Webデザインの入門におすすめの本20選!ジャンル別にわかりやすく紹介
これからWebデザインを学習したい人の中には、書籍を活用したいと考える方も少なくないでしょう。
しかし、Webデザインに関する書籍は数多くあるため、選択が難しいと感じているのではないでしょうか?
そこでこの記事では、以下の分野別におすすめの書籍をご紹介していきます。
- 「デザイン」の基礎知識
- 「Webデザイン」の基礎知識
- 「HTML/CSS」の基礎知識
- 「Illustrator/Photoshop」の基礎知識
この記事を読めば、あなたの目的に合った学習本を見つけられるはずです。
おすすめ書籍に加えて、Webデザインを本で学ぶ際の3つの注意点についても解説していきますのでぜひ参考にしてください。
デザイン基礎知識が学べる本5選
Webデザインには、Webの知識はもちろん「デザイン」の知識も必要となります。
デザイン初心者ならWebの手法を学習する前に、デザインの基礎知識を身につけた方がより理解を深められるでしょう。
そこでまずは、デザインの基礎知識が学べる書籍を5冊ご紹介していきます。
気になる書籍があれば、ぜひ実際に活用してくださいね。
それでは順番に見ていきましょう!
1.ノンデザイナーズ・デザインブック
「ノンデザイナーズ・デザインブック」は、デザイナーではない人に向けて作られたデザインの定番基本書です。
本書では未経験者、初心者向けにデザインの基礎知識を解説しているため、これから学習を始める人の入門書に適しているでしょう。
本書を読めば、デザインの基礎知識を理解でき、今よりもより高品質なデザインを作れるようになるはず。
18年間売れ続けているロングセラー本で、あなたもデザインの基礎知識を学習してみませんか?
2.なるほどデザイン
「なるほどデザイン」は、Amazonのベストセラー1位を誇るデザイン学習書籍。
「デザイン=楽しい」を実感できる書籍として、多くの人から支持されています。
本書では、デザインをするうえで必要になる基礎、概念、ルール、プロセスなどの知識をやさしく解説。
イラストや写真、図解が豊富に使われているため、初心者でも楽しみながら学習を進められるでしょう。
「書籍は苦手」という方にもおすすめな一冊です。
3.けっきょく、よはく。 余白を活かしたデザインレイアウトの本
「けっきょく、よはく。 余白を活かしたデザインレイアウトの本」は、洗練されたデザインの作り方が学べる学習本。
Webデザイナーはもちろん、グラフィックデザイナーなど多くのクリエイターにおすすめできる一冊です。
本書では、「余白」を上手く活用し、オシャレで洗練されたデザインを作るコツを解説しています。
実際のOK/NG例を挙げながら解説しているため、初心者の方も理解を深めやすいでしょう。
「どこかあかぬけない…」「何か素人っぽい」といった悩みを持つ方は、ぜひ本書を活用してみてください。
4.デザイン入門教室
「デザイン入門教室」は、基礎知識からしっかりと学べるデザイン入門本。
本書では、レイアウト、写真、配色、文字など、デザインに欠かせない知識を丁寧に解説しています。
写真や図解、イラストが豊富に使われているのも嬉しいポイント。
本書を読めばデザインの基礎知識が理解でき、より高品質なデザイン制作を行えるでしょう。
これからデザインを勉強しようとしているすべての方に、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
5.簡単だけど、すごく良くなる77のルール デザイン力の基本
「簡単だけど、すごく良くなる77のルール デザイン力の基本」は、デザイン未経験者でもデザインのコツがすぐに身につく学習本。
シリーズ累計65万部を突破した最新作です。
本書では、「デザインの原理原則(AISUS)」をもとに、初心者がやりがちなダメパターンを用いて丁寧に解説しています。
本書を読めば、デザインの原理原則を無理なく理解できるでしょう。
数々のデザイン実績を出している著者がおくる、デザイン入門者向けの書籍です。
Webデザインの基礎知識が学べる本5選
つづいては、Webデザインの基礎知識の学習に役立つ書籍をご紹介します。
解説していくのは以下の5冊です。
それでは順番に見ていきましょう!
1.いちばんよくわかるWebデザインの基本
「いちばんよくわかるWebデザインの基本」は、一生使えるWebデザインの本気の入門書。
本書では、レイアウト、レスポンシブ、配色などWebデザインに欠かせないスキルをやさしく解説しています。
基礎知識はもちろん、フレックスボックスやマーケティングの知識など、応用知識にまで対応しているのも本書の特徴です。
この一冊があれば、Webデザイナーに必要な知識やテクニックをしっかりと学べます。
まさに、Webデザインの入門書に最適な一冊と言えるでしょう。
2.Webデザイン良質見本帳
「Webデザイン良質見本帳」は、415点の厳選した良質なWebサイトを集めた見本集。
さまざまなジャンルの高品質なWebサイトを見られるだけでなく、
- レイアウト
- 配色
- フォント
- 素材
- プログラム
など、ページを構成しているデザインパーツまで分解して解説しています。
本書を読むことで、Webサイトを見るだけではわからなかった「魅力的に見えるWebサイトの理由」が理解できるでしょう。
「デザインの制作に自信が持てない」「アイデアが思いつかない」と悩んでいる方におすすめの学習本です。
3.初心者からちゃんとしたプロになる Webデザイン基礎入門
「初心者からちゃんとしたプロになる Webデザイン基礎入門」は、「1日30分から学習を始める」をテーマにした書籍です。
本書では、初心者が短時間からでもWebデザイナーに必要な知識や技術を学べるように作られた一冊。
Webサイトの実制作のフローに沿って解説されているため、実践的な知識やスキルを身につけられるでしょう。
読むだけでなく作るパートの両方を一冊で習得できる、実用的な学習書籍です。
4.Webデザインのロジック
「Webデザインのロジック」は、デザインと論理的なアプローチ方法をテーマにして作られたデザイン見本帳です。
本書では、「Webデザインの見本帳」だけでなく「Webサイトの企画・コンセプト実例集」も解説。
Webデザインを制作するうえでの
- Webサイトのねらい
- コンセプト
- プランの立て方
なども、デザイン見本と一緒に見ることができます。
本書を読めば、クリエイターやクライアントのイメージすることをロジカルに理解できるでしょう。
「イメージはあるけど上手く具体化できない」と悩んでいる方におすすめの一冊です。
5.Webデザイン・スタンダード
「Webデザイン・スタンダード」は、最先端の現場で使われているWebデザインの知識やスキルが学べる学習本です。
Webデザインのトレンドや技術は時代の流れとともに変化しています。
本書では、時代の流れを踏まえたうえで初心者が捉えにくい最先端のWebデザインの全体像をまとめて解説。
レイアウトや配色といったWebデザインの基礎知識はもちろん、UIやUXといった応用知識まで習得できます。
現場の第一線で活躍するWebデザイナーが解説しているため、より実践的な知識やスキルを学べるでしょう。
これからWebデザインの学習を始めるすべての人におすすめできる一冊です。
HTML/CSSが学べる本5選
WebデザイナーにはHTMLやCSSを使ったコーディングスキルも欠かせません。
ここからは、HTML/CSSが学べる本を5冊ご紹介していきます。
気になる書籍があればぜひ活用してくださいね。
それでは順番に見ていきましょう!
1.1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座
「1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座」は、Webデザイナーに人気の学習本。
全国の書店員さんがオススメする本「CPU大賞」の第1位を受賞するなど、大ヒット書籍として人気を集めています。
本書では初心者向けに、 HTMLとCSSの基礎知識を体系的に解説。
知識ゼロからでも基礎知識に加え、レスポンシブやフレックスボックスなど最新技術も身につけられます。
さらに実際に1つのサイトを作りながら学べるので、より実践的なスキルを身につけられるでしょう。
第一線で活躍するWebデザイナーが現場で活用しているテクニックを、本書を通してあなたも身につけてみませんか?
2.HTML&CSSとWebデザインが 1冊できちんと身につく本
「HTML&CSSとWebデザインが 1冊できちんと身につく本」は、実際に手を動かして作りながらサイト制作の基本が学べる学習本です。
本書では、HTMLやCSSの書き方だけでなく「4つのレイアウトパターン」や「レスポンシブデザイン」も解説しています。
学習用ではなく現場で活用できる実践的なテクニックを数多く解説しているのも魅力的。
ライブ感のあるチュートリアル学習ができる学習書籍です。
本書を活用すれば、各言語の基礎知識の習得だけでなくWebデザインの基礎も自然と身につけられるでしょう。
3.スラスラわかるHTML&CSSのきほん
「スラスラわかるHTML&CSSのきほん」は、サイト作りを通してHTMLとCSSの基礎が学べる入門書。
本書は、基礎知識を学びながら実際に1つのサイトを作り上げられる構成になっています。
知識がなくても詳しい手順が丁寧に解説されているため、最後まで完成させられるでしょう。
本書を通してパソコンはもちろんスマートフォンにも対応するWebサイトを作れるようになります。
初心者の方も本書を活用すれば、HTMLとCSSをゼロから書きながら1つのサイトを作り上げられるでしょう。
4.6ステップでマスターする 「最新標準」HTML+CSSデザイン
「6ステップでマスターする 「最新標準」HTML+CSSデザイン」は、最新のコーディングスキルを身につけられる学習本。
本書は、初心者でも最新標準のHTMLやCSSをマスターできることを目的に作られた学習本です。
本書では、今求められているWebページをシンプルなステップで形にしていく方法を解説。
サンプルサイトの制作工程を6ステップに分け丁寧に解説しています。
本書の手順に沿って制作を進めれば、基本からアレンジの方法まで、効率よくマスターできるでしょう。
実践的なサイト制作の知識やスキルを習得したい方におすすめの書籍です。
5.HTML5 & CSS3 デザインレシピ集
「HTML5 & CSS3 デザインレシピ集」は、Webデザイン制作に活用できるテクニックをまとめた学習本。
本書では、制作の現場で使われる定番テクニックを初心者向けに解説しています。
レイアウト、レスポンシブWebデザインなど、テーマ別にテクニックを紹介。
Webデザイナーはもちろん、Webプログラマーまで、Web制作に関わるすべての人におすすめできる学習本です。
より幅広い技術を身につけたい方は、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか?
Illustrator・Photoshopが学べる本5選
Webデザイナーになるためには、デザインツールを使いこなすスキルも身につける必要があります。
デザインツールにはさまざまな種類がありますが、その中でも「Illustrator」と「Photoshop」は代表的なデザインツールです。
初心者の方はまずは、Illustrator・Photoshopのスキル習得を目指していきましょう。
そこでここからは、IllustratorやPhotoshopが学べるおすすめの本を5冊ご紹介していきます。
それでは順番に見ていきましょう!
1.Illustrator逆引きデザイン事典
「Illustrator逆引きデザイン事典」は、累計40万部突破の「逆引きデザイン事典シリーズ」の増補改訂版。
Illustratorの基礎知識から応用知識まで、知りたいことをすぐに引けるスタイルは従来のまま、新しくなって登場しました。
本書では、「クイック書き出し」や「Shaperツール」、「Adobe Stockとの連携強化」など注目の新機能もしっかり解説。
やり方がわからないときにはすぐに引けて、欲しい情報をすぐに手に入れられます。
長く使える定番の学習書籍です。
2.世界一わかりやすいIllustrator & Photoshop & XD Webデザインの教科書
「世界一わかりやすいIllustrator & Photoshop & XD Webデザインの教科書」は、Webデザインに欠かせないデザインツールが学べる学習本。
本書では、Webデザインの代表的なAdobeツールである
- Illustrator
- Photoshop
- XD
の活用方法について初心者向けに丁寧に解説しています。
基礎スキルを習得して、さらにステップアップしたい方におすすめの一冊です。
3.デザインの学校 これからはじめる Illustrator & Photoshopの本
「デザインの学校 これからはじめる Illustrator & Photoshopの本」は、初心者向けのWebデザインツールの学習本。
本書では、これからデザインツールの学習を始める方に向けて、基本的な操作方法を解説しています。
本書を読めば、体系的にIllustratorとPhotoshopの活用方法を学習できるでしょう。
デザインツールの入門書としてもおすすめの一冊です。
4.Photoshop しっかり入門 増補改訂版
「Photoshop しっかり入門 増補改訂版」は、初心者向けに作られたPhotoshopの入門書。
本書では、Photoshopの各ツールの基本機能から、実務で使える応用技までをやさしく解説しています。
操作手順を省くことなく1から丁寧に解説しているため、これからPhotoshopを学習していきたい方に最適です。
本書を読めば、知識ゼロからでも着実にスキルを身につけられるでしょう。
5.Illustrator しっかり入門 増補改訂
「Illustrator しっかり入門 増補改訂」は、初めてIllustratorを学ぶ人のための入門書。
Illustratorの各ツールの基本機能から、実務で使える応用技まで幅広く学習できます。
初心者向けに丁寧に解説しているため、本書があれば一冊でIllustratorの基本をしっかりと習得できるでしょう。
「Photoshop しっかり入門 増補改訂版」と合わせて活用するのがおすすめです。
Webデザインを本で学ぶ注意点3つ
ここまで、Webデザイナーになるために必要なスキルが学べる書籍を分野別にご紹介しました。
気になる書籍は見つかりましたか?
書籍は体系的に知識を身につけられるため、初心者にもおすすめの学習方法です。
ただし、学習を進めるうえであらかじめ知っておくべき注意点もあります。
ここでは、Webデザインを本で学ぶ際の3つの注意点を見ていきましょう。
1.自分のレベルに合った本を選ぶ
書籍を選ぶときには、自分のレベルに合った本を選ぶことが大切です。
知識があまりない状態で難易度の高い書籍を選んでしまうと、理解が難しく挫折をしてしまう原因となる恐れもあります。
そのため、自分のレベルに合った本を選ぶようにしましょう。
また最初のうちは、できるだけイラストや写真、図解などが豊富な書籍の活用をおすすめします。
自分が楽しんで学習できる書籍を選びましょう。
2.情報が古くないか気をつける
IT業界はトレンドや技術の移り変わりが激しい業界です。
Webデザインの技術やデザインツールの使用方法なども、年々新しいものが出てきています。
そのため書籍を選択する際には、情報が古くないかの確認を行いましょう。
最先端の現場で活用されている実践的な知識が学べる書籍の選択をおすすめします。
3.本を読むだけでなくアウトプットを心がける
本を読んで知識やスキルをインプットすることはとても大切なことです。
しかし、インプットだけではせっかく学んだ知識が自分の中に深く定着しません。
自分のモノにするためにも、多くのアウトプットを心がけましょう。
HTMLやCSSを学習したら、実際にゼロからソースコードを記述しWebサイトを構築してみてください。
学習本の中には、1から手順を解説しているものも多くあります。
まずは書籍を見ながらの写経でもスキルアップの効果が期待できるため、積極的にアウトプットをしてみましょう。
まとめ:まずは本でWebデザインを勉強しよう
今回は初心者におすすめのWebデザインが学習できる本をご紹介しました。
Webデザインを学習するにはさまざまな方法がありますが、その中でも本での学習なら、
- 体系的に知識を学べる
- 正しい知識を身につけられる
- 自分のペースで学習を進められる
などのメリットがあります。
まずは本で基礎知識を習得し、それから実践的なスキルを学ぶことでより理解度が高まるでしょう。
本での学習に限界を感じたら、デザインスクールに通うことを検討するのがおすすめです。
スクールならプロの講師からのサポートを受けながら実践スキルを学べるため、効率よくスキルを身につけられます。
さらに転職サポートも受けられるため、Webデザイナーへの転職を目指す方に最適と言えます。
Webデザインにおすすめのスクールや失敗しない選び方について詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
未経験者におすすめのWebデザインスクール5選!選ぶポイント7つも解説