ICTとは?理解するための3つのポイントと目指すべき未来
「ICTって、ITやIoTとはどう違うの?」
「ICTはこれからの社会にどう役立つのか知りたい」
と思うことはありませんか?
言葉は聞いたことあるけど、人に説明できるほど理解できているかは自信がないですよね。
では、ICTはどのようなもの場所で活用されるのでしょうか?
そこで今回は、
- ICTとは?ITやIoTとの違い
- なぜICT化は必要なのか
- ICT化が進む中で何を学ぶべきか
について詳しく解説します。
この記事を見れば需要が高まるICTの分野で活躍できる人材になれます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ICTとは?理解するための3つのポイント
ICTは情報通信技術のことを指し、よく名前をきくITやIoTとは別物です。
この章ではICTを理解するために、以下の3つのポイントに分けて解説します。
- ICTとは
- ITとICTの違い
- IoTとICTの違い
本質が似ているため勘違いしやすい分野ですが、きちんと理解できるようになりましょう。
それでは解説していきます。
1.ICTとは情報通信技術
ICTとは「Information and Communication Technology」の略で「情報通信技術」と訳されます。
データを通信する技術を指しており、おもにクラウドサービスのデータのやり取りもICT技術が利用されています。
具体的には以下もICT技術で成り立つサービスです。
- スマートフォンで家族や友人とチャットをする
- 会社のパソコンで先方にメールや資料を送る
- アプリのデータをランキングに載せる
テレワークという働き方も定着した現代では、ICTは欠かせない技術であることがわかります。
2.ITとICTの違い
ITとは「Information Technology」の略で、「情報技術」と訳されます。
ICTとの明確な違いは「コミュニケーション(通信)」という言葉が入っていないことで、ITはデジタル機器やデジタル化された情報や技術そのものを指します。
具体的には以下のものがITに属されます。
- OA機器
- インフラ
- アプリケーション
- PCのハードウェア
これらのデジタル化された情報をほかのデバイスと通信する場合にICTの技術が活用されることになります。
3.IoTとICTの違い
IoTとは「Internet of Things」の略で、「モノのインターネット」と訳されます。
モノがインターネットで接続されており、スマートフォンなどからインターネットを通してモノを管理できる状態です。
最近ではスマート家電なども増えており、エアコンやテレビ、自動車もスマートフォンやスマートスピーカーで使用・管理ができるようになっています。
ICTは「人と人」がインターネットで繋がっている状態だとすると、IoTは「モノとモノ」がインターネットで繋がっているという状態です。
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ICT化はなぜ必要?導入を進めている5つの目的
ICTは世界中で人々の生活を快適にするために導入されてきています。
ICTによる具体的な影響は以下の5つです。
- コミュニケーション力の強化
- 業務効率化・生産性向上
- 場所にとらわれない働き方
- ITスキルや知識の強化
- 情報収集・活用能力の向上
ICT技術は確実に人々の働き方や生活を豊かにしてくれます。
それでは詳しくみていきましょう。
1.コミュニケーション力の強化
ICTはコミュニケーション力を鍛えられる技術として期待されています。
LINEやZOOMのようなツールを利用することで、家にいても人とのやり取りができるからです。
ほかにも情報の送受信は以下のようなメリットを生み出しました。
- 離れた家族に写真や映像が遅れる
- SNSで友達の近況がわかる
- テレワークで会社の人と情報共有できる
ICTで離れた場所にいる相手とも時間や場所を気にすることなくコミュニケーションを取る機会が増えます。
機会が増えれば必然的にコミュニケーション力も強化されるでしょう。
2.業務効率化・生産性向上
離れた場所でもデータの通信ができることによって、業務効率や生産性が上がります。
具体的な生産性向上の例として、以下を見てみましょう。
- 作業を中断されにくい
- スキマ時間を活用できる
- 対人関係のストレスを感じない
テレワークを採用するだけで上記のメリットから、仕事の効率・生産性があがります。
またテレワークで出勤時間という無駄な時間も削れれば、作業時間も増えるでしょう。
やらなくていい作業を削って工数削減ができるようになっていきます。
3.場所にとらわれない働き方
ICT化が現代へもたらしたわかりやすい影響として、場所にとらわれないテレワークという働き方が定着してきました。
そしてテレワークによってこれまで社内にいないとできたかった申請や承認、会議などの作業も自宅でできるようになりました。
テレワークによるメリットは以下のとおりです。
- 通勤時間がない
- 育児や介護に時間を取りやすい
- 優秀な人材を確保できる
勤務地による仕事への障壁がなくなることで、優秀な人材も確保しやすくなります。
ICT技術によって、家庭の事情で場所を移る必要があっても簡単に仕事を辞める必要がなくなりました。
4.ITスキルや知識の強化
ICTが世の中に浸透すると、自然と将来役立つITスキルや知識を身につきます。
昨今プログラミングが義務教育になっている背景には、全国民がIT業界の教養を身につけることが求められています。
私達が英語を教養として扱えるようになってきたように、ICTも認知度が上がればICTの基礎となっているITのスキルや知識が相乗的に増えていくはずです。
そうなれば自然とテクノロジーの世界へ進みたい子供世代が増えるでしょう。
5.情報収集・活用能力の向上
ICTの導入は情報収集能力や情報の活用能力の向上が期待されます。
近年は情報化社会とも呼ばれ、膨大な量のデータから必要とする正しいデータだけを収集する能力が必要です。
そのため学校の授業ではICT技術を利用したものも増えており、小さい頃からデータ収集する機会が与えられるようになりました。
- 電子黒板の利用
- 生徒にタブレットの配布
- プログラミング思考の教育
子供でもひとり1台スマートフォンをもつ時代です。
子供の成長過程で嘘の情報に騙されることがないように、ICT教育を支援する親も増えています。
ICTは教育の観点からも導入することが促進されています。
身近にも使われている!ICTの活用事例6選
ICTという言葉に聞き馴染みはなくても、日常のいたるところに使われています。
具体的な活用事例をみてみましょう。
- 教育分野
- 医療分野
- サービス業界
- 建築業界
- 農業分野
- 環境業界
活用されている事例とその活用方法を知れば、ICTへの知識が深まるでしょう。
ほかにもどんな分野で活かせるか考えてみるとアイデアが広がります。
それでは詳しくみていきましょう。
1.教育分野
教育分野ではICT化は積極的に進められており、世界的にも技術が進歩し続けています。
従来の教育スタイルは学校に通い、教員が生徒複数人に対して授業をおこなう形式でした。
しかし最近だとこの辺がICT化の余地があるとされ、実際には以下のような仕組みが取り入れられています。
- 教材をタブレットにデータで配布
- 授業を動画形式にする
- 自宅にいながらリアルタイムで授業を受けられる
東進ハイスクールなどのオンラインスクールもそのひとつで、講師ひとりに対して生徒が何人いても大丈夫です。
教室にあふれかえることもなく円滑に授業を進められます。
データの保存や繰り返しの授業にも適しており、再現性の高い教育スタイルとしても確立されはじめました。
2.医療分野
医療分野ではそれぞれの医療機関が保有していた患者の情報を共有するのに利用されています。
患者の情報が共有されることで、似た症状の患者への対応や病院が移転した患者への処置に効果的です。
具体例としては以下の事例が挙げられます。
- 電子カルテで情報を送受信
- 遠方の患者とリモート診察
- 最新医療の情報をリアルタイムで共有
いままでは重篤患者は自宅付近に最新医療設備や優秀な医者がいないと診察できませんでしたが、パソコンやタブレットを利用して診察してもらえるようになりました。
緊急性・重要性が求められる医療の分野では、今後もICT技術の拡張を求めています。
3.サービス業界
ICT技術を活用することで大幅な省人化に取りくんでいる業界が、サービス業界です。
これまでの自分の手で作業していたことや足を運んで営業していたことは、ICT技術によって軽減されています。
- ホームページでのオンライン予約
- 無人レジの導入
- SNSやネット広告での集客
- 業務管理・顧客管理システム
- 防犯設備や監視業務
- 勤怠管理・給与管理システム
ICTの導入により人の役割が、「作業」から「機械の監視」へと変化しました。
監視なら複数の機械に対して人間がひとりで十分になり、省人化へと繋がります。
莫大な予算をとってる人件費を削減するために、今後もサービス業界のICT活用は進んでいくでしょう。
4.建設業界
建設分野は人手不足が深刻化しているため、ICT技術は有効に活用されています。
また人手不足の解消だけでなく、施工・品質の向上にもICT技術は効果的です。
建設現場ではICT技術は以下のように、利用されています。
- 図面や書類をクラウド管理
- 図面のデータ化で精密な施工が可能
- ドローンの活用で難所の調査が可能
上記のとおり調査・設計・計測・検証と、建設分野の全行程でICTは活用されています。
正確な測量や図面の管理など、スケールの大きい建設分野ならではの期待値が高いです。
5.農業分野
労働力不足の問題が進行する農業分野では、ICT技術の活用で収穫作業をロボットにおこなわせる作業化です。
ICTを活用した農業機械に「スマート農業」という言葉も浸透してきています。
以下の作業は農業分野で実際にICT化できている作業の事例です。
- ビニールハウスの温度管理や水やり
- 自動走行トラクターの導入
- 農業用ドローンで育成状況&病害虫の分析
- 農業ノウハウのデータ管理
品質管理や収穫に人的コストがかからなくなると、高品質な製品を再現性も高く生産可能です。
農業分野はほかの分野と違って、ICT化が進むほどひとりで管理できる面積が単純に広がります。
そのためICT技術によってさらに進歩する業界ともいえるでしょう。
6.観光業界
観光業界はビッグデータを活用して観光客のニーズを満たす検証ができるようになりました。
観光客の実際の足取りを調査することで、傾向をつかめるからです。
それがしやすいようなサービスを作ることで、観光業界は拡大していきます。
具体的なサービスは以下のとおりです。
- 自動車・自転車の乗り捨てレンタル
- おすすめの観光ルートやプランの提示
- 旅行サイトのレビューから穴場スポットを開拓
さらには観光客が自分で観光ルートを設計できるICTシステムで、自分でやらせる方法も公開されています。
観光業界は観光客の満足度をあげる方法を模索するために、ICTで集めたビッグデータやレビューの調査をおこなっています。
ここまで紹介したように、ICTの普及により注目されるようになったのが「エンジニア」の存在です。
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政府が進めているICT技術活用4選
各企業や分野でICT化が進む中で、政府でもICT技術を活用する流れがあります。
これまでの具体的な活用方法は以下の4つです。
- ふるさとテレワークで地域活性化
- 環境に優しいまちづくり
- Lアラートの普及促進
- サイバーセキュリティ
少子化が進む日本では仕事をする層が減るため、ひとりの作業コストを減らそうという仕組み作りがおこなわれています。
それではその活用方法を詳しくみていきましょう。
1.ふるさとテレワークで地域活性化
政府はふるさとテレワークという取り組みで地域活性化を目指しています。
ふるさとテレワークは都心から離れた地方で勤務する人が増えることで、人口の集中を避けることが目的です。
地方に住む人を増やすことで地域発展させて、日本各地に都心とかわらない仕事環境を整えようとしています。
地方に人が住めば、各地域で以下のサービスも充実してくることでしょう。
- 医療
- 介護
- 教育
- 子育て
また政府は地方で都心部の仕事をしている人に対してテレワーク環境の設備費用の一部を補助する事業もおこなっています。
仕事も場所も選べる時代が近づいている証拠です。
2.環境にやさしいまちづくり
総務省は環境に優しいまちづくりのためにICTを活用しています。
各地域からデータを取り、電気・ガス・水道などのエネルギー資源の無駄をなくす取り組みです。
青森県六ケ所村では実際にICTを活用してデータを測定する実験がおこなわれています。
各家庭に設置したセンサーによって電力使用量を測定するとともに、地域ネット-ワーク接続型クラウド内の需要予測シミュレーションシステムにより、電力利用の効率化・最適化の実現を支援するICTシステムの構築・実証を行った。
目に見えないエネルギーの使用量を測定するにはICT技術を活用していくことが重要です。
3.Lアラートの普及促進
地方自治体向けのLアラートの普及促進にも力をいれています。
Lアラートとは「災害情報共有システム」のことで、地方自治体やライフライン事業者が災害時に地域住民へすみやかな情報提供をおこなうためのICT技術です。
ICTを使って災害情報の配信や避難経路、避難場所なんかもスマートフォンに送れれば、災害情報インフラとして活躍しています。
今後もハザードマップを活用した視覚的な災害情報提供など、Lアラートの機能改善に向けた取り組みが進められるでしょう。
4.サイバーセキュリティ
ICTによってさまざまなデバイスが常にインターネットに繋がりました。
政府はこの状況を危険視しており、安心・安全にネットワーク環境を利用できるようにするためにサイパーセキュリティの整備に力を入れています。
例えば以下の場合は、重大な問題です。
- インターネットバンキングで口座の情報がバレる
- リモート会議中の内容が社外に漏れる
- 政府で管理している個人情報が公開される
上記の問題は、一度でも起こると信用を取り戻すのは簡単ではありません。
またインターネットを使いやすくするためにセキュリティを強化するだけでなく、機密情報の保護やサイバー攻撃の対策も重要になるでしょう。
ICTで変わる!これから日本が目指す未来像
世界的に活用されてきているICTですが、日本もICTを活用してより良い未来を作っていく必要があります。
日本がICTを活用して変えていくべき未来像は以下のとおりです。
- Society5.0の実現
- 新しい仕事が生まれる
- 働き方改革
情報のやり取りが簡易化されることで仕事や生活により良い影響が与えられます。
それでは実際にどんな影響があるかみていきましょう。
1.Society5.0の実現
ICT技術が進むにつれて、日本はSociety5.0へ移行するといわれています。
Society5.0とは日本政府が目指す「質の高い生活ができる人間中心の社会」です。
ちなみに日本の進化の過程をSocietyで表すと以下のようにいわれることもあります。
- Society1.0:狩猟社会
- Society2.0:農耕社会
- Society3.0:工業社会
- Society4.0:情報社会
- Society5.0:超スマート社会
Society5.0はICTを活用して情報の共有や管理が簡単になり、これまでのSociety1.0〜Society4.0に応用されていくでしょう。
Society5.0が実現されれば、人工知能の進歩によるロボットや自動走行車などの技術で、少子高齢化・地方の過疎化貧富の格差などの課題が克服されることが期待されています。
2.新しい仕事が生まれる
ICT技術が進むことで今まで人がやっていた仕事がAIなどのロボットが実施するようになります。
そうなると人のリソースが空きます。
そこで人間に残されていることは、ロボットにはできないクリエイティブな仕事ということになります。
- イラストレーター
- デザイナー
- 映画製作
- 小説・漫画
- プランナー
人間がやらなくていい仕事はロボットに任せることで、アイデアの価値が高まることが予想されます。
人間は想像力を高めることで市場価値が上がる時代がやってくるでしょう。
3.働き方改革
テレワークのようなICTを活用した働き方が浸透したおかげで、働き方改革が本格的に実装しやすくなってきました。
ライフワークバランスも重視した働き方ができて、誰でも好きな働き方ができる時代が近づいています。
- オフィスで仕事をしなくてもいい
- スキマ時間で仕事をしてもいい
- 何時から仕事を始めてもいい
一部の業種を除いて、上記のように時間や場所を選ばずに働く人はすでに増えています。
そしてIT業界に身を置くことで上記の働き方ができることは間違いありません。
ICT化における日本の3つの課題
日本が目指すべき未来像に対して、今の日本にはすぐにICT化できない課題があります。
日本が抱える課題とは、以下の3つです。
- ICTに強い印材が不足している
- ICTの認知不足
- セキュリティ対策
世界のICT技術は進み続けているため、日本政府は優先的に上記の課題を解決する必要があります。
それでは詳しくみていきましょう。
1.ICTに強い人材が不足している
ICTが人々の暮らしを変えることがわかっていても、実際にICTを取り扱える技術を持った現場の人間が少ないことが問題視されています。
また人材育成のための実力者がいない状況も問題です。
ICTを活用できる人材育成には、最低でも以下のスキルをもった指導者が必要です。
- プログラミングスキル
- ITリテラシー
- 双方向型授業の資料政策スキル
ただでさえICTの知識がある人材が少ないのに、さらに教育スキルを持っている人はもっといません。
日本の未来のためには政府が予算を確保して、海外から知識や人材を持ってくることは必要となってきます。
2.ICTの認知不足
ITやIoTという言葉に対してICTの認知度が上がらないのも課題のひとつです。
ICTの特徴や魅力がわからなければ、そもそも学びたい人も増えません。
また現役エンジニアなら理解している人が多かもしれませんが、意外とICTという言葉の意味を説明できない人は多いです。
- IT :デジタル化された情報やデジタル機器
- ICT:デジタル化された情報をやり取りする通信技術
ICTとはIT技術を活用してその情報を通信することです。
広義の意味では似ていますが、間違えないようにしましょう。
3.セキュリティ対策
情報通信技術でもっとも重要視されている課題は、個人情報保護やなりすまし防止などのセキュリティ対策です。
個人情報の漏洩は、一瞬にして利用者の信用を失う可能性がある重大な問題となります。
そのため情報セキュリティを強化は進んでおり、ユーザーを守るための対策はされてきています。
- 二段階認証で本人確認をする
- 外部からのアクセスはパスワードで制限する
- リンク付きのメールは迷惑メールに自動移動する
オフラインとオンラインによってセキュリティ面で明確な違いがあることは間違いありません。
利用者のうっかりミスによる情報漏えいもなくするようなシステム開発も必要になるでしょう。
セキュリティエンジニアとは?未経験から採用される方法を解説!ICT化を進めるために!必要な人材になるためにやるべきこと3選
さまざまな課題がある中でICT化を進めるためにはどうしたらいいのでしょうか。
この章ではあなたがICT化に必要な人材になるためにやるべきことを3つ紹介します。
- 「総務省ICTスキル総合学習プログラム」を勉強する
- アンテナを高くして情報を収集する
- ITスキルを身につける
日本政府は予算をとってでも人材育成に力を入れたいと考えています。
将来日本で活躍できる精鋭となるために、今のうちに学習を始めましょう。
それでは詳しく解説していきます。
1.「総務省ICTスキル総合習得プログラム」を勉強してみる
「総務省ICTスキル総合習得プログラム」とは総務省が提供している学習プログラムで、ICTに関するプログラミング技術が学べる教材です。
無料で提供されており講義ベースで学べるため、ICTの技術について体系的に学べます。
学習のカリキュラムは以下のとおりです。
- データ収集
- データ蓄積
- データ分析
- オープンデータ・ビックデータの利活用事例
実習用データもあるため、実際に手を動かして勉強もできます。
政府が提供する「これから絶対に必要になる」という確証がある勉強なので、やって損はしない学習プログラムです。
2.アンテナを高くして情報を収集する
IT系の話に共通する話ですが、これから必要とされる人材になるためには常にアンテナを張って情報収集することが求められます。
なぜならIT技術の進化は早いからです。
スマートフォンを例にあげると、2010年のスマートフォンの普及率は全国で4%しかありませんでしたが2021年には90%を超える人が持っていることがわかっています。
ICTはこれからの注目されてくる分野なので、情報を取り逃がさないようにアンテナを高くして生活することが大事です。
3.ITスキルを身につける
ICTにはITのスキルも深く関係していることから、ITスキルを身につけることも重要になってきます。
なぜICTの分野にもITスキルが必要かというと、結局はどちらもプログラミングの基礎を理解している必要があるからです。
そしてプログラミングの基礎が理解できていないと「プログラミングがどこまでできるのかわからない」状態になるので、ICT技術で新しいことをする発想は生まれません。
プログラミングを学習する方法は以下の3種類があります。
- 独学
- 就職
- プログラミングスクール
プログラミングの知識を最短で学びたいならプログラミングスクールに通うことがおすすめです。
IT業界は変化が激しいので、ほかのライバルに遅れを取る前に一気にスキルアップしましょう。
まとめ:ICTの浸透によって未来が変わる!活躍できる人材になろう
本記事ではICTの浸透によってこれから日本が目指すべき未来について解説しました。
- ICTを導入することで仕事の生産性やITの基礎知識が上がる
- ICTはすでに教育・医療・産業などさまざまな分野で利用されている
- 政府もICT教育に力をいれており、今後も期待されている技術である
Society5.0という政府が目指す明確な未来があるため、未来に必要な人材になるためにはICT技術に精通している必要があります。
将来どんな分野でも活躍できる人材になるためには、IT業界で基礎となるプログラミングを学んでスキルを身につけましょう。
あなたが理想のライフワークバランスを得るためにも、プログラミング学習が近道にはるはずです。
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外出自粛中でも、自宅にいながらオンライン学習でスキルを高めることができます。
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