ITエンジニアで年収1000万は実現できる?達成している人の7つの共通点
「ITエンジニアで年収1000万達成するにはどうすればいいの?」
「そもそもITエンジニアで年収1000万って稼げる?」
と思うことはありませんか?
年収1000万を目指していても、まず何をすれば良いのかで迷ってしまいますよね。
では、目標を達成するにはどのような方法があるのでしょうか?
そこで今回は、
- ITエンジニアで年収1000万達成可能な理由
- 年収1000万到達しているITエンジニアの共通点
- ITエンジニアで年収1000万稼ぐためのコツ
について詳しく解説します。
この記事を見れば年収1000万達成するためにすべきことが必ずわかります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ITエンジニアで年収1000万は実現可能である理由
ITエンジニアで年収1000万はスキルと知識さえあれば十分実現は可能です。
年収1000万が実現可能な理由は下記です。
- 勤務形態を選択できる
- 単価を決められる
- 需要が高い
- 選択の幅が広い
会社勤めだけでなく、フリーランスや起業という選択肢を選べます。
また、フリーランスになれば1件あたりの単価を自分で管理できるため年収をあげやすいです。
ただし、自分にスキルと知識がなければユーザーから求められるITエンジニアにはなれないため、誰でも簡単に実現できるというわけではありません。
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年収1000万は目指せる?ITエンジニアの各職種の仕事と平均年収をご紹介
ITエンジニアの年収は職種によって異なります。
ここでは各職種の平均年収をご紹介します。
- ITコンサルタント
- 高度システムエンジニア
- IT技術スペシャリスト
- プログラマー
- Webデザイナー
ここでは、この一般財団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)が提供する「IT関連企業の処遇について」とマイナビ転職が記載する「職種別モデル年収平均ランキング」を参考にしています。
平均年収を知ることでどんな職種が高収入を得やすいのか確認していきましょう。
1.ITコンサルタント
一般財団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)の「IT関連企業の処遇についてp2」によると、ITコンサルタントの平均年収は928.5万円とされています。
ITコンサルタントは、クライアントの課題を分析し、課題解決に最適なシステムの提案や運用スキームを構築する仕事です。
経験がものを言う職種のため高度な知識が求められますが、その分年収も高く、1000万を目指せる職種です。
2.高度システムエンジニア
一般財団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)の「IT関連企業の処遇についてp2」では、高度システムエンジニアの平均年収は778.2万円とされています。
高度システムエンジニに分類されるのは下記です。
- 基盤設計担当
- ITアーキテクト
システム全体をデザインする必要があるため、SEの中でも難易度が高いため、年収が高くなります。
上流工程を担当する職種は年収1000万を目指せる職種です。
3.IT技術スペシャリスト
一般財団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)の「IT関連企業の処遇についてp2」に掲載されているデータでは、IT技術スペシャリストの平均年収は758.2万円といわれています。
IT技術スペシャリストは下記に関する技術・資格を持ったエンジニアです。
- データベース
- ネットワーク
基本的な技術・スキルに加えて、それぞれの分野での高い専門性が必要になります。
IT技術スペシャリストで専門性を磨き、キャリアアップを通して年収1000万の達成が可能です。
5.プログラマー
マイナビ転職「モデル年収平均ランキング」によると、汎用機系プログラマーの平均年収は550万円と記載されています。
プログラマーは「プログラム言語」も用いてさまざまなシステムやソフトウェアを構築します。
どの企業でも人材が不足しており、需要が高い職種です。
プログラマーで年収1000万を目指すのではなく、ここでの経験を生かしてキャリアアップしていく必要があります。
6.Webデザイナー
マイナビ転職「モデル年収平均ランキング」では、Webデザイナーの平均年収は479万円とされています。
WebデザイナーはHPをデザインして作成する職種です。
他の職種より年収が落ちているのは、競合が多く価格競争が起きやすいことに原因があります。
Webデザイナーとして年収1000万の達成はハードルが高いため、キャリアを積んで転職を経てステップアップしていく必要があります。
どうやってきまる?ITエンジニアの年収を決める4つの要素
ITエンジニアで年収1000万を目指すのであれば、年収がどのように決まっているのか知る必要があります。
ここでは、会社員ITエンジニアの年収を決める要素を4つご紹介します。
- スキル
- 会社の規模
- 雇用形態
- 年齢
ITエンジニアは同じ職種の中でも給与の格差が生じやすい仕事です。
まずはひとつずつ確認していきましょう。
1.スキル
ITエンジニアの年収は持つスキルの高さによって大きく差が生まれます。
高いスキルや資格を持つITエンジニアは任される仕事も大きい案件です。
- 資格を持っている
- 難しい案件にも対応できる
企業によっては、持っている資格に応じて給与が加算される場合もあります。
スキルは年収を左右する重要なポイントのひとつです。
2.会社の規模
年収を左右する要素として、会社の規模が影響します。
大手であれば、事業が安定しているため、ボーナスも安定して受け取れます。
しかし中小企業であれば業績によって給与が増減するため、年収が安定しません。
- 経営状態
- 事業所の数
上記ポイントを考慮して、大手の安定した企業を選択するのがポイントです。
3.雇用形態
ITエンジニアの年収を決める要素として雇用形態も重要です。
- 派遣社員
- 正社員
2通りの雇用形態があります。
派遣社員は時給制がほとんどで、ボーナスも出ない場合が多く、1000万には届きません。
正社員になると、時給ではなく月給制や年俸制として安定的に仕事ができます。
雇用形態は年収を決める重要な要素です。
4.年齢
基本的には日本企業であれば年功序列の色が強い企業が多いです。
そのため、ITエンジニアも年齢を重ねるごとに年収が上がる傾向です。
ただし、実力主義な業界のため、若手でも高いスキルが評価されて高い年収を手にしている人もいます。
ひとつの要素として、年齢も参考にすると良いでしょう。
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ITエンジニアで1000万稼ぐためのキャリアの5ステップ
ITエンジニアとして年収1000万を稼ぐことは十分可能ですが、ITエンジニアになれば誰でも自動的に年収が上がるわけではありません。
年収1000万を目指すのであれば、転職などのキャリアアップをしていく必要があります。
ここでは、ITエンジニアで1000万稼ぐためのキャリアアップのステップを5段階でご紹介します。
- プログラマーになる
- システムエンジニアになる
- プロジェクトマネージャーになる
- コンサルティングファームに転職
- フリーランスになる
それでは、ひとつずつご紹介していきましょう。
1.プログラマーになる
ITエンジニアとして年収1000万を目指す最初のステップとしてプログラマーになりましょう。
プログラマーの主な仕事は下記です。
- プログラミング
- 動作確認
プログラマーという仕事を通して、システムの仕組みを知り、多くの経験を積むことが目的です。
高年収のITエンジニアになるには、IT業界での経験が必要なため、まずは第1ステップとしてプログラマーを目指してください。
2.システムエンジニアになる
ITエンジニアで年収1000万を目指すには、キャリアアップしていくことが必要です。
第2ステップとして、システムエンジニアへのキャリアチェンジをしましょう。
- システム設計
- 要件定義
- 詳細設計
システムエンジニアでは、上記のような開発全体の流れを経験できます。
自分の知識とスキルをあげていくためには必要不可欠な経験です。
3.プロジェクトマネージャーになる
システムエンジニアの次はプロジェクトマネージャーへのキャリアチェンジを目指しましょう。
プロジェクトマネージャーはプロジェクト全体をマネージメントする仕事です。
- 予算管理
- スケジュール管理
- メンバー管理
- 意思決定
プロジェクトマネージャーの仕事は主に上記になります。
プロジェクトマネージャーのような上流工程を経験することが、今後の更なるキャリアアップには欠かせません。
4.コンサルティングファームに転職
クライアントが抱える課題を解決へと導く役割を果たす企業がコンサルティングファームです。
IT系のコンサルティングファームに転職することで、より多くの経験を積めます。
コンサルティングファームではクライアントの課題解決というわかりやすい成果があるため、実績に応じて正当な評価がおこなわれやすいです。
そのため、スキルを磨きつつ、効率よく年収をアップさせられます。
5.フリーランスになる
ITエンジニアの年収1000万達成のキャリアステップとして、フリーランスエンジニアになることがあげられます。
フリーランスになれば、受注した利益は全てが自分自身の収入です。
- 単価設定を自分でできる
- 仕事量を決められる
- 税金対策ができる
フリーランスとして自分で仕事を管理することで、雇用されるよりも良い面が多くあります。
実際にフリーランスエンジニアとして年収1000万を達成している人も多くいるため、最終的な目指すべきキャリアと言えるでしょう。
ITエンジニアで年収1000万を達成している人の7つの共通点
ITエンジニアで年収1000万を実現している人には共通している特徴があります。
ここでは、ITエンジニアで年収1000万を達成している人の共通点を7つご紹介します。
IT関連の技術やスキルのほかにヒューマンスキルも含まれています。
それでは、ひとつずつみていきましょう。
1.高レベルな実務スキル
年収1000万を実現している人に共通している点として、高い実務スキルがあげられます。
ITエンジニアの中でも1000万を達成しているのはひと握りです。
他のITエンジニアと差別化できるだけのスキルがなければ、達成できるものではありません。
どの職種であれ、高いレベルの実務スキルがあれば信頼が厚くなり評価も上がりやすいです。
2.十分な経験値
ITエンジニアとしての十分な経験値は必須項目です。
- 10年以上の実務経験
- 有名なサービス開発に主要メンバーとして参画した経験
- 有名な企業での開発経験
上記のような経験があることで、新規案件を任されやすくなります。
また、フリーランスの場合は、十分な経験値があると案件の単価交渉で有利に働きます。
ITエンジニアとしての十分な経験値は年収1000万を超えるITエンジニアの共通点です。
3.対応できる領域が広い
ITエンジニアとして対応できる領域が広い人材は求められる人材です。
- 専門領域以外の要望にも対応できる
- IT関係やインフラに関する幅広い知識がある
1人で多くの範囲を対応できる人材は、企業としても高い報酬を払ってでも一緒に働きたいと思う人材です。
また、対応領域が広ければ担当できる案件も多く、案件に困ることがなくなります。
収入は単価×件数で決まるため、年収が上がりやすい傾向にあります。
4.コミュニケーション能力が高い
年収が1000万を超えるITエンジニアの共通点としてコミュニケーション能力の高さがあげられます。
ITエンジニアは個人作業に思われがちですが、さまざまな人と協力して進めていかなければいけない仕事です。
- クライアント
- チームメンバー
- 関係部門の社員
技術の高さだけでは仕事は進んでいきません。
そのため、高収入を得るためには、コミュニケーション能力は外せない重要な要素となります。
5.トレンドの知識や技術がある
IT業界は、常に技術が更新され続けています。
トレンドに遅れることなく新しい情報や技術を取りにいけるのは、高報酬のITエンジニアに共通する点です。
- 稀少価値が高められる
- 最新技術を企業にアピールできる
インプットした情報を仕事の現場でアウトプットできれば、どのプロジェクトでも活躍できます。
IT業界の情報は移り変わりが激しいですが、情報をキャッチできれば年収1000万を達成できる可能性が高まります。
6.信頼できる仕事ぶり
その人の仕事に対する信頼がなければ、事業を継続させていくことはできません。
この人になら任せられるという信頼感が必要です。
- 期待以上の品質の仕事ができる
- 納期が守れる
- 連絡やレスポンスが早い
- 謙虚
仕事ぶりは技術だけではなく、普段の仕事の仕方や細かい気配りも影響します。
普段から一緒に仕事をしている人たちのことを思いやれ、チームとして全体を見渡せる人です。
7.向上心
ITエンジニアで年収1000万を達成している人に共通していることとして、向上心があげられます。
年収が高い人は、現状に満足することなく常に努力を続けられる人です。
常に変わっていく時代に危機感を持って自分を高め続けられるからこそ、高い収入を得続けることができるのです。
年収1000万円を達成したいのであれば、向上心は持ち続けるようにしましょう。
ITエンジニアで年収1000万稼ぐには?具体的なコツ8選
ITエンジニアで年収1000万を達成することは今すぐにできることでありませんが、今からできることは多くあります。
ここでは、ITエンジニアで年収1000万を稼ぐための今からできる具体的なコツを8つご紹介します。
目標に少しでも近づくための準備を始めましょう。
それではひとつずつ確認していきます。
1.報酬の交渉をする
ITエンジニアで年収1000万を達成するコツは、報酬の単価交渉をすることです。
低い単価の仕事を多く受けても年収は思うようにあがらず、忙しさで自分の勉強時間がなくなってしまうばかりです。
単価交渉をして、1件あたりの単価を上げることができれば、仕事の量を減らしながら収入をあげられます。
単価交渉は、自分のスキルに自信がないとなかなか難しいかもしれませんが、高収入を目指す上ではやるべきコツと言えます。
2.幅広いスキルを身につける
今の専門スキル以外にも目を向けて、幅広いスキルを身につけることが年収アップへのコツです。
スキルの幅が広がれば、受けられる案件の数も増やせます。
IT関連のスキルはもちろん、下記のようなITスキル以外のスキルも身につけると良いでしょう。
- 交渉術
- マーケティング
- セールス
- マネジメント
幅広いスキルを持ったマルチな人材は貴重なため、評価がされやすく年収もあげやすいです。
3.強みを見つけて伸ばす
自分の強みがどこにあるのか、自分自身のセールスポイントを見つけてより強化しましょう。
幅広いスキルを身につけることも大切ですが、誰にも負けない突出したスキルを身につけることも重要です。
- クライアントの依頼の決め手になる
- 他のITエンジニアとの差別化をはかれる
- 得意な分野で勝負できる
クライアントが依頼をするときに、自分を選んでもらう理由になります。
決め手に欠けるITエンジニアにならないように、自分の誰にも負けない強みを見つけ出しましょう。
4.Webサービスやアプリの開発
年収1000万を達成するITエンジニアになるためのコツは、仕事の依頼を待つだけではなく自分でWebサービスやアプリを開発することです。
オリジナルのサービスを開発して販売することで収入を得られます。
- スマホアプリのダウンロード料金
- スマホアプリの月額資料
- Webサービスの登録料
上記のように、開発したサービスから定期的に収入が入る仕組みを構築できれば高収入が目指せます。
もちろん、ヒットするサービスの開発は簡単ではありませんが、当たれば年収1000万の達成は現実的に近づくでしょう。
5.上流工程に参加する機会を増やす
ITエンジニアで年収1000万を達成している人は上流工程を担当している人です。
そのため、自分で自身も上流工程に参加する機会を増やすことが目標に近づくコツといえます。
- 上流工程で必要なスキルを習得する
- チャンスがあれば積極的にとりにいく
- 上流工程を経験できる案件を優先する
上流工程への参加機会が多くなれば、見えるものが変わるため、今までの仕事に対しての思考ややり方にも変化が生まれます。
視座を高くするうえでも重要なコツといえるでしょう。
6.向上心をもって仕事に取り組む
情報や技術の移り変わりが激しい業界で年収をあげていくためには、常に自分を高めるマインドが必要です。
- 常にひとつ上のレベルを目指す姿勢
- 普段の業務の質をあげる意識
- 新しい仕事にチャレンジする精神
限られた時間の中で効率良くキャリアアップしていくためには、任せられた仕事に対して向上心をもって取り組む姿勢が大切です。
チャンスが来たときだけ頑張るのではなく、常に向上心をもって仕事に取り組む意識はキャリアアップしていくコツのひとつです。
7.コミュニケーションを重視する
ITエンジニアは技術力さえあれば年収をアップさせていけると思ってはいけません。
コミュニケーション能力は、年収1000万を目指すうえで重要なスキルです。
- 評価は人が決めるもの
- 仕事はひとりで完結しない
- クライアントとのやり取りが必ず発生する
コミュニケーション能力が重要である理由は上記のようにさまざまです。
ITエンジニアとしての技術力ばかりに目がいきがちですが、コミュニケーション能力にも目を向けることが年収アップのコツになります。
8.副業してサブスキルを身につける
ITエンジニアで年収1000万を目指すのであれば、収入源を増やすこともコツのひとつです。
ひとつの事業を年収1000万に育てるよりも、年収500万の事業を2つ持つ方が近道の可能性があります。
- プログラミングやシステム開発の勉強会をする
- YouTubeでプログラミングコンテンツチャンネルを作る
- アフィリエイトをする
上記は一例ですが、副業をすることで、今持っている以外のスキルを身につけられることがあります。
本業のみでは身につけられなかったスキルは、本業のみで活躍している他のITエンジニアとの差別化にもなるでしょう。
まとめ:ITエンジニアで年収1000万を実現するためにも高いスキルをつけよう
ITエンジニアで年収1000万を実現するには、ヒューマンスキルも含めた総合的に高いスキルが必要です。
ひとつの職種を極めていくのではなく、スキルに応じてキャリアチェンジや転職をして自分の価値を高めていきましょう。
- 年収1000万をめざすには職種を超えたキャリアアップが必要
- キャリアアップには総合的な高いスキルが必要
- 転職やフリーランスが年収アップの近道
転職をする場合には、その領域に強いエージェント利用するのもひとつの手です。
スキルを高めて一歩ずつステップアップしていきましょう。