営業以外の仕事12選!転職するポイント5つや注意点3つを詳しく解説
どこの企業にも基本的には営業という職種があります。
營業の職種で働いている人は多いです。
しかし、なかには
「営業の仕事が嫌になってきた…」
「営業以外の仕事に転職したい!」
「営業経験が活かせる仕事には何があるんだろう?」
と悩んでいる人もいるかもしれません。
今回は、
- 営業の仕事が嫌になる理由
- 営業経験が活かせる営業以外の仕事
- 営業以外の仕事に転職するポイント
などについてご紹介します。
「営業以外の仕事を知って、キャリアの選択肢を広げたい!」という方は、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。
文系出身者は営業に配属されやすい
実は、新卒採用される文系出身者の約7割は営業職に就くという実態があります。
(出典:DIAMOND online)
文系出身者の多くが営業職に配属されるのは、どの業界にも共通している現状です。
「なぜ文系出身者の約7割が営業になるの?」と気になる方もいるでしょう。
営業の仕事は、相手とコミュニケーションをとって理解する能力を効果的に身につけられます。
この能力はあらゆる仕事の基本であり、まず身につけるべきスキルなのです。
また、営業の仕事は成果が数字で目に見えやすく、達成感を得やすいことが特徴です。
あらゆる仕事の基礎を身につけ、成長を実感できることが、営業職に配属されやすい理由となっています。
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営業の仕事が嫌になる理由3つ
文系出身者の多くが営業職に配属される背景についてお伝えしました。
納得できる部分もあるのではないでしょうか。
しかし、営業の仕事は、人によっては大変でつらいと感じられることもあります。
営業以外の仕事に転職したいと考える人のなかには、「営業の仕事が嫌だ」と感じているケースもあるでしょう。
ここでは、営業の仕事が嫌になる理由3つをご紹介します。
- 人付き合いがストレス
- ノルマが辛い
- 残業が多い
詳しく見ていきましょう。
1.人付き合いがストレス
営業ではたくさんの人と関わって仕事をします。
人によっては、人付き合いがストレスで「営業が嫌だ」と感じるでしょう。
営業をしていると、社内外問わず、あらゆる人と良好な人間関係を築かなければなりません。
- 上司
- 同僚
- 社内の他部署の人
- 取引先の担当者
- 取引先の社長
特に、上司や取引先の担当者など、頻繁に関わる相手との人間関係が良くないとストレスを感じやすいです。
また、営業の仕事は取引先と社内の技術部門などとの板挟みになることもしばしば。
うまく調整できず、苦しむこともあります。
さらに場合によっては、取引先を接待しなければなりません。
常に気が張り詰めた状態で、精神的に疲れます。
人付き合いに苦手意識を持っている人には、特に気が重くなる仕事内容でしょう。
2.ノルマが辛い
営業では、基本的に目標とするノルマが課されます。
「ノルマに追われるのがつらい」と感じて営業が嫌になる人は多いです。
簡単に達成できるノルマ(目標数字)が課されることはあまりなく、大抵は高い数字が設定されます。
高い目標設定を達成するために、根を詰めて取り組まなければなりません。
達成できなければ上司から叱責されたり、人事評価で低く評価されたりすることもあります。
ノルマが達成できなければ、周囲からの評判が落ち、自己肯定感も下がりやすいです。
仕事で常にノルマに追われることが大きなストレスとなり、営業の仕事が嫌になってしまいます。
3.残業が多い
残業が多いことも、営業の仕事が嫌になる理由の1つです。
営業の仕事では、
- 顧客の新規開拓
- 既存顧客のフォロー
- 提案書類や見積書の作成
- 事務処理業務
など、多くの業務を抱えています。
ノルマに追われながら、数々の業務もこなさなければならず、非常にハードです。
業務時間内に仕事が終わらないことも少なくなく、残業が続くときもあります。
残業が多いと、プライベートの時間が取れなくなり、十分なリフレッシュや休息がとれません。
「もっと残業が少ない仕事がしたい」という気持ちから、営業以外の仕事を考えるようになります。
営業経験が活かせる!営業以外の仕事5選
営業の仕事が嫌になる理由についてお伝えしました。
人付き合いやノルマなどがストレスになることが多いです。
営業以外の仕事について考えるとき、「せっかく転職するなら、営業経験を活かせる仕事を選びたい!」と思う方もいるでしょう。
まったく未経験の仕事をするよりも、これまでの営業経験を活かせる仕事のほうが、働きやすいと感じるかもしれません。
営業経験を活かせる仕事について知り、キャリアの選択肢の参考にしてみてくださいね。
ここでは、営業経験が活かせる営業以外の仕事5選をご紹介します。
- 営業企画
- マーケティング
- コンサルタント
- 広報
- 人事
それでは見ていきましょう。
1.営業企画
営業経験が活かせる仕事として、営業企画があります。
営業企画とは、市場調査や顧客分析などを通して営業戦略を立てる仕事です。
実際に営業してきた経験があれば、営業の視点を考慮した上で商品やサービスを売る戦略を立てられます。
さらに、営業経験で培ってきた
- どうすれば興味を持たれるか
- どうすれば価値を伝えられるか
- どうすれば買ってもらえるか
などの思考や工夫も活かせるでしょう。
営業から営業企画にキャリアチェンジする人は少なくありません。
扱う商品やサービスが近いなら、商材の知識も役立てられます。
2.マーケティング
マーケティングも営業経験を活かせる仕事の1つです。
マーケティングは、市場調査を通してニーズやトレンドを把握し、商品やサービスを売る仕組みを作ります。
最近では、
- SNSマーケティング
- デジタルマーケティング
- Webマーケティング
などのように、インターネットを活用したマーケティング手法の需要が高いです。
マーケティングでは、営業のように直接売り込みはしません。
商品やサービスを求める人に効果的にアピールして、購入されやすいシステムを作るのです。
営業で「売れるためにどうすべきか」と考え、行動に反映した経験を活かせるでしょう。
3.コンサルタント
営業経験を活かして働ける仕事にコンサルタントがあります。
コンサルタントは、人や企業の抱える課題を抽出し、有益な情報提供や解決策を提示する仕事です。
営業でニーズのある人に商品やサービスを提供してきた経験を活かせます。
また、営業と同じく対人の仕事のため、コミュニケーション能力や提案力を役立てられるでしょう。
知識や経験が武器になりやすい仕事です。
4.広報
広報の仕事も、営業経験を活かして働けます。
広報は、企業や自社の商品・サービスをPRする仕事です。
PR(パブリック・リレーションズ)とは、社会の人々と関係性を構築すること。
自社の商品やサービスを深く理解し、価値や魅力を伝える点において、営業と近い仕事といえます。
営業では対人で商品やサービスの良さを伝えて購入につなげますが、広報はCMや公式SNSなどを活用して広くPRをするのが中心です。
営業での経験を活かしながら、新たな知識を学べる仕事ですよ。
5.人事
営業経験を活かせる仕事として、人事があります。
人事は、企業内の人材の採用・管理をする仕事です。
主に、次のような仕事を担当します。
- 採用活動
- 研修の企画・実施
- 評価制度の策定
- 異動や配属の決定
- 社員との面談
営業で培ってきたコミュニケーション能力や交渉力を活かせる仕事です。
自社に適した人材を見極め、長期的に関わることから、やりがいを実感できます。
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営業以外の仕事7選
営業経験が活かせる営業以外の仕事についてお伝えしました。
意外と多くの仕事があることに驚いた方もいるのではないでしょうか。
営業経験にとらわれずに視野を広げれば、さらにたくさんの仕事を見つけられます。
せっかく転職を考えるなら、幅広い選択を見比べて、あなたに合った仕事を選んでくださいね。
ここでは、営業以外の仕事7選をご紹介します。
- システムエンジニア
- プログラマー
- Webデザイナー
- Webライター
- 事務
- ケアマネージャー
- 保育士
さっそく見ていきましょう。
1.システムエンジニア
まずご紹介するのは、システムエンジニアです。
システムエンジニアは、SEとも呼ばれ、システム開発における上流工程を担当します。
仕事内容としては、
- 要件定義:システムに必要な要件を定義する
- 基本設計:システムの概要を定義する
- 詳細設計:システムの具体的な機能を定義する
などが中心です。
企業によっては、実際の開発工程をシステムエンジニアが担当することもあります。
システムエンジニアについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もおすすめです。
システムエンジニア(SE)の3つのメリットとは?仕事内容や平均年収も徹底解説2.プログラマー
営業以外の仕事として、プログラマーがあります。
プログラマーは、システムエンジニアが作成した設計書に沿って開発を担当する仕事です。
プログラミング言語を駆使して、システム開発を進めます。
開発に関する専門性の高い知識が必要です。
システムの完成後も、プログラムにエラーが発生すれば対処します。
「営業からプログラマーへの転職が気になる!」という方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
営業からプログラマーに転職できる?メリットとデメリットを5つに分けて解説3.Webデザイナー
最近需要が高まっているWebデザイナーの仕事はいかがでしょうか。
Webデザイナーは、Webサイトの構成や見た目をデザインする仕事です。
仕事内容として、
- Photoshop(フォトショップ)
- Illustrator(イラストレーター)
などのデザインソフトを使い、Webサイトのデザイン画を作成します。
企業によっては、Webサイトを実際に作り上げるコーディングも担当する場合があり、スキルを活かせる仕事です。
Webデザイナーの仕事の詳細は、こちらの記事でもご紹介しています。
Webデザイナーは働きやすいって本当?仕事内容から将来性までを徹底解説4.Webライター
Webライターは未経験からでも始めやすい仕事です。
Webライターは、Web上のコンテンツの文章を書きます。
主に、
- 企業の公式サイト
- 自治体のホームページ
- Webメディア
などの文章や掲載記事を書くことが多いです。
たくさんのユーザーに読まれる文章を書くことが求められます。
わかりやすい文章を書くスキルはもちろん、WebページがGoogleの検索上位に表示されるためにSEOの知識も必要です。
Webライターに興味がある方は、こちらの記事をご覧ください。
【未経験でもなれる】ライターの仕事内容から目指す方法まで徹底解説5.事務
営業以外の仕事として、事務があります。
事務は、書類作成や整理、データ入力や電話応対などの業務全般を担当する仕事です。
企業によって仕事内容はさまざまで、
- 一般事務
- 営業事務
- 経理事務
- 法務事務
- 総務事務
などを総称して指す職種名でもあり、企業の活動をサポートする存在です。
未経験からでも転職しやすく、良好なライフワークバランスを保ちやすい仕事といえます。
ただし、収入は少々低めの水準であることが多いです。
6.ケアマネージャー
営業以外の仕事の1つにケアマネージャーがあります。
ケアマネージャーとは、介護を要する人のケアプランを作成し、自治体や民間の介護施設を紹介する仕事です。
ケアマネージャーになるには、一定の受験資格を満たし、「介護支援専門員(ケアマネージャー)」の資格試験に合格する必要があります。
高齢化が進む日本では、ケアマネージャーの需要は高まる一方です。
手に職をつけられる、将来性のある仕事といえます。
7.保育士
営業以外の仕事として、保育士が挙げられます。
保育士は、子どもたちの生活全般の世話をしながら、心身の発達を促す仕事です。
次のように、保育士として働ける場はたくさんあります。
- 保育所
- 児童養護施設
- 知的障害児施設
- 児童自立支援施設
保育士になるには、保育士資格が必要です。
受験には年齢の上限がなく、何歳からでも社会人として働きながら資格の勉強をして目指せます。
営業以外の仕事に転職するポイント5つ
営業以外の仕事についてお伝えしました。
幅広い選択肢のなかから、自分に合った仕事を選びましょう。
営業以外の仕事に就きたいと考えているものの、「転職できるか不安…」と感じている人もいるでしょう。
希望の仕事に就くには、転職のポイントをおさえることが大切です。
ここでは、営業以外の仕事に転職するポイント5つをご紹介します。
- スキルを身につける
- 資格を取得する
- ポートフォリオを作成する
- 職種に合った自己PRを考える
- 転職エージェントを活用する
順番に見ていきましょう。
1.スキルを身につける
営業以外の仕事に転職するには、スキルを身につけることが重要なポイントです。
まずは、志望する業界や職種について調べ、どのようなスキルが必要なのかを把握しましょう。
必要なスキルがわかれば、早いうちからスキル習得に向けた行動を起こします。
未経験でもスキルがあれば、就職活動で意欲をアピールできるので有利です。
また、実際に必要なスキルを学ぶことで、仕事のイメージをつかめます。
2.資格を取得する
営業以外の仕事に転職するポイントとして、資格を取得することが挙げられます。
資格の取得は、
- 知識やスキルを証明できる
- 体系的に勉強できる
- 学習のモチベーションを維持できる
- 就職活動で評価の対象になる
など、メリットが多いです。
資格を取得することで、スキルや意欲を効果的にアピールできます。
難易度が高い資格なら、取得を目指して学習していることを伝えるだけでも、有利になるでしょう。
自分が志望する業界や業種で求められるスキルを把握し、役立つ資格を見極めることが大切です。
3.ポートフォリオを作成する
ポートフォリオを作成することも、営業以外の仕事に転職するポイントの1つです。
ポートフォリオとは、自分のスキルや実績を一覧にしてまとめたもの。
就職活動の選考時に、あなたの能力をわかりやすく伝えるのに役立ちます。
特に、エンジニアやプログラマー、Webデザイナーなどクリエイティブ系の仕事では、ポートフォリオで大きな差がつくでしょう。
しっかりと実績を作り、ポートフォリオにまとめておくことが、転職を成功させるコツです。
4.職種に合った自己PRを考える
営業以外の仕事に転職するには、職種にあった自己PRを考えることもポイントです。
自分のどんな性格やスキル、経験をその職種に活かせるのかをよく考え、自己PRを考えましょう。
入社後に活躍するイメージを伝えられれば、採用される可能性が高まります。
自己PRに悩む方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
エンジニアの自己PRを効果的にする方法7つを詳しく解説!職業別の例文も紹介 【Webデザイン未経験からの転職】自己PRをする4つのポイントを紹介5.転職エージェントを活用する
営業以外の仕事に転職するポイントとして、転職エージェントを活用することが重要になります。
転職エージェントは、転職活動を一貫してサポートするサービスです。
「転職しようかな」と思ったときから相談でき、あらゆるサポートを受けられます。
- キャリアの相談
- 企業の紹介
- 選考書類の添削
- 面接対策
- 面接や入社日の調整
- 条件の交渉
転職を成功させるためのアドバイスももらえるので、成功確率を格段にアップできるでしょう。
転職の相談やサポートは基本的に無料です。
「自分一人で転職活動をするのは不安」と感じているなら、ぜひ活用してみてくださいね。
営業以外の仕事に転職する場合の注意点3つ
営業以外の仕事に転職するポイントについてお伝えしました。
転職では、十分に準備を整えることが成功の鍵です。
もし「さっそく営業以外の仕事に転職しよう!」と考えているなら、その前に知っておきたいことがあります。
それは、営業以外の仕事に転職する場合の注意点です。
注意点を知らずに勢いで転職すると、後悔する可能性もあるので気をつけましょう。
ここでは、営業以外の仕事に転職する場合の注意点3つをご紹介します。
- 年収が下がる可能性がある
- 勉強することが多い
- どんな職種もコミュニケーションは求められる
それぞれ見ていきましょう。
1.年収が下がる可能性がある
営業以外の仕事に転職すると、年収が下がる可能性があります。
営業職の年収は、ノルマへの達成率によってインセンティブが支給され、高くなっていることも多いです。
もし、未経験の業界や職種に転職すると、営業職のときと比較して年収がぐっと下がる可能性もあります。
「年収が下がるのを防ぎたい」という場合は、成長している業界や給与水準の高い仕事を選びましょう。
2.勉強することが多い
営業以外の仕事に転職するときは、勉強することが多い点に注意しましょう。
未経験の業界や職種に転職すると、新たに勉強しなければならないことはたくさんあります。
早く新しい仕事を覚え、成果を出せるようになるためにも、よく勉強することが大切です。
勉強するほど、仕事がやりやすくなり、スムーズに仕事をこなせるようになります。
3.どんな職種もコミュニケーションは求められる
営業以外の仕事に転職するときの注意点として、どんな職種もコミュニケーションは求められることを覚えておきましょう。
「人付き合いが苦手」「コミュニケーションがうまくとれない」などが原因で転職する場合でも、新しい職場でのコミュニケーションは欠かせません。
会社という環境で仕事をする以上、周囲の人との人間関係は必須です。
コミュニケーションに悩みを抱えているなら、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
仕事上のコミュニケーション上手とは!求められる3つの能力や10個の改善方法を紹介まとめ:営業以外の仕事を諦める必要はない
今回は、営業以外の仕事についてご紹介しました。
営業以外の仕事に転職することは不可能ではありません。
むしろ、営業経験を活かせる仕事もたくさんあります。
転職する際は、スキルや資格を習得して就職活動を有利に進めましょう。
営業以外の仕事を視野に入れると、あなたの可能性もぐっと広がります。
ぜひあなたらしいキャリアを築いてくださいね。