「プログラミングがわからない」状態を抜け出す5つの対策を徹底解説
「プログラミングをやってみたいけれど、自分には難しくてできないだろう」
「プログラミングを始めたけれど、わからないことが多すぎる」
と思うことはありませんか?
プログラミングを習得しようとしても、具体的に何をすればいいかがわからなくて迷ってしまいますよね。
では、プログラミングがわからず、前に進まない状態から抜け出す方法にはどのようなものがあるのでしょうか?
そこで今回は、
- プログラミングがわからない人の7つの原因
- 人に聞きにくいときに使える質問サイト3選
- 具体的なプログラミング勉強法5選
について詳しく解説します。
この記事を読めば、初心者がプログラミングができるまでに必要なことが理解できます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
プログラミングがわからない人が抱えている7つの原因
プログラミングがわからないと思う場面は人それぞれ違います。
しかしながら、わからないと思う原因は限られているものです。
ここでは下の7つの原因をあげました。
- エラーの直し方がわからない
- 作りたいことがあるのに、作り方がわからない
- 何がわからないのかわからない
- 英語がわからない
- 「プログラミングは難しいもの」と思い込んでいる
- すべてを理解しようとする
- 学習のレベルが高すぎる
自分がなぜプログラミングをわからないのか、原因を1つずつ見ていきましょう。
1.エラーの直し方がわからない
エラーを解決できないと、プログラミングがわからないと感じるものです。
プログラミングにはエラーがつきもので、何度もエラーに対応していると壁にぶつかります。
簡単なエラーならば直せますが、すぐに対応できないエラーに直面すると、手が止まるものです。
- 何が原因でエラーが発生しているのかわからず直せない
- 長時間エラーを直そうとしても解決できない
- 自分で直せず、プログラミングに詳しい人が周りにいないので人にも頼めない
このような状態になると、プログラミングに苦手意識を持つようになります。
2.作りたいことがあるのに、作り方がわからない
頭では作りたいと思っていることがあるのに、どのように作ればよいのかわからないことがあります。
自分が思っていることを表現するためには、経験が必要だからです。
- 知識が不足していて作り方がわからない
- 経験が不足していて今わかっている範囲では作れない
- 今の知識では作るのに途方もない時間がかかってしまい、現実的ではない
思うように作業が進まないと、プログラミングがわからないと思ってしまいます。
3.何がわからないのかわからない
初心者に多いのが、そもそも何がわからないのかがわからないという状態です。
この状態に陥ると行動せずに立ち止まってしまいます。
- 頭の中がぐちゃぐちゃで整理できていない
- わからないことが多すぎてどこから調べればよいのかわからない
- 質問したくても具体的な質問の仕方もわからない
悩んでいることへの対処法がわからないと、上のような状態になりがちです。
そうなると時間ばかり消費し、結局わからないままになってしまいます。
4.英語がわからない
英語がわからないと、プログラミングはわからないと感じてしまいます。
プログラミングは英語で書かれており、英語を読まなければ理解できないからです。
- できないことがあっても、英語が読めないので解決策がわからない
- そもそも英語に苦手意識があり、プログラミングが頭に入ってこない
- 調べたくても英語がわからず、どのように調べればよいかわからない
このように英語がわからないだけで、プログラミングが苦手だと考えがちです。
IT業界で活躍するには英語力は必要不可!必要な英語レベル・英語学習法を解説5.「プログラミングは難しいもの」と思い込んでいる
プログラミングは難しく、自分にはできないと思っている人もいます。
そういう人はさまざまな先入観によって、プログラミングは難しいと思い込んでいるのです。
- プログラミングは理系出身者がやるものだという先入観がある
- 文系には理解できないものと思い込んでいる
- 特別な能力がないとプログラミングは理解できないと思い込んでいる
プログラミングに対して、このような思い込みをしている人は多いです。
6.すべてを理解しようとする
すべてを理解しようとすると、挫折してプログラミングはわからないと思ってしまいます。
プログラミングを最初からすべて理解することは不可能です。
- 最初から覚えることが多すぎて、できないとあきらめる
- 完璧に理解してから始めようとして、なかなか前に進まない
- やることが多すぎて、どこから手を付ければよいかわからず、始められない
すべてを理解するのは現実的ではないので、上のような事態に陥ってしまいます。
1つわからないことが出てくると、すべてがわからないと感じてしまうものです。
7.学習のレベルが高すぎる
プログラミングがわからないと感じる人は、最初から難しいことを学習しようと思いがちです。
自分のレベルにあった学習をしなければ、わからないと感じてしまいます。
- 経験者からおすすめの参考書を聞いたが、読んでも理解できない
- 自分のやりたいことだけをやろうとして、難しいことばかり覚えようとする
- スクールに行けばすべて教えてもらえると思い、自分のレベルに合っていないスクールに入会する
レベルの高いことを覚えようとしても、プログラミングは難しいと思うだけです。
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プログラミングがわからないときの4つの対策
プログラミングがわからなくて迷っても、さまざまな対策によって解決できます。
自分1人で解決できるもあれば、他人から教わって解決できるケースもあります。
- 徹底的に原因をリサーチする
- コミュニティに参加し仲間をつくる
- 実際に手を動かして理解につなげる
- ITエンジニアの経験があるプロから教わる
自分にできる対策はどれか、具体的に見ていきましょう。
1.徹底的に原因をリサーチする
時間をかけて、徹底的に調べることでプログラミングの問題は解決できます。
現在において本やインターネットを使って調べれば、解決できないことはほぼありません。
- わからない分野の本を読めば、解決策がのっている
- 過去に同じように悩んだ人がいて、誰かがインターネットに解決策をのせている
- 悩む点は同じように悩む人が多いので、解決策のまとめサイトがある
自分で調べて解決することで、問題解決力が養われることにもつながります。
2.コミュニティに参加し仲間をつくる
プログラミングの問題を解決するのには、コミュニティに参加し仲間をつくることが重要です。
1人で迷っているより仲間と協力したほうが勉強の効率は上がります。
また、仲間を作ることで多くのメリットがあります。
- わからない点をすぐに、遠慮せず聞ける
- 疑問点を人に話すことで、問題点を整理できる
- 一緒に学習することでモチベーションの維持向上につながる
効率よくわからないことを解決するためにも、一緒に学べる仲間を作りましょう。
3.実際に手を動かして理解につなげる
実際に手を動かすことがプログラミングのレベルアップには最も効果的です。
本を読んだり、インターネットで情報収集するのも大切ですが、自分で手を動かす時間を増やさなければなりません。
- 繰り返し手を動かすことで自然とスキルが身につく
- 手を動かすことで新たな疑問点が生まれ、それを解決することでスキルアップする
- 頭でわかったつもりになっていても、実際に手を動かしてみると間違いに気が付く
手を動かしながら、悩むことで本当の理解につながります。
4.ITエンジニアの経験があるプロから教わる
プログラミングがわからない人はプロから教わることが効果的です。
ITエンジニアの経験があるプロであれば、豊富な知識や経験から解決への最短ルートを示してくれるはずです。
- 悩んでいることの解決策はもちろん、疑問点の調べ方も教えてもらえる
- 現時点の自分にとって絶対に必要なことを教えてもらえる
- プロから教わることで、1人で悩む必要がなくなり時間の短縮になる
プロから教わることで得られるものは大きいので、教えてもらえる環境にある人はうまく活用すべきです。
プログラミングがわからない人必見!人に聞きにくいときに使える質問サイト3選
わからないことを人に聞きにくかったり、聞ける人がいないときには質問サイトを活用しましょう。
うまく活用することで早く、正確な情報を得ることができます。
- Qiita
- terateil
- stack overflow
3つのサイトを紹介しますので、1つずつ特徴を見ていきましょう。
1.Qiita
Qiitaは他のエンジニアと知識を共有するサイトです。
「記事フィード」で自分の悩みについて解説している記事を探せます。
解決できる記事が見つからなければ「質問フィード」でわからないことを質問も可能です。
- 投稿されている記事を読むことで隙間時間の勉強にも役立つ
- 記事を投稿することで、アップデートの練習になりレベルアップできる
- 自分に合った記事が届くサービスがあり、継続的に勉強しやすい
このような特徴で継続学習に向いたサイト設計になっています。
2.terateil
terateilはITエンジニアに特化したQ&Aサイトです。
回答率88%(2021年3月現在)と高い回答率によって、満足いく回答が得られます。
- 初心者マークや質問テンプレートがあり、初心者でも質問しやすい
- 回答に対してユーザーが評価する機能があり、評価されると上位表示されるため、正しい回答が得やすい
- 質問や回答するとサイト内のスコアが上がり、学習意欲向上につながる
全体的に初心者に利用しやすいサイトといえるでしょう。
3.stack overflow
stack overflowは英語版ではじまり、2014年に日本語版のサイトが始まりました。
全世界で利用者がいる、巨大なサイトです。
- 質問と回答のみで無駄な雑談の場がない
- 他人の質問や回答を編集する機能によって、より精度の高い解決策が得られる
- 英語が理解できる人は情報量豊富な英語版からも知識を得られる
他のサイトと違い世界中から情報を得られるのが特徴です。
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プログラミングがわからないときの質問例
プログラミングを誰かに質問するときにも、いい質問と悪い質問があります。
効率的に進めるためには、いい質問をしなければなりません。
相手にとってわかりやすい質問をすることで、的確な回答を得られるからです。
- 悪い質問の例|質問が抽象的で、状況を把握するのに時間がかかる
- いい質問の例|現状を伝えて、解決したい内容が明確
上手く質問ができるように具体的質問を確認しましょう。
悪い質問の例|質問が抽象的で、状況を把握するのに時間がかかる
相手のことを思っていない抽象的な質問は悪い質問といえます。
質問の意図が伝わらず、解決するまでに質問をやり取りするなど無駄な時間が生じてしまうのです。
- 〇〇というエラーが発生したのですが、どうしたらいいでしょうか?
- 〇〇についてわからないので教えてください
上の質問ではどこまで自分で調べたのか、具体的にどの部分がわからないのかが抽象的で不親切です。
テンプレートなどを利用して、悪い質問をしないようにしましょう。
いい質問の例|現状を伝えて、解決したい内容が明確
いい質問をすることで、プログラミングを円滑に進めることができます。
プログラミングはわからないことが頻繁に出てきます。
そのため、いい質問によって問題をスムーズに解決しなければ、仕事が進まなくなってしまうのです。
- 〇〇というエラーについて〇〇までは解決できましたが、ここから〇〇までの進み方を教えてください
- 自分で調べて〇〇まではわかりましたが、それと〇〇の違いがわからないので教えてください
このようにいい質問は、現状と解決したい内容が明確で、回答者が答えやすい質問になっています。
わからないと諦める前に!具体的なプログラミングの勉強法5選
プログラミングは難しいからといって簡単に諦めるべきではありません。
具体的な勉強法を知ることで、プログラミングを理解できる可能性は高まります。
- 本を読む
- コードを写経する
- 無料学習サイトを使う
- アプリを使う
- プログラミングスクールに通う
自分に適した勉強法を探してみましょう。
1.本を読む
勉強法の基本として本を読むことは大切です。
体系だった学習をするにはインターネットで調べるよりも、本を読むほうが適しています。
本を選ぶ際には次の点を意識しましょう。
- 手元においておける辞書代わりになる本を選ぶ
- 最新の情報を得るため、発行年がなるべく新しいものを選ぶ
- 自分の学習環境、レベルに合った本を選ぶ
繰り返し同じ本を読むことで自然と知識が頭に入るようになります。
プログラミング学習におすすめの本をランキング形式で紹介【20選】2.コードを写経する
プログラミングの本やインターネットの情報をもとにコードを写経してみましょう。
繰り返しコードを書いているうちに自然と理解できるようになるものです。
- 正確に写経する
- コードの構造を考えながら写経する
上の点に注意することで効果的にスキルアップできます。
闇雲に同じことを繰り返して写経するのではなく「なぜその形になるのか」を理解しながら、繰り返し写経することが大切です。
3.無料学習サイトを使う
プログラミングの勉強に無料学習サイトを使うことも効果的です。
わからないことを調べるのはもちろん、自分掲示板に投稿して問題解決に繋げられるものもあります。
アウトプットすることで、学習効果を高められるのです。
たとえば、上記のような学習サイトがおすすめですが、無料学習サイトは他にもさまざまなものがあります。
無料学習サイトで勉強することは上のようなメリットがありますので、活用すべきです。
4.アプリを使う
アプリでの勉強はプログラミングの初期段階で効果的です。
アプリならスマホ1台で気軽に始められます。
アプリに関しても無料で試せるものばかりなので、利用しない手はないでしょう。
積極的に利用し、プログラミングの苦手意識をなくしましょう。
5.プログラミングスクールに通う
勉強法の1つとしてプログラミングスクールに通うことも検討すべきです。
お金はかかりますが、独学では得られない学習効果があります。
- 学習期間が決まっているので、自分がどの地点にいるのかイメージしやすい
- カリキュラムが決められており、最短ルートで学べる
- 与えられた教材をこなすことで確実にスキルアップできる
費用対効果をきちんと考え、正しい選択をしましょう。
まとめ:最初は悩んで当然!プログラミングでわからないときの対処法を知っておこう
プログラミングは難しいものだと悩む必要はありません。
誰でも壁にぶつかるのは当たり前ですが、きちんと対処法を知っていれば確実に悩みを解決できます。
- プログラミングがわからない原因はなんなのか
- 問題を解決するにはどこから始めればよいのか
- 自分に合った、継続できる勉強法にはどんなものがあるのか
上記の点をきちんと理解しプログラミングで悩んだ時の対処法を知っておきましょう。
対処法さえ知っていれば、悩みを解決して、スキルアップできるはずです。