プログラミングをやるべき5つの理由。挫折せずに続けるコツも紹介
プログラミングに関心がある人は増えています。
学生や社会人が身につけたいスキルとしてもよく話題に上がるプログラミング。
小学校や中学校でもプログラミング教育が開始され、多くの人がプログラミングに触れる世の中になりました。
プログラミングをやるべきか、やるならどんなプログラミング言語を選ぶべきか、迷う人は多いですね。
「プログラミングってやるべきかな?」
「どうやってプログラミングを勉強すればいいの?」
「おすすめのプログラミング言語って?」
と疑問に思っている方もいるでしょう。
今回は、
- プログラミングをやるべき理由
- プログラミングを挫折せずに続けるコツ
- プログラミングの学習方法
- おすすめのプログラミング言語
などについてご紹介します。
「プログラミングはやるべき?どう行動を起こせばいい?」と悩んでいるなら、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
プログラミングをやるべき5つの理由
まずは、プログラミングをやるべき理由について見ていきましょう。
ただ「プログラミングをやるべきだ」と言われても、なぜなのか理由がわからなければ、どうにもできませんよね。
やるべき理由を知り、自分で「確かにやるべきだ」「特にやるべきとは思わない」と判断することが大切です。
ここでは、プログラミングをやるべき5つの理由についてご紹介します。
- IT業界が成長し続けている
- 就職に有利
- 思考能力が身につく
- 年収アップを狙える
- 学習ハードルが下がっている
それぞれについて見ていきましょう。
1.IT業界が成長し続けている
プログラミングを学ぶべき理由として、IT業界が成長し続けていることが挙げられます。
次のグラフでも分かる通り、IT業界は今後も伸びが予測されており、将来性の高い業界です。
(出典:経済産業省『IT人材受給に関する調査』)
近年は、IT業界に限らず、あらゆる業界が業務効率化や事業経営のなかでIT技術を取り入れています。
IT業界の成長は長期的に続く見込みです。
同時に、伸び続ける需要に対して十分な人材を確保できないことが懸念されています。
つまり、プログラミングを始めとするIT技術を持つ人材は不足しており、高い需要があるのです。
2.就職に有利
プログラミングを習得すると就職・転職に有利に働きます。
国外や国内において、プログラミングの技術を持つ人材は不足しているのが現状です。
あらゆる企業がプログラミングスキルを持つ人材を求めています。
そのため、プログラミングを習得すれば就職や転職で有利に選考を進められますよ。
企業が求めるレベルのプログラミングスキルを有している人材はごく一部です。
十分なスキルを身につけることで、就職や転職活動での市場価値を高め、周囲と差別化できます。
3.思考能力が身につく
思考能力が身につくことも、プログラミングを学習すべき理由です。
仕事で「よく考えて行動して」「論理的に考えなさい」と言われたことはないでしょうか。
プログラミングでは、論理的に考えてコードを書き、エラーを修正する作業があります。
自然と思考力が鍛えられ、プログラミング以外の能力も同時に伸ばせますよ。
プログラミングは思考力を訓練できるスキルでもあるのです。
「論理的思考力を身につけたい」「問題解決の考え方を身につけたい」という人は、プログラミングを学習すべきでしょう。
4.年収アップを狙える
プログラミングをやるべき理由として、年収アップを狙えることがあります。
一般的に、プログラミングは高度な専門職です。
プログラミングを活かすエンジニアなどの職種は、年収が高い傾向にあります。
また、プログラミングで副業をする場合でも、単価が高いため収入を得やすいです。
スキルがあれば、副業を始めてすぐに数万円を稼ぐことも可能ですよ。
プログラミングを身につければ、本業や副業で収入アップを実現できるでしょう。
5.学習ハードルが下がっている
プログラミングの学習ハードルが下がっていることも、やるべき理由です。
近年は、プログラミングを学習できる情報サイトやプログラミングスクールがどんどん増えています。
インターネット上で気軽に学習することも可能です。
手軽に効率よく学習できるさまざまなサービスが提供されているため、学習環境を手に入れやすくなりました。
行動すればスキルを身につけられ、あらゆるメリットを得られますよ。
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プログラミングを挫折せずに続けるコツ
プログラミングをやるべき理由についてお伝えしました。
やるべきと言われる理由を知り、判断しましょう。
「一度勉強したことがあるけど、挫折しちゃった」という人もいるかもしれません。
プログラミングに挫折する人は非常に多いです。
それでも、本当に「やるべき」と考えてふたたび挑戦するのは素晴らしいこと。
プログラミングを初めて学ぶ人も、挫折したことがある人も、挫折せずに学習を続けるコツを知っておくと安心です。
ここでは、プログラミングを挫折せずに続けるコツについてご紹介します。
- 質問できる環境を用意する
- 「プログラミングでなにがしたいか」を明確にする
- 小さな目標を立てる
- 仲間を作る
詳しく見ていきましょう。
1.質問できる環境を用意する
挫折しないためには、わからないことについて質問できる環境を用意することが重要です。
プログラミング学習では、疑問点がたくさん出てきます。
調べてすぐにわかれば問題ありませんが、コードのエラーの原因など、すぐにわからないこともあるでしょう。
わからないことでつまづくと、学習の意欲が下がってしまいます。
1つの疑問点に何時間もかかっては、挫折しても無理はありません。
挫折を防ぐには、1人だけで解決しようとするのではなく、誰かに質問して解決できることがコツです。
質問してすぐに解決できれば、どんどん前に進んでいけます。
疑問点はすぐ解決し、立ち止まらずに学習を続けましょう。
2.「プログラミングでなにがしたいか」を明確にする
学習しているうちに「なんでこんなことしてるんだろう?」と疑問に思い、やめてしまう人は多いです。
最初に「プログラミングでなにがしたいか」を明確にしましょう。
プログラミングをする目的が明確でないと、壁にぶつかったときに挫折します。
次のように、できるだけ具体的に目的を考えておくといいですよ。
- プログラミングで自分のアプリやサービスを開発したい
- プログラミングスキルを活かして昇進・昇給したい
- プログラミングスキルを武器に転職したい
- プログラミングで柔軟な働き方を実現したい
「自分はこの目的を達成するためにプログラミングをするんだ」と強く心に決めることが大切です。
プログラミングでしたいことが明確なら、挫折しそうになったときも乗り越えられるでしょう。
3.小さな目標を立てる
モチベーションが続かずに、いつの間にか挫折してしまう人もいます。
プログラミングでは、日々の小さな目標を立ててモチベーションを維持しましょう。
小さな目標とは、次のようなものです。
- 1日1ページだけ教材を進める
- 夕食後はコードを1行だけ書く
- スキマ時間に動画教材を観る
- 毎日パソコンを開く
「これくらいならできそう」と行動のハードルを下げることで、毎日の学習を継続しやすくなります。
プログラミングは一気に学習するよりも、毎日少しずつの積み重ねが大切です。
また、小さな目標はすぐに達成しやすいので、成功体験として自信につながります。
プログラミングを学ぶモチベーションの維持もできますよ。
4.仲間を作る
プログラミングを挫折しないコツとして、一緒に学習する仲間を作ることも大切です。
1人だと「今日は面倒だから明日やろう」「みんな遊んでるし自分も遊ぼう」となりがちではないでしょうか。
一緒に学習する仲間がいれば、「あの人が頑張ってるから自分ももう少し頑張ろう!」とモチベーションが上がります。
お互いに刺激を与え合い、励まし合えるので、効率的に学習に取り組めますよ。
わからないことを聞ける相手ができるのも嬉しいですよね。
プログラミングの学習方法3選
プログラミングを挫折せずに続けるコツについてお伝えしました。
ぜひ取り入れて、学習を継続してくださいね。
プログラミングを学習する方法はさまざまです。
目的や好きな学習の仕方によって、自分に合った方法を選びましょう。
ここでは、プログラミングの学習方法3選についてご紹介します。
- プログラミングスクール
- 書籍
- Webサービス
1つずつ見ていきましょう。
1.プログラミングスクール
効率的にプログラミングを学習するなら、プログラミングスクールがおすすめです。
プログラミングスクールは、プログラミングを学習するための最適な環境が整っています。
次のような学習環境なら、途中で挫折しにくく、必要なレベルのスキルを習得できますよ。
- 目的に応じたカリキュラムん
- 未経験からでもわかりやすい教材
- わからないことをすぐに質問・解決できる
- 一緒に学ぶ仲間ができる
もし未経験からプログラミングを学ぶなら、受講生の97%が未経験者の「DMM WEBCAMP」がおすすめです。
未経験を目的達成までしっかりサポートする体制が整っているので、安心して学習に集中できますよ。
「最短距離でプログラミングを学びたい」という方は、プログラミングスクールを選びましょう。
2.書籍
必要な知識をしっかり学びたいなら、書籍で学習する方法があります。
書籍は、あるテーマの情報が体系的にまとめられているため、じっくり学ぶのに適していますよ。
「この分野について詳しく知りたい」という方におすすめです。
初心者向けの入門書や、より高度な内容を学びたい人向けの専門書などがあるので、自分に合った書籍を選びましょう。
こちらの記事では、書籍のなかでもよく読まれている名著をまとめました。
よければ書籍選びの参考にしてみてくださいね。
ただし、プログラミングやIT業界の変化の流れは速いため、書籍では情報が古いことがあります。
書籍で学習するときは、情報が古いものではないかに注意することが大切です。
3.Webサービス
気軽にプログラミングを学ぶなら、Webサービスがありますよ。
最近は、楽しくプログラミングを学べるWebサービスがたくさん提供されています。
- スキマ時間にスマホで学べる
- 動画で学べる
- 手を動かして学べる
- ゲーム感覚で学べる
Webサービスについてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、気になる方はご覧ください。
プログラミングWeb学習サイト28選を目的別に紹介!選ぶポイントも解説
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おすすめのプログラミング言語7選
プログラミングの学習方法についてお伝えしました。
あなたはどの学習方法が合うでしょうか。
プログラミングでは、どのプログラミング言語を学ぶのか選ぶ必要があります。
プログラミング言語によって学習内容やできることは変わるので、よく見比べることが大切です。
はじめてプログラミングを学ぶ人は、習得難易度が低いプログラミング言語を選びましょう。
ここでは、おすすめのプログラミング言語7選についてご紹介します。
- Swift
- Phython
- Ruby
- Java
- JavaScript
- C言語
- PHP
それでは順番に見ていきましょう。
1.Swift
「Swift(スウィフト)」は、iOSやmacOSのアプリケーション開発ができるプログラミング言語です。
Apple社が提供しており、iPhoneやiPad、Macbookアプリなどの開発現場で活用されています。
以前までは、iOSやmacOSのアプリケーション開発にはObjective-Cが使われてきました。
Swiftは、Objective-Cよりも習得が簡単で利用が広がっています。
「iPhoneやiPad、MacBookのアプリを開発したい!」という方は、Swiftを習得するといいですよ。
2.Phython
「Python(パイソン)」は、AIや機械学習の分野で活躍しているプログラミング言語です。
汎用性が高く、次のような開発に活用されています。
- Webアプリケーション開発
- AI(人工知能)開発
- 機械学習開発
- ブロックチェーン開発
もともと自動処理や統計・解析、数学系ライブラリが発達しており、AIや機械学習の分野で採用されることが多いです。
業務効率化ができるプログラミング言語なので、普段の仕事にも役立てられますよ。
文法がシンプルで、少ないコードでプログラムを書けるため、初心者でも習得しやすいでしょう。
初めて選ぶプログラミング言語としても適しています。
「AI開発がしたい!」「データサイエンティストになりたい!」という方にはおすすめです。
3.Ruby
「Ruby(ルビー)」は、アプリケーション開発に活用されるプログラミング言語です。
日本で生まれ、まつもとゆきひろさんによって開発されました。
Rubyで作られた「Ruby on Rails」というフレームワークが非常に人気です。
Ruby on Railsを活用すれば、Webアプリケーションを素早く効率的に開発できますよ。
Rubyは、プログラミングを楽しむという考えのもと「書きやすく読みやすく」をテーマに開発されています。
コードが読みやすいため、初心者向けのプログラミング言語です。
4.Java
「Java(ジャバ)」は、あらゆるOSで動作可能なプログラミング言語です。
世界中で利用者が多く、人気の高いプログラミング言語として知られています。
汎用性が高く、さまざまな開発ができますよ。
実行速度が速く安定している特徴から、大規模システム開発に採用されることも多いです。
- Androidアプリ開発
- 組み込みシステム開発
- Webアプリケーション開発
ただし、習得難易度はやや高めで、初心者向きではありません。
最初の言語として選ぶのは注意しましょう。
Javaはほかの言語に視野を広げやすい、求人需要が高いというメリットもあります。
「プログラミングをしっかり理解したい!」という人にはおすすめです。
5.JavaScript
「JavaScript(ジャバスクリプト)」は、Webのフロントエンドで活用されるプログラミング言語です。
動的なWebページを作成できるため、Webサイト制作で活躍しています。
WebサイトやWebアプリのUIに欠かせないプログラミング言語です。
また、近年は「node.js」の普及によってサーバーサイドの開発にも採用されています。
「HTML5」と組み合わせてアプリケーション開発も可能で、汎用性が高まっているのも魅力です。
習得難易度は易しめで、初心者でも比較的短時間で習得できます。
初めてのプログラミング学習にもおすすめですよ。
Web制作がしたい方は、HTMLやCSSと合わせて習得するといいでしょう。
6.C言語
「C言語」は、高速でコンパクトなプログラムを実現できるプログラミング言語です。
1972年に開発され、C系言語の祖として非常に高い知名度があります。
C言語は、コードを書いて実行させるときに「コンパイル」という過程が必要です。
コンパイルは、人間が入力したソースコードをコンピュータが読み込める機械語に翻訳すること。
コンパイルによってコンピュータが実行しやすくなり、効率的な素早い処理が可能になります。
しかし、C言語は習得難易度が高く、初心者向けではありません。
「コンピュータに詳しくなりたい」「プログラミング自体に詳しくなりたい」という方におすすめです。
7.PHP
「PHP(ピーエイチピー)」は、動的なWebページを作成できるプログラミング言語です。
動的なWebページとは、アクセスしたタイミングや状況によって表示内容が変わるページを意味します。
Webページに動きをつける言語として、JavaScriptも使われることが多いです。
JavaScriptがクライアントサイドの言語であるのに対して、PHPはサーバーサイドの言語という違いがあります。
PHPの特徴として、HTMLで記述したプログラムに埋め込んで使えることが挙げられます。
そのため、HTMLで高品質なWebサイトを作るときによく活用されますよ。
MySQLなどのデータベースとの連携がしやすく、WordPressを含むWebアプリケーションの開発に活用されています。
仕様や文法が比較的簡単なので、初心者でも学びやすいです。
まとめ:スキルを身につけたいならプログラミングをやるべき
今回は、プログラミングをやるべき理由や学習方法についてお伝えしました。
プログラミングは今後いっそう求められるスキルとなります。
「転職したい」「収入アップしたい」という人にもぴったりのスキルです。
最近では、プログラミングを学ぶハードルもぐっと低くなっています。
リーズナブルな価格で学習環境を手に入れられるので、気軽に学習してみてはいかがでしょうか。
「社会人としてスキルアップしたい」という人に、プログラミングはおすすめです。
プログラミングを身につけて、自信を持ってキャリアを築いていきましょう。