仕事の価値観を正しく把握しよう!8つのタイプと合わないと感じた時の対処法
「仕事に対して価値観が合わない」
「価値観が合わない人との付き合い方を知りたい」
と思うことはありませんか?
仕事に対して価値観を見出そうとしても、どうすれば見出せるのか迷ってしまいますよね。
では、仕事の価値観にはどのようなタイプがあるのでしょうか?
そこで今回は、
- 自分自身の仕事の価値観を見つける方法
- 価値観が合わない同僚や会社との付き合い方
- 自分の価値観に合った仕事の見つけ方
について詳しく解説します。
この記事を見れば自分の価値観に合った働き方が必ず見つかります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
自分の仕事の価値観を知っておくべき3つの理由
働くにあたって、自身の仕事に対する価値観を知っておくことは大切なことです。
ただ漠然と内定の決まりやすい企業に入ったとしても、本当の意味で自分に合った企業なのかどうかがわからないものです。
自分自身の「仕事の価値観」を知っておくべき理由は、以下の3つです。
- 仕事の満足度ややりがいを感じやすくなる
- 仕事に対するミスマッチが起こりにくい
- 環境やライフステージによって価値観は変化する
これらの理由について、それぞれ深く掘り下げていきましょう。
1.仕事の満足度ややりがいを感じやすくなる
仕事と自分の価値観合っていれば、満足度ややりがいを感じやすくなります。
価値観が決まっていれば、ただ漠然と仕事をするのではなく、目的を持って仕事ができるでしょう。
今の会社でスキルアップをしたいと考えているのであれば、仕事で得られる経験やスキルに価値を見出せます。
価値観が一致していれば、満足度の向上に繋がるといえます。
2.仕事に対するミスマッチが起こりにくい
仕事に対する価値観は、適職を選ぶための重要なポイントともいえます。
万が一あなたが描く仕事の価値観が企業の価値観とズレていた場合は、早期退職に繋がる可能性があるからです。
せっかく就職したとしても、会社の考え方や方向性が合わないと感じれば、長く続けていくのは難しいといえます。
順調なキャリアを描くためにも、価値観の合う仕事選びが大切です。
仕事が合わないなら辞めるべき?判断基準と今すぐできる5つの対策3.環境やライフステージによって価値観は変化する
仕事に対する価値観は、環境やライフステージによって変化するといえます。
年齢を重ねて、新しい経験をしたり、いろんな人の価値観に触れることによって、自分の価値観も変わってくるからです。
たとえば、新入社員として入社した際は価値観が一致していた企業でも、結婚して子供ができれば「家族と過ごす時間を増やしたい」と思うこともあります。
時間が経つにつれ、変化する価値観を冷静に把握できなければ「昔はマッチしていたが、今は企業との価値観とミスマッチしている」という状況に気づけないでしょう。
今の仕事に合わない…新しいことに挑戦したい!
そのように考え、成長しているIT業界への転職を考えている方も増えてきました。
『IT業界に興味はあるけど、よくわからない…』
『パソコンとかそもそも苦手なのに私なんかにできるのかな』
『エンジニアって聞くけど難しそう』
反対にこのような声も聞く事があります。
そう考えている方は、一度ぜひ転職に成功したエンジニアの方のインタビューをご覧ください!
【あなたはどれ?】キャリアアンカーから見る仕事の価値観8つ
自分の仕事に対する価値観は、キャリアアンカーといった考えによって分析できます。
キャリアアンカーとは、組織心理学者として有名なエドガー・H・シャインが提唱したキャリアに関する理論として知られています。
いわゆる、キャリアに基づいた自己欲求や、自分の望む価値観を分析する考え方です。
キャリアアンカーは、以下の8つに分類されます。
- 管理能力
- 技術的・機能的能力
- 保障・安定
- 創造性
- 自律と独立
- 奉仕・社会献身
- 純粋な挑戦
- ワーク・ライフバランス
これらの要素をふまえて、自分自身の傾向と類似している軸が何かがわかると、仕事における価値観を理解しやすくなります。
自分が求めているものが何かがわかるきっかけとなるため、それぞれの要素について知っておくとよいでしょう。
1.管理能力
専門的な職務よりも、管理職や組織を動かす仕事に興味があるタイプです。
自分自身が何かをするというよりは、人を束ねるマネジメントに強い傾向があります。
こうしたタイプの人は、以下のような傾向があります。
- 出世思考が強い
- チームを統率する仕事に興味がある
- 経営者側の立場に立って、物事を考える
このように、経営者としてのキャリアを築くことを望んでいるといえます。
2.技術的・機能的能力
このタイプは、スキルを高めることに満足感を覚え、自らの専門的な能力をフルに発揮したいタイプです。
技術的・技能的能力に分類される人は、自身のスキルを高めることに価値を見出します。
- 特定の分野のスペシャリストを目指している
- 専門的なスキルは、他の人に負けたくない
このような視点を持っている人はキャリアアンカーの「技術的・機能的能力」に重きを置いていると考えられるでしょう。
3.保障・安定
ひとつの組織で、長期的に安定して仕事をすることに価値を見出します。
終身雇用などの保障や、安定した給与・報酬を重視するタイプです。
- 公務員志望が強い
- 異動や転職に抵抗がある
- キャリアチェンジに保守的
こうしたタイプの人は、大きな変化よりも、安定性を求める傾向にあります。
4.創造性
このタイプは、新商品やサービスを開発したり、新規事業を立ち上げるのに価値を見出します。
創造性に分類されるものは、リスクを恐れず、新しいことを生み出すのに興味があるタイプの人です。
- 今までにないものを作ることが好き
- 自分の創造性を活かせる仕事がしたい
- ベンチャー企業に興味がある
このように、何か新しいことをはじめたり、生み出すことに充足感を覚えるタイプは「創造性」に長けているといえるでしょう。
5.自律と独立
まわりを気にせず、自分のペースで仕事ができる環境に価値を見出すタイプが、このタイプの特徴です。
独立心が高く、組織の集団行動や、規則に縛られることが苦手な人が該当するといえるでしょう。
- 自分の納得できるやり方で仕事を進めたい
- まわりに力を借りずにひとりで仕事がしたい
- フリーランス志望が強い
規律が強い企業ではなく、自分にある程度の裁量が認められる環境で、実力を発揮できる人がこのタイプといえるでしょう。
6.奉仕・社会献身
自分の仕事を通じて、世の中のために貢献したいという気持ちが強いタイプです。
自分のおこないによって、世の中や人の役に立つことに価値を見出します。
- 医療や社会福祉といった仕事に興味がある
- 世の中に役立つ商品やサービスを開発したい
おもに社会貢献することを重要視している人は、キャリアアンカーのこの要素が多いと考えられるでしょう。
7.純粋な挑戦
難題やライバルに打ち勝つことで満足感を覚える人は、この要素が強い傾向にあります。
難題に積極的に取り組み、問題を解決することに価値を見出します。
- 困難な仕事や新しい仕事に挑戦したい
- 異動や転職に前向き
- ルーティンワークは苦手
挑戦を人生のテーマとし、やりがいのあるテーマに積極的に挑む傾向にあります。
もしあなたが環境の変化を「チャンス」と考えるのであれば、この価値観が強いといえるでしょう。
8.ワーク・ライフバランス
ライフスタイルにおける「適切なバランス」常に考えている人は、この要素が強い傾向があります。
仕事とプライベートを両立させることに価値を見出します。
このタイプの人は、以下のような柔軟な働き方ができる企業に惹かれることが多いです。
- 在宅勤務や育児休暇制度がある
- 福利厚生がしっかりしている
- 有給休暇を確実に取得できる
さまざまな場面でバランスを保てる生き方を目指している人に、この特徴が見られます。
仕事の価値観で覚えておくべき3つの注意点
仕事をするうえで、価値観に関する注意点を知っておくことも大切です。
注意点を知ることで、違う価値観を持つ相手ともうまく付き合える可能性があります。
たとえば、以下3つのポイントは、仕事の価値観における問題として覚えておくべきポイントでしょう。
- 価値観の分類が当てはまらないこともある
- 人によって価値観はさまざまである
- 価値観は変化していく
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
1.価値観の分類が当てはまらないこともある
そもそも価値観は十人十色なので、似ている仕事観を持っている人の間でも微妙なズレはあります。
たとえば、先述したキャリアアンカーを見ると「価値観は画一的だ(8種類しかない)」と感じる人もいるでしょう。
実際はそれぞれの要素を合わせ持った人もいますし、どの要素を見てもしっくりとこない人がいるのも事実です。
キャリアアンカーは、価値観を知るひとつの手段として捉えるようにしましょう。
2.人によって価値観はさまざまである
「仕事に関する価値観に優劣はない」ということを考えておくようにしましょう。
違う価値観を持つ相手には、その価値観を否定せずに、認めることが大切です。
- 安定を求める人に対して過度に転職を勧める
- フリーランスで働いている人に対し、会社員として働くことを押し付ける
- 起業に向けて準備している人に「安定した仕事につくべき」と訴える
こういった「押し付け」は人間関係に傷がつく原因にもなりかねません。
世の中には、まったく同じ価値観を持つ人は存在しないことを覚えておきましょう。
3.価値観は変化していく
「価値観は変化するもの」と意識しておくことが大切です。
10代や20代のころは「挑戦」に飢えていたビジネスパーソンでも、30代になり家族ができ、子どもが産まれると、心境が変わることもあります。
家族と向き合う時間を作りたいと思いたくなるのも、当然のことでしょう。
こういった価値観の変化に対して、柔軟に受け入れていくことが、気持ちのよい仕事ができるための秘訣でもあります。
知っていますか?IT業界は市場価値が高まっています!市場価値の高い業界で働くことで、現在より年収UPが可能です。
また、 ITスキルを身につけることで、どの業界でも必要とされる人材に成長できます!
【DMM WEBCAMP】のプログラミングスクールでは、未経験から最短3ヶ月でエンジニアとして転職が可能です。
DMM WEBCAMPでは転職成功率98%の転職コースを複数提供しています
✔︎︎︎企業が本当に求めるビジネススキルを優先的に取得可能!
✔︎︎︎︎キャリアカウンセラーとメンターがあなたの転職活動とスキル獲得を両面サポート‼
✔︎︎︎紹介可能企業は600社以上!?
IT業界に転職したい方はぜひご覧ください!
「なんか今の仕事合わないな・・・」
「IT業界に転職してみたいなぁ・・・」
という方、DMMが運営する「WEBCAMP エンジニア転職」をご検討してみてはいかがですか?
「WEBCAMP エンジニア転職」では最短12週間でITエンジニアを目指すことが可能です!
WEBCAMPの卒業生は転職後に年収もUP!(例:年収250万円→500万円)
しかも今なら受講料の最大70%が給付金として支給されます。
DMM WEBCAMPは経済産業省・厚生労働省が認定した専門実践教育訓練給付金制度の対象です
同僚に対して仕事の価値観が合わないと感じたときにすべき4つの対処法
「相手とは価値観が合わないからどうしようもない」と諦めることはありません。
価値観が合わない人とでも、上手く付き合っていけるコツがあります。
たとえば、以下の4つの方法を取り入れるだけでも、人間関係の悪化を食い止められるでしょう。
- 相手の価値観を否定しない
- 相手の良い部分に目を向ける
- 自分の価値観を広げる努力をする
- ほどよい距離感を保つ
これらを参考に、さっそく実践してみましょう。
1.相手の価値観を否定しない
価値観の合わない相手とうまく付き合う場合、相手の価値観を否定しないことが大切です。
価値観が違うのが理由で相手を受け入れられなければ、人間関係がうまくいかないばかりか、仕事にも支障が出てしまいます。
- 「それも1つの考え方」という視点で見る
- むしろ新たな着眼点と受け入れる
こういった意識を持って周囲と接すれば、違った価値観でも受け入れられるようになるでしょう。
相手の意見や価値観を否定せず、尊重することが大切です。
2.相手の良い部分に目を向ける
価値観の違う相手に対しては「悪い部分」ばかりが目につきがちです。
ですが「価値観が違う」ということは、自分にはない良い部分を持っていることも考えてみるべきです。
自分にはない部分を見つけることで、嫌悪感が和らぐこともあるでしょう。
ネガティブな要素が1つ目についたら、ポジティブな要素も1つ見つける心がけをしてみましょう。
3.自分の価値観を広げる努力をする
価値観の合わない人とは、積極的に触れ合うことが大切です。
さまざまな価値観に触れることで、自分の価値観や世界観を広げられるからです。
価値観の合う人は、話も合うので楽しいものですが、いつものその輪の中にいては、自分の世界観を広げることはできません。
自分の価値観を広げる努力をすることで、見える世界も変わってくるのです。
4.ほどよい距離感を保つ
どうしても合わない相手とは、ほどよい距離感を保つことが大事です。
嫌いな態度が表に出すぎてしまうと、トラブルの原因にも繋がりかねません。
- 仕事で必要なやり取りだけに抑える
- 相手の価値観が変わることを期待しない
- 無理に同調的な会話をせず共感的な会話をする
価値観が合わないことを受け入れ、距離を取ることが大切です。
会社に対して仕事の価値観が合わないと感じたときの4つの対処法
会社に対して仕事の価値観が合わないと感じたときは、まずは理由を知り、辞めるべきか続けるべきか、冷静に判断することが大切です。
すぐに辞めてしまうのは、非常にリスクが高いからです。
会社に対して価値観が合わないと感じたときの対処法は、以下の4つです。
- 思い切って休暇をとる
- 上司に相談する
- 異動を希望する
- 転職する
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
1.思い切って休暇をとる
仕事が合わないと感じたときは、思い切って有給休暇を取得して、心のリフレッシュをしてみましょう。
心身ともに疲れが溜まっている可能性があるからです。
有給休暇をまとめて取得して、旅行に出かけるのも良いでしょう。
仕事から離れて、気持ちをリラックスさせることが大切です。
2.上司に相談する
信頼できる上司に相談するのもひとつの方法です。
自分よりも経験の長い上司であれば、的確なアドバイスをもらえる可能性があるからです。
定時後などに時間を作ってもらい相談するのも良いでしょう。
ひとりで悩まず、信頼できる人に相談することが大切です。
3.異動を希望する
価値観が合わない人が職場にいる場合は、異動をして環境を変えるのもひとつの方法です。
異動先では、価値観の合う人と仕事ができる可能性があるからです。
異動するときは、年度の変わり目など、異動しやすいタイミングで相談すると良いでしょう。
自分の働きやすい環境を見つけるようにしましょう。
4.転職する
会社の雰囲気や価値観が合わないと感じたときは、転職をするのもひとつの方法です。
転職先では、もっと働きやすい環境が整っている場合もあるからです。
- 残業時間が多くプライベートの時間が取れない
- コピー取りやお茶出しなどの雑用ばかりさせられる
価値観の合わない職場で働き続けることは、ストレスを抱える原因にも繋がるので、思い切って転職をするようにしましょう。
自分の価値観に合った会社や仕事を見つけるために今すぐすべき3つの行動
ただ漠然と就職活動をしても、価値観の合う仕事を見つけるのは難しいといえます。
自分の価値観に合った仕事を見つけるには、そのための事前準備が必要だからです。
たとえば、以下の3つです。
- 仕事に対する価値観を明確にする
- 会社や仕事内容をリサーチする
- スキルを身につけ市場価値を高める
それでは、詳しくみていきましょう。
1.仕事に対する価値観を明確にする
自分に合った仕事を見つけるには、まずは自分の仕事に対する価値観を知ることが大切です。
せっかく仕事を見つけても、価値観が合わなければ、長く続けることは難しいからです。
たとえば、価値観リストの中から、自分に当てはまるものがあるか確認すると良いでしょう。
まずは、自身の仕事に対する価値観を明確にしていきましょう。
2.会社や仕事内容をリサーチする
自分の仕事に対する価値観が明確になったら、次は、企業や仕事内容をリサーチしてみましょう。
就職活動をする際には、前もって、さまざまな企業の仕事観や仕事内容を知ることが重要だからです。
- 企業のホームページや求人サイトをチェックする
- 会社説明会に参加して社員の生の声を聞いてみる
入社後に「合わなかった」と後悔する前に、しっかりとリサーチするようにしましょう。
3.スキルを身につけ市場価値を高める
価値観の合う仕事を見つけるには、自身の市場価値を高めておくことも大切です。
仕事に活かせるスキルを習得しておけば、就職や転職を有利に進められるからです。
簿記などの資格を習得したり、プログラミングスクールへ通うのも良いでしょう。
自身に強みがあれば、次の仕事も見つけやすくなります。
プログラミングスクールが就職に有利な3つの理由とは?転職支援と転職保証の違いも解説まとめ:仕事の価値観が合わないなら環境を変えてみよう
価値観が違うからといって、必ずしも相手が間違っているとはいえません。
仕事に対する価値観は人ぞれぞれで、良い・悪いというのはないからです。
価値観が合わないと感じたときの対処法は以下が挙げられます。
- 相手の価値観を受け入れ、自分の価値観を広げる努力をする
- 職場から離れ、心のリフレッシュをする
- 信頼できる人に相談する
どうしても自分の価値観と合わないと感じたら、転職も視野に入れるようにしましょう。