フリーランスエンジニアを徹底解説!年収や案件を探す方法5つなど詳しく紹介
働き方の多様化が進み、フリーランスとして仕事をする人が増えています。
エンジニアは、パソコンとインターネット環境があれば独立して働きやすい仕事の1つです。
「フリーランスエンジニアってどんな働き方なんだろう?」
「エンジニアがフリーランスとして独立すると、年収はどうなる?」
「フリーランスエンジニアのメリットとデメリットは?」
そんな疑問を抱えている人もいるでしょう。
今回は、
- フリーランスエンジニアの働き方
- フリーランスエンジニアの年収
- フリーランスエンジニアのメリット・デメリット
- フリーランスエンジニアが案件を探す方法
などについてご紹介します。
「フリーランスエンジニアに興味がある!」という方は、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。
フリーランスエンジニアの働き方2つ
まずは、フリーランスエンジニアの働き方について見ていきましょう。
フリーランスエンジニアと言うと、「自由な時間や場所で好きに働ける」というイメージを持つ方もいるかもしれません。
実は、フリーランスエンジニアの働き方は主に2つにわかれます。
- 在宅型
- 常駐型
それぞれの働き方について、知っておきましょう。
1.在宅型
フリーランスエンジニアの働き方である在宅型は、その名の通り自宅で仕事をする働き方です。
仕事をする環境が整っていれば、自宅だけではなくカフェやコワーキングスペースなど好きな場所で働くことが可能です。
さらに、働く時間帯や仕事量の自由もきくため、柔軟に働けるのが魅力といえます。
「自由な時間や場所で好きに働ける」というイメージは、在宅型のフリーランスエンジニアに当てはまります。
在宅型は、セキュリティ環境にあまり左右されず、かつ個人で開発可能な小規模案件、Web系のフロントエンド案件が多いです。
2.常駐型
フリーランスエンジニアのもう1つの働き方である常駐型は、契約を結んだ企業に常駐して仕事をする働き方です。
エンドユーザーや開発会社など、開発現場に常駐して開発します。
出勤時間や場所が固定されており、会社員として働くのとそこまで変わりません。
開発現場には、企業の社員、派遣会社から派遣されている派遣社員、フリーランスなど、あらゆる業務形態や立場のエンジニアがチームで開発を行うことも多いです。
さまざまなエンジニアと対面でコミュニケーションをとりながら仕事を進めるため、刺激を受けて成長しやすく、規模の大きい開発に携われることが特徴といえます。
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フリーランスエンジニアの年収
フリーランスエンジニアの働き方についてお伝えしました。
柔軟な働き方なら在宅型、成長したいなら常駐型が向いていることがわかりますね。
いずれの働き方にせよ、フリーランスとして独立すると、気になるのが年収ではないでしょうか。
フリーランスエンジニアの年収については、「IT人材白書2016」が参考になります。
次のグラフは、フリーランスとIT企業It技術者の年収帯の割合を並べたものです。
(出典:独立行政法人 情報処理推進機構「IT人材白書2016」81P)
フリーランスの場合は、どの年代においても300万円未満が最も割合が高くなっています。
しかし同時に、700万円以上〜1,000万円未満、1,000万円以上の割合も高いことがわかるでしょう。
特に30代以下を見比べると、700万円以上の割合はフリーランスが17.6%であるのに対し、IT企業It技術者は6.7%です。
会社員は年齢とともに高年収の割合が増えますが、フリーランスは年齢に左右されにくく、実力によって年収が決まります。
フリーランスは会社員と比較して、実力次第で若いうちから高収入を得られる可能性が高いといえるでしょう。
ただし、実力がなければ収入も高くなりにくいです。
年収を高めるには、エンジニアとしての実力があることが重要になります。
フリーランスエンジニアのメリット5つ
フリーランスエンジニアについて考えるとき、知っておきたいのがメリットとデメリットです。
両方の視点から捉えることで、フリーランスエンジニアへの理解が深まります。
まずは、フリーランスエンジニアのメリット5つから見ていきましょう。
- 時間や場所に縛られず働ける
- 自分のペースで仕事ができる
- 人間関係の悩みが少なくなる
- 収入が増える可能性がある
- 経費が使える
順番にご説明します。
1.時間や場所に縛られず働ける
フリーランスエンジニアの大きなメリットは、好きな時間や場所で働けることです。
柔軟に働けるのは魅力ですよね。
フリーランスエンジニアは、自分の働き方を自分で決められます。
「週休3日にしよう」「1日6時間労働にしよう」など、理想の生活に近づけることも可能です。
趣味や子育てに時間を使いたい場合も適していますね。
さらに、場所の制約もありません。
通勤時間がないので、時間を有効に使えます。
いつどこででも仕事ができるので、行動の幅も広がりますね。
地方や海外に住みながら働くこともできるでしょう。
2.自分のペースで仕事ができる
フリーランスなら、仕事量を自分で調節することが可能です。
自分のペースで仕事ができるので、ゆとりを持って働けます。
会社員として働いていると、「常に仕事に追われている」「仕事量が多すぎて残業しなければ終わらない」ということもあるでしょう。
フリーランスエンジニアの場合は、どれくらいの案件を抱えるかが、そのまま仕事量に直結します。
「ちょっと抱えすぎたな」と思えば、翌月から案件を減らすことも可能です。
また、「もっと仕事量を増やしたい」「こういう仕事がしたい」という希望によって仕事を選ぶこともできます。
どんな仕事をどれくらいこなすのかが自分次第です。
マイペースに働きたい人にはぴったりでしょう。
3.人間関係の悩みが少なくなる
フリーランスエンジニアのメリットに、人間関係の悩みが少なくなることが挙げられます。
会社で働いていると、いつも同じ人と顔を合わせて仕事をしなければなりません。
苦手な相手やストレスを感じる相手だと、人間関係の悩みにつながります。
フリーランスなら、仕事をする相手は自分で選べるので、悩むことが減るのです。
「こういう相手とは仕事がしづらいな」と感じたら、それ以降は仕事をしないという選択ができます。
一方で、「この相手ともっと仕事がしたい」と感じる相手を見つけられると、気持ちよく働けます。
4.収入が増える可能性がある
会社員からフリーランスエンジニアとして独立した場合、収入が増える可能性があることもメリットです。
実力のあるエンジニアは、会社内で正当に評価してもらえていないことが少なくありません。
特に日本の企業では、海外の企業と比較してエンジニアの年収が半分程度にとどまっています。
フリーランスとしてクライアントから直接仕事を請け負うようになると、会社員時代の月収より高い単価で報酬を受け取れることも多いです。
高い実力や専門性があれば、会社員よりもフリーランスのほうが高収入を得られるチャンスが大きいといえます。
5.経費が使える
フリーランスエンジニアは個人事業主となるため、仕事に必要な出費は経費として計上できます。
たとえば、エンジニアの仕事に必要な
- パソコン
- デスクチェア
- プログラミングに関する書籍
- 有料のソフト
などの購入費用は、すべて経費にできるのです。
自宅で仕事をしている場合は、家賃や電気代などの一部を経費計上することもできるでしょう。
経費として計上すると、所得税がかかる金額を減らせるため、節税になります。
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フリーランスエンジニアのデメリット5つ
フリーランスエンジニアのメリットについてお伝えしました。
人間関係の悩みから解放され、自由度高く働けるのは魅力的ですね。
一方で、フリーランスエンジニアのデメリットはどうでしょうか。
デメリットを知らずにフリーランスとして独立してしまうと、あとから後悔することも少なくありません。
フリーランスエンジニアのデメリットを知り、ギャップが生じないようにしておきましょう。
ここでは、フリーランスエンジニアのデメリット5つについてご紹介します。
- 収入が不安定になる
- 福利厚生がない
- 社会的信用が低い
- 確定申告や納税などの雑務が増える
- 50代以降のキャリアデザインが難しい
詳しく見ていきましょう。
1.収入が不安定になる
フリーランスエンジニアになると、収入が不安定になるデメリットがあります。
フリーランスの収入は、案件をどれだけこなすかに左右されます。
案件を多く獲得してこなせば収入は増え、案件を失えば収入も減るのです。
会社員のように常に目の前に仕事があるわけではないため、月によって収入は増減するでしょう。
仕事量を増減できることは自由度の高さでもありますが、同時に不安定とも考えられます。
「毎月安定した収入を得たい」と感じている人にとっては、大きなデメリットです。
2.福利厚生がない
フリーランスエンジニアは、会社員のような福利厚生がありません。
そのため、
- 有給休暇
- 産休
- 育休
- 休職
などは受けられないことに注意が必要です。
フリーランスは体調不良や病気になっても、仕事をこなさなければ収入が途絶えてしまいます。
「いざというときに会社に守ってもらえないのは不安」と感じる人は、福利厚生がないことはデメリットでしょう。
3.社会的信用が低い
社会的信用が低いこともフリーランスエンジニアのデメリットです。
会社員の場合、会社の給料として毎月一定以上の収入があることから、社会的信用があるとみなされます。
しかし、フリーランスエンジニアは収入の保証がないため、社会的な信用が低いのです。
社会的信用が低いと、次のような不利益を被る可能性が高くなります。
- クレジットカードを作れない
- 賃貸契約ができない
- ローンを組めない
契約に関わる審査に通りにくいことに注意しましょう。
フリーランスとして独立した後は、一定額位上の収入を継続的に得るなどして信用を高めない限り、行動に制限がかかります。
4.確定申告や納税などの雑務が増える
フリーランスとして独立すると、確定申告や納税などの雑務が増えます。
会社員のときは会社がすべて処理してくれていた税金関連の業務を自分でしなければなりません。
確定申告とは、所得に応じてかかる税金の金額を確定し、申告することです。
給料以外で一定額以上の所得がある人は、確定申告が必須になります。
個人事業主は、所得税の金額を自分で計算して申告し、納税するのです。
日常的な経理業務から確定申告の方法まで、自分でこなさなければならないので、「面倒だ」と感じる人も多いでしょう。
フリーランスになると好きな仕事だけできるわけではなく、個人事業主として一連の業務を1人でやらなければならないのです。
5.50代以降のキャリアデザインが難しい
フリーランスエンジニアとして働く場合、50代以降のキャリアデザインが難しいというデメリットも挙げられます。
20〜30代のフリーランスエンジニアは多く、キャリアの選択もさまざまです。
若いIT人材の需要は高いため、多くの現場で求められています。
一方で、50代以降のフリーランスエンジニアは、現在のところ少数派です。
よほど専門性の高いスキルや知識、実績や経験がなければ、人材としての需要も低いでしょう。
フリーランスエンジニアが50代以降にどのようなキャリアを築くのか、イメージしにくい状況です。
キャリアデザインの視点から考えたときに、50代以降どうするかを考えておく必要があります。
フリーランスエンジニアに向いている人の特徴3つ
フリーランスエンジニアのメリットとデメリットについてお伝えしました。
どちらも知った上で、納得してフリーランスエンジニアという選択をとりましょう。
デメリットでご紹介したように、フリーランスエンジニアは自由度が高まる一方で不安定になりやすいです。
「フリーランスエンジニアになりたいけど、自分に向いているか不安」という方もいるでしょう。
できることなら、自分がフリーランスエンジニアに向いているかどうかを確認してから、行動に移りたいですよね。
ここでは、フリーランスエンジニアに向いている人の特徴3つについてご紹介します。
- 自己管理能力が高い
- 勉強を欠かさない
- 主体的に取り組める
この特徴に当てはまる方は、フリーランスエンジニアに向いているでしょう。
それぞれの特徴について、さっそく見ていきます。
1.自己管理能力が高い
フリーランスエンジニアに向いている人の特徴として、自己管理能力が高いことが挙げられます。
フリーランスとして働く以上、会社に管理されるのではなく、自己管理できることが重要です。
自己管理は、主に次のようなことを管理することを意味します。
- 連絡
- 仕事量
- スケジュール
- 体調
- キャリア
きちんと自己管理をして仕事をこなさなければ、収入は得られません。
自分の状態を管理して順調に仕事を進められることが、フリーランスとして活動する条件ともいえるでしょう。
「自分のペースで仕事がしたい」「自分のことをよく理解していて、自己管理が得意」という人は向いています。
2.勉強を欠かさない
フリーランスエンジニアに向いている人の特徴に、勉強を欠かさないことがあります。
特に専門性の高い技術職であるエンジニアは、スキルや実力が重要です。
常に向上心を持ち、勉強を欠かさず自分を成長させられる人は、フリーランスに向いています。
継続的な勉強は、自信をスキルアップさせ、自信や実績につながります。
フリーランスとして自分の力を活かし、やりがいを持って働けるでしょう。
「勉強が好き」「勉強して成長したい」という人は向いています。
3.主体的に取り組める
フリーランスエンジニアとして働くなら、主体的に取り組める特徴を持つ人が向いています。
会社でも受け身で仕事をする人っていますよね。
指示されないと動かない、自分で考えて行動できないなら、主体的とはいえません。
主体的に取り組める人は、自分から行動を起こします。
自分がやるべきことを考え、積極的な姿勢で取り組むのです。
フリーランスは、自分でどんどん行動して仕事を獲得し、収入を得る働き方です。
主体性の有無は、フリーランスエンジニアとして働くために重要なポイントになります。
フリーランスエンジニアに向いていない人の特徴3つ
フリーランスエンジニアに向いている人の特徴についてお伝えしました。
次は、フリーランスエンジニアに向いていない人の特徴3つについても見ておきましょう。
- 結果を出せない
- お金に鈍感
- 交渉が苦手
上記に当てはまる方は、フリーランスになってから苦労する可能性が高いです。
詳しく見ていきましょう。
1.結果を出せない
フリーランスエンジニアに向いていない人の特徴として、結果を出せないことが挙げられます。
フリーランスとして働く以上、クライアントが求める結果を提供することが重要です。
結果を出せなければ信用されず、仕事を得られなくなり、フリーランスとして活動し続けられません。
フリーランスエンジニアはあくまで実力主義です。
結果が出せるかどうかによって、フリーランスが向いているかが決まるでしょう。
2.お金に鈍感
お金に鈍感であることは、フリーランスエンジニアに向いていない人の特徴として当てはまります。
フリーランスは常に売上や経費、収益について把握しなければなりません。
年度末には確定申告をして、納税する義務もあります。
お金に鈍感だと、きちんと売上を立てる行動を取れず、税金関連の手続きもおろそかにしてしまう可能性が少なくありません。
個人事業主として独立する以上、最低限のお金の知識や意識を持つことは重要です。
3.交渉が苦手
フリーランスエンジニアに向いていない人の特徴として、交渉が苦手なことも挙げられるでしょう。
特に案件の獲得や条件の相談時など、交渉が必要なシーンは多いです。
交渉が苦手だと、
- 高いスキルがあるのに安価な報酬で契約してしまう
- 条件に不満があるのに言い出せないまま不満が溜まる
- クライアントの指示に従ってばかりで思うように仕事ができない
といったトラブルに発展しやすくなります。
せっかくフリーランスとして働くなら、交渉によって納得のいく報酬や条件で働きたいものです。
「交渉なんてできない」と感じてしまうなら、フリーランスエンジニアは向いていない可能性があります。
フリーランスエンジニアになる前にすべきこと5つ
フリーランスエンジニアに向いている人、向いていない人の特徴についてお伝えしました。
あなたの向き不向きを考える参考にしてみてくださいね。
「自分はフリーランスエンジニアになる!」と考えたなら、実際になる前にやるべきことを済ませる必要があります。
フリーランスエンジニアになろうと決めて、いきなり独立するのは、悩みごとやトラブルが起きやすいです。
計画的に準備を進めた上で、フリーランスエンジニアとしてスタートしましょう。
ここでは、フリーランスエンジニアになる前にすべきこと5つについてご紹介します。
- クレジットカードやローンの審査を通過しておく
- 家賃などの固定支出を下げておく
- 貯蓄をしておく
- 人脈を作っておく
- 円満退社をする
順番にご説明しましょう。
1.クレジットカードやローンの審査を通過しておく
フリーランスとして独立する前に、クレジットカードやローンの審査を通過しておきましょう。
フリーランスエンジニアになるデメリットとして、社会的信用が低くなるとお伝えしました。
社会的信用が低いと審査に通りにくくなるので、クレジットカード作成やローンを組むことができません。
そのため、クレジットカード作成やローンを組む予定があるなら、独立前に済ませておくことが重要です。
会社員のうちにできることを済ませ、準備を整えた上でフリーランスになりましょう。
2.家賃などの固定支出を下げておく
フリーランスエンジニアになったばかりの頃は、収入が安定しません。
家賃や通信費といった固定支出を下げておくことで、出費を抑えましょう。
収入が不安定になるのに支出がこれまでのままだと、生活が苦しくなる可能性があります。
固定支出を下げておけば、毎月の出費を一気に減らせます。
収入が少ない月でも生活に困りにくくなります。
主な固定支出は次の通りです。
- 家賃
- 光熱費(電気、ガス)
- 通信費(スマホ、インターネット)
- 保険料
- サブスクリプション
家賃の低いところに引っ越す、スマホは格安SIMにするなど、固定費を下げる工夫をしましょう。
3.貯蓄をしておく
フリーランスになると、収入が少なくなることもあります。
金銭的な不安を抱えないよう、貯蓄をしておくといいでしょう。
収入が少ないと生活への不安や焦りから、安価な案件を受けてしまい、悪循環に陥ることも。
ある程度の貯蓄があれば、収入が少ない月があっても焦らず、案件を見極めて受注できます。
貯蓄は、フリーランスとして前向きに活動するために重要です。
半年〜1年分の生活費をまかなえる金額の貯蓄があると安心ですね。
4.人脈を作っておく
フリーランスエンジニアは、人とのつながりによって案件を獲得できることも多いです。
独立前から人脈づくりをしておきましょう。
フリーランスエンジニアとして活動するために大切な人脈は、次のように作るといいですよ。
- 現職で良好な関係を築いておく
- 現職のつながりでエンジニアを必要としている人を紹介してもらう
- エンジニアを求める企業が集まるイベントに参加する
人脈によって得られる仕事は、長期的なものになりやすいため、大切にしましょう。
5.円満退社をする
フリーランスとして独立するときは、円満退社をすることも重要です。
もとの会社と良好な関係性を築けていれば、独立後も応援してもらえる可能性があります。
フリーランスエンジニアは、退職後ももとの会社と仕事ができるケースが少なくありません。
社員ではなく、業務委託契約を結んだ相手として、仕事を受注するのです。
独立後に、もとの会社と仕事をして、ある程度安定した収入が得られるのは嬉しいですよね。
そのためには、円満に退社をして良好な関係を築くことがポイントになります。
退職が決まった途端に「辞めるから」と仕事を投げ出しては、良い印象にはなりません。
最後まできちんと仕事をして、後任に引き継ぎを行い、円満退社の準備を進めましょう。
フリーランスエンジニアが案件を探す方法5つ
フリーランスエンジニアになる前にすべきことについてお伝えしました。
良好なスタートを切るために、準備は大切です。
フリーランスエンジニアとして独立した後には、案件を獲得することが重要な課題となります。
自分で案件を獲得しなければ、仕事ができずに収入も得られません。
「フリーランスエンジニアが案件を探す方法は?」と疑問に思う方もいるでしょう。
ここでは、フリーランスエンジニアが案件を探す方法5つについてご紹介します。
- 知人から紹介してもらう
- SNSやオンラインサロンで営業する
- クラウドソーシングサイトで探す
- 求人サイトから応募する
- エージェントを活用する
上記の方法で案件を探せば、あなたに合った案件を見つけることができるはずです。
それぞれの方法について、ご説明します。
1.知人から紹介してもらう
案件を探す方法として、知人からの紹介があります。
知人にエンジニアを探しているところがないかを聞き、あれば紹介してもらう方法です。
知人からの紹介で得られる案件は、次のようなメリットがあります。
- 案件を頼まれやすい
- 条件が柔軟になりやすい
- 長期的な関係を築きやすい
ただし、やりたい仕事と合わなかった際に、知人からの紹介だから断りにくいと感じることもあるでしょう。
また、万が一良くない印象を与えてしまった場合、知人との関係性に影響します。
2.SNSやオンラインサロンで営業する
最近では、SNSやオンラインサロンで営業して案件を探す方法も広まっています。
SNSでは「#エンジニア募集」などのハッシュタグで検索すると、案件を見つけることが可能です。
「LinkedIn」などのビジネスSNSを利用すれば、あなたの実績やスキルに興味があるクライアントから依頼を受けることもできるでしょう。
また、エンジニアに特化したオンラインサロンに入会すれば、仕事の受発注が活発に行われています。
気になるオンラインサロンがあれば、入会してみるのも1つの方法です。
オンラインサロンには、ほかにもフリーランスエンジニアがたくさんいるため、営業や案件獲得のノウハウを学べます。
3.クラウドソーシングサイトで探す
フリーランスエンジニアが案件を探す方法として、クラウドソーシングサイトもよく使われます。
クラウドソーシングサイトとは、仕事を発注したい人と受注したい人をマッチングするサイトです。
希望する仕事のジャンルや単価などを指定して検索すれば、簡単に案件を見つけられます。
クラウドソーシングサイトではサイト上で仕事の受発注ができるため、契約の締結や請求書の作成も必要ありません。
また、報酬の持ち逃げを防ぐ仕組みも整っているため、安心して仕事ができるのが魅力です。
4.求人サイトから応募する
フリーランスエンジニアの案件探しには、求人サイトから応募する方法もあります。
求人サイトで「フリーランスOK」などのタグやジャンルから検索し、案件を探す方法です。
フリーランス向けの求人サイトなら、より自分に合った案件を見つけやすいでしょう。
ただし、クラウドソーシングサイトとは異なり、あくまで求人を見つけるだけです。
契約や請求書などのやりとりは自分で行う必要があります。
5.エージェントを活用する
フリーランスエンジニアの案件の探し方として、エージェントを活用する方法もあります。
エージェントにはさまざまな種類がありますが、ここでご紹介するのはフリーランス向けに案件を紹介しているエージェントです。
エージェントを活用することで、自分の希望にあった案件を効率的に見つけられます。
また、報酬や待遇などの条件について、自分のかわりにエージェントに交渉してもらうことも可能です。
特に「フリーランスになって年収をアップしたい」という人におすすめですよ。
フリーランスエンジニアにおすすめのエージェント3選
フリーランスエンジニアが案件を探す方法についてお伝えしました。
探し方を知っておけば、案件獲得もしやすくなります。
案件を探す方法の1つに、エージェントを利用することを挙げました。
エージェントにはさまざまな種類があり、目的に合わせてエージェントを使い分ける必要があります。
ここでは、フリーランスエンジニアにおすすめのエージェント3選についてご紹介します。
- レバテックフリーランス
- FLEXY
- ITプロパートナーズ
フリーランスとして案件を探すときに、ぜひエージェント選びの参考にしてくださいね。
それでは見ていきましょう。
1.レバテックフリーランス
「レバテックフリーランス」は、高単価案件に強いフリーランス特化型エージェントサービスです。
案件の多くを大手企業から直接受けて掲載しているため、余計な仲介手数料を発生させずに高単価を実現しています。
- 参画までの商談調整
- 条件の交渉
- 契約の手続き
など、フリーランスのバックオフィス業務を代行してくれるので、効率的な案件探しが可能です。
さらに、レバテックフリーランスの強みは、案件参画中も契約更新や次回案件の提案でフォローしてくれること。
「高単価案件を継続的に受注したい」「好条件の案件を途切れさせたくない」というフリーランスエンジニアにおすすめです。
レバテックフリーランスでフリーランス案件を探したい方は、公式サイトをご覧ください。
2.FLEXY
「FLEXY(フレキシー)」は、ハイスキルなエンジニア・デザイナー向けエージェントサービスです。
週1〜5日稼働、フルリモートの働き方ができる案件を紹介。
3ヶ月以上契約の案件を豊富に揃えているため、長期的な案件を得られます。
さらに、フリーランスエンジニアの支援を目的としたイベントやセミナー、キャリア相談会も開催。
キャリアアップや人脈づくりに活用できるでしょう。
また、案件獲得に役立つ情報をまとめた記事で、フリーランスエンジニアをノウハウ面からもサポートしています。
FLEXYでフリーランス案件を探したい方は、公式サイトをご覧ください。
3.ITプロパートナーズ
「ITプロパートナーズ」は、IT起業家やフリーランスを支えるエージェントサービスです。
フリーランスエージェントサービスのなかでも、週2・3日の案件数は随一。
高単価案件が多く、経験やスキルに応じて週3日でも生活に十分な報酬を得られます。
契約交渉や債権管理なども代行できるので、安心して自分らしい働き方が実現可能です。
ITプロパートナーズでフリーランス案件を探したい方は、公式サイトをご覧ください。
まとめ:自分に合った働き方を選ぼう
今回は、フリーランスエンジニアについてご紹介しました。
フリーランスエンジニアは、より自由度が高い働き方を実現できます。
ただし、在宅型と常駐型では働き方が異なるため、フリーランスになるときは注意が必要です。
また、フリーランスエンジニアには多くのメリットがありますが、デメリットも知っておかなければ後々のトラブルにつながります。
フリーランスとして独立する前にやるべきことを済ませておくことも忘れないようにしましょう。
「近い将来、フリーランスエンジニアとして働きたい」という方は、十分に知った上で自分に合った働き方を選んでくださいね。