話すのが苦手な人の特徴と克服方法を7つに分けて解説!おすすめの本も紹介
人と話すことは、コミュニケーションの基本です。
仕事でもプライベートでも、会話によって相手との関係を築きます。
しかし、話すこと自体に苦手意識があると、さまざまな場面で居心地の悪い思いをするでしょう。
「話すことに苦手意識があって思うように会話できない」
「話すのが苦手でコミュニケーションがうまくいかない」
「話すのが苦手な状態を克服したい」
そのように悩んではいないでしょうか。
今回は、
- 話すのが苦手な人の特徴
- 話すのが苦手を克服する方法
- 話すのが苦手な人におすすめの本
などについてご紹介します。
「話すことの苦手意識をなくして、気持ち良く人と関わりたい」という方は、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。
話すのが苦手な人の特徴7つ
話すのが苦手な人には、ある程度共通する特徴があります。
人によって複数当てはまる場合もあるでしょう。
しかし、当てはまるからといって不安に思う必要はありません。
特徴を知ることは、なぜ話すことに苦手意識があるのかを知るきっかけにもなります。
「話すのが苦手」と感じている方は、自分に当てはまる特徴がないかチェックしてみましょう。
ここでは、話すのが苦手な人の特徴7つをご紹介します。
- 自信がない
- 緊張しやすい
- プライドが高い
- 視線を合わせない
- 意識が自分に向いている
- ネガティブな言葉を使う
- 家に引きこもりがち
それでは、見ていきましょう。
1.自信がない
話すのが苦手な人の特徴として、自分に自信がないことが挙げられます。
自分の自信のなさから、自信を持って堂々と話せず、話すのが苦手と感じてしまいがちです。
「相手はどう思うだろう」「自分が話しても相手を不快にさせてしまうかも」と不安になり、積極的に会話ができません。
2.緊張しやすい
話すのが苦手な人は、緊張しやすいという特徴もあります。
人と話すことについ緊張してしまい、思ったことをうまく伝えられないで苦手意識を持つケースです。
なかには、
- 「心臓がバクバクする」
- 「声が震える」
- 「頭が真っ白になる」
と感じる人もいます。
大勢の前で話すわけではなく、1人の相手と話すときでも、緊張して思うように話せません。
3.プライドが高い
話すのが苦手な人の特徴として、プライドが高いことがあります。
プライドの高さが邪魔をして、相手の話をよく聞けず、自分の話ばかりしてしまいがちです。
話した後に、相手が不愉快になっていることも少なくありません。
あとから振り返って、後悔します。
もしくは、自覚がないこともあるでしょう。
「なぜかうまく話せない」「相手を不機嫌にさせてしまう」と感じているなら、プライドが高いせいではないか振り返りましょう。
4.視線を合わせない
話す相手と視線を合わせないことも、話すのが苦手な人の特徴の1つです。
つい、相手の顔以外の場所に視線を合わせていないでしょうか。
視線を合わせない理由はさまざまです。
- 視線を合わせると緊張する
- 視線を合わせると考えがまとまらない
- 視線を合わせるのがこわい
- 視線を合わせていいのかわからない
話すのが苦手だから視線を合わせにくいこともありますが、視線を合わせないとますます話しにくくなるという悪循環に陥ります。
人は話の内容だけでなく、話すときの視線やしぐさ、表情から多くの情報を受け取っているものです。
視線を合わせず、相手のことを見ていなければ、あらゆる情報を取り逃してしまいます。
その結果、いっそう苦手意識を強めてしまうでしょう。
あなたと視線が合わなければ、相手もあまり良い気持ちにはなりません。
5.意識が自分に向いている
話すのが苦手な人は、意識が自分に向いているという特徴があります。
人と話しているときに、次のように感じていませんか。
- 自分の言ってることは合ってるかな
- 変な話し方になっていないだろうか
- 自分のことを相手にどう思われるのか不安だ
このような場合、目の前の相手と話しているのに、意識は自分に向いています。
自分のことばかりを気にするので、相手の話す内容や話し方に意識を向けられません。
相手の話をよく聞けず、自分のことで精一杯で、スムーズに話せなくなります。
6.ネガティブな言葉を使う
ネガティブな言葉を使うことは、話すのが苦手な人の特徴です。
次のようなネガティブな言葉を使うことが多いなら、注意しましょう。
- 嫌い
- やりたくない
- ありえない
- できない
- 無理
- 最悪
ネガティブな言葉を口で発することで、意識的にもネガティブになりがちです。
あとから「なんであんなこと言ったんだろう」と後悔することも少なくないでしょう。
また、ネガティブな言葉を使っていると、自分自身だけでなく相手にも影響を与えます。
「この人と話していると、楽しくない」「聞いていて疲れる」と感じさせているかもしれません。
お互いにネガティブな状態では、うまく話せませんよね。
話すのが苦手と感じている人は、自分が使っている言葉が会話にマイナスに働いていないかを考えましょう。
7.家に引きこもりがち
話すのが苦手な人は、家に引きこもりがちです。
人と話すことに苦手意識があるので、人と話す機会を避けるために家に引きこもります。
家で1人の時間を楽しめているなら問題ありませんが、「本当は自分らしく過ごしたいのにできない」と感じて引きこもっているなら、つらいですよね。
せっかくのプライベートの時間も思い切り楽しめません。
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話すのが苦手だと困ること3つ
話すのが苦手な人の特徴についてお伝えしました。
自分のことを振り返る参考にしてみてくださいね。
話すのが苦手だと、日常生活のあらゆるシーンで困ることがあるでしょう。
仕事でもプライベートでも、人と話すことはなかなか避けられないものです。
話すのが苦手だと困ることを知れば、「自分だけじゃないんだ」と気持ちがやわらぐかもしれません。
ここでは、話すのが苦手だと困ること3つをご紹介します。
- 取引先との会話が盛り上がらない
- 情報が回ってこなくなる
- 怒っていると勘違いされる
さっそく見ていきましょう。
1.取引先との会話が盛り上がらない
仕事で困るのが、取引先との会話が盛り上がらないことではないでしょうか。
特に、営業など社外の相手と良好な関係を築かなければならない立場の場合、会話が盛り上がらないのはつらい状況です。
取引先の相手とうまく打ち解けられず、印象を損ねてしまうおそれもあります。
仕事を円滑に進めるために、相手と気持ち良く会話できることは重要です。
2.情報が回ってこなくなる
話すのが苦手だと、情報が回ってこなくなり困ることもあるでしょう。
社会人は雑談によってさまざまな情報交換をしています。
話が苦手だと、スムーズに相手の話を引き出せず、自分も思うように話ができません。
軽やかに雑談できなければ、得られる情報は必然的に少なくなります。
情報がないことで、最善の行動を取れずに困った状況に陥りがちです。
3.怒っていると勘違いされる
話が苦手なせいで、怒っていると勘違いされることもあります。
特に、
- 抑揚がなく平坦な口調
- 声が低い
- 口数が少ない
- 表情が固い
だと、怒っているような印象を与えやすいです。
自分は普通に話しているつもりなのに、「怒ってるの?」と聞かれてしまうとショックですよね。
意図せず相手に居心地の悪さを感じさせているとしたら、コミュニケーションがうまくいかず困ってしまいます。
話すのが苦手を克服する方法7つ
話すのが苦手だと困ることについてお伝えしました。
ささいなことならともかく、日々の生活や仕事に支障が出ると困りますよね。
「できることなら、話すことへの苦手意識を克服したい」と感じている方も多いでしょう。
苦手意識はすぐに克服できないかもしれませんが、少しずつ変わることはできるはずです。
ここでは、話すのが苦手を克服する方法7つをご紹介します。
- 相手に興味を持つ
- 会話のキャッチボールをする
- 笑顔を忘れない
- 結論から伝える
- 5W1Hを意識する
- ポジティブな言葉に言い換える
- 場数を踏む
できることから取り入れてみてくださいね。
1つずつご説明します。
1.相手に興味を持つ
話すことへの苦手意識を克服するには、相手に興味を持つことから始めてみましょう。
相手にあらためて意識を向けると、さまざまなことがわかります。
- 視線
- 表情
- 話し方
- 話の内容
- 身振り手振り
- 服装やアクセサリー
あなたとの共通点や、違う部分も見えてくるかもしれません。
話の内容からは、相手の考え方や価値観もうかがえます。
相手に興味を持つことで得られる情報を手がかりに、話してみてはいかがでしょうか。
自分ではなく相手に意識を向けることで、自然と話に集中しやすいはずです。
2.会話のキャッチボールをする
相手と話すときは、会話のキャッチボールをするようにイメージしましょう。
キャッチボールでは、相手からのボールをしっかり受け止めて、相手が受け取りやすいように投げますよね。
相手の話をよく聞いて受け止め、その話題について自分の気持ちや考えをわかりやすく話す。
そのようなイメージを持てば、スムーズな会話ができます。
「つい自分の話ばかりしてしまう」という人には、特に有効な考え方です。
自分ばかりボールを投げつけては、キャッチボールにはなりません。
キャッチボールを意識して、お互いに気持ち良い会話をしましょう。
3.笑顔を忘れない
話が苦手なのを克服したいなら、笑顔を忘れないことが大切です。
相手に与える印象への影響の5割は、表情やしぐさといった視覚的な情報になります。
声の大きさや口調など聴覚的な情報が4割、話の内容は1割程度です。
つまり、笑顔で相手の話を聞くことは、効果的に相手に好印象を与えます。
思うように話せなくても、笑顔を忘れなければ、「居心地が良い」と感じてもらいやすくなるでしょう。
自分も焦らずに済むので、ゆったりとした気持ちで話しやすくなります。
4.結論から伝える
話が苦手な人は、結論から伝えることで克服できるかもしれません。
結論から伝えると、一番言いたいことが明確に伝わります。
話すのが苦手と感じている人は、わかりやすく伝えようとするあまり、説明するような話し方になりがちです。
しかし、説明するうちに話が長くなり、結局言いたいことがまとまりません。
最初に結論を持ってくることで、自分が言いたいことを相手はすぐにキャッチできます。
そのあとに説明をすれば、結論が共有できているので話しやすくなるでしょう。
「話が長くなってまとまらない」「言いたいことをうまく伝えられない」と感じているなら、ぜひ試してみてくださいね。
5.5W1Hを意識する
話が苦手な人におすすめの方法に、5W1Hを意識することがあります。
5W1Hとは、
- When:いつ
- Where:どこで
- Who:誰が
- What:何を
- Why:なぜ
- How:どうやって
の頭文字を取ったものです。
5W1Hを取り入れて話すと、情報の不足がなくなり、わかりやすい話し方になります。
話が苦手な人は、情報が足りない話し方をするために、「話がわかりにくい」と思われているケースも少なくありません。
「どういうこと?」「いつの話?」と聞き返されることが多いなら、意識してみましょう。
6.ポジティブな言葉に言い換える
ポジティブな言葉に言い換えることも、話が苦手な人の克服法の1つです。
ついネガティブな言葉を使ってしまう人は、次のような言い換えを心がけてみましょう。
- 嫌い → ◯◯のほうが好き
- やりたくない → ◯◯ならやりたい
- ありえない → そういう考えもあるんだ、視野が広がった
- できない → ◯◯すればできる
使う言葉をポジティブにすれば、思考も前向きになりやすいです。
あなたの話を聞く相手も、気持ち良く話せるようになるでしょう。
ただし、自分の気持を否定して無理にポジティブになろうとするのは逆効果になります。
あくまで自分の気持ちを大切にすることを第一に、視点を変えるイメージでやってみてくださいね。
7.場数を踏む
話すのが苦手な状態を克服するには、会話の場数を踏むことも大切です。
実際にいろいろな人と話してみて、話し方を工夫してみましょう。
多くの人と話す機会を持つと、相手によって話しやすい相手、話しにくい相手がいることがわかります。
人にはそれぞれ相性があるものです。
自分はどんな人が相手なら話しやすい/話しにくいのかを把握すると、落ち着いて話せるようになります。
また、話しやすい相手をよく観察し、話しやすさのポイントを取り入れることで、話すことへの苦手意識の克服につながるでしょう。
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話すのが苦手な人におすすめの本3選
話すのが苦手を克服する方法についてお伝えしました。
日々の意識で、苦手意識を少しずつ解きほぐしましょう。
「話すのが苦手なことについて、もっと詳しく知りたい」という方は、本を読むことをおすすめします。
本は、情報がわかりやすくまとめられており、手元に置けるので日々の行動にもつながりやすいです。
探してみると、「話すこと」に関する本はたくさんあります。
あなたが手に取りやすいような、おすすめの本を選んでみました。
ここでは、話すのが苦手な人におすすめの本3選をご紹介します。
- 「話すのが苦手、でも人に好かれたい」と思ったら読む本
- 対峙力 誰にでも堂々と振る舞えるコミュニケーション術
- マンガでわかる! 雑談力
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.「話すのが苦手、でも人に好かれたい」と思ったら読む本
話すのが苦手な人におすすめの本1冊目は、『「話すのが苦手、でも人に好かれたい」と思ったら読む本』です。
本書は、口下手でもうまくいくためのコミュニケーションについて解説しています。
「無理にしゃべろうとしない」「間」の大切さを取り上げながら、相手の話を引き出す会話術について教えてくれる1冊です。
友人、恋愛、仕事でも役立てるコミュニケーションの基本を学べる、実践的な内容となっています。
「口下手でも相手と心地良く会話したい」「伝えたいことが伝わる話し方を身につけたい」という方は、読んでみてはいかがでしょうか。
2.対峙力 誰にでも堂々と振る舞えるコミュニケーション術
話すのが苦手な人におすすめの本2冊目は、『対峙力 誰にでも堂々と振る舞えるコミュニケーション術』です。
本書は、どんな相手にも物怖じせず、フラットに接することのできる力=「対峙力」について解説しています。
著者はもともと人見知りで小心者だったにもかかわらず、数々の著名人と「対峙」するなかで身につけたコミュニケーション術を活かし、MCとして活躍。
- 第1章 誰に対してもひるまないスキルを身につける ─「人」との対峙
- 第2章 いつでも必要とされる存在になる ─「仕事」との対峙
- 第3章 信頼できる自分に変わる ─「自分」との対峙
- 第4章 自分の可能性を広げる ─「夢」との対峙
という内容で、人だけでなく仕事・自分・夢と対峙する方法も紐解いています。
この本を読めば、どんな場面でも使えるコミュニケーションの基本を身につけ、自分らしく力を発揮できるでしょう。
「初対面の人や目上の人と話すのが特に苦手」「知らない話題が出たときに慌てる」「営業の仕事が苦手」という方におすすめの1冊です。
3.マンガでわかる! 雑談力
話すのが苦手な人におすすめの本3冊目は、『マンガでわかる! 雑談力』です。
本書は、雑談力を高められる話し方の知識やテクニックを解説しています。
新人CAである主人公を中心にしたストーリーで雑談力を身につける方法が学べるので、気軽に読める1冊です。
- 挨拶
- 聞き方
- 質問の仕方
など。基本のコミュニケーションについてすぐに実践できる知識を紹介。
「雑談力を身につけたい」「雑談で人間関係を円滑にしたい」と感じている方におすすめです。
まとめ:話すのが苦手な人も努力で克服できる
今回は、話すのが苦手なことについて、克服法やおすすめの本をご紹介しました。
話すのが苦手だと、人と関わることに後ろ向きになりがちです。
仕事やプライベートでも、悩みの種になってしまいかねません。
話すことへの苦手意識は、工夫次第で少しずつ変えられます。
まずは、笑顔や相手に興味を持つことを心がけ、相手が気持ち良く話せる聞き方を身につけてみましょう。
自分から無理に話そうとしなくても、聞くことを意識することで、自然に会話が進みます。
身近な人と話すなかで実践し、話すのが苦手な状態を変化させていきましょう。