方向がわからなくなる
- 途中で諦めて、挫折してしまうことがある
当然、プログラミングスクールの講師はプロです。
初心者がどこで挫折しやすいのかも把握しています。
独学ではサボりがちでも、スクールに通うことで継続して学習が続けられるようになります。
本気でプログラミングを学習して、転職したりITエンジニアになりたい人にはおすすめです。
まとめ:プログラミングは正しく学べば難しくない!プロのもとで学ぶのがベスト!
プログラミングを難しいと感じていた人でも、正しい学習方法で学ぶことで、習得がしやすくなります。
方法さえ間違えなければ、プログラミングは難しくありません。
- 学習を始めたり詳しく知る前から、難しいと決めつけない
- 難しい言語を選ばず、まずは初心者向けの言語から学習を始める
- 挫折しないような行動をして、継続して学習する
- 正しい学習手段を選ぶ
プログラミング学習において、色々な手は尽くしたけれども、それでも難しい。
そんな人は、プロに正しい学習の仕方を教えてもらいましょう。
本気でプログラミングスキルを身につけたい人こそ、スクールで学習するべきです。