APIとは?メリット5つや使い方を4つのステップに分けてわかりやすく解説
「APIって何?」
「APIは誰でも利用できるって本当?」
「APIはどうやって使えばいいの?」
と疑問に思っていませんか?
APIは、プログラミングを学ぶうえで必要な知識のひとつです。
これからエンジニアを目指す人なら、仕組みをしっかりと理解しておきたいですよね。
そこでこの記事では、
- APIの概要
- APIの魅力や活用するメリット
- WEBAPIの概要や活用例
- APIの使い方や注意点
- APIの学習方法
などについて詳しくご紹介していきます。
この記事を読めば、APIについてしっかりと理解できるでしょう。
「APIについて詳しく知りたい」という方は、ぜひ最後まで読み進めてください。
APIとは
「API(Application Programming Interface)」とは一体どのようなものなのでしょうか?
日本語表記では、「アプリケーション・プログラミング・インターフェイス」となります。
この言葉を分解して考えると、「アプリケーションをプログラミングするためのインターフェース」という意味があることがわかります。
「インターフェース」とは、IT用語で何かと何かを繋ぐものを意味します。
つまり、APIは「アプリケーションとプログラミングを繋ぐもの」と考えるとわかりやすいでしょう。
より簡単に説明すると、「ソフトウェアの機能を共有できる仕組み」といえます。
ソフトウェアやアプリケーションの一部を外部に向けて公開すれば、誰でも利用できるようになります。
APIは、それにより第三者が開発したソフトウェアと機能を共有できるようにしてくれるものです。
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APIのメリット5つ
APIは、公開されている他のサービスの機能を自社のサービスに連携できる仕組みのことでした。
では、APIを活用することにはどのようなメリットがあるのでしょうか?
ここでは、APIの5つのメリットを以下の通りにご紹介していきます。
- ソフトウェア開発を効率化する
- セキュリティが向上する
- 最新情報の取得が簡単になる
- データを二次利用できる
- ユーザーの利便性が向上する
1.ソフトウェア開発を効率化する
APIでは、さまざまな機能が公開されています。
作りたい機能がすでにAPIで公開されているのなら、一から開発を行う必要がなくなります。
そのため、ソフトウェア開発を大幅に効率化できるのです。
さらにAPIは基本的に無料で利用できるため、開発コストを下げるメリットもあります。
開発にかかる時間やコストを大幅に削減できるAPIは、システム開発側にとって大きなメリットといえるのです。
2.セキュリティが向上する
APIを活用すれば、セキュリティの向上も期待できます。
たとえば、ショッピングサイトで商品を購入する際に「Amazon」や「Google」のアカウントを連携すれば、よりスムーズに会員登録や支払いが完了した経験がありませんか?
これは、各種サービスとAPIとが連携されているために成り立っています。
自社で一から会員登録システムを制作して取り入れるよりも、Googleなどの高いセキュリティレベルのシステムを導入する方がユーザーも安心して利用できるでしょう。
自社サービスのセキュリティ向上に繋がるほか、ユーザーの利便性も高まるメリットがあるのです。
3.最新情報の取得が簡単になる
APIを活用すれば「Google」や「Amazon」など、他社サイトやサービスから最新情報を簡単に取得できます。
そこで取得した情報を活用すれば、自社のWebサイトやアプリケーションに新たな機能を追加できるのです。
それにより、開発にかかるコストや時間を大幅に削減できるメリットもあります。
4.データを二次利用できる
APIではすでに存在する機能やデータを二次利用することで、開発速度を上げられます。
また、他社のデータを使用できるため、より情報の分析が容易になります。
膨大な情報から、新規顧客の属性や行動などを分析することも可能です。
分析結果から新しい顧客の傾向や特徴を発見すれば、マーケティング面でのよい効果も期待できます。
5.ユーザーの利便性が向上する
APIを活用すれば、連携によってユーザーの利便性も向上します。
たとえば、ユーザーが会員登録をする際に「Google」や「Amazon」など大手企業と同じメールアドレスやIDで利用できたりなど、使いやすさや信頼性が高まります。
ユーザーが使いやすいと感じてくれれば、自社サービスへの満足度の向上が期待できるでしょう。
そうなれば、結果的に自社アプリやサービスの価値向上にも繋げていけるのです。
WEBAPIとは
実は、APIにはさまざまな種類があります。
制作するアプリケーションの種類によって、さまざまなAPIが用意されているのです。
その中でも、多くの方が使用しているのが「WebAPI」でしょう。
WEBAPIとは名前の通り、Web上に公開されており外部から呼び出して利用できるAPIのことです。
誰でも無料で使えるものが多いため、多くのサービスがWEBAPIを活用しています。
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WEBAPIの活用例
では、WebAPIはどのようなアプリやサービスに利用されているのでしょうか?
ここでは、WEBAPIの具体的な活用例を見ていきましょう。
以下に、代表的なWEBAPIの活用例を記載しました。
- 「Google」
- 「Amazon」
- 「楽天」
- 「Facebook」
- 「Twitter」
- 「Yahoo!」
いかがでしょうか?
どの企業も誰もが知っている大企業です。
たとえば、「Instagram」ではFacebook APIが使われています。
そのため、InstagramはFacebookのアカウントからも簡単に登録ができ利用を始められるのです。
また、「Google」は、Google Calendar APIを提供しています。
これは、Googleカレンダーの各機能が使えるAPIです。
Google Calendar APIがあることで、社内のメンバーの予定を共有するなど情報共有を不特定多数の人と可能にしています。
APIの使い方4ステップ
ここまではAPIの特徴や魅力についてご紹介しました。
ここからはいよいよ、APIの使用方法を以下の4つのステップにわけてご紹介していきます。
- APIサイトにアプリを登録する
- APIキーとシークレットを取得する
- アプリに設定する
- リファレンスを見ながら実装する
APIにはさまざまな種類がありますがどれも使い方は同じです。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
1.APIサイトにアプリを登録する
まずは、使いたいAPIを提供している企業の専用サイトでアプリ登録を行いましょう。
たとえば、Google社が提供している「Google Maps API」を利用したい場合には、Google Maps APIのページにアクセスします。
2.APIキーとシークレットを取得する
使いたいAPIを提供している企業の専用サイトで利用登録が完了したら、「APIキー」と「シークレット」を取得しましょう。
簡単に説明すると、APIキーはログインのIDのようなもの、シークレットはパスワードのようなものです。
APIは誰もが利用できるぶん、セキュリティには十分に注意する必要があります。
そこで、APIキーとシークレットが必要になるのです。
APIキーとシークレットが悪意のある第三者に漏洩してしまえば、個人情報などを読み取られてしまう恐れがあります。
トラブルを防ぐためにも、APIキーやAPIシークレットは部外者には絶対に教えないなどの対策を行っておきましょう。
3.アプリに設定する
取得したAPIキーとシークレットをアプリ側に設定しましょう。
適切に設定を行うことで、セキュリティを強化できます。
ここまでで、APIを使用する準備が完了です。
4.リファレンスを見ながら実装する
準備が整ったら、APIのリファレンスを見ながら機能を実装していきましょう。
実際にコードを書いて自分のWebサイトやアプリに実装すれば、APIを利用できます。
APIを使うときの注意点2つ
さまざまな便利で魅力的な機能が気軽に実装できるAPI。
これからWebサービスやアプリなどの開発を行いたいと考えている方にとって、とても魅力的ですよね。
しかし、APIを活用する際には注意するべき点もあります。
ここでは、APIを使うときの2つの注意点を以下の順番で見ていきましょう。
- セキュリティに気をつける
- HTMLやCSS・JavaScriptの知識が必要
1.セキュリティに気をつける
APIは登録さえすれば、誰もが利用できる便利な仕組みです。
今では多くの個人や企業がAPIを活用しています。
しかし、APIの仕組みを悪用し、不正に情報を搾取するなど攻撃の的になっているのも事実です。
実際に、情報通信白書のなかにもAPIを公開する際の課題の例としてセキュリティの担保が挙げられていました。
APIを公開することは社内のデータやシステムへのインターフェースを公開することであるため、APIを公開しない場合と比較すると外部からの不正アクセスによるデータの改ざんが行われたり、リクエストURLに対するDDOS攻撃を受ける可能性がある。
つまり、APIの利用は自社のデータやサービスを公開することでもあるため、外部からの攻撃を受けないように高いレベルのセキュリティが必要になるのです。
2.HTMLやCSS・JavaScriptの知識が必要
最近では、非エンジニアでも導入できるようなAPIも増えてきました。
それでも、APIを使いこなすためには基本的なプログラミングスキルが必要不可欠です。
HTMLやCSS、JavaScriptなどの知識がないとAPIの実装は難しいと感じるでしょう。
APIの学習方法3選
「APIを使ってみたいけど、どうやって学習をすればいいの?」と疑問に感じる方も少なくないでしょう。
そこでここでは、APIの3つの学習方法を以下の通りにご紹介していきます。
- プログラミングスクール
- 学習サイト
- 書籍
それでは順番に見ていきましょう!
1.プログラミングスクール
APIを使いこなすためには、基本的なプログラミングスキルが欠かせません。
効率よく着実にプログラミングスキルを身につけたいなら、プログラミングスクールがおすすめです。
スクールでは初心者に合わせた学習カリキュラムや教材を提供してもらえるため、効率よく学習を進められます。
プログラミングは独学でも習得できますが、実際には挫折してしまう人も少なくありません。
一方、スクールならプロの講師がサポートしてくれるため、挫折する可能性を大幅に下げられるでしょう。
確かなスキルを身につけたいならプログラミングスクールを検討してみてはいかがでしょうか?
プログラミングスクールに興味がある方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
2.学習サイト
最近では、プログラミングが学べる学習サイトも増えてきています。
学習サイトなら無料で始められるサービスも多いため、「まずは気軽に学習してみたい」という方におすすめです。
代表的なプログラミング学習サイトには、
などがあります。
それぞれ特徴も異なるので、気になる学習サイトをチェックしてみるとよいでしょう。
さらに多くのプログラミング学習サイトが知りたい方には、こちらの記事もおすすめです。
3.書籍
「まずはプログラミングを体系的に学習してみたい」
そんな方には、書籍での学習がおすすめです。
書籍で学習するメリットには、
- 正確な情報を得られる
- 自分のペースで学習できる
などが挙げられます。
ただし、書籍を選ぶ際にはできるだけ最新のものを選択するようにしましょう。
IT技術は移り変わりが激しく日々新しい技術が生まれているためです。
プログラミング学習におすすめの書籍が選び方について詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
プログラミング学習におすすめの本をランキング形式で紹介【20選】まとめ:APIを使いこなせると便利
本記事ではAPIの概要や使い方、WEBAPIとの違いや学習方法などをご紹介しました。
APIを上手く活用すれば、開発コストを下げつつよりよいサービスを開発できるようになります。
ぜひ実際に、APIを活用して便利なサービスを作ってみてくださいね。
また、APIを使いこなすためにも、HTMLやCSS、JavaScriptなどの基本的なプログラミングスキルの習得も目指しましょう。
「プログラミングを独学してみたい」という方には、こちらの記事もおすすめです。
【完全独学】プログラミング習得のロードマップを7つのプロセスに分けて解説