【初心者向け】Javascriptを使う方法とは?HTMLへの埋め込みと読み込みをわかりやすく解説

2024.01.04
javascriptを使う方法とは?HTMLへの埋め込みと読み込みをわかりやすく解説

プログラミングを学習している際、

「HTMLやCSSだけではできない動きのあるWebサイトを作りたい!」

「Javascriptのコードを書いてみたけど、なぜか動かない…」

と思ったことはありませんか?

HTMLやCSSの次のステップとも言えるJavascriptの学習をせっかく始めたのに、動かすことすらできずに挫折してしまう、という人もいるでしょう。

そこで今回は、

  • JavascriptとHTMLで使うための2つの方法
  • Javascriptで必須のscriptタグの属性について
  • Javascriptの書き方

について解説していきます。

Javascriptの学習に必要な、最初のステップとなります。

スムーズに学習を進めたいという方や、これからJavascriptの学習を始めるという方はぜひ最後までみてくださいね。

JavascriptはHTMLとの連携が必須!2つの方法を解説

Javascriptを使うために、まずはHTMLで環境を整えなければいけません。

HTMLとJavascriptの連携ができていないと、そもそも動かないという事態になってしまいますからね。

JavascriptをHTML内で使えるようにする方法は以下の2つです。

  • scriptタグを直接HTML内に埋め込む方法
  • 外部ファイルとしてJavascriptをHTML内で読み込む方法

では、それぞれの方法について解説していきます。

scriptタグを直接HTML内に埋め込む方法

HTMLとJavascriptを連携させる際、scriptタグを埋め込んで直接コードを書いていくことが、最も簡単な方法です。

具体的には、以下のコードをHTML内に記述します。

<script>
  // ここにJavascriptのコードを記述していきます
</script>

この方法は、インラインスクリプトとも言われています。

headタグの中にも挿入することは可能ですが、bodyタグの最下部直前に埋め込むことが一般的です。

Javascriptは、読み込み開始と同時にHTMLコードの読み込みを一時的に停止させてしまう特徴があります。

そのため、HTMLコードの読み込みを邪魔しないようにbodyタグ最下部直前に埋め込むのが最適なのです。

JavascriptをHTMLに直書きするデメリット

とても簡単にJavascriptを使用できる便利な方法ですが、いくつかデメリットもあります。

  • 1ページずつ処理を書かなければならない
  • HTMLコードと区別がつきにくく、メンテナンスがしずらい
  • HTMLファイルのソースコードデータが重くなる

scriptタグで直書きした処理は、そのページでしか対応できません。

複数ページでJavascriptを実行したい場合は、他のHTMLページにも同様の処理を書き込む必要があります。

また、複雑な処理の場合、HTMLコードと見分けがつきにくくなります。

複数ページあるWebサイトや、複雑な処理を行いたい場合は、次に紹介する方法が最適ですよ。

2.外部ファイルとしてJavascriptを読み込む

Javascriptファイルを作成し、外部ファイルとしてHTML内で読み込む「外部スクリプト」と呼ばれている方法を解説します。

直接HTML内にJavascriptを書き込んでいく方法と異なり、複数のHTMLページにも対応できるので、いくつも同じ処理を書き込む必要はありません。

では、具体的な方法を見てみましょう。


<script src="sample.js"></script>

今回は「sample.js」というファイルを作成したと仮定して記述しています。

ファイル名は、一般的には「script.js」などが良く使われていますが、任意の名前を付けることが可能です。

Javascriptファイルを読み込む時も、scriptタグを使用し、bodyタグ最下部直前に挿入します。


今の働き方に不満はあるけど、日々の業務が忙しくてゆっくり考える時間がない…
そんな悩みを持つ方に向けて【DMM WEBCAMP】では無料のキャリア相談を実施しています。
ビデオ通話で相談をすることができるため、仕事で忙しい方でもスキマ時間に気軽にカウンセリングを受けることも可能です!
プロのキャリアカウンセラーと一緒に、今後のキャリアについて考えてみませんか?

HTMLでJavascriptを使う時に必須のscriptタグの属性

直接コードを書きこみ場合も、外部ファイルとして読み込む場合も、JavascriptをHTML内で使用するためにはscriptタグが必要です。

ここでは、scriptタグにつけることができる属性について解説します。

以前と仕様が変わった属性や、適宜使うことで読み込みスピードが向上したりする属性もあるので覚えておきましょう。

scriptタグの属性一覧

src外部スクリプトファイルのURLを指定
typeスクリプト言語を指定
async利用可能な時点でスクリプトを実行
deferHTML文書を読み込んだ時点でスクリプトを実行

scriptタグで使える属性を一覧表にしてまとめました。

HTML4.01までは必須のtype属性は、HTML5からは省略可になりました。

省略時は「type=”text/javascript”」とみなされていますので、特に指定する必要はありません。

Javascriptの外部ファイルを高速に読み込む属性

Javascriptを読み込む際、HTMLの読み込みは一時停止となり、Javascriptファイルのダウンロードと実行が完了してから再開します。

Javascriptを使用するとどうしても読み込みスピードが低下するのがやっかいな問題です。

しかし、sciptの属性の「async」や「defer」を使用すると、HTMLの読み込みが速くすることができます!

それぞれの使い方や特徴について簡単に解説します。

async属性

asyncはHTML5から登場した属性で、非同期でJavascriptのファイルをダウンロードし、実行します。

デフォルトでは、

scriptタグにたどり着く→HTMLの読み込みを一時停止→JSファイルのダウンロードと実行→HTMLの読み込みを再開

という順番で行われています。

つまり、同期的読み込みです。

これに対して、async属性はHTMLと平行してJSファイルのダウンロードを行います。

ただし、JSファイルダウンロード後に処理を実行する際は、HTMLの読み込みが一時停止になります。

また、複数のscriptタグにasync属性を付与する場合、scriptタグを書いた順に実行されないこともあるので注意しましょう。

async属性は、以下の

async属性は、以下のように記述します。

<script src="sample.js" async></script>

defer属性

deferは、バックグラウンドでscriptをダウンロードし、HTMLの読み込みが完了してからJSを実行する属性です。

ブラウザは、HTMLの処理に専念できるので、Webサイトの読み込みスピードがデフォルトに比べて高速化します。

また、defer付のscriptタグを複数使用した場合でも順番通りに実行されるので、async属性のデメリットでもカバーすることができます。

defer属性は、以下のように記述します。

<script src="sample.js" defer></script>

実際にJavascriptを使ってみよう!

JavascriptをHTMLで動くようにする環境は整えました。

では、実際にどのようにJavascriptのコードを記述していくのか見ていきましょう!

今回は、簡単なアラートを表示させるJavascriptのコードサンプルを使用します。

<!-- HTML -->
  <body>
    <h1>下のボタンを押すとアラートが表示されます</h1>
    <button onclick="clickBtn()">ボタンを押してください</button>
    <script src="sample.js" defer></script>
  </body>
// Javascript
function clickBtn() {
  alert('Javascriptを使ってアラートを表示しています!');
}

タイトルの下にボタンがあり、そのボタンを押すとアラートが表示されるというプログラムです。

ボタンを押すと、ブラウザ上では以下のように表示されます。

しっかりアラートが表示されているのがわかりますね。

このような感じで、何かのアクションを起こした時に別の表示やアクションを実装することが可能になります。

コピペして文字や色を変えてみたり、アクションを変えてみたりして、実践してみてくださいね。


今の働き方に不満はあるけど、日々の業務が忙しくてゆっくり考える時間がない…
そんな悩みを持つ方に向けて【DMM WEBCAMP】では無料のキャリア相談を実施しています。
ビデオ通話で相談をすることができるため、仕事で忙しい方でもスキマ時間に気軽にカウンセリングを受けることも可能です!
プロのキャリアカウンセラーと一緒に、今後のキャリアについて考えてみませんか?

まとめ:まずはHTMLに埋め込み、Javascriptを使ってみよう

Javascriptのの学習を始める時は、HTMLとの連携が必須です。

今回解説した、

  • scriptタグを直接HTML内に埋め込む方法
  • 外部ファイルとしてJavascriptを読み込む方法

この2つの方法を使って、実際に動かしてみることから始めてみましょう。

HTMLをコントロールする役割を担うJavascript使えるようになれば、動きのあるWebサイト制作など、HTMLだけではできなかった様々なことができるようになります。

一気に使いこなすのは大変なので、まずは正しくJavascriptが動作するように形を整えて、いろいろ試してみましょう。

実際の動きが見えることでJavascriptの勉強も楽しくなり、学習のモチベーション維持にも繋がりますよ。

\プログラミングスクールを比較/

DMM WEBCAMP

COACHTECH

RUNTEQ

DMM WEBCAMP COACHTECH RUNTEQ
目指せる姿 WEBエンジニアへの転職
フリーランスエンジニア WEBエンジニアへの転職
分割払い
補助金 ×
転職保証 × ×
受講期間 12週間〜 3ヶ月〜 5ヶ月〜
特徴 【IT業界の転職を一番に考えたい方向け】
大手DMMが運営のプログラミングスクール
転職成功率98.8%
豊富なキャンペーンや補助金制度あり
【フリーランスを目指したい方向け】
フリーランスのエンジニアを最短で目指す
エンジニアと共に実際の案件開発を担当
【とことん勉強してから転職したい方向け】
1,000時間(約9カ月)のカリキュラムでしっかり勉強
企業の求める即戦力のWEBエンジニアを目指す
料金 329,350円〜
※給付金適用後
42万9,000円~ 55万円

公式HP

公式HP

公式HP

関連記事

資料請求

  • 短期集中で最速エンジニア転職を実現-転職成功者インタビュー一覧

    DMM WEBCAMPでは転職成功率98%を実現しています。本資料では、元警察官や元ラーメン屋など様々なバックグラウンドを持つ卒業生の声をお届けします。

    資料をダウンロードする
  • IT技術がもたらす3つの変化と身につけるべきスキル

    IT技術の発展により、今後10~20年程度で47%の仕事がなくなると言われています。どのような変化が訪れ、私達はどのようなスキルを身につけるべきかを解説します。

    資料をダウンロードする
  • 未経験がフリーランスエンジニアになる方法-年収アップで自由な働き方を手に入れる

    働き方改革やリモートワークの影響でフリーランスという働き方の人気は高まりつつあります。フリーランスエンジニアとして活躍するために必要な情報をお届けします。

    資料をダウンロードする

© 2024 WEBCAMP MEDIA Powered by AFFINGER5