IT業界は崩壊する?未来がない?ITエンジニアに将来性があるのか徹底解説
「IT業界は崩壊してしまう?」
「ITエンジニアに将来性はあるのか知りたい」
と思うことはありませんか?
IT業界に興味があるけど、労働環境や雇用状況など、業界の先行きが不透明だと迷ってしまいますよね。
では、自信をもってIT業界に進むためには、どのような点に注目すればいいのでしょうか?
そこで、今回は
- IT業界は崩壊しない理由
- IT業界への向き・不向き
- IT業界を目指すための学習方法
について、詳しく解説します。
これを見れば、IT業界に対する漠然とした不安をぬぐいさり、自信をもって進路を決められるようになります。
ぜひ最後まで読んでみてください。
IT業界が崩壊する?ITエンジニアがいなくなると言われる6つの理由
IT業界はブラックな印象が強く、深刻な人手不足が続いています。
優秀な若者が集まらず、ITエンジニアがいなくなってしまえば、IT業界そのものが崩れてしまいかねません。
では、ITエンジニアがいなくなると言われる具体的な理由とは何なのでしょうか?
- 残業や休日出勤がある
- AIにとって代わられる
- 仕事の構造的に下請けが多い
- 未経験の新人には厳しすぎる
- 労働に対する給料が低い
- 毎日勉強しないとついていけない
これらについて、ひとつずつ説明します。
1.残業や休日出勤がある
IT業界は、他の業界より残業や休日出勤が多い傾向にあります。
以下は、主要な4産業における労働時間と出勤日数を表したものです。
産業 | 所定内労働時間(時間) | 所定外労働時間(時間) | 出勤日数(日) |
---|---|---|---|
情報通信業 | 133.5 | 15.4 | 17.5 |
建設業 | 150.3 | 14.3 | 20.1 |
製造業 | 140.2 | 13.3 | 18.6 |
運輸業、郵便業 | 134.9 | 20.8 | 18.3 |
(出典:厚生労働省|毎月勤労統計調査(全国調査・地方調査))
情報通信業に関連するIT業界の所定外労働時間は、15.4時間とやや長めです。
出勤日数自体はそんなに多くありませんが、繁忙期やトラブル時には休日出勤を余儀なくされがちです。
IT業界では、業務による重い負担で心身の健康を害し、労災認定されるケースも多く見られます。
このような問題を解決するため、労働環境の改善が求められています。
仕事の持ち帰りはなぜ起きる?3つの原因や対策・残業代についても詳しく解説2.AIにとって代わられる
AIが発展すると、仕事がなくなると言われますが、IT業界もその例外ではありません。
ITエンジニアの仕事では、その専門領域によってAIからの影響は変わります。
たとえば、次の2つを比較してみます。
- SE(システム・エンジニア)
- プログラマー
前者は、顧客とのやりとりをしながら、システム設計をする仕事です。
後者は、SEが作ったシステム設計をもとに実際のプログラムを作る仕事を指します。
これらのうち、プログラマーのような自動化させやすい仕事はAIにとって代わられやすいです。
一方で、SEがするような、創造力を要する仕事はAIには代替されず、残っていくでしょう。
AI(人工知能)に49%の仕事が奪われる!?今選ぶべき4つの新しい職業とは?3.仕事の構造的に下請けが多い
日本のIT業界は、ピラミッドのような多重下請け構造が一般的となっています。
元請けが受注した案件を「元請け→下請け(2次請け)→孫請け(3次請け)→…」というふうに流していく仕組みです。
業界全体がこのような構造のため、ITエンジニアは、下請けや孫請けとして仕事にあたることが多くなります。
彼らは、上位の元請け会社に常駐させられ、下記のような問題を抱えがちになります。
- 給料が低い
- 業務が多く残業が増える
- 急な休日出勤を強いられる
下請けは元請けの意向に逆いづらく、ブラックな労働環境に追いやられがちになります。
【下請け構造】IT業界のピラミッド構造を解説4.未経験の新人には厳しすぎる
新人教育は、これから会社で活躍していく社員を育てるうえで、欠かせません。
しかし、IT業界では、一部のブラックな会社は、未経験の新人にまともな教育をほどこさない傾向があります。
納期に追われたり、人手が足りなかったりで、新人にかまっている暇がないというのが、ひとつの理由です。
その結果、新人は以下のような状態に陥ります。
- スムーズに仕事を覚えられない
- スキルを身につけ成長できない
- 仕事にやる気がなくなる
IT業界に転職をするときは、あとで解説するように、ブラックな企業にあたらないようにすることが重要です。
未経験でIT業界に転職する4つの方法を解説!成功の秘訣やおすすめの職種も紹介5.労働に対する給料が低い
「3.仕事の構造的に下請けが多い」で触れたように、IT業界は下請け構造になっています。
元請けは下請けに仕事を流すとき、中間マージンを抜きます。
この中抜きが連鎖していき、下位の下請けほど、利益が少なくなっていきます。
- 元請け:200万円
- 下請け:120万円
- 孫請け:90万円
下位の層で働く企業ほど取り分が減り、結果的にそこの社員であるITエンジニアの給料は低くなります。
逆にいえば、元請けに近いところで仕事を請けなければ、給料は高くならないということになります。
エンジニアの給料は高いって本当?平均年収からIT業界を読み取る6.毎日勉強しないとついていけない
IT技術は、目まぐるしいスピードで変化していきます。
数ヶ月前に覚えたスキルが役に立たなくなることは、決して珍しくありません。
頻繁にあるスマホOSのアップデートに合わせ、その都度、スマホアプリの仕様も更新していく必要があることを考えると、イメージしやすいかもしれません。
ITエンジニアは、つねに最新の情報や技術にキャッチアップしていく必要があります。
積極的に勉強をする姿勢がないと、第一線で活躍し続けることは難しいでしょう。
プログラミング学習のやる気が出ないのには原因がある!頑張れないときの対処法10選
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IT業界は崩壊しない!IT業界の将来性があると言える理由4つ
IT業界は、年々、市場規模が大きくなっています。
IT関連の業界も拡大しており、今後もその傾向は続くでしょう。
将来性のある業界であると言えます。
ここでは、IT業界の将来性について、以下の4つの理由を中心に説明します。
- そもそもITは不可欠なものだから
- 現代のビジネスにはITは必須になっているから
- 需要があり勤務条件がよくなる可能性があるから
- 自分の努力が反映されやすいから
これを見れば、IT業界が、この先も安定して働くことができるジャンルであることがわかります。
1.そもそもITは不可欠なものだから
IT技術のない日常生活が成立しないほど、ITはあって当然のものになりました。
とくに、スマホは生活必需品の代表です。
- わからないことがあれば検索する
- 知らない土地でマップアプリを使う
- コンビニのレジでQRコード決済をする
このようにスマホさえあれば、なんでもできてしまう世の中です。
意識をするしないにかかわらず、私たちは日々、IT技術に触れています。
この時代の流れは止まらず、今後もIT技術が生活の隅々まで浸透していくでしょう。
2.現代のビジネスにはITは必須になっているから
ITを導入すれば業務の効率化、生産性の向上を期待できます。
たとえば、クラウドを考えてみましょう。
社内システムをクラウド化するとこんなメリットがあります。
- 社外からでもアクセスしやすい
- タスクを共有しやすい
- 業務の進歩が見える化する
コロナ禍においては在宅ワークへの移行が求められていますが、これもシステムのクラウド化により、容易に実現できます。
このように、あらゆる業界においてIT技術を使ったシステム開発や組織運営が求められています。
もはやビジネスにもIT技術は不可欠です。
3.需要があり勤務条件がよくなる可能性があるから
前にも述べたとおり、IT業界は深刻な人手不足の状態にあります。
経済産業省の「IT人材受給に関する調査」によると、IT人材は2030年に最大で79万人が不足すると試算されています。
ところで、下記のようにIT業界の平均年収自体は高めです。
業種 | 平均年収 |
---|---|
IT / 通信 | 444万円 |
メーカー | 453万円 |
広告 / メディア | 407万円 |
サービス | 369万円 |
IT業界は、一般の会社員よりも収入面で魅力があります。
さらに、今後もIT人材の需要は高まる一方なので、より年収が高くなる可能性が高いです。
同時に、長時間労働が緩和されるなど、労働条件の改善も期待できます。
4.自分の努力が反映されやすいから
IT業界では、文系理系、男女の区別なく、実力主義による評価が主流です。
本人の努力が正当に評価され、スキルに磨きをかければ、女性でも男性並みの収入を得られます。
以下は、業種別の平均年収です。
先ほど提示した表を別の切り口で見てみましょう。
業種 | 平均年収 | ||
---|---|---|---|
全体 | 男性 | 女性 | |
IT / 通信 | 444万円 | 471万円 | 386万円 |
メーカー | 444万円 | 492万円 | 366万円 |
広告 / メディア | 407万円 | 448万円 | 364万円 |
サービス | 369万円 | 405万円 | 328万円 |
女性の平均年収はIT業界が最も高くなっていることがわかります。
このようにIT業界は実績で評価されるので、誰にとっても等しくキャリアアップの機会があるのです。
こんな人はIT業界に向いていない!IT業界に行かない方がいい人の特徴4つ
IT業界には需要があるという理由だけで、安易に転職するのは望ましくありません。
ここでは、IT業界に行かない方がいい人の特徴を4つにわけて説明しています。
- パソコンだけできればいいと思っている人
- そもそもIT自体が好きではない人
- 勉強する意欲のない人
- 未経験でもまったく問題ないと思っている人
上記にあてはまるものがないか、IT業界との適正をもう一度、よく考えてみてください。
1.パソコンだけできればいいと思っている人
IT業界は「パソコンに向かってさえいれば、人と関わらなくてもいい」と思われがちです。
ですが、これは間違いです。
IT業界はプロジェクト単位で仕事をすることが多く、関係者とのコミュニケーションが不可欠になります。
- 顧客
- チームの同僚や上司
- 同じプロジェクトに参加する他企業の人
これらの人との関わりなしに、システム開発のプロジェクトをすすめることはできません。
パソコンさえあれば自分ひとりで仕事ができることに、IT業界の魅力を感じていた人は、考え直した方がいいでしょう。
2.そもそもIT自体が好きではない人
これはもう、言うまでもないでしょう。
ITに興味がないのに、以下のような仕事をするのは明らかに苦痛でしかありません。
- 専門性の高いプログラミングをする
- 新しいIT技術を学び続ける
- ときに長時間の残業をする
たしかに、給料や将来性などを重視してIT業界を選ぶ人も少なくないでしょう。
しかし、ITのことをもっと知りたい、ITを使って人の役に立ちたいと思える要素がないと、IT業界で働き続けるのは難しいです。
仕事の生産性は上がらず、成長もできずに、個人も会社も、誰も得をしないことになってしまいます。
3.勉強する意欲のない人
IT業界は、転職さえできたら、その後も安定して働き続けられるというわけにはいきません。
転職してからも、つねにスキルアップしていくことが求められます。
前にも説明したとおり、IT業界とは以下のような特徴があるからです。
- 技術革新がはやい
- 実力主義
IT業界はつねに進化しており、AI、5G、クラウド、IoTなどのような新しい技術の勉強をしないと、仕事ができなくなります。
また、IT業界は実力主義なので、スキルアップして成果を出さないと評価されません。
自発的に勉強する意欲がない人は、IT業界に向いていないでしょう。
4.未経験でもまったく問題ないと思っている人
IT業界は専門性の高い仕事が多いですが、未経験でも転職自体は可能です。
しかし、未経験でもそれほど苦労しないだろうと思っている人は、就職後、かなり厳しい経験をすることになります。
- 会社が新人教育をしない
- 長時間労働を強いられる
- 給料が低い
これらがブラック企業の特徴ですが、未経験での転職においては、ブラック企業をつかまされる危険性がかなり高いです。
油断していると「未経験者歓迎」など、ブラック企業が出している求人広告の甘い口車にのせられてしまいますので、要注意です。
「未経験でもITエンジニアに転職できるの…?」と不安に思っている方へ!
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\未経験からITエンジニアを目指す方は必見!/
こういう人はIT業界に向いている!IT業界に向いている人の特徴4つ
IT業界では、プログラミングなどの専門知識以外にも求められる要素があります。
こんな特徴を持っている人が、IT業界には向いています。
- 論理的に考えられる人
- 柔軟な思考ができる人
- 地道な作業をもくもくとできる体力のある人
- コミュニケーションが得意でチームで働くのが好きな人
当然ですが、いい仕事をするには、その仕事にふさわしい特性をもっている人ほど有利になります。
IT業界で、あなたのもっている素質をフルに発揮できそうか、考えてみてください。
1.論理的に考えられる人
優秀なITエンジニアは、論理的思考=ロジカルシンキングが得意です。
ロジカルシンキングとは、ものごとを筋道立て、合理的に思考すること。
これができると次のようなメリットがあります。
- 分析力の向上
- 問題解決能力の向上
- コミュニケーション能力の向上
たとえば、システム開発のプロジェクトで作業の遅れなど問題が生じたとき、原因を冷静につきとめ、効果的な対策を打つことが求められます。
そのようなとき、ロジカルシンキングが役立ちます。
適切なリカバリー方法を導き出し、チームのメンバーに説得力のある説明することができるでしょう。
ロジカルシンキングを身につける5つのメリットを解説!フレームワークや注意点も紹介2.柔軟な思考ができる人
環境の変化にもフレキシブルに対応し、自らの判断で動ける人が、IT業界には求められています。
前述のとおり、IT業界は変化が激しく、つねに新しい技術が生まれています。
10年前、誰が今のような時代になると想像ができたでしょうか?
- スマホの普及
- SNSの台頭
- AIの発達
- 5Gの登場
あげるとキリがないですが、驚くべきスピードで時代が変化しています。
このような変化の先頭に立って仕事をするのがITエンジニアなので、柔軟に対応ができる人が求められます。
3.地道な作業をもくもくとできる体力のある人
難解そうなプログラミングコードを操るITエンジニアは、スマートで最先端な印象があるかもしれません。
おしゃれなカフェでコーヒーを飲みながら、ノマドワークをしているイメージです。
しかし、その実態は決して華やかなものではありません。
地味で細かいデスクワークが多く、淡々と作業を続けられる能力が求められます。
- バグの発生箇所を探す
- コードを書き直し実行する
- エラーメッセージに目を通す
このようなことをひたすら繰り返し、画面とにらめっこというような場面も多いのです。
また、急なトラブルなどで、思わぬ徹夜業務が続くこともあるので、体力があることも重要です。
4.コミュニケーションが得意でチームで働くのが好きな人
ITエンジニアの仕事は、1日中パソコンと向き合ってするものだと、誤解している人が多いです。
ITの知識や技術ばかりを追い求めようとするのですが、実は人とのコミュニケーション能力もきわめて重要になります。
IT業界の仕事は、チーム単位でのプロジェクトが多いからです。
- 顧客対応
- チームでの会議
- 他社の開発チーム
プロジェクトをすすめるうえで、上記のような関係者とのやりとりが発生します。
いろいろな人と連携をとりながら仕事をすすめていくことがカギとなるので、ITエンジニアには高いコミュニケーション能力が求められます。
仕事上のコミュニケーション上手とは!求められる3つの能力や10個の改善方法を紹介ブラックなIT企業に捕まらないためには?見極めるポイント4つ
IT企業は、ブラック化しやすい傾向があります。
下請けという構造的な問題があるため、末端の企業ほど労働条件が厳しくなりがちだからです。
ブラック企業かどうかを見極めるには、以下のポイントに注意してください。
- 週休2日制かどうか
- 求人を出し続けている
- 未経験者歓迎を前面に出している
- 自社開発が少ない
すべてに当てはまると、すなわちブラックということではないのですが、明らかに怪しい企業は除外する目安になるはずです。
事前に会社情報や求人情報をよく調べ、うまくブラック企業を回避しましょう。
1.週休2日制かどうか
IT業界に限りませんが、求人情報で注目したいのが、休日の条件です。
多くの企業が週休2日制を採用していますが、これに該当しない場合はブラックの可能性が高くなります。
そもそも「週休2日制」と「完全週休2日制」の違いについても、正しく理解しておきましょう。
- 週休2日制:1ヶ月のうちで1週でも2日連続の休みがある
- 完全週休2日制:毎週必ず2日間の休みがある
法律が定めているのは「毎週少なくとも1回」または「4週間を通じ4日以上」というラインなので、仮に休みが月4回であったとしても、違法性はありません。
これらを念頭におきつつ、慎重に判断する必要があります。
2.求人を出し続けている
頻繁に求人を出している企業には注意が必要です。
- つねに人手不足
- 社員の離職率が高い
以上のような理由で求人を出しているとするなら、その企業は、労働環境におけるなんらかの問題を抱えている可能性があります。
実際に、ブラック企業は社員の定着率が悪いです。
一方で、下記のような理由で求人を出し続けている場合もあります。
- 事業拡大
- より良い人材の確保
- 内定辞退への備え
このように積極的な理由から求人をしている場合はブラック企業にあてはまりません。
求人情報だけでは、理由までわかりにくいですが、ひとつの目安としてとらえましょう。
3.未経験者歓迎を前面に出している
「未経験者歓迎」の求人は、IT業界が初めてで自信がない人には魅力的に見えます。
しかし、これをうのみにしてはいけません。
変にへりくだって、未経験者歓迎を前面に打ち出さなければ人が集まらないというのは、ブラックである可能性があります。
- 給与が低い
- 雑務をおしつけられる
- 教育をするつもりがない
このように、待遇や労働環境が悪くなる確率が高くなります。
IT業界は専門的な知識が求められる職種が多いので、ホワイトな企業ほど経験者を優遇します。
「未経験者歓迎」という内容だけで、求人に飛びつくのは要注意です。
4.自社開発が少ない
常駐開発ばかりを行っている企業は少なくありません。
常駐開発とは、採用された企業とは別の企業に常駐して開発に携わる勤務形態のことです。
常駐開発ばかりしている企業は、IT業界の慣例である下請け構造において、薄利で過酷な労働を強いられるケースが多いです。
- 給料が低い
- スキルアップしにくい
- 長時間労働が多い
もちろん、常駐開発をしていてもホワイトな企業はたくさんあるのですが、上記のような問題が生じやすいのも事実です。
もう一度、求人情報で仕事内容をよく確認しておきましょう。
本気でIT業界を目指す人は学習するべき!学習方法3つ
採用条件が未経験歓迎となっていても、前もって学習しておくことは重要です。
学習スタイルには、大きく分けると以下の3つがあります。
- 独学で学習する
- 専門学校に通う
- 転職サポート付きのプログラミングスクールに通う
ある程度、学習経験があり、情報の調べ方などがわかっている人は独学でも効率よく学べるでしょう。
一方で、まったくの未経験者ならプロに教えてもらうことがレベルアップの近道です。
予算や学習できる時間とも相談しながら、ベストな学習方法を選びましょう。
1.独学で学習する
最初はあまりお金をかけず、独学で学習を始めたい初心者も多いでしょう。
独学で学ぶには、以下のような教材があります。
- プログラミングの書籍
- 「Progate」などの学習サイト
まずは書籍を読みながら自分でコードを書いてみるのもいいでしょう。
学習サイトはパソコンやアプリで学習ができるもので、無料会員でも基礎を学べるほか、月額課金でより本格的な学習も選べます。
しかし、本気でIT業界を目指すならずっと独学を続けるのは、おすすめしません。
プログラミング言語の種類はさまざまで、それぞれ難易度や求人件数も異なってくるため、最初から専門的に学ぶことが重要です。
2.専門学校に通う
専門学校で学習するメリットには、以下のものがあります。
- 入学が難しくない
- 実務に役立つ知識を学べる
大学に比べて入学しやすく、実践的で即戦力になるような知識を網羅的に学べます。
また、専門学校を選ぶ際は、こんなことに気をつけましょう。
- 学びたい分野があるか
- 実績はあるか
- 学費はどれくらいかかるか
とくに、専門学校の費用は安いものではないことに注目しましょう。
1年制や2年制など履修期間にもよりますが、大体の相場としては、1年で100万円前後です。
2年なら200万円前後です。
費用をおさえつつ、転職に特化するなら、プログラミングスクールの方が有利です。
3.転職サポート付きのプログラミングスクールに通う
なるべく早く転職(就職)したいなら、プログラミングスクールがおすすめです。
なぜなら、プログラミングスクールは転職サポートが手厚いからです。
転職サポートには以下の2つがあるので、違いを理解しておきましょう。
- 転職支援
- 転職保証
前者の「転職支援」とは、転職相談にのってもらいながら、内定に至るまで企業との仲介をしてくれるものです。
一方で「転職保証」とは、転職支援に加え、もし転職ができなかった場合、受講料の全額返金をしてもらえるものになります。
転職保証には条件もありますが、費用面の心配が小さくなることで、安心して学習に励むことができるようになります。
まとめ:IT業界はまだまだ崩壊しない!本気で目指すならプロに教わるべき
IT業界は、将来性がある市場であり、崩壊はしません。
学習にはプログラミングスクールがベストです。
プログラミングスクールなら以下のようなメリットがあります。
- コースが複数ある
- 短期間でも学べる
- 費用をおさえられる
- オンライン受講もできる
- 転職サポートがしっかりしている
プログラミングスクールには短期集中型のようなコースもあります。
期間が短いぶん費用をおさえられ、重点的に学べるので、予算に限りがある人や、学びたい対象が明確な人にはおすすめです。
そしてなにより、充実した転職サポートが魅力です。
プログラミングスクールの学習は、転職活動に直結します。
本気でIT業界にいきたい人は、プログラミングスクールで決まりです。