【知って得する!】効率の良い暗記方法15選や記憶力を上げる方法
「どうやって暗記すれば効率がよいだろう」
「集中力を維持して暗記する方法はないのかな?」
と思うことはありませんか?
暗記しても、定着させる方法がわからず困ってしまいますよね。
では、暗記を効率的におこなう方法はどのようなものがあるのでしょうか?
そこで今回は、
- 効率よく暗記をする方法
- 暗記した内容をできるだけ無駄にしない方法
- 暗記した内容を定着させるための復習のタイミング
について詳しく解説します。
この記事を見れば自分にあった暗記の方法が必ずわかります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
これだけは避けたい!やってはいけない暗記方法2選
暗記をする方法はいくつもありますが、やってはいけない暗記方法があります。
正しい暗記方法を知る前に「自分が誤った暗記方法をしていないか」をご確認ください。
おさえておきたいポイントは2つです。
- 一夜漬けで暗記する方法は知識が定着しない
- 同じ科目だけを続けて暗記しない
この2つの方法をやらない学習スタイルを作るだけでも、効率的な暗記につながるでしょう。
間違った方法で暗記をすると、せっかく時間を使ってもあまり定着せず無駄になってしまいます。
それぞれ解説します。
1.一夜漬けで暗記する方法は知識が定着しない
一夜漬けで知識を覚えても、睡眠をしなければ知識は定着しません。
人は寝ている間に覚えた内容を知識として定着させるからです。
また、復習をおこなう時間もないため一時的に記憶できても試験が終わったらすぐに忘れてしまいます。
知識を定着させたいなら、十分な睡眠時間と復習時間が必要です。
2.同じ科目だけを続けて暗記しない
人間はどうしても飽きてしまう生き物なので、同じ科目だけを続けて暗記しないようにしたいものです。
ひとつの科目だけを暗記していると、どうしても集中力や暗記力が低下してしまいます。
まとまった勉強時間を取れる日は、必ず複数の科目を学習するようにしましょう。
いろいろな科目を区切りのよい時間で暗記することで、集中力を維持できます。
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【保存版】短時間で記憶力を上げる暗記方法15選
限られた時間で効率よく記憶するにはコツがあります。
無理に覚えようとするよりも、少しの工夫を加えるだけで記憶は定着しやすくなります。
今回は15個の暗記方法をご紹介しますので、興味のある方法を試して、その中から自分にあったものを見つけましょう。
それぞれ解説していきます。
1.書いて暗記する
暗記したいときは、ただ眺めるのではなく手を動かして書いて覚えましょう。
単に文字を目で追っているだけでは眠くなってしまううえに、集中していなければまったく暗記できません。
とくに英単語などは、実際に書くことでスペルミスをなくしたり、書いている手の感覚が暗記の手助けをしてくれます。
実際に書いて覚えることで、より視覚的に暗記しやすくなるでしょう。
2.声に出して暗記する
覚える際に声に出してみることで、耳からも暗記できるため効率的です。
目で見て声に出して耳で聞くことで、いろいろな感覚が刺激されるので覚えやすくなります。
もし英単語を覚える場合は、発音の練習にもなるので一石二鳥です。
大きな声を出す必要はなく、ブツブツと言う程度で暗記に役立ちます。
3.色ペン&チェックシートを活用して暗記する
赤いシートを使って文字を隠せる色ペン&チェックシートを使うのもおすすめです。
大事な単語だけでなく、前後の内容も一緒に頭に入れられます。
オレンジ色や赤い色で文字を書き、それを赤いシートで隠すことで文字を見えなくさせるノートを自作するのもよいでしょう。
ほかにも、青いペンでひたすらノートに書きなぐることで、青色により集中力が高まる学習方法もあります。
4.時間的制約を作って暗記する
切羽詰まった状況になるほど、底力を発揮できる人もいます。
そのため、時間的な制約を作って自分を追い込むことで暗記の効率がよくなります。
- 朝のこの時間でこの範囲を絶対に覚える
- 出勤時間までに英単語を必ず3つ覚える
など、自分の生活リズムにあったものを決めるとよいでしょう。
短い間だと集中力も増すので、時間を制約すると物覚えがよくなります。
5.身体を動かしながら暗記する
じっと机に向かうのではなく、身体を動かしながら暗記するのも効率的です。
脳は身体のさまざまなところを刺激させたほうが活性化するからです。
家の中を歩きながら暗記したり、軽くスクワットしながら覚えるとよいでしょう。
音読をすることでさらに学習効率がよくなります。
6.暗記アプリを使って暗記する
いろいろな種類が出ている暗記アプリを使って暗記するのも時間効率がよいです。
覚えるべき点が簡潔にまとまっているため時間効率がよいうえ、スキマ時間をつかってコツコツ勉強できるからです。
ノートや単語帳を自作しなくてもよいのもメリットでしょう。
上記はあくまで一例ですが「暗記アプリ」と検索をかけるだけでも数多くのサービスが見つかります。
いろいろな種類があるので、自分にあった暗記アプリを使うのがおすすめです。
7.単純反復で暗記する
同じ内容を繰り返し、時間や場所を変えて暗記するのもおすすめです。
長時間同じ場所で繰り返し同じ内容を暗記していると、どうしても集中力が落ちてしまいます。
1時間に1回程度は休憩を取ったり場所を変えることで気分転換しましょう。
気分転換をした後に同じ内容を繰り返し学習すれば、集中力が維持され効率的に暗記できるでしょう。
8.覚えたい内容を人に説明して暗記する
覚えたい内容を家族や友人に自分の言葉で説明することで暗記しやすくなります。
相手に説明できるほどきちんと理解しなければなりませんし、自分の言葉で伝えるために頭の中が整理されやすいです。
友人とクイズを出しあって、できなかったところを説明するのもよいでしょう。
きちんと説明できなければ理解が及んでいないということなので、自分の弱点を見つけるきっかけにもなります。
9.スキマ時間に暗記する
暗記科目にはスキマ時間を使って、コツコツ覚えると時間効率がよいです。
まとまった時間は理解に時間のかかる数学などに使ったほうがよいでしょう。
英単語や社会の年号などの暗記に向いています。
電車に乗っている間や、お風呂に入っている間などスキマ時間は探せばたくさんあります。
10.関連したものをセットにして暗記する
英単語などは、その単語だけを覚えるのではなく関連したものもまとめて覚えると効率的です。
類義語や対義語、語源が同じものなどは覚えやすいでしょう。
例文ごと覚えてしまえば一緒に使われやすい単語をまとめて覚えられるうえ、英作文もスムーズにできるようになります。
社会でも一つの事柄を覚えるのではなく、付随した内容も覚えると理解が進むでしょう。
11.語呂合わせをつくって暗記する
覚えにくいものやわかりづらいものは、語呂合わせを自分でつくって暗記するのもおすすめです。
いわゆる「いい国作ろう鎌倉幕府」など、数字が覚えにくいものに効果的です。
自分で考えて語呂合わせを作ることで、考える工程もあるために記憶に定着しやすくなります。
語呂だけを覚えて肝心の内容がわからなくならないよう、語呂と覚えるべき内容をあわせて確認しましょう。
12.写真や動画などを利用して視覚的に暗記する
写真や動画で学習できるものは積極的に活用しましょう。
化学や物理などの場合は実際の実験動画を見ることで、理解がしやすくなり暗記も簡単になります。
地歴公民などの場合は地名や人物の写真を実際に見ることで、覚えやすくなるでしょう。
文章だけでなく、写真や動画を用いて視覚的に暗記することで記憶が定着しやすくなります。
13.一度学んだことと新しいものを混ぜて暗記する
一度学んだことと新しい要素をプラスして学習すると、復習をしながら別の分野の暗記もできるのでおすすめです。
同じ箇所の復習だけしていると「同じことの繰り返し」と感じてしまいモチベーションの低下に繋がりかねません。
一方で新しい内容ばかりだと、理解しなければいけないことが多すぎて労力もかかります。
そのため一度学んだことと関連した新しいものを混ぜることで自分の苦手な箇所を理解しながら、先に進めるため効率がよいでしょう。
14.覚えたい内容に興味をもって暗記する
人は興味がある内容については自然と覚えられます。
暗記しなければならないことに興味を持つのは難しいですが、少しでも楽しいと思えたところを深堀りすれば興味が広がっていくでしょう。
どうしても自分で興味を持てない場合は、その内容を好きな先生や友人に「どこが好きなのか」を聞いてみましょう。
興味を持てれば、暗記するのがどんどん楽しくなります。
15.ノーベル賞でも証明されたメモリーパレス記憶術を活用して暗記する
ジョン・オキーフ博士ほか2人が2014年のノーベル生理学・医学賞を受賞しました。
この際の研究を利用したメモリーパレス記憶術を使うと、多くのものをまとめて暗記できます。
具体的なやり方は以下のとおりです。
はじめのうちは難しいですが、慣れてくるとスムーズに暗記できるようになります。
暗記方法を効率良く活かすための7つの心得
ただ闇雲に暗記をしても効率よく覚えられませんし、記憶は定着しにくいです。
暗記を効率よくするためには以下7つの考え方。
なにかを覚えたいときはこれらのポイントをできるだけおさえるようにしましょう。
それぞれ解説していきます。
1.暗記範囲をざっと読んで何周もする
覚える内容が多いときは、暗記すべき範囲全体をざっと読んで何周もしましょう。
たとえば英語の単語帳を1冊覚える場合、毎日10ページを完璧に覚えても1冊を終えるまでに非常に時間がかかります。
時間がかかればかかるほど、過去に暗記したものは忘れてしまうので暗記が無駄になってしまうのです。
1冊を2日で一通り見るという作業を繰り返すほうが効率的です。
2.範囲を重複させながら暗記する
毎日違う内容を暗記するよりも、暗記する範囲を重複させながら学習するほうが定着しやすいです。
たとえば、英語の単語帳を10ページずつ毎日違うページを暗記するのは効率的ではありません。
1日目に1ページ目から10ページ目を暗記した場合は、2日目は5ページ目から15ページ目を覚えるなど範囲を重複させましょう。
復習と新しい暗記が同時におこなえるので、記憶を定着させながら飽きずに勉強できます。
3.最初からすべて暗記しようとせず区切りをつけて覚える
最初からすべてを完璧に暗記しようと思うとかえって効率が悪くなるため、ある程度で区切って暗記をおこないましょう。
すべてを理解しすべてを暗記しようと思うと、調べものも増えてしまいますし進むのが遅くなります。
時間をかけてしまうほど、前に暗記したところを忘れてしまうのです。
「すべてを暗記する」と思うのではなく「とりあえずここまで覚える」と区切って暗記に取り組みましょう。
4.十分な睡眠時間をとる
人は暗記した内容を睡眠によって脳に定着させます。
よって、睡眠時間が足りないとせっかく暗記した内容も定着しなくなってしまうのです。
暗記した内容を定着させるためには6~7時間程度の睡眠時間が必要でしょう。
徹夜をしたり睡眠時間を削って勉強すると、かえって効率が悪くなる場合もあるので十分睡眠時間をとりましょう。
【社会人必見】仕事中の昼寝はおすすめ!メリット4つと作業効率がアップする昼寝の5つのコツを公開5.記憶力に関わる食事をとる
魚に含まれるDHAなどは、人の記憶をよくしたり集中力を高める効果があるため暗記した内容を定着させたいときは積極的に摂取したいものです。
ほかには豚肉に含まれるビタミンB1や大豆に含まれるレシチンなどにも記憶力を高める効果があるとされています。
バナナは糖質とビタミンB1を豊富に含むため、頭を効率よく働かせてくれます。
記憶力をよくする食事を日常的にとることで、効率のよい学習ができるでしょう。
6.適度に運動して脳を活性化させる
勉強をするときは、適度に運動もおこなうことで脳が活性化し効率的になります。
脳は複数の箇所が刺激されたときに活性化されるからです。
ひたすら勉強ばかりしていると脳の同じところばかりが刺激されるため、脳が活発に動かなくなってしまいます。
運動の合間にストレッチなどをおこない、脳の違う場所を刺激すれば集中力が高まるでしょう。
7.仮眠で集中力を回復させる
勉強を続けているとついつい眠くなってしまいます。
眠くなってしまったときは、無理に勉強を続けるよりも30分程度の仮眠をとるほうが効率的です。
目を閉じて少し眠るだけで、気持ちがリフレッシュされ集中力も高まります。
切羽詰まっていると30分のロスをしたくない気持ちになりますが、全体の学習効率を考えると眠くなった時は仮眠をとったほうがよいでしょう。
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復習時のタイミングで覚えておくべき2つのポイント
せっかく暗記した内容ですから、きちんと記憶に定着させましょう。
知識を定着させるための復習のタイミングとして、ポイントが2つあります。
- 基本は1日以内に済ませる
- 復習するベストタイミングは教科によって変わる
復習をするのは労力がかかりますが、復習すべきタイミングを覚えておきたいものです。
それぞれ解説していきます。
1.基本は1日以内に済ませる
人は暗記したものをすぐに忘れてしまうので、復習は基本的には1日以内に済ませるのがおすすめです。
エビングハウスの忘却曲線によれば、人は初めて暗記したものを20分後に42%忘れ、1時間後に56%忘れ、1日後には74%を忘れてしまうといわれています。
(出典:アカデミック・コーチングによる大学教育変革の試み: ティーチング主体型講義からコーチング主体型講義への進化)
さらに、1週間後には77%、1カ月後には79%忘れてしまうので、時間がたつほど思い出すのに労力がかかってしまいます。
よって、1日以内に復習を済ませることで労力を少なく記憶を定着させられるのです。
2.復習するベストタイミングは教科によって変わる
丸暗記する教科なのか、理解しながら学ぶ教科なのかによって復習のベストタイミングは異なります。
英単語や歴史の年表などの丸暗記する内容については1日以内に復習したほうがよいでしょう。
一方、数学や理科の計算問題などは「なぜその変形や工程が必要なのか」をきちんと理解すれば記憶は定着しやすくなります。
そのため数学などは丸暗記の教科ほど高い頻度で復習する必要はなく、1週間以内におこなえばよいでしょう。
まとめ:暗記方法を理解すれば効率よく確実に頭に入る
ただ暗記しようとするのではなく、工夫して暗記すれば効率がよいことがわかりました。
大切なポイントをおさらいしておきましょう。
- ただ眺めるのではなく、目や手や口や耳を使うことで暗記しやすくなる
- 黙々と長時間勉強するよりも、身体を動かしたり仮眠を挟むほうが効率的な場合もある
- 復習するタイミングは暗記教科か理解する必要がある教科かで変える
暗記するにはさまざまな方法がありますので、自分にあったものを見つけましょう。