Webデザイナーの平均年収はいくら?アップする方法6選も解説

2024.02.08
webデザイナー 平均年収はいくら?

Webデザイナーの仕事を選ぶ人は増えています。

「Webデザイナーの平均年収はどれくらいなんだろう?」
「Webデザイナーとして年収をアップしたいけど、どうすればいい?」
「Webデザイナーにはどんなキャリアパスがあるの?」

そんな疑問を抱えていないでしょうか。

今回は、

  • Webデザイナーの平均年収
  • Webデザイナーが年収をアップする方法
  • Webデザイナーが年収をアップするために必要なスキル
  • Webデザイナーのキャリアパス

などについてご紹介します。

「Webデザイナーの年収やキャリアが気になる!」という方は、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。

Webデザイナーの平均年収は447万円

給料を受け取った人

Webデザイナーの平均年収は447万円です(2021年4月19日時点)。

(出典:『求人ボックス 給料ナビ』)

日本の平均年収は436万円なので、国内平均よりも高い水準と言えます。

(出典:国税庁「令和元年分 民間給与実態統計調査」)

月給に換算すると37万円、初任給は22万円程度が相場です。
なお、派遣社員の平均時給は1,790円、アルバイトは992円となっています。

正社員の平均年収の給与分布では、376万円〜435万円のボリュームが多いです。
少数の高年収の層が平均年収を引き上げていることがわかります。

全体の給与幅は318万円〜787万円と比較的広いです。
Webデザイナーはスキルや経験が重視されるため、能力が年収に影響しています。


Webデザイナーが年収をアップする方法6選

働く女性のイメージ

Webデザイナーの平均年収についてお伝えしました。

ボリュームゾーンは376万円〜435万円ですが、平均年収は436万円。
高年収の層が平均を引き上げていることがわかります。

では、Webデザイナーとして年収アップするには、どうすればいいのでしょうか。

Webデザイナーを目指している人も、現在Webデザイナーとして働く人も、年収アップの方法を知ってぜひ行動してみてくださいね。

ここでは、Webデザイナーが年収をアップする方法6選をご紹介します。

  1. 仕事の幅を広げる
  2. キャリアアップをする
  3. 給料を交渉する
  4. 副業をする
  5. 転職をする
  6. フリーランスとして独立する

詳しく見ていきましょう。

1.仕事の幅を広げる

Webデザイナーは、仕事の幅を広げることで年収アップを実現できます。

いまの状態からプラスアルファの業務ができると、年収にも反映されるでしょう。

たとえば、

  • HTML&CSSだけでなく、JavaScriptも習得する
  • PHPのスキルを磨き、WordPressを扱う
  • SEOを学び、検索流入を増やす施策を打つ

などが挙げられます。

新しい分野に積極的に挑戦し、仕事の幅を広げるのがおすすめです。

2.キャリアアップをする

Webデザイナーからキャリアアップすることで年収アップを実現できます。

Webデザイナーは、スキルを身につけることでフロントエンジニアやWebディレクターなどにキャリアアップ可能です。

キャリアアップすれば、より高いスキルが必要になる分、年収も高まるでしょう。

Webデザイナーのキャリアについては、のちほど詳しくご説明します。

3.給料を交渉する

雇用先に給料について交渉することで、年収を上げる方法もあります。

直属の上司や人事に交渉してみましょう。

給料を上げてもらうことを交渉する場合、普段の仕事に対する姿勢やスキル、数字で見える実績があることが重要です。

また、転職の際に求人票に「給与:応相談」と記載されている場合も、採用面接などで交渉できます。

ただし、給与の交渉を受け付けていない場合や、十分なスキル・実績がない場合は、交渉によって印象を悪くすること可能性があるので注意が必要です。

4.副業をする

Webデザイナーとして会社で働きながら、個人で副業をする方法もあります。
Webデザインの案件を獲得し、業務をこなして納品することで、副業の収入を得ることが可能です。

本業と副業の両立は、始めたばかりの頃は大変かもしれませんが、慣れれば時間を有効に使って収入アップが見込めます。

副業で案件を獲得するには、クラウドソーシングなどの利用がおすすめです。
すぐに案件を獲得しやすく、契約書を交わす手間も省けるので、気軽に副業ができます。

本業の知識や経験を副業に活かすことも、副業での学びを本業に活かすこともできるでしょう。

ただし、企業によっては社員の副業を禁止している場合もあります。
副業を始める前に、あらかじめ企業の規約を確認しておくとトラブルを防げるでしょう。

5.転職をする

あなたのスキルや実績をより高く評価する企業に転職すれば、年収アップが可能です。

給与額は、企業のあなたに対する評価とも言えます。
あなたのスキルや実績に対する企業の評価によって、年収は高くも低くもなるのです。

つまり、あなたのスキルや実績を高く評価する企業を見つけて転職できれば。今よりも高い年収を得られます。

同じ仕事内容や仕事量でも、働く企業によって年収が違うことは少なくありません。

年収アップを目的に転職するなら、転職エージェントの活用がおすすめです。
あなたの市場価値を客観的に判断し、プロの目線から年収アップ実現の後押しをしてくれます。

6.フリーランスとして独立する

フリーランスのWebデザイナーとして独立することで、年収アップを叶える方法もあります。

企業に務めている間は、給与額がほとんど一定であまり変わりません。
高単価の案件をこなしても、低単価の案件をこなしても、給与は同じです。

一方で、フリーランスとして個人で仕事をすると、案件の単価がそのまま自分の収入に直結します。

高単価の案件をたくさんこなせば、高収入を得られるでしょう。
実際に、フリーランスとして独立して会社員以上の収入を得るWebデザイナーもいます。

フリーランスの収入は、獲得する案件の単価と数によって変化するもの。
低いときもあれば高いときもありますが、自分の働きが年収に反映されるのが魅力です。

Webデザイナーが年収をアップするために必要なスキル5つ

Webデザイナーのイメージ

Webデザイナーが年収をアップする方法についてお伝えしました。
ただし、方法を知っていても、能力がなければ年収アップは実現できません。

Webデザイナーはスキルによって年収が変わります
高いスキルを持ち、できることが多く質が高いほど、年収アップしやすいです。

年収アップしたいなら、Webデザイナーとしてスキルを身につけましょう。
能力を伸ばすことで、自然と年収アップにつながります。

ここでは、Webデザイナーが年収をアップするために必要なスキル5つをご紹介します。

  1. プログラミングスキル
  2. コミュニケーションスキル
  3. SEO対策スキル
  4. ディレクションスキル
  5. マネジメントスキル

順番に説明しましょう。

1.プログラミングスキル

年収アップしたいWebデザイナーに必要なスキルとして、プログラミングスキルがあります。

プログラミングをしなくてもWebデザイナーになることは可能です。

しかし、プログラミングスキルがあるWebデザイナーのほうが需要が高く、年収も高くなりやすいです。

プログラミングスキルを身につければ、

  • コーディングを考慮したデザインができる
  • Webデザイナー1人でデザインからコーディングまでできる
  • デザインの修正も自分でできる
  • コーダーいらずでWeb制作のコストを下げられる

などのメリットがあります。

Webデザイナー自身にとっても、雇用する企業にとっても望ましいでしょう。

ぜひプログラミングスキルを身につけることから始めてみてくださいね。

2.コミュニケーションスキル

Webデザイナーが年収をアップするために必要なスキルとして、コミュニケーションスキルがあります。

Webデザイナーは、クライアントが希望するイメージをヒアリングして、デザインに落とし込むことが仕事です。

クライアントは具体的なイメージを持っているとは限らないため、コミュニケーションによってニーズや要望を引き出す能力が求められます。

また、社内の人とも連携してWeb制作をする必要があるため、円滑なコミュニケーションが重要です。

将来的にWebディレクターやWebプロデューサーにキャリアアップするためにも、磨いておきたいスキルと言えるでしょう。

3.SEO対策スキル

Webデザインは多くの人に見てもらえるものでなければなりません。
SEO対策スキルを習得することで、質の高いデザインができ、年収アップにつながります。

SEOとは「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」を意味し、Googleが高品質なページを検索上位に表示するシステムのことです。

SEOを意識したWebデザインができれば、ユーザーへの露出が増え、検索流入を増やせます

また、SEOを意識したデザインはユーザーが見やすいと感じるため、ユーザーの満足度にもつながりやすいです。

SEOを学ぶことで成果につながるWebデザインの実績ができ、年収を上げられます。

4.ディレクションスキル

ディレクションスキルも、年収を上げたいWebデザイナーに必要なスキルの1つです。

ディレクションスキルとは、総合的な指揮をとる能力を指します。
プロジェクトのチームメンバーに対して、具体的な指示をすることで、チームを先導するのです。

主な働きとしては、

  • プロジェクトのメンバーを選出し、仕事を割り振る
  • 制作スケジュールや状況の管理をする
  • クライアントのニーズに合っているかの品質管理をする
  • トラブルに対応する
  • 全体の取りまとめをする

などが挙げられるでしょう。

現場でリーダーシップを発揮することが求められるため、広い視野を持つことが大切です。

5.マネジメントスキル

年収を上げたいWebデザイナーに必要なスキルとして、マネジメントスキルがあります。

マネジメントスキルは、何らかの対象を管理する能力です。
モノや時間だけでなく、人や事業なども管理の対象になります。

Webデザイナーにおいては、Web制作のプロジェクトの管理が中心です。

マネジメントスキルが必要な働きとしては、

  • 設定したミッションに対する方向性を管理する
  • チームメンバーのモチベーションを管理する
  • プロジェクトの予算管理をする
  • クライアントへの請求書や見積書の送付対応をする

などが挙げられるでしょう。

より会社や経営についての戦略的な知識が求められます。

目の前の業務だけを見るのではなく、会社や事業という視点から判断する能力を磨きましょう。


Webデザイナーのキャリアパス5選

パソコンの前に座る人

Webデザイナーが年収をアップするために必要なスキルについてお伝えしました。
まずは1つでもスキルアップを目指してみてくださいね。

スキルを習得すると、Webデザイナーからキャリアアップすることも可能です。

どんな仕事がしたいか、どんなキャリアを築きたいかという視点から、身につけるスキルを考えることも大切ですよ。

ここでは、Webデザイナーのキャリアパス5選をご紹介しましょう。

  1. フロントエンジニア
  2. システムエンジニア
  3. UIデザイナー・UXデザイナー
  4. Webディレクター
  5. Webプロデューサー

それぞれの職種についてご説明します。

1.フロントエンジニア

Webデザイナーのキャリアパスの1つ目は、フロントエンジニアです。

フロントエンジニアは、Webアプリケーションにおいてユーザーが画面越しに触れる部分(フロントエンド)の設計や構築をおこなう仕事。

WebデザイナーがHTML&CSSだけでなく、JavaScriptを習得し、コーディングができれば、フロントエンジニアになれます

フロントエンジニアは、PHPやRubyを身につけてサーバーサイド開発もできるようになれば、より収入を高めることも可能ですよ。

2.システムエンジニア

Webデザイナーのキャリアパスの2つ目は、システムエンジニアです。

システムエンジニアは、企業におけるシステムを開発する仕事になります。

WebデザイナーがJavaScriptに加えて、

  • PHP
  • Ruby
  • Python

を身につければ、フロントエンドとサーバーサイドの両方を開発可能です。

Webデザイナーとしての知識や経験を持ちながら、システムエンジニアとしても働くことができます。

一般的なシステムエンジニアに差をつけながら、高い水準の年収で働けるでしょう。

企業にとっても非常に魅力的な人材と言えます。

3.UIデザイナー・UXデザイナー

Webデザイナーのキャリアパスの3つ目は、UIデザイナー・UXデザイナーです。

UIデザイナー・UXデザイナーは、どちらもユーザーにとってのサービスの操作性や使い心地、体験をデザインする仕事

  • UIデザイナー:ユーザーとサービスの接点すべてをデザインする
  • UXデザイナー:ユーザーがサービスを通じて得られる体験をデザインする

「UI」はユーザーインターフェース(User Interface)の略称で、ユーザーとの接点を意味します。

UIデザイナーは、ユーザーが見る部分や触れる部分をデザインして、快適な操作性や使い心地を実現するのです。

「UX」はユーザーエクスペリエンス(User Experience)の略称で、ユーザーの体験を意味します。

UXデザイナーは、ユーザーがサービスを通して「楽しい!」「わかりやすい!」などの体験を生み出します

Webデザイナーは、UI・UXの知識を身につけることで、キャリアアップが可能です。

4.Webディレクター

Webデザイナーのキャリアパスの4つ目は、Webディレクターです。
Webディレクターは、Web開発のプロジェクトにおいて現場の指揮をとる仕事となります。

プロジェクトの目的達成に向けて、プロジェクト全体の進行や品質管理をする役割です。
チームメンバーをまとめるマネジメントスキルやリーダーシップが求められます。

デザインやコーディングなどの現場の業務より、人やプロジェクトを管理することが中心です。
クライアントとも最も距離が近い立ち位置になります。

Webデザイナーとしての実務経験を活かして働けるため、Webディレクターになる人は多いです。

市場のなかでもWebディレクターの需要は高まっており、将来性のある仕事と言えます。

5.Webプロデューサー

Webデザイナーのキャリアパスの5つ目は、Webプロデューサーです。

Webプロデューサーは、プロジェクトに関わるすべての人材の管理をします。
Webディレクターのさらに上位のキャリアです。

Webに関する深い知識や、クライアント・チームメンバーとコミュニケーションをとる能力、プレゼンテーション能力なども求められます。

あらゆる人材を動かしながらプロジェクトを成功に導く責任があるため、WebデザイナーやWebディレクターなどの幅広い経験が必要です。

高度なスキルを身につけ、対応できる能力を持った上で、Webプロデューサーにキャリアアップするケースが多いでしょう。

まとめ:Webデザイナーは実力次第で年収アップを狙える仕事

今回は、Webデザイナーの年収やキャリアについてお伝えしました。

Webデザイナーはスキルを身につければ、実力次第で年収アップを実現できます

「Webデザイナーとして年収アップしたい!」と思うなら、スキル習得のために行動を起こしましょう。

スキルを身につけて、あなたの理想のキャリアや働き方を手に入れてくださいね。


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