独学でWebデザイナーになる期間は半年~1年が目安!転職に必要なスキルと学習方法を解説

公開日: 2021.08.14
更新日: 2024.02.08
独学 webデザイナー 期間

「Webデザイナーって、独学でもなれるのかな?」
「Webデザイナーになるには、どのくらいの期間がかかるのだろう?」

と思うことはありませんか?

Webデザイナーになりたくても学習期間に見通しがもてず、一歩を踏み出せない人は多いです。

では独学でWebデザイナーになるには、どのような方法があり、どのくらいの期間がかかるのでしょうか?

そこで今回は、

  • 独学でもWebデザイナーになれるのか
  • Webデザイナーになるにはどのくらいの期間がかかるのか
  • Webデザイナーになるための大切なポイント

について詳しく解説します。

この記事を見れば、Webデザイナーとして働くために、どのくらいの期間でどのような勉強をすればいいかが必ずわかります。

ぜひ最後まで読んでみてください。

独学でもWebデザイナーになれる!独学とスクールの習得期間を比較

比較する男性

独学でもWebデザイナーを目指せます。

なぜなら現代では、Webデザイナーの学習方法についてさまざまな情報が発信されているからです。

Webデザイナーになるためには、2つの方法があります。

  • 独学で進める方法
  • スクールに入って学ぶ方法

さらにWebデザイナー学習終了までにかかる時間は、それぞれ以下のようになります。

  1. 独学の場合半年~1年が目安
  2. Webデザインスクールの場合2~3ヶ月が目安

ここでは、Webデザイナーの知識を習得するまでの期間を比較して、まとめます。

独学の場合半年~1年が目安

独学の場合スキルの習得までに、最大で1年の期間がかかります。

理由としては、すべてのことを自分ひとりでやる必要があるということがあげられます。

  • 参考書やテキストを自分で選んで用意する
  • モチベーションを保ちながらこつこつと学習する
  • わからないことがあったら、本や検索で調べる

独学でWebデザイナーを目指す場合の、手順は上記のとおりです。

「自分のレベルに合う本を知っているか」「キーワードを上手に選んで検索できるか」このような違いでも学習期間に差がでます。

勉強の手順をまちがうだけでも、知識を習得するまでの期間が変わってしまいます。

Webデザインスクールの場合2~3ヶ月が目安

一方Webデザインスクールへ通うと、2~3ヶ月ですべてを習得できます。

これは「正しいカリキュラム」と「頼れる講師の存在」があるからです。

Webデザインスクールへ通った場合のメリットは、以下のとおりです。

  • 最短ルートでスキルを獲得できる
  • 基本的なスキルから正しい順番で教えてもらえる
  • 最新の知識をむだなく学習できる
  • 講師に質問できる

つまずきや遠回りを最小限にしているので、2~3ヶ月という短い期間でWebデザイナーのスキルを獲得できます。

Webデザインの専門講師に教わるのが、より近道です。

また、Webデザイナーを目指すなら必要なものが「プログラミングスキル」です。
自分もプログラミングを学習してみたい!と思った方には、初心者でも確実にプログラミングスキルが身に付く【DMM WEBCAMP】がおすすめです。

97%以上の受講生がプログラミング初心者からのスタートであるため、ライフコーチによる手厚い学習サポートが受けられます。
また、プログラミングの基礎知識からしっかり身につけられるコースも用意されており、安心して学習を進めていくことが可能です。


独学でWebデザイナーを目指す際に必要な7つのもの

独学からWebデザイナーになるために用意するもの

Webデザイナーになるには、下記の7つが必要です。

  • パソコン
  • Photoshop(デザインソフト)
  • Illustrator(デザインソフト)
  • XD(デザインソフト)
  • エディター
  • フォント
  • ドメインとサーバー

パソコンを用意したら1番初めにすべき作業は、ポートフォリオサイトを作るためにもドメインとサーバーの契約をすることです。

そしてWebサイトのデザインソフトとしてよく使われるのがPhotoshop、Illustrator、XDです。

エディターとは、Webデザインのコードを書くソフトになります。

またデザイン作業には高品質なフォントも必要なので、覚えておきましょう。

独学でWebデザイナーを目指す3つのメリット

独学でWebデザイナーになった女性

Webデザイナーになるためには、独学で学ぶかスクールに通って学ぶか、方法は2つです。

ここでは、独学で学ぶ場合のメリットをまとめていきます。

独学とスクール通いの比較のために、よく理解しておきましょう。

独学でWebデザイナーを目指すメリットは、3つあります。

  1. 最低限の費用で学べる
  2. 自分のペースで学習できる
  3. 自分で調べるクセがつく

Webデザイナーになるには、膨大な量の専門的知識を身につける必要があります。

費用、学習ペース、学習方法など、いろいろな視点からメリットをまとめました。

Webデザイナーになるための知識を、独学で学ぶ利点を下記で詳しく解説していきます。

webデザイナー になるにはWebデザイナーになるには?働き方や求められるスキル5つを詳しく解説

1.最低限の費用で学べる

独学でWebデザイナーを目指すなら、最低限の費用で学習を進められます。

Webデザインを学ぶには、テキストや書籍などにお金がかかります。

スクールに通えば数十万円の費用がかかりますが、独学なら数万円の出費に抑えられるのです。

費用を抑えるために活用できる、学習サービスは以下のとおりです。

  • ブログ
  • YouTube
  • アプリ

これらの学習サービスは、無料で公開しているものがほとんどです。

必要な情報を集めるのに時間がかかる点はデメリットですが、無料での学習はメリットになります。

2.自分のペースで学習できる

独学の場合は、自分のペースを乱すことなく学習を進められます。

授業の時間に合わせて行動したり、課題のために時間を割く必要がないからです。

独学ならば何にもしばられずに、自由なスタイルで学習できるのです。

以下に、独学の自由なスタイルの例をあげます。

  • 時間や場所にしばられない
  • 自分に必要な内容を選べる
  • 自分の好きな内容を学べる

このように独学には、いくつもメリットがあります。

ただし独学の場合は自分の時間をしっかり管理しなければいけない、という注意点もあります。

自由だからこそ、ずるずると日がすぎてしまって挫折の原因になるのです。

独学を選ぶ際は、タイムマネジメントへの意識を強く持つ必要があるでしょう。

3.自分で調べるクセがつく

独学の場合は、困ったときに自分で調べる習慣がつきます。

なぜなら、いつでも質問できる人が近くにいないからです。

たとえ就職したとしても、問題が起きたときにいつでも誰かに聞けるとはかぎりません。

自分で調べるクセを身につけるメリットを、以下にまとめます。

  • わからないことがあっても「まず検索しよう」というマインドになる
  • 検索のときに、解決に直結するキーワードがわかるようになる
  • 情報の調べ方に慣れて検索スピードがあがる

「わからない情報を見つけ出す」という作業も訓練で鍛えられます。

このクセがついていれば、どんな職場に就職しても成長できるのです。

独学で得られるメリットも大きいですが、さらに学習スピードを上げたいのならプログラミングスクールに通ってみることもおすすめです。
受講料はかかってしまいますが、短期間で効率よくプログラミングスキルを習得することが可能です。
【DMM WEBCAMP】なら、初心者向けに開発された独自のカリキュラムと充実した学習サポートで、挫折することなくプログラミング学習を進められます

また、学習を進めていく中で分からないことが出てきたときは、 チャットもしくはビデオ通話でメンター(講師)に好きなだけ質問もできます。

オンラインと教室受講のどちらも可能なので、あなたのライフスタイルに合わせて好きなコースを選択してみてください!


独学でWebデザイナーを目指す3つのデメリット

ストレスを感じている人

独学でWebデザイナーを目指すメリットはありますが、一方でデメリットもあります。

デメリットを理解してから独学を始めないと余計な回り道をして、時間やお金をむだにすることになりますので、注意しましょう。

独学でWebデザイナーを目指すおもなデメリットは、以下の3つです。

  1. わからない部分が聞けず挫折しやすい
  2. 習得までに時間がかかり効率が悪い
  3. 実務レベルまで習得できているかわからない

よい情報ばかりを集めたくなりがちですが、このようなデメリットもあります。

後悔することのないように、事前にしっかりと把握しておきましょう。

1.わからない部分が聞けず挫折しやすい

独学でWebデザイナーを目指す人は、挫折率が高いと言われています。

なぜなら疑問をすぐに解消できないことは、学習を進める上で大きなストレスになるからです。

独学が挫折につながる原因は、以下のとおりです。

  • 独学だとわからないときにすぐに聞ける人がいない
  • 学習がはかどらないとストレスがたまる
  • 学習にかけた時間と獲得したスキル量が見合わない

独学では、わからないことはインターネットや本を自分で調べていくしか方法がありません。

新しい学習を進める上で「困ったときに助けてくれる人がいない」というのは大きなデメリットです。

2.習得までに時間がかかり効率が悪い

スピーディにスキルを獲得したい人には、独学はおすすめしません。

理由は以下のとおりです。

  • わからないことでつまずく回数が増える
  • すべて自分ひとりで解決するので時間がかかる
  • 調べるためのキーワードがわからず検索しても答えにたどりつかない
  • やる気が続かないため学習がはかどらない

詳しい人に質問すればすぐに解決できるような問題でも、自分で調べるとなると何倍も時間がかかります。

モチベーションを維持するためにも、何度もストップしない学習方法が重要です。

独学でWebデザイナーを目指すのは、遠回りをしていると言えるでしょう。

3.実務レベルまで習得できているかわからない

独学では「十分な学習ができているかわからない」という心配がつきものです。

なぜなら、自分の学習の進み具合を評価してくれる人がいないからです。

たとえば、独学では以下のような問題が出てきます。

  • 自分の力が実務で通用するかどうかわからない
  • 目指す方向が正しいのかわからない
  • 就職するために必要なスキルがわからない
  • いつ実務をスタートしてよいか判断がつきにくい
  • 仕事に関する情報が入らない

このように、独学でWebデザイナーの勉強するのは、先の見えないトンネルを進み続けるようなものです。

実務レベルを目指して努力しても、独学ではうまくいかないことがあります。

独学でWebデザイナーになるために最低限必要な5つのスキルと学習期間の目安

タイムマネジメント

独学でWebデザイナーになるには、必要なスキルが5つあります。

ここではWebデザイナーのスキルと、スキル獲得に必要な学習時間をまとめます。

  1. Webリテラシー/20時間
  2. Photoshopの使い方/40時間
  3. Illustratorの使い方/40時間
  4. MTML5+CSS3/150~200時間
  5. JavaScript(jQuery)/400時間

必要なスキルとその学習時間がわかると、見通しをもって学習計画を立てられます。

数か月先の自分の姿を思い浮かべながら、計画的に進めていきましょう。

1.Webリテラシー/20時間

Webリテラシーは、Webデザイナーにとっては必須の試験です。

なぜならWebリテラシーとは、Webデザイナーとして仕事を行う上で、標準知識を備えているかを判断する試験だからです。

Webリテラシーの勉強方法は、以下のとおりです。

  • 公式テキストを繰り返し読む
  • 公式問題集を繰り返し解く
  • 解けなかった問題をテキストで確認してやり直す
  • 時間をおいて問題を解き知識が定着しているか試す

Webリテラシーは、基礎基本の習得を目的にした検定です。
難易度の低い検定なので、20時間の学習時間で習得できます。

2.Photoshopの使い方/40時間

Photoshopは、主に写真を補正・加工するためのソフトです。

Photoshopの使い方をマスターするには、40時間ほどかかります。

プロのクリエイター向けに作られた非常に高性能なソフトなので、使いこなすまでに時間がかかるのです。

Photoshopで覚えておきたい基本の機能は、以下のとおりです。

  • 写真加工
  • ブラシを使いわけて絵を描く
  • 立体感のあるグラフィック作成

操作方法を覚えたり、きれいに線を引いたりと、知識と技術のどちらも習得する必要があります。

現場でしっかり使いこなすために、丁寧に覚えていきましょう。

3.Illustratorの使い方/40時間

Illustratorは、はっきりとしたイラストを描いたり、細かい設定を行ったりするのが得意なソフトです。

Illustratorは機能が多いため、初心者には難しいと言われています。

ですからスキルとして習得するには、40時間ほどかかります。

Illustratorで覚えておきたい基本の機能は、以下のとおりです。

  • 文字やアイコンのレイアウト
  • 平面的な図表の作成
  • Webサイトやアプリのイメージ制作

現場では、PhotoshopとIllustratorの両方を組み合わせて使います。

時間はかかりますが、どちらもしっかり覚えるべきです。

4.HTML5+CSS3/150~200時間

HTML5はマークアップ言語のひとつで、Webページを作成するときに使います。

マークアップ言語とは、タグで囲むことで構造を表現する言語です。

HTML5を使うと、以下のようなことができます。

  • 文章の一部分を強調して表す
  • 文章を見出しとして設定する

一方CSS3は、ホームページの見た目を整えるための技術です。

CSS3を使うと、以下のようなことができます。

  • ホームページの横幅を変える
  • ルールに沿って文字色や背景を変える

HTML5もCSS3も、Webデザイナーの肝となる知識です。

それぞれの違いを理解しながら、上手に使い分けられるようになりましょう。

5.JavaScript(jQuery)/400時間

現在JavaScriptは、Web制作の現場で使う機会が増えています。

ですからWebデザイナーは、Javascriptのスキルを身につけておくべきです。

JavaScriptとは、ホームページに動きをつけるためのプログラミング言語です。

JavaScriptを使うと、以下のようなことができます。

  • ボタンに動きをつける
  • メニューを登場させる
  • チャットボットを設置する
  • スプレッドシートと連携する

近年のJavaScriptは情報が増えており、学習の難易度が上がっています

ですからJavaScriptを学習するには、トータルで400時間ほどかかるのです。

独学でWebデザイナーを目指すうえで大切な5つのポイント

独学で成功するためのポイント

Webデザインの独学は、一般的に難しいと言われています。

それはスキル獲得のゴールまで、すべてのスケジュールを自分で組む必要があるからです。

独学でWebデザインを学ぶには、おさえておきたいポイントが5つあります。

  1. いつWebデザイナーになりたいのか目標を立てる
  2. どんなWebデザイナーになりたいのか考え学習計画を立てる
  3. 形から入りマインドを変える
  4. 気軽に質問できる環境を確保する
  5. インプットとアウトプットを繰り返す

効率よくWebデザイナーになるために、大切なポイントをしっかりおさえておきましょう。

1.いつWebデザイナーになりたいのか目標を立てる

Webデザイナーになる日を決めるのは、大切なポイントです。

スキル獲得の最終期限を決めてそこから逆算すれば、学習に使える時間と自分のやるべきことが見えるからです。

期限を設定するメリットは、以下のとおりです。

  • 先延ばしをしなくなる
  • 無駄な行動をひかえるようになる
  • 学習時間をうまく作り出せる
  • 優先順位をつけて学習に取り組める

このように目標期限を決めれば学習がうまく進み、挫折の確立が下がります。

紙に書いて壁に貼るなど、いつでも目にする場所に置いて意識づけるべきです。

2.どんなWebデザイナーになりたいのか考え学習計画を立てる

学習目標を達成するためには、スケジュールが大切です。

そして学習計画を立てるためには、自分がどんなWebデザイナーになりたいのかをよく考える必要があります。

Webデザイナーのタイプは、大きく2つに分けられます。

  • デザイナー系・・・センスの高いデザインができる
  • エンジニア系・・・コーディングスキルが高い

上記のどのWebデザイナーになりたいのかを考えておけば、ピンポイントで学習を進められます。

効率のよい学習計画が立てられますので、事前にしっかり決めておきましょう。

3.形から入りマインドを変える

Webデザイナーになるためには、まず形から入ります。

人間はどうしても楽しい方、楽な方へ流されてしまうものです。

まずは形から入って、自分のマインドを完全にWebデザイナーの方へ向けましょう。

形から入る方法例は、以下のようなものがあります。

  • 書籍を買う
  • パソコンを買う
  • 勉強用のソフトを買う
  • 周りの人に宣言する

独学では自分を律して、継続した学習が必要です。

身の回りの環境を整えて学習がスムーズに進めば、マインドもセットでついてきます。

ひとつひとつの決断を先延ばしにせず形にしていくと、道が切り開かれます。

4.気軽に質問できる環境を確保する

独学には、いつでも質問できる環境が必須です。

なぜならひとりで学習していると頻繁にわからない問題に直面し、立ち止まる時間が長くなりがちだからです。

そんなときに気軽に質問できる環境があれば、以下のようなメリットがあります。

  • すぐに問題が解決できて、時間の節約になる
  • わからないイライラを解消できるので、モチベーションを維持できる
  • すぐにフィードバックできるので、成長スピードが上がる

心理的にも効率的にも、気軽に質問できる環境の確保は重要なポイントです。

まずは、独学でも挫折しない環境を整えていきましょう。

5.インプットとアウトプットを繰り返す

Webデザインを独学で学ぶには、学んだことを繰り返し試すようにしましょう。

知識としてインプットするだけでは、Webデザインはできるようにならないからです。

アウトプットの方法は、たとえば以下のようなものがあります。

  • コードを書いてWebデザインを制作する
  • コンペ(コンテスト)に参加してみる
  • 実際に仕事を受けてみる

学習というと、テキストを使ってどれだけ知識をたくわえられるかが大切なように見えますが、それは間違いです。

学んだ知識を実際に使ってみて初めて、自分のスキルに落とし込めるのです。

Webデザイナーになるには何から始めればいい?独学での勉強方法7ステップ

Webデザイナーになるための道筋

独学でWebデザイナーになるためには、どんな学習を進めていけばよいのでしょうか?

これだけやっておけば大丈夫!という勉強方法を、7つに分けて紹介します。

全体の勉強方法を確認してから、とりかかることをおすすめします。

それでは順番に確認していきましょう。

1.書籍でWebデザインの基礎知識を身につける

まずはWebデザインの関連書籍を読んでみましょう。

「Webデザインとは何か」がわかれば、効率よく学習できるからです。

書籍でWebデザインの知識を身につけるメリットは、以下のとおりです。

  • 基礎から応用まで幅広く学べる
  • 分のレベルに合わせて本を選べる
  • コストパフォーマンスが高い
  • 内容に信頼がおける
  • いつでも読み返せる

本を読めば、Webサイトの仕組みやWebデザイナーの仕事について、理解できます。

全く知識がない状態からでも、書籍だけである程度のスキルを身につけられます。

2.Photoshopは使用頻度の高い機能を中心に学習する

Photoshopには多くの機能が搭載されていますが、必ずしもすべてを使いこなす必要はありません。

Webデザインの現場で使われるPhotoshopの機能は、限られているからです。

効率的に学習するには、使用頻度の高い機能をマスターしておけば十分です。

使用頻度の高い機能とは、以下の6つです。

  • 選択範囲と画像の操作
  • レイヤー
  • ブラシ・シェイプ・グラデーション
  • テキストツール
  • マスク
  • 色調補正とレタッチ

PhotoshopはAdobe社が使い方を公開していますので、有効活用しましょう。

3.Illustratorは綺麗な線が書けるまで基礎を固める

Webデザインをするときに、線を引くスキルは必須です。

Illustratorを使用して線を描くには、概念を理解する必要があります。

なぜなら、普段えんぴつやペンとは方法が全く異なるからです。

ペンツールを使って、基礎を身につける方法は以下のとおりです。

  • 線画をトレースして正確になぞる
  • 形が描かれるしくみを理解する
  • 書いた形を変形させる
  • 書いた形を修正する
  • 曲線の書き方を理解する

基本を正しく理解すれば、誰でも使いこなせるようになります。
あきらめずに練習を重ねて、身につけましょう。

4.HTML5とCSS3は書籍とネットの情報を活用する

Webデザイナーの仕事は、ただデザインをするだけではありません。

なぜなら、デザインしたものをWebサイト上で見える形にする必要があるからです。

Webサイトのデザインをするためには、HTML5とCSS3を理解しましょう。

HTML5とCSS3は、書籍とネットの情報を使えば学べます。

  • 書籍を一通り読んでHTML5とCSS3の基礎を学ぶ
  • わからない点をピンポイントでネット検索する

Webサイトを検索エンジンに最適化するためにも、HTML5とCSS3の知識は欠かせません。

実際にHTMLのコーディングを練習する際にも、ネットを活用できます。

5.jQueryやJavascriptは書籍や動画学習サイトで学ぶ

jQueryやJavaScriptを学習するときは、書籍と動画学習サイトの両方を使うとよいでしょう。

jQueryやJavaScriptでは動きのあるWebサイトを制作でき、その動きの確認が必要になるからです。

書籍と動画学習サイトで学ぶ方法は以下のとおりです。

  • 書籍で基礎的なことをしっかり覚える
  • 動画学習サイトで実際の動きを確認する

書籍を使って文字やイラストで学んだあとに、それらがどういう動きをするのか確認する必要があります。

Webサイトの動きは、動画で確認すると視覚的にわかりやすく、理解につながります。

6.実際にWebサイトを作成する

Webデザイナーとして力を伸ばすために、実際にWebサイトを作りながらスキルを磨く必要があります。

学んだ知識を使って試行錯誤すれば、理解をより深められるからです。

Webサイトを作るときのポイントを、以下にまとめます。

  • 公開されているWebサイトを真似してみる
  • 自分のポートフォリオサイトを作ってみる
  • 完成まで終わらせることが大切

最初は簡単なWebサイトを作るだけでも、かなりの時間がかかります。

しかしインプットとアウトプットを繰り返すことで、知識は定着していきます。

Webサイトを作ってみて、実践レベルのスキルを身につけましょう。

7.ポートフォリオサイトを用意する

ポートフォリオとは、自身の作品集であり、採用者や顧客に自分の実力をアピールするための資料のことです。

Webデザイナーとして、ポートフォリオは非常に重要なものになります。

相手は、あなたのポートフォリオを見て仕事を依頼するかどうか決めるからです。

ポートフォリオサイトを作るときに、気をつけるべき点は3つです。

  • ポートフォリオサイトの質で仕事の依頼数が変わる
  • ポートフォリオには仕事への向き合い方が表れる
  • ポートフォリオは自分の得意なスキルをアピールする場である

ポートフォリオには、仕事相手と自分とをつなぐ役割があります。

信頼を勝ち取るためにも、しっかり手をかけて作る必要があります。

まとめ:Webデザイナーになる学習期間を短縮したいなら独学よりもスクールがおすすめ

ここまでWebデザイナーになるための独学の方法をまとめてきました。

ご覧のように、独学では膨大な時間と労力がかかります。

「そこまで時間をかけていられない」と考える人は、Webデザインのスクールに通うことを検討するべきです。

今回の記事をまとめると、以下のようになります。

  • 独学はスクールの2~6倍もの時間がかかる
  • Webデザイナーになるには学習すべきことが多い
  • 独学で学ぶには、Webデザインは内容が難しい

スクールを上手く使う方が、人生の大切な時間を有効に活用できます。

効率よく学び、Webデザイナーへのスタートを切りましょう。


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