この仕事を抜け出すにはどうすればいい…?メンタルが持たないときに出る限界サインと打開策を解説
「この仕事を抜け出すにはどうしたらいいんだろう?」
「この仕事がつらい原因はなんだろう?」
と思うことはありませんか?
仕事がつらいと思っても、そこから抜け出す方法がわかりませんよね。
では、今のつらい仕事から抜け出す方法はどのようなものがあるのでしょうか?
そこで今回は、
- つらい仕事から抜け出したくなる原因
- 仕事による不調のサイン
- 嫌な仕事から抜け出す方法
について詳しく解説します。
この記事を見ればつらい仕事への解決方法がわかります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
そもそも「仕事を抜け出すこと」は甘えなのか?
仕事はつらくて当たり前だから我慢すべきという思い込みは危険です。
ただの甘えと決めつけて我慢することは、根本的な解決になりません。
それほど自分の心がつらいという証拠ですので、無理をしない方が自分のためになります。
自分の健康や心を守るためにも、ときには仕事から抜け出すことも必要でしょう。
「今の働き方に不満はあるけど、日々の業務が忙しくてゆっくり考える時間がない…」
そんな悩みを持つ方に向けて【DMM WEBCAMP】では無料のキャリア相談を実施しています。
ビデオ通話で相談をすることができるため、仕事で忙しい方でもスキマ時間に気軽にカウンセリングを受けることも可能です!
プロのキャリアカウンセラーと一緒に、今後のキャリアについて考えてみませんか?
仕事がつらくて抜け出したいと感じてしまう9つの原因
仕事がつらくて抜け出したいと感じてしまう心理状況になるほどであれば、必ず何かしらの原因があります。
まず大切なことは「何があなたの気持ちをそうさせているか」を知ることでしょう。
ここではおもに「何とかして仕事を抜け出したい」と感じてしまう9つの原因を紹介します。
自分の仕事がつらい原因がどれなのか、一度考えてみましょう。
そうすれば、きっと解決策がみえてくるはずです。
それぞれ紹介していきます。
1.仕事にやりがいを感じられない
毎日の仕事にやりがいがない場合、今いる職場から抜け出したくなるのも無理はありません。
やりがいがないとモチベーションが下がってしまい、ミスが増えたり仕事の評価が下がる可能性もあります。
以下のような状況だと、仕事にやりがいを感じられなくなります。
- 今の仕事をだれでもできる仕事だと感じている
- 毎日同じことの繰り返しである
- お金を稼ぐこと以外に目標がない
こういった状況に陥っている人は、今の仕事から抜け出したくなるものです。
仕事にやりがいを見出す5つの方法と自己分析のやり方を徹底紹介!2.仕事ができない
以下のようなことがよく起こるのも、自分に自信がなくなり仕事から抜け出したい原因になります。
- 仕事でのミスが多い
- よく注意される
- 納期が守れない
- 人より仕事が遅い
とくに過去に失敗した内容とまったく同じミスを犯してしまった場合、モチベーションの低下に拍車がかかってしまいます。
周りと比較して自分の至らなさを痛感したときに、今の仕事から抜け出したくなってしまうのです。
3.仕事と給与が見合っていない
以下のように、仕事と給与が見合っていない場合も仕事から抜け出したくなる原因になります。
- 残業が多いのに残業代がつかない
- 役職に見合わない責任の重い仕事を任されている
- スキルや資格を持っているのに、持っていない人と待遇が同じである
仕事と給与が見合っていない原因が、その業界全体の傾向なのか自分の所属する会社だけなのかを判断する必要があります。
場合によっては業界自体が残業や休日出勤の多いブラックな環境で、どこに転職しても同じ状況になることがあるからです。
自分のスキルや頑張りを、給与という形で評価してくれる企業を選びたいものです。
4.頑張っても正当に評価してもらえない
正当に評価してもらえない職場では、頑張れば頑張るほど、仕事に向き合う意味がわからなくなるでしょう。
自分でその仕事を頑張る意義を見つけられればよいですが、会社から給与や待遇をよくしてもらえないと不満を抱えてしまいます。
正当に評価してもらえてないと思える状況には以下のようなものが挙げられます。
- 遅くまで残業しているのに残業代が出ない
- 責任のある仕事を担当しているのに、役職を上げてくれない
- 自分と比べて簡単な仕事ばかりの同期と給与や待遇が変わらない
これらの項目に心当たりがある方は、今の職場環境から抜け出したいと思うのも無理はありません。
5.能力以上に責任の重い仕事を任されている
自分の能力よりも責任が重い仕事は、責任を取り切れないプレッシャーから負担になってしまいます。
上司が成長を期待して、少し負担の大きい仕事を任せることもあるでしょう。
しかし、その場合は上司のフォローや指導がなくてはいけません。
責任の重い仕事を丸投げされていると感じたら、仕事から逃げ出したくなるのは当然でしょう。
6.長時間労働を強いられている
慢性的に長時間労働を強いられると、プライベートな時間や睡眠時間が削られモチベーションが下がるでしょう。
スキルアップできるなどのメリットが多ければ頑張れることもあるでしょう。
しかし、長い期間長時間労働を続けていると、体や精神に支障をきたす場合もあります。
会社全体で長時間労働する雰囲気の場合は、早めにその仕事から抜け出したほうが自分のためです。
7.ノルマが厳しい
仕事のノルマが厳しい場合も以下のようなことがストレスになり、仕事から抜け出したくなる可能性があります。
- ノルマを達成できないと、給料を下げられてしまう
- ノルマを達成できないと、ノルマ分は自己消費しなければいけない
- ノルマ達成のために、残業が多い
- ノルマを達成している同僚と比較される
- ノルマが達成できないと、上司から叱責される
ノルマをポジティブに捉え、それをモチベーションにできる人もいます。
しかし、プレッシャーに感じてしまう人がほとんどでしょう。
厳しいノルマがない職場はたくさんあります。
一度仕事から離れて、自分の体や気持ちを労わることも大切でしょう。
8.職場の人間関係に悩んでいる
多くの人が職場の人間関係に悩んでいます。
いろいろな性格の人と長い時間一緒にいなければなりませんから、全員と仲良くすることは不可能でしょう。
そもそも会社は仕事をするところで、人と過剰に仲良くする必要はありません。
仕事をするうえで支障がない程度のコミュニケーションが取れればよいと割り切ることも大切でしょう。
9.社風になじめない
会社によって社内の雰囲気はそれぞれ異なります。
今までいた会社の社風とあまりに差があったり、自分の性格に合わない社風だと慣れるまでに時間がかかるでしょう。
会社は基本的に毎日通うところですので、なじめず居心地が悪い職場からはなるべく早く離れた方がよいです。
なじもうとして無理をするのも、精神的なストレスになるでしょう。
仕事を抜け出す気持ちを押し潰して働くことで生じる3つの限界サイン
仕事を抜け出したいという気持ちをおさえて働き続けると、精神的に限界がきます。
そんな限界のサインは3つあります。
- 仕事のクオリティを保てない
- 貴重な時間を無駄にすることになる
- ストレスで心身に不調をきたす
これらのサインに気づいたら、無理に仕事を続ける必要はありません。
少し仕事と距離をおき、精神を落ち着けることも必要です。
それぞれ解説します。
1.仕事のクオリティを保てない
仕事のクオリティを保つためには、モチベーションややる気が大切です。
そのため、つらい気持ちを抑えて仕事を続けても仕事のクオリティが下がってしまうでしょう。
集中力が下がっているので、仕事上のミスも多くなることもあるでしょう。
仕事のクオリティが以前より下がっていることに気づいたら、その原因に向きあうことが必要です。
2.貴重な時間を無駄にすることになる
労働時間はわたしたちが生きていく時間の中のかなりの部分を占めています。
つらい気持ちで仕事をしていると、仕事中はもちろんのことプライベートの時間まで楽しむのが難しくなるでしょう。
とくに20代の方は、若いうちに自分にあった職場を見つけられないと転職が難しくなることも考えておくべきです。
今の仕事に耐え続けていることで、環境を変える難易度が高まってしまうリスクにも目を向けるようにしたいものです。
3.ストレスで心身に不調をきたす
つらい状況で仕事を続けていると、ストレスが原因で心身に不調をきたします。
過度なストレスはうつや病気の原因にもなるでしょう。
そうなってからでは回復に時間がかかるので、自分のつらい気持ちに早く気づいてあげるようにしましょう。
それほどつらい仕事なら、抜け出すのは自分のためになります。
仕事のストレスの原因を7つに分けて徹底解説!発散する方法や対策も紹介
「今の働き方に不満はあるけど、日々の業務が忙しくてゆっくり考える時間がない…」
そんな悩みを持つ方に向けて【DMM WEBCAMP】では無料のキャリア相談を実施しています。
ビデオ通話で相談をすることができるため、仕事で忙しい方でもスキマ時間に気軽にカウンセリングを受けることも可能です!
プロのキャリアカウンセラーと一緒に、今後のキャリアについて考えてみませんか?
つらい仕事から抜け出したいときにやってはいけない3つのこと
つらい仕事と無理に向き合う必要はありません。
場合によっては抜け出すことが最善策であることもあるでしょう。
ですが、そんなときでも自分のためにもやってはいけないことが3つあります。
- 無断欠勤をする
- 転職すれば解決すると安易に考える
- 自分が悪いと責める
いずれもやってしまうと、今以上に状況が悪化する可能性があります。
これらの項目を深掘りしていきましょう。
1.無断欠勤をする
無断欠勤をすると、以下のようなことが起こる可能性があります。
- 勤務時間が減ることにより給料も減る
- 2週間以上の無断欠勤で解雇
- 職場における信用を失う
- 会社の損害次第では、損害賠償を受けることもある
軽い気持ちで無断欠勤してしまうと、職場での立場が悪くなりさらに仕事がつらくなってしまいます。
つらくて逃げ出したくても、社会人として無断欠勤はマナー違反です。
社内のしかるべき手続きをきちんとふんでから休むようにしましょう。
休む間の業務の引継ぎもできるとさらによいでしょう。
2.転職すれば解決すると安易に考える
今の職場がつらいからといって、転職すれば仕事がつらくなくなるわけではありません。
残業が多いことが不満だと転職しても、転職した職場の残業が少ないとは限りません。
今の仕事の内容にやりがいを感じない場合、転職しても同じ担当業務の場合はつらくなってしまうでしょう。
自分の仕事がつらい原因を精査して、有効な場合だけ転職を使うべきです。
3.自分が悪いと責める
客観的に見て、自分に原因があると思うなら、まずは自分自身の要素を改善すべきではあります。
とはいえ、仕事がつらい原因は外的要因の場合も否めません。
- 自分以外でも似たような結果になるかどうか
- 同じような不満を抱えている従業員がいるか
こういったポイントで自分の今いる状況を俯瞰的に見てみたときに、自分の要因が少ないと感じたら、あまり自分のことを卑下する必要はありません。
つらい仕事から抜け出すための8つの解決方法
つらい仕事から抜け出すにはよく考えたり、行動を起こすことが必要です。
具体的な解決法は8つあります。
- 抜け出したいと思う原因を見極める
- 達成すべき目標を設定する
- 希望の部署への異動を試みる
- 休暇を取って一旦仕事から離れてみる
- 信頼できる人に相談する
- 人間関係を修復する努力をする
- 希望の仕事を任せてもらえるだけのスキルを身につける
- 転職を検討する
とくに大切なことが、抜け出したいと思う原因を見極めることです。
仕事を抜け出したいと思う原因をきちんと考えれば、取るべき解決方法が見えてくるでしょう。
解決方法をそれぞれ詳しくご紹介します。
1.抜け出したいと思う原因を見極める
今の仕事を抜け出したいと感じているのなら、その原因を見極めましょう。
先述した仕事を抜け出したいと感じる原因を改めて確認しつつ、どのように手を打つべきなのかを考えるべきです。
原因をきちんと見極められれば、その状況を改善するまでの一歩を踏みだせたといえます。
その状況を変えるために自分ができることを1つ1つこなしていきましょう。
2.達成すべき目標を設定する
会社を抜け出したいと感じているのであれば、あらためて自分が成し遂げたい目標を設定しましょう。
会社や部署の目標とは別に目標を掲げることで、仕事に張り合いがうまれモチベーションが上がります。
たとえば、キャリアアップを視野に入れた資格やスキルの取得を目標に取り組めば、会社での評価が上がるきっかけにもなります。
自分が本当にやるべきことが改めて見えてくるため、今の職場から離れたくなったら、再度自己分析の意味も込めて取り組んでみましょう。
3.希望の部署への異動を試みる
同じ社内であっても、異動をして業務内容や上司が変えれば環境は大きく変化します。
ほかの部署についての情報収集をおこない、自分に合った部署を見つけられるとよいでしょう。
異動したい先で使える資格を取得してから志願すれば、異動できる可能性が高くなります。
転職はハードルが高いと感じる人におすすめの方法です。
4.休暇を取って一旦仕事から離れてみる
有給休暇が余っていれば、一度思い切って休暇を取ってみるのもいいでしょう。
一度離れることで以下のようなメリットがあります。
- 気持ちのリフレッシュになり、また仕事を頑張れる
- 客観的に自分の仕事をみつめることで、仕事の長所に気づく
- 自分の体や精神状態と冷静に向き合うきっかけになる
忙しい毎日を過ごしていると、つらいと思いながらも自分の体調や心をおざなりにしてしまいがちです。
また、同じように頑張っている人たちに囲まれていると自分のつらい気持ちが甘えのように感じてしまうのです。
そんなときに仕事から一旦離れてみることで、自分の気持ちに正直になれるでしょう。
5.信頼できる人に相談する
仕事を抜け出したいと感じたら、自分の信頼できる人に相談することもおすすめです。
とくに、以前同じような悩みを抱えていたと考えられる人に相談することで、その人がどのように克服したのかを教えてもらえる可能性があります。
1人で抱え込まずに話を聞いてもらうだけで、気持ちが軽くなる場合もあるでしょう。
6.人間関係を修復する努力をする
社内での人間関係が悪く仕事から抜け出したい場合は、人間関係を修復するのがよいでしょう。
職場の人との相性が悪いからといって、相手が変わるのを待っていても事態は改善しません。
自分から、以下のように態度を変えると周りの見る目も変わっていきます。
- 気持ちのよい挨拶をする
- 会ったら少し話しかけてみる
- 報告、連絡、相談をこまめにおこなう
- 誠実に仕事と向き合う
人は、自分のことを好いてくれている相手を邪険にできないものです。
自分の態度が変われば、周囲の人の自分に対する考え方も変わり人間関係を修復するきっかけになるでしょう。
7.希望の仕事を任せてもらえるだけのスキルを身につける
希望の仕事を任せてもらえない原因として、もともと持っているスキルが乏しいことが考えられます。
つまり、言い換えると「充分なスキルを持てば希望の仕事が得られる」ともいえるでしょう。
- 自分のやりたい仕事が資格が必要だったので、必要な資格を取得した
- ITに関してのスキルが必要だったため、プログラミングスクールを受講した
こういった行動を取り、自分にふさわしいポストに就くために行動することも大切です。
8.転職を検討する
仕事から抜け出したい場合に有効な手段として、転職が考えられます。
今の職場ではどうしても「抜け出したい」という気持ちがおさまらないのであれば、環境ごと変える手段は有効です。
また、在職中に他社でも活かせるスキルを養っておけば、未経験でも別の業界に転職できることもあります。
- 前職で得た営業スキルを使って転職活動して、異業種の営業職に転職できた
- プログラミングスキルを学習したおかげで、未経験ながらITエンジニアになれた
こういった、よい結果を出している人もいるため、環境を変えるために行動することもおすすめの方法です。
まとめ:仕事がつらい現状から抜け出すには、原因にあった対処をすることが大切
仕事がつらく、抜け出そうと思うことは悪いことではありません。
自分の体や心が健康でいられるのが一番です。
仕事がつらくて抜け出したくなったら、以下の方法を検討し対処しましょう。
- 自分がなぜ仕事を抜け出したいのかを知る
- 社内で問題解決につながる方法を模索する
- 難しそうであれば環境を変えるために転職を検討する
毎日の生活がかかっているので、仕事を辞めることはそう簡単ではありません。
しかし、体が資本です。
仕事がつらい原因を精査して、できるだけの対処をしていきましょう。