Webサービスとは?身近にある9種類や作り方を3ステップに分けて解説

公開日: 2021.06.30
更新日: 2024.01.06
webサービス

「Webサービスって何?」
「Webサービスには具体的にどんなものがあるの?」
と、疑問に感じていませんか?

Webサービスは現代の私たちの生活にとって欠かせないものであり、多くの人が意識することなく日々利用しています。
しかし、Webサービスについて詳しく理解している人は意外と少ないかもしれません。

そこでこの記事では、

  • Webサービスの概要
  • 代表的なWebサービスの種類
  • Webサービスを作る方法

などについて詳しくご紹介していきます。

この記事を読めば、Webサービスについてしっかりと理解できるようになるでしょう。
ぜひ最後まで読み進めてくださいね。

Webサービスとは?

Webサービスとは?

Webサービスとは、Webブラウザによる表示や操作により利用できるインターネット上のサービスのことです。
また、インターネット上でのサービスを提供するための技術を指す場合もあります。

普段、パソコンやスマートフォンなどで、インターネット上のホームページを見ることがありますよね?
これも、Webサービスの利用となります。
まさに、今このページを見ていることも、Webサービスの利用となるのです。

何となくWebサービスへのイメージが掴めてきましたか?
ここからは、さらにWebサービスについて詳しく見ていきましょう!

1.Webサービスの定義

「Webサービス」という言葉は広い意味で使われるため、混乱する方もいるでしょう。
Webサービスの主体は対話型であり、サービスを通してユーザーの悩みの解決を目指しています。

たとえば旅行関連のWebサービスを利用するとしましょう。
インターネット上で宿泊予約を行う際には日程の入力や支払いなど、積極的にユーザー自らが行動を起こしますよね。

このように、対話型とはユーザーが受け身ではなく積極的にサービスを利用していることを指します。
つまりWebサービスの定義は、インターネット上でユーザーの悩みや問題を解決するサービスといえるでしょう。

2.Webサイトとの違い

「Webサイト」と「Webサービス」の違いがよくわからない方も少なくないでしょう。
言葉が似ているため同じ意味のように考えてしまいますが、それぞれの意味は異なります。

Webサービスが「対話型」なら、Webサイトは「情報提供型」といえるでしょう。

Webサイトには、コーポレートサイトやランディングページがあてはまります。
このようなWebサイトでは、ユーザーは基本的にページの閲覧のみしか行いません。

Webサービスには、旅行サイトやメディアサイトなどがあてはまります。
これらのサービスでは、ユーザーはサイト上でホテルの予約やサービスの購入などが可能です。

このように、WebサイトとWebサービスではユーザーができることや制作している目的が違うといえます。

また、「WEBAPI」とWebサイトの違いについて気になる方には、こちらの記事もおすすめです。

apiとはAPIとは?メリット5つや使い方を4つのステップに分けてわかりやすく解説


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Webサービスの代表的な種類9つ

では、具体的にWebサービスにはどのようなものがあるのでしょうか?

ここでは、Webサービスの代表的な9つの種類を以下の通りにご紹介していきます。

具体例を見て、さらにWebサービスへの理解を深めていきましょう!

1.コミュニケーションサービス

コミュニケーションサービスは、ユーザー同士が交流できるWebサービスのこと。
現代ではほとんどの人が日常的に使っているサービスといえるでしょう。

たとえば、ブラウザやアプリにログインするとどこでも使える「Gmail」や「Yahoo!メール」もWebサービスのひとつです。

また、「Instagram」「Facebook」「Twitter」などのSNSもコミュニケーションサービスの種類に分類されます。

2.情報提供サービス

私たちは普段、インターネット上で何かを検索する際にはブラウザを利用します。

「Google Chrome(グーグル クローム)」や「Safari(サファリ)」、「Firefox(ファイヤーフォックス)」などが、主流のブラウザとして挙げられるでしょう。
これらの情報提供サービスも、Webサービスのひとつです。

また、新聞社が提供するWebニュース、情報誌が運営するレジャーガイドのサイトなどの情報提供サービスもWebサービスに含まれます。

3.サブスクリプションサービス

近年、注目のビジネスモデルとして多くの企業が取り入れている「サブスクリプション」。
サブスクリプションとは、「料金を支払うことでサービスや商品を一定期間利用できる」といった形式のサービスを指します。

最近では、多くの人が動画配信サービスや音楽配信サービスを利用しています。
動画配信サービスなら「Netflix」や「Amazonプライム」、音楽配信サービスなら「Apple Music」「Spotify」などが当てはまります。
これらはすべてサブスクリプションサービスです。

このようにサブスクリプションは主にデジタル関連のサービスが多い印象でしたが、最近では車や洋服、食品など幅広い業界の製品でも広まってきました。

4.マッチングサービス

一昔前までは、「マッチングサービス」と聞くと出会い系サービスを思い浮かべる人も多かったことでしょう。
しかし最近では、ビジネスシーンでもマッチングサービスは多く利用されています。

ビジネスシーンでのマッチングサービスといえば、

  • 転職エージェントサービス
  • クラウドソーシングサービス
  • 転職サイト

などが挙げられます。

また、「メルカリ」のようなモノと人とをマッチングさせるサービスもWebサービスのひとつです。

5.決済サービス

決済サービス

最近では、キャッシュレス化が急速に普及しています。
オンライン上でのネット決済や、電子マネー決済などを利用したことがある方も多いでしょう。

決済サービスは、現金での取引を直接行うのではなく、データの送受信によって決済処理を行う方法を指します。
決済サービスの種類は大きく分けて以下の3つです。

  1. クレジットカード・デビットカード決済
  2. 電子マネー決済
  3. QRコード決済

今後はさらに、店舗側も消費者側も決済サービスの利用が増えていくでしょう。

6.オンライン会議サービス

オンライン会議サービスも、Webサービスのひとつです。
インターネットを通して会議が行えるサービスを指します。

有名なサービスには、

などがあります。

インターネット環境とパソコンやスマートフォンなどのデバイスさえあれば、場所を選ばずに会議を行えるのが最大のメリットです。

7.業務効率化サービス

働き方改革によって、生産性向上や業務効率化が注目されてきました。
それに伴い、さまざまなジャンルの業務効率化サービスが増えています。

たとえば、コミュニケーションが取りやすくなる「ChatWork」や「Slack」が有名です。
また、タスク管理ができる「Googleカレンダー」や「Trello」なども多くのビジネスシーンで活用されているでしょう。

他にも仕事に役立つ業務効率化サービスが知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

【いますぐ使える】仕事を効率化できるアプリ28選をジャンル別に解説【いますぐ使える】仕事を効率化できるアプリ28選をジャンル別に解説

8.オンラインストレージサービス

オンラインストレージサービスは、貸し出されたサーバー上に写真や動画などをアップロードして保存や共有ができるサービスです。

iPhoneを利用している人なら、AppleのiCloudがオンラインストレージに当たります。
また、Yahoo!のYahoo!ボックスを利用している方もいるかもしれません。

これらは個人利用を想定されていますが、さらにセキュリティ面などが配慮されている法人向けのオンラインストレージサービスもあります。

9.クラウドソーシングサービス

クラウドソーシングサービスとは、仕事を依頼したい人と受注したい人とをマッチングさせるサービス。
在宅ワークやテレワークが注目されている中で、人気を集めているサービスです。

クラウドソーシングサイトには、不特定多数のクライアントやメンバーが集まっています。
仕事の受注から打ち合わせ、業務遂行まですべてオンライン上で完結するのがクラウドソーシングサービスの特徴です。

代表的なクラウドソーシングサービスには、

などがあります。

Webサービスを作る方法3ステップ

Webサービスを作る方法3ステップ

中には「Webサービスを作りたい」と考えている方もいるかもしれません。
しかし、「Webサービスは高い専門知識や経験のあるプログラマーしか作れないのでは?」と考えている方もいるでしょう。

もしもそのように考えているなら、非常にもったいないです。
もちろんプログラミングの基礎知識は必要ですが、初心者でもコツをしっかりとおさえればオリジナルのWebサービスを作れます!

ここでは、Webサービスを作る方法を3つのステップ形式にご紹介していきます。
ぜひ参考にしてくださいね。

1.ユーザーの課題を考える

まずは、Webサービスの設計を考えます。
どのようなWebサービスを作りたいのか、具体的にアイデアを出していきましょう。

その際には、「ユーザーがどのような課題を持って使うサービスなのか?」を考えておく必要があります。
Webサービスの開発を進めていくと、「そもそもどんなユーザーが使うサービスなんだろう?」といった問題にぶつかるケースも少なくありません。

当然ですがWebサービスは、使用してくれるユーザーがいるからこそ価値が高まっていきます。
まずはユーザーの課題を考えたうえで、制作するWebサービスを設計していきましょう。

2.プログラミングスキルを磨く

制作したWebサービスによっては、高いプログラミングスキルが必要な場合もあると思います。
作った設計図をもとにプログラマーに依頼することもできますが、自分で制作したいと考える人も多いでしょう。

今のスキルに不安を感じる方は、プログラミングスキルを磨くのもひとつの方法です。

「基礎的なプログラミングスキルはある」という方なら、より実践的なスキルを身につけられるプログラミングスクールを検討してみるのがおすすめです。

プログラミングスクールなら、一人ひとりの目的に合ったカリキュラムを作成してくれます。
ゴール設定をしたうえで学習を進められるため、より効率よくプログラミングスキルを磨くことが可能です。

最近では、通学型やオンライン型などさまざまな学習スタイルを提供しているプログラミングスクールが増えています。
より効率よく確実にスキルを身につけたいなら、プログラミングスクールを検討してみてください。
おすすめのプログラミングスクールは以下の記事でご紹介しています。

プログラミングスクール非公開: 【2022年】プログラミングスクールおすすめ9校を項目別に紹介

3.マネタイズを考える

Webサービスを制作するからには、できることなら収益を出したいですよね。
「どうやったら収益をだせるのか?」マネタイズを考えることも大切です。

Webサービスで収益を出す場合、大きく以下の3つの方法があります。

  1. 直接課金型
    :ユーザーから直接課金してもらう
  2. アフィリエイト(成果報酬型)
    :商品やサービスを紹介して、申し込みが入ったら売上が発生する
  3. アドセンス(クリック保障型)
    :サービスに貼った広告がクリックされるごとに売上が発生する

この中でも、1番の「直接課金型」は個人開発では非常に難易度が高いです。
より多くのユーザーに利用してもらうことを考えるなら、無料での提供を考えた方がよいでしょう。

まずは、アフェリエイトやアドセンスからのマネタイズを考えるのが無難です。
制作したいサービスの内容によって、達成しやすいマネタイズ方法を考えてみてください。


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まとめ:Webサービスは生活に欠かせないもの

Webサービスはビジネスやプライベートなどさまざまなシーンで、多くの人が気が付かない間に利用しています。
本記事を通して、Webサービスは身近なものであることをわかっていただけたのではないでしょうか?

今後もWebサービスはどんどん進化して、より私たちの生活に欠かせないものとなっていくでしょう。
あなたもぜひ、Webサービスに積極的に関わってみてはいかがでしょうか。

Webサービスを制作するにはプログラミングスキルが必要です。
開発側になりたい方はぜひプログラミングスキルを身につけて、サービスの開発を目指してくださいね。

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