【HTML初心者】tableタグなどの枠線の色を指定する方法

公開日: 2021.09.15
更新日: 2024.01.06
HTMLタグなどの枠線の色を指定する方法

HTMLのtableタグを使用して表を作成した時に、「枠線や枠内を自由にデザインしたい」と思ったことはありませんか?

tableタグに限らず、HTML要素の枠線などに色を付けたり、枠線をおしゃれに変更したりなど、色々カスタマイズしたくなりますよね?

そこで今回は、tableタグなどのHTML要素の枠線をデザインする方法を解説します!

この記事を読んでわかる内容は以下の通りです。

  • 枠線の色を指定するborder-colorプロパティの使い方
  • 枠線の太さを指定するborder-widthプロパティの使い方
  • 枠線の種類を指定するborder-styleプロパティ
  • 枠線のデザインを一気に指定する方法
  • 枠内の色を指定する方法

HTML要素の枠線や枠内を自由にデザインできるようになると、Web制作の幅が広がります!

枠線の色だけでなく、枠線の種類や枠内の色を指定する方法も紹介しますので、ぜひ最後まで見てくださいね。

CSSのborder-colorプロパティでHTML要素の枠線の色を指定する

HTML要素の枠線の色や種類などは、CSSでのスタイリングにより、デザインすることができます。

HTML要素の枠線をデザインできるCSSのプロパティには、主に以下のようなものがあります。

  • border-colorプロパティ:枠線の色を指定する
  • border-widthプロパティ:枠線の太さを指定する
  • border-styleプロパティ:枠線の種類を指定する
  • borderプロパティ:枠線のデザインを一気に指定する
  • background-colorプロパティ:枠内の色を指定する

他にも、角を丸くできる「border-radiusプロパティ」などがありますが、今回は、よく使用されている上記5つのプロパティの特徴や使い方について解説していきます。

borderとは、CSSのボックスモデルにおけるcontentの周辺にある境界線のことで、要素の中心の枠線を意味しています。

ボックスモデルについて詳しく知りたい方は、以下の記事が参考になりますよ。

非公開: 【今更聞けない!】ボックスモデルとは?HTMLのボックス概念から使い方まで徹底解説

では、borderの各プロパティについて詳しく見ていきましょう!

border-colorプロパティ:枠線の色を指定する

HTML要素の枠線の色を指定したい場合には、「border-color」プロパティを使用します。

今回は、以下のtable要素をborder-colorプロパティを使用してデザインしていきます。

<!-- HTMLコード -->
<table border="1" style="border-collapse: collapse">
  <tr>
    <th>果物</th>
    <td>りんご</td>
    <td>バナナ</td>
  </tr>
  <tr>
    <th>色</th>
    <td>赤</td>
    <td>黄色</td>
  </tr>
</table>
/* CSSコード */
table {
  border-color: #fc0606;
}

▼ブラウザ表示▼

赤い枠線の表

上記のように、border-colorプロパティでtableタグ枠線の色を指定することができました。

色の指定は、「#000000」や「rgb(0, 0, 0)」などのカラーコードで指定できます。

border-widthプロパティ:枠線の太さを指定する

HTML要素の枠線の太さを指定したい場合には、「border-width」プロパティを使用します。

先ほどデザインしたtable要素に追加して、border-widthプロパティを指定していきます。

/* CSSコード */
table {
  border-color: #fc0606;
  border-width: 5px;
}

▼ブラウザ表示▼

外枠だけ太い

上記のように、border-widthプロパティでtableタグ枠線の太さを指定することができました。

単位は、数値指定できる「px(ピクセル)」だけでなく、「thin(細い線)」「thick(太い線)」などのように英語表記の指定も可能です。

なお、table内の線の太さを変えたい場合は、th要素やtd要素を指定します。

border-styleプロパティ:枠線の種類を指定する

HTML要素の枠線の種類を指定したい場合には、「border-style」プロパティを使用します。

先ほど枠線に色と太さを指定したtable要素に、さらにborder-styleプロパティを指定していきます。

/* CSSコード */
table {
  border-color: #fc0606;
  border-width: 5px;
  border-style: dotted;
}

▼ブラウザ表示▼

外枠だけ点線

上記のように、border-styleプロパティでtableタグ枠線の種類を指定することができました。

「dotted」は点線を指定するコードですが、他にも「solid(1本線)」「double(2本線)」などの種類があります。

borderプロパティ:枠線のデザインを一気に指定する

ここまでで、table要素の枠線の色・太さ・種類の3つを指定していますが、全て一度に1行のコードで指定することもできます。

HTML要素の枠線の色・太さ・種類全てを一度に指定したい場合には、「border」プロパティを指定します。

▼ブラウザ表示▼

一気に1行のコードで指定できるので、最もおすすめの方法です。

boredrプロパティは、「太さ,種類,色」の順番で指定しています。

また、border-top(上の枠線)やborder-bottom(下の枠線)など、指定できる枠線の箇所を決めることも可能です。

borderの使い方について詳しく知りたい方は、以下の記事が参考になります。

【HTML入門】border(ボーダー)の基本的な使い方を一から解説

background-colorプロパティ:枠内の色を指定する

枠線だけでなく、枠内に色を付けることも可能です。

HTML要素の枠内の色を指定するには、「background-color」プロパティを指定します。

/* CSSコード */
table {
  border-color: #fc0606;
  border-width: 5px;
  border-style: dotted;
  background-color: #fcf3cb;
}

▼ブラウザ表示▼

外枠は点線で表の中が色付けされている

先ほどborderプロパティで指定したtable要素の枠内に、さらにbackground-colorプロパティで色を指定しました。

border-colorプロパティを使用してHTML要素の枠線に色を付けよう!

今回は、HTML要素の枠線や枠内をデザインする方法を解説しました!

以下はこの記事のまとめです。

  • 枠線の色、太さ、種類を一気に指定できるborderプロパティの使用がおすすめ
  • 枠線だけでなく、background-colorプロパティで枠内の色も指定できる

table要素だけでなく、HTML要素をデザインできる技術はWeb制作をする上で必要です。

border-colorなどのCSSプロパティを適切に使用して、HTML要素を自由にデザインできるようになりましょう!

関連記事

資料請求

  • 短期集中で最速エンジニア転職を実現-転職成功者インタビュー一覧

    DMM WEBCAMPでは転職成功率98%を実現しています。本資料では、元警察官や元ラーメン屋など様々なバックグラウンドを持つ卒業生の声をお届けします。

    資料をダウンロードする
  • IT技術がもたらす3つの変化と身につけるべきスキル

    IT技術の発展により、今後10~20年程度で47%の仕事がなくなると言われています。どのような変化が訪れ、私達はどのようなスキルを身につけるべきかを解説します。

    資料をダウンロードする
  • 未経験がフリーランスエンジニアになる方法-年収アップで自由な働き方を手に入れる

    働き方改革やリモートワークの影響でフリーランスという働き方の人気は高まりつつあります。フリーランスエンジニアとして活躍するために必要な情報をお届けします。

    資料をダウンロードする

© 2024 WEBCAMP MEDIA Powered by AFFINGER5