Webデザイナーは就職率が高い?未経験から就職する5つのポイント

公開日: 2017.12.07
更新日: 2024.02.08
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前々からWebデザイナーの需要は増え続けており、就職率も非常にいいとされています。

日本では主にTV、新聞、雑誌、ネットの4種が広告媒体として広く使われています。

この中でネットでの広告はずっと右肩上がりで需要が増え続けており、2008年のリーマンショックで世界的な不況に陥って、他3種の広告活動が停滞していても、ネットでの広告費の割合は増え続け、現在ではTV広告に次ぐ地位を獲得しています。

それに比例してWebデザイナーの需要は増え、未経験からでも採用など今のような高い就職率を出しているのです。

それでは、具体的にWebデザイナーとして就職するにはどうしたらいいのでしょうか?

徹底解説いたします。

①まずポートフォリオを作ろう

Webだけに限らず、デザイナーと名のつく職業はまずポートフォリオが大事になってきます。

ポートフォリオとは、自分の作成してきた作品をまとめた作品集といった感じのものです。

Webデザイナーであれば、紙媒体で印刷したものよりも自分でサイトやWebサービスなどを作成し、実際に見てもらうのが一番良いでしょう。

特にWebサービス運営を実際にやりながら、オリジナリティをどのように出していくか、提案力、説得力があるサイトにするにはどうしたらいいのかを考えつつ実行できれば、注目してもらいやすくなります。

見せ方も重要

・過去には大手通販サイト風に自分を紹介

・自己紹介のために世界一即戦力な男、といったサイトの作成

このような方法をとった方もいました。

こういった面白いサイトというのはやりきることが重要で、中途半端ではしらけてしまうことのほうが多いです。

どこまでしっかりと自分をアピールし、他の人との差異を見せていくことで気に入ってもらい、採用してもらうというパターンもあります。

またコーディング知識やデザインの実力については実演を通して見るというところもあり、今までの実績や経験、スキルなどはポートフォリオにしっかりと記載するようにしましょう。

ただし嘘の記述や、他人の作品を自分の作品として偽って記載するのは絶対にやめてください。

間違いなくばれますし、大問題になります。


②Webデザイナーとして一段上へいける資格を取る

Webデザイナーをやる上で必要な資格というものはありませんが、いくつか持っていると有利になる資格は存在します。

・ウェブデザイン技能検定(http://www.webdesign.gr.jp/)

・JWA webデザイン検定(https://www.jwa-org.jp/)

などです。

前者は厚生労働省が管轄する国家検定で1~3級まで存在し、3、2級であれば実務の経験が無くても取れる資格です。

後者は日本Web協会が認定している資格で、デザイン概論、デジタル素材の扱い方やマーケティングといったスキルと、スクリプトやプログラム、インターネットの仕組みなどの知識を問うものです。

Webクリエイター能力認定試験(https://www.sikaku.gr.jp/web/wc/)

Ilustratorクリエイター能力試験(http://www.sikaku.gr.jp/ns/il/)

など、サーティファイという会社の主催する資格などがあると有利とされています。

③就職サイトを利用するならWebデザイナー向けのものを

数ある就職サイトのなかで、多数の職を取り扱う大型サイトはあまりWebデザイナー向けではないことが多く、無数に存在する様々な業種の中からWebデザイナーの求人を探すのにも苦労します。

そこでWebデザイナー向けの就職サイトをはじめから利用することで、効率よく求人情報を取得できます。

様々なものがありますが、Webデザイナー向けのものの中でも掲載数が多く、それでいて使いやすいと感じるものがいいでしょう。

またWeb系に強い転職エージェントサイトなどを利用するのも手です。

エージェントに登録すると、エージェント側が求人情報や登録者側の情報から会社を選んでマッチングしてくれ、より自分に合っていそうな会社を知ることができます。

その中でも非公開求人といい、企業側が大々的に募集はせずにエージェントに求人を依頼して、仕事に合った人を探すという方法も存在しており、スキルにもよりますが思いもよらない企業からオファーがくるというケースもあります。

④自分を雇ってくれそうな会社を選ぶのも大事

未経験や新卒でWebデザイナーになろうという場合、比較的中小企業の求人にマッチしていることが多いです。

必ずしもそうとは限りませんが、大手企業は比較的中途採用での求人が多く、高いスキルと実績を問うことが増えます。

採用率を考えるのであれば、必要としているスキルと募集する人物像、社風などを見比べて、自分にあった企業を選ぶのが最適です。

しかしブラック企業などは求人を1ヶ月以上もの間掲載し続け、常に辞めていく人を補充するために高い採用率である場合もあります。

それらの見極めもある程度意識しておくとそういった場所を回避できるかもしれません。

⑤新卒募集をしていなくても、スキルに自信があるなら連絡してみる

Webデザイナーはやはり実力がものを言います。

既にその職を経験し、実力のある人が重宝されて大手企業へ転職をするのも珍しい話ではありませんし、キャリアアップのために誰しもがやっていることでもあります。

しかし自分のスキルに自信があるのであれば、中途採用のみの場所でも思い切って連絡し、面接の機会をもらえないか交渉して見るのも手です。

本当に実力があり、熱意が伝わったのであればそのまま採用してもらえる可能性があります。

毎回そういうことがあるわけではなく、難しい場合が殆どとは思います。

しかしそのようにして内定を勝ち取ったことのある人もいるのは事実ですから、勇気を出して必死にアピールしてみるというのも手だと思います。

まとめ

Webデザイナーの就職率がいかに良くても、この世界は実力がものをいいます。

ですから採用をしてもらうためには、しっかりと自分を魅力的に仕上げるための下地を作りあげ、それを的確にアピールできるようにならなければなりません。

ハイレベルなスキルを持っていても、それを企業側に知ってもらわなければかかる声もかかりませんし、いくら良く見せるためとはいえ虚偽で塗り固められたポートフォリオや履歴書は必ずばれて社会全体から信用を失います。

難しいと思うかもしれませんが、ようは嘘偽りの無い自分自身を、どのようにして企業側へ知ってもらうかを考えることが一番重要なことです。

ポートフォリオも面接も、直接電話して面接の交渉をすることも手段にすぎません。

沢山の会社を比べ、同じように採用を目指すWebデザイナー候補者と比べられながら、がんばって就職活動をやりきりましょう。


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