業務効率化におすすめのプログラミング言語とは!勉強する方法も紹介
プログラミングで業務を効率化できるのをご存知でしょうか。
普段の仕事のなかで「この単純作業の業務が効率化できればいいのに…」と感じることってありますよね。
プログラミングを使えば、作業を自動化してあなたの業務を効率的に進められます。
「プログラミングで業務を効率化したいけど、どうすればいいの?」
「業務効率化ができるプログラミング言語は?」
「プログラミングで業務効率化ツールを作るには?」
上記の疑問を抱えている人もいるでしょう。
今回は、
- 業務効率化に役立つプログラミング言語
- プログラミングで業務効率化を行った例
- プログラミングで自動ツールを作るコツ
- 業務効率化のためにプログラミングを学ぶ方法
などについてご紹介します。
「いまの仕事の業務効率化にプログラミングを活用したい!」という方は、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。
プログラミングで業務効率化を進めるメリット2つ
まずは、プログラミングで業務を効率化するメリットについて見ていきましょう。
業務を効率化すると、どんなメリットがあるのか、いまいちイメージがつかめていない方もいるかもしれません。
メリットを知ることで、プログラミングによる業務効率化の価値がわかります。
ここでは、プログラミングで業務効率化を進める2つのメリットについてご紹介します。
- 時短につながる
- 会社全体の効率化につながる
詳しく見ていきましょう。
1.時短につながる
業務を効率化すると、業務にかけていた時間を短縮できます。
業務あたりの所要時間が減ると、そのぶんほかの業務ができて仕事が進みます。
プログラミングで作った効率化のシステムを使えば、それまで数時間かかっていた作業が数分で終わるなんてことも可能です。
業務にかかる時間短縮ができることは、あなたの生産性を高めてくれます。
仕事は限られた時間で業務をこなさなければなりません。
業務の時間短縮ができるのは大きなメリットですね。
2.会社全体の効率化につながる
効率化のシステムを共有すれば、会社全体の効率化につながります。
1人1人の作業効率が上がれば、会社としても生産性が高まるでしょう。
会社の仕組みとして効率化が進むと、無駄な作業がなくどんどん仕事が進むようになります。
成果につながりやすく、売上アップも期待できるでしょう。
あなたが作ったシステムで会社全体の効率化が実現すれば、大きな貢献になります。
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業務効率化に役立つプログラミング言語とは
プログラミングで業務を効率化するメリットについてお伝えしました。
仕事を時短できたら早く帰れますし、会社全体の生産性アップに役立ちます。
プログラミングでは、言語によってできることが異なります。
業務効率化したいなら、適したプログラミング言語を習得することが大切です。
さっそく、業務効率化ができるプログラミング言語について知っておきましょう。
ここでは、業務効率化に役立つ2つのプログラミング言語をご紹介します。
- Python
- VBA
それぞれ見ていきましょう。
1.Python
「Python(パイソン)」は、さまざまな業務の自動化ができるプログラミング言語です。
Pythonを使えば、自動化ツールの開発ができます。
用途が限定されず、さまざまなシーンで業務効率化に役立たせることが可能です。
- ソフトの操作
- ブラウザの立ち上げとサイトの表示
- サイトから情報取得
プログラミング言語としてもコードがシンプルで書きやすいため、初心者向きです。
また、Pythonを習得すれば業務の自動化だけではなく、AIや機械学習の分野でも活躍できます。
「業務効率化にとどまらないプログラミングスキルを得たい!」という方におすすめです。
2.VBA
「VBA(ブイビーエー)」は、Microsoft Officeのソフトにおける作業を自動化できるプログラミング言語です。
仕事で、次のようなMicrosoft Officeのソフトを使う方は多いでしょう。
- Word(ワード)
- Excel(エクセル)
- PowerPoint(パワーポイント)
上記を使った業務なら、VBAを使って作業の自動化ができます。
VBAは簡単なプログラムのため、基本的な文法もわかりやすいです。
初めて学習するプログラミング言語としてもおすすめですよ。
プログラミングで業務効率化を行った5つの例
業務効率化に役立つプログラミング言語についてお伝えしました。
あなたの仕事内容に合わせて選ぶといいですよ。
ここからは、実際にプログラミングで業務効率化を実現させた事例について見ていきましょう。
前例を知れば、具体的なイメージがつかめます。
プログラミングで業務効率化を行った5つの例をご紹介しましょう。
- Webサイトからデータを取得
- 毎日決まった時間にプログラムの起動
- Excelへの自動入力
- メールの宛先を変更して自動送信
- 大量のデータファイルの記述の一部を置換
どれも時間のかかる作業を自動化した好例です。
順番に見ていきましょう。
1.Webサイトからデータを取得
VBAによってシステムを作れば、Webサイトからデータを取得できます。
データ収集にかかる手間を削減できるので、非常に役立ちます。
- 資料作成に必要なデータを集める
- 提案で使えるデータを探す
- データを資料にまとめる
上記は、仕事のなかでもよく発生する作業ではないでしょうか。
データ収集をコンピュータに任せれば、あなたは時間をほかのことに使えます。
一度システムを作成すれば、その後はボタン1つでデータ収集ができるのも嬉しいですね。
2.毎日決まった時間にプログラムの起動
毎日決まった時間にプログラムを起動できます。
Pythonは、Microsoft Officeなどのビジネスソフトや、Webサービス、SNSとの連携も可能です。
時間を指定してプログラムを起動させ、必要な操作をさせることもできます。
毎日のルーチンワークとして必要な作業も、Pythonを活用すれば効率化できますね。
3.Excelへの自動入力
VBAを使えば、Excelへの自動入力が可能です。
Excelで大量のコピー&ペースト作業をしなければならないとき、「この作業、自分がやらなくてもいい業務じゃないか?」と考えたことはないでしょうか。
単純作業はコンピュータに任せられます。
VBAで自動化のシステムを作ることで、転記作業を自動化しましょう。
時間や手間ばかりかかる単純作業をコンピュータに任せられれば、より楽で正確に業務を完了できますよね。
4.メールの宛先を変更して自動送信
Pythonによってメールの送受信を自動化することができます。
メールは社外、社内において重要なコミュニケーションツールです。
正確かつ定期的に作成、送信する必要がありますよね。
Pythonを使うことで、リスト化したメールアドレスに対して自動で一斉に送信が可能です。
顧客に向けたメール送付や業務連絡などの業務効率化が図れます。
5.大量のデータファイルの記述の一部を変更
Pythonを使えば、大量のデータファイルにおける部分的な変更をまとめて簡単にできます。
たとえば、社名を変更したとき、たくさんのデータファイルに記載された社名を新しい社名に変更しなければなりません。
なかなか気の遠くなる作業ではないでしょうか。
しかし、Pythonを使ってシステムを作ると、データファイルの記述の一部を書き換えられます。
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プログラミングで自動ツールを作る4つのコツ
プログラミングで業務効率化を実現した例についてお伝えしました。
あなたの仕事も効率化できたら、仕事をもっとスムーズに進められますね。
業務効率化をするには、ご紹介したプログラミング言語を使って自動ツールを作る必要があります。
「自動ツールを作るなんて、難しそう」と感じる方もいるでしょう。
しかし、コツをおさえることで自動ツールを作りやすくなります。
ここでは、プログラミングで自動ツールを作る4つのコツについてご紹介します。
- 自動化したい作業を明確に決める
- 逆算して手順を洗い出す
- 最初は小さなプログラムから作る
- 疑問点はすぐに聞ける環境を作る
1つずつ見ていきましょう。
1.自動化したい作業を明確に決める
自動ツールの作成では、まず自動化したい作業を明確に決めることが重要です。
いま抱えている作業をすべて洗い出し、効率化できる作業を見つけましょう。
次のような作業は自動ツールによる効率化が可能です。
- 単純作業の繰り返し
- 定期的に発生する作業
「どんな作業を自動化するのか」が明確になれば、どんな自動ツールを作るべきかが定まります。
作るべきものを具体的に決めることで、自動ツールを作りやすくなります。
2.逆算して手順を洗い出す
自動化させる作業が決まれば、作業の具体的な手順を洗い出します。
このとき、逆算して手順を洗い出すといいですよ。
逆算して考えることで、ゴールにしっかりたどり着くように考えやすくなります。
3.最初は小さなプログラムから作る
最初は小さなプログラムから作ることが、自動ツールを作るコツです。
いきなり複雑な自動ツールを作ろうとせず、小さなプログラムから作って広げましょう。
たくさんの作業が必要な業務は、書かなければならないプログラムの量も多くなります。
量が多いとエラーが発生しやすい、書き終わるまで時間がかかるといったデメリットも。
小さく簡単なプログラムでも、いくつか作るうちに経験となり、理解が進みます。
次第に複雑な自動ツールを作れるようになります。
4.疑問点はすぐに聞ける環境を作る
自動ツールを作るときは、問題点についてすぐに聞ける環境を作ると安心です。
わからないことを聞けると、解決までの時間が早く、つまづかずに完成させられます。
問題点やわからないことを聞く相手は、次のようにして見つけるといいでしょう。
- プログラミングに詳しい知人を探す
- エンジニアに質問できるWebサービスを利用する
- プログラミングのコーチを雇う
- プログラミングスクールに通う
1人で学ぼうとすると、壁にぶつかったときに乗り越えられず挫折しがちです。
初めのうちは、問題点を聞ける相手をぜひ見つけましょう。
業務効率化のためにプログラミングを学ぶ方法3選
プログラミングで自動ツールを作るコツについてお伝えしました。
作りたいものを明確にして、わからないことを解消しながら少しずつ作ることが大切です。
業務効率化の自動ツールを作るにあたって、「さっそくプログラミングを学びたい」という方もいるでしょう。
プログラミングを学ぶ方法はさまざまです。
効率的に習得するには、自分に合った学習方法を見つけることが大切ですよ。
ここでは、業務効率化のためにプログラミングを学ぶ方法3選についてご紹介します。
- プログラミングスクール
- 書籍
- Webサービス
それぞれの学習方法の特徴について見ていきましょう。
1.プログラミングスクール
プログラミングをしっかりと学ぶなら、プログラミングスクールを活用した学習がおすすめです。
プログラミングスクールは、プログラミングを学習するための最適な環境が整っています。
目的に応じて最短距離でプログラミングを習得可能です。
プログラミングスクールの優れている点は、次の通りです。
- 目的に応じたカリキュラム
- 未経験からでもわかりやすい教材
- わからないことをすぐに質問・解決できる
- 一緒に学習する仲間ができる
また、プログラミングスクールによっては転職サポートやキャッシュバックキャンペーンがあります。
未経験からプログラミングを学ぶなら、受講生の97%が未経験者の「DMM WEBCAMP」が安心です。
プログラミング未経験者がつまづきやすいポイントをしっかりサポートして、スキル習得を手助けします。
「目的達成のためにプログラミングを身につけたい!」という方は、プログラミングスクールを検討してみてはいかがでしょうか。
2.書籍
プログラミングについて知識を得たいという方は、書籍での学習方法があります。
書籍は、プログラミングについての情報が体系的にまとまっており、深い知識を得られるのが特徴です。
初心者向けの入門書や、さらに詳しく学びたい人向けの専門書など、さまざまな書籍があります。
自分のレベルや目的に合った書籍を選ぶことで、学習の助けとなるでしょう。
ただし、過去に出版された書籍にある情報は古いこともあります。
情報が現在でも正しいものかどうかに注意しましょう。
プログラミングの書籍のなかでも、多くの人が読んでいる名著をまとめました。
こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
3.Webサービス
気軽に学習してみたい方には、Webサービスを使った学習がおすすめです。
最近は、プログラミングを学習できるさまざまなWebサービスが提供されています。
- スマホでスキマ時間に学べる
- 手を動かして学べる
- 動画で学べる
- ゲーム感覚で学べる
Webサービスは無料、またはリーズナブルな価格で利用できるものも多いです。
「気軽に学びたい」「楽しく学びたい」という方は、Webサービスで学習を始めましょう。
Webサービスでの学習に興味がある方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
プログラミングWeb学習サイト28選を目的別に紹介!選ぶポイントも解説まとめ:業務効率化のためにプログラミングは学ぶべき
今回は、業務効率化のためのプログラミングについてご紹介しました。
プログラミングを活用すれば、いまの仕事の業務を効率化して働きやすくなります。
単純作業の無駄を省き、生産性をアップさせましょう。
あらゆる職種や業務において、プログラミングで自動化できる作業は多いです。
業務効率化のためにプログラミングを学ぶことは、さまざまなシーンで役立ちます。
「業務を効率化してもっと成果を出したい」「やりたい仕事に時間を割きたい」と感じている方こそ、プログラミングを学んでみてはいかがでしょうか。