初心者が学ぶべきプログラミング言語はどれ?言語の特徴や種類を解説

2021.11.19
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エンジニアを目指す場合『どのプログラミング言語を学ぶか』は重要な選択です。言語によって用途や習得難易度は異なるため、この記事では初心者が学ぶのにおすすめのプログラミング言語を用途別に解説します。学習言語を選択する参考にしてください。

プログラミングの基礎を知ろう

エンジニアという職業を目指す上で、必須とも言えるスキルが『プログラミング言語の習得』です。
これからエンジニアを目指す人に向けて、まずはプログラミング言語がどのようなものなのか、基礎から解説します。

プログラミング言語って何?

『プログラミング言語』に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか。

「難解な文字列が使われている」「エンジニアが使っている」といった曖昧なイメージでは、少々不十分です。プログラミング言語を学ぶにあたっては、プログラミング言語の具体的な定義を知っておきましょう。

プログラミング言語を一言で言えば『コンピューター専用の言語』です。

私たち日本人は日本語を使って他者とコミュニケーションをとっていますが、コンピューターには通用しません。コンピューターに命令するためには、コンピューターでもわかる言葉を使わなければならないのです。それが『プログラミング言語』です。

プログラミング言語は200種類以上存在し、コンピューターの種類や用途によって使用される言語は異なります。

プログラミング言語はどんなことができる?

プログラミング言語を使えばさまざまなことが実現できるようになります。私たちの生活を支えている多くの機械・サービスにはプログラミング言語が使用されているのです。

例えば、インターネット上のWebページのレイアウト、申し込みフォームや予約サイトなどの機能はプログラミング言語で作られています。スマートフォンを動かしているソフトウェアやゲームのプログラミングも同じです。

電化製品にもプログラミング言語は使われています。 炊飯器や洗濯機がボタンを押すだけで自動で作業してくれるのも、冷蔵庫の温度が一定に保たれているのも、そうプログラムしてあるからです。プログラミング言語は、今や私たちの生活に欠かせないものです。

プログラミング言語が活躍する分野

ユニークな仕事で働くためにやるべきこと

プログラミング言語が特に著しい活躍を見せている分野があります。Web関連の分野や機械学習の分野です。 しかし一口にWeb関連といっても、サイトのデザイン設計とアプリケーションの運用では、プログラミング言語の種類も果たしている役割も異なります。

プログラミング言語を学ぶにあたって、各分野でどのような働きをしているのかを把握しましょう。

Webサイトの構築

私たちが普段見ているWebサイトには、多くの部分でプログラミング言語が用いられます。

大きなものとしては、サイトのデザインや内部設計です。ページ内でどこに何を配置するか、画像やバナーの設置、文字の大きさやフォントの種類まで、すべてプログラムが管理しています。

Webサイトを通じたユーザーとのやり取りにもプログラミング言語が用いられます。ユーザーが会社に問い合わせるための問い合わせフォームの設置、ショッピングサイトでの商品リストの作成や決済の仕組みなども、すべてプログラムによって動いているのです。

こうしたWebサイトの設計・運用で活躍するプログラマーを『Webプログラマー』といい、人数も多く需要が高いことでも知られています。

アプリケーションの開発

スマホやパソコンにインストールして動作するソフトウェアのことをアプリケーションと言います。 スマホの普及も相まって、アプリケーション開発は注目されている分野です。

アプリケーションにはTwitterやInstagramなどのSNSアプリ、資料作成やデータ収集に使われる業務系アプリ、ゲームアプリ、地図アプリなどの種類があります。その他にも、動画編集アプリや書籍アプリなど、身近にある多くのアプリがプログラミング言語によって作成されています。

電子機器の動作制御

家電や車などのハードウェアに組み込まれている電子機器の動作制御にもプログラミングは使われています。例えばエアコンの温度管理やタイマー、電子レンジ、車のカーナビなどの制御も、プログラミングによるものです。

こうした電子機器を扱ったプログラムでは、プログラムの知識以外にもハードウェアの知識が必要です。さらに最近は、『モノのインターネット(IoT)』の技術にも注目が集まっていることから、今後一層注目を集める分野だと言われています。

AI・機械学習

AI・機械学習のプログラムは、近年需要も多く、市場が拡大傾向にある分野です。この領域はさまざまな分野で応用され、人々の生活をより豊かなものにしてます。

 最近注目を集めている分野として挙げられるのは、『自然言語処理』と『画像認識』です。

自然言語処理とは、人間が発した言語を認識し理解するためのAIで、チャットボットでの自然な受け答えや、Siriでの音声認識にも活用されています。

画像処理は、文字の映った画像から文字を読み取ったり、異常検知で使われたりします。例えば、道路や橋のひび割れ、不審者の発見など、普段の画像と比較することで違和感を検知し、その後は報告や通報と言った処理を実行する動作です。

こうしたAIの技術は、スポーツの分野におけるフォームの矯正など、あらゆる分野に応用できます。

プログラミング言語の選び方

200種類以上のプログラミング言語の中から、自分がこれから習得する言語をどのように選択すればよいのでしょうか。言語選択の基準を解説します。

目的から選ぶ

プログラミング言語を選択する場合、何においても優先すべきなのが『目的』です。 なぜならプログラミング言語によって得意不得意、できることとできないことがあるからです。

例えば「ゲームを開発したい」という目的でプログラミング言語を学ぶとします。その場合に、Webサイトのページデザインを構築するHTMLやCSSといった言語を学んでも、目的から遠ざかってしまうでしょう。

また「大企業のエンジニアになりたい」という目的があるなら、一般的に使われていないようなマイナー言語の学習は避けるべきです。プログラミング言語の学習には時間がかかるため、言語の選択を誤ってしまうと、目標から遠回りすることになってしまいます。

需要・将来性で選ぶ

アメリカ国内の求人情報を分析するBurning Glass社の調査によれば、言語によって収入や成長率が大きく異なっています。

調査の結果、もっとも平均年収の高い言語はGo言語であり、年収は10万ドルを超えています。また、Go言語は今後10年間の成長率予測が高く49.8%もある一方で、4位の『Objective-C』は-34.5%と大きく下振れしています。

これは、Go言語の将来性が高く需要が高まっている一方で、iOS開発の主流は『Swift』に移行していることから、『Objective-C』の需要自体が低下する可能性が高いためです。

このように将来的な需要が減少している言語や需要が少ない言語を選んでも高収入・将来につながる可能性は低くなってしまうでしょう。言語を選択する際は現在の需要と将来性を視野にいれて選択することが求められます。

参考:12 Programming Languages That Pay Ultra-High Salaries

学習難易度で選ぶ

プログラミング言語によって勉強のしやすさ、難しさが変わってきます。その要因として、以下の項目が挙げられます。

  • 情報量の違い
  • 文法の違い
  • 水準の違い

具体的に解説していきましょう。

プログラミング言語によって、書籍や情報サイトの数が大きく異なります。メジャーな言語であるJavaScriptやC言語などを学習するための情報サイトや入門書は多いですが、マイナーな言語になると、そもそも日本語の情報サイトや書籍が一切手に入らないということもあり得るのです。

次に、言語によって文法が違います。コンパイラ式かインタプリタ言語かどうか、実行手順通りに記述する手続き型か、関連データを一つにまとめたオブジェクト指向型かなどによって、書き方が大きく異なります。

そして、高水準言語なのか低水準言語なのかも重要です。人間の言語に近い高水準言語は単語の意味が理解できるため学習しやすいですが、低水準言語は機械語に近いため、必要とされる知識量がそれだけ多いのです。

特に初心者であれば、学習するための情報量が多い言語がおすすめです。インタプリタの言語の方が理解がしやすく、学習の難易度も高くありません。習得を挫折しないためにも、自身の知識や技術にあった言語を選択することが重要です。

Webサイト制作に使われるプログラミング言語

ここからは用途別にプログラミング言語を紹介していきます。 習得言語を選択する参考にしましょう。

まずは、Webサイトの制作やWebアプリの作成に利用されるWeb関連のプログラミング言語を紹介します。

HTML・CSS

習得難易度
収入・将来性★★★
得意なこと・Webサイトのデザイン・レイアウト・HTMLメールの作成

Webサイトの8割近くがHTML・CSSを使って作成していると言われています。HTMLとはWebサイトの構造と内容を規定するものです。文書の見出しや見出し内の文字情報の変更、挿入する画像のサイズや透明度などを指定します。

CSSはサイト全体のWebページの装飾(文字の色や大きさ・パーツの配置)など、Webサイトのスタイルを規定するための言語です。この二つの言語はセットで用いられることが多くあります。

他のプログラミング言語に比べて習得難易度が低く、ブログやWordPressを用いた場合はノーコードでの記述が可能です。

上記のようにWebサイトに利用される割合が高いため、Webエンジニアなら必須と言える言語でしょう。反面、習得難易度の低さから希少性がないため、収入はそれほど高くありません。

そのため、JavaScriptやPythonなど、他のプログラミング言語と合わせて覚える必要があります。

PHP

習得難易度
収入・将来性★★★★
得意なこと・掲示板・問い合わせフォームの生成・Webサイトのサーバーサイド開発・WordPressをはじめとするCMS開発

PHPは30年以上にわたる歴史があり、オープンソースの言語であるために多くの人が開発に参加しています。

Webサイトのサーバーサイド開発に多く用いられているほかに、世界でもっとも使われているCMS『WordPress』もPHPによって開発されているのです。現在でも需要が高く、将来的にもシェアを伸ばし続けると言われています。

HTMLやCSSとは異なり、PHPは動的な言語です。動的とは、ユーザーの操作する状況によって表示内容を変える仕組みのことを言います。ショッピングサイトでおすすめ商品を提示したり、SNSでフォローした相手の投稿内容をタイムラインに表示したりといった機能を作ることが可能です。

PHPはインタプリタの言語であり、プログラムを書いたら即実行できます。検証が速く、勉強のための情報サイトや書籍も多いため、学習難易度は低めです。

JavaScript

習得難易度★★
収入・将来性★★★★
得意なこと・Ajax・ポップアップウィンドウの表示・Webアプリの作成

Webページ上で色々な機能を付属できるのが『JavaScript』です。訪問者に対しポップアップ広告を表示したり、アニメーションを動かしたりすることができます。

Ajaxが利用できるのが、JavaScriptの大きな特徴です。Ajaxとは非同期通信のことで、これはデータの送受信のタイミングを合わせずに通信する技術になります。

このAjaxを使ったアプリとしてもっとも有名なものが『GoogleMap』でしょう。スムーズに地図上で位置を表示できるのは、このAjaxの機能によるものです。

実行環境の構築が不要な点や学習情報が多い点、構文の理解のしやすさなど学習難易度は比較的低めです。

JavaScriptはフロントエンド・サーバーサイドのどちらでも使用できるなど利用できる用途も幅広く、案件も多くあります。多くのWebアプリに使われており、Web市場が拡張していく中で、需要が今後も続くと見られています。

Ruby

習得難易度
収入・将来性★★★★
得意なこと・アプリケーションサイトの制作・チャットボットの開発・SNSやスマホアプリの作成

Rubyの制作者は日本人のまつもとゆきひろ氏であり、最新情報やヘルプが日本語で参照できます。日本人にとっての学習難易度が低く、コードも簡単なので学習しやすい言語と言われています。

アプリケーションサイトやブログ、ショッピングサイトなどに用いられており、『クックパッド』『価格COM』『食べログ』などのWebサイトにRubyが使われています。フレームワークである『Ruby on Rails』が登場してからはさらに需要が高まっている点も見逃せません。

コードが短く簡潔で、開発が短期間でできることから、スタートアップ企業でも多く用いられます。

スマホアプリ開発に使われるプログラミング言語

スマートフォンの普及とともに、スマホアプリ開発の需要は急速に高まってきました。 スマホアプリ開発によく使われるプログラミング言語を紹介します。

Object-C

習得難易度★★★★
収入・将来性★★
得意なこと・iOSアプリの開発・MacのPCアプリの開発

C言語をベースにSmalltalk言語のオブジェクト指向を取り入れた言語であり、30年以上にwわたって使われてきた実績があります。スティーブ・ジョブス氏がApple社を退任後に立ち上げた会社『NeXT Computer社』にて開発言語として採用したことから、一気に注目が集まりました。

以降はMacでのアプリ開発や、iOSアプリの開発に主に使用されています。C言語をベースにしているため、C言語をすでに習得しているエンジニアであれば習得は用意ですが、元々C言語の学習コストが低くない点や学習資料が少ない点から、初心者が初めて学習する言語としては難易度が比較的高めです。

2021年時点ではObject-Cは高単価な案件が多い一方で、Apple社が開発したSwiftというプログラミング言語の台頭によって、案件は減少傾向にあります。

Swift

習得難易度★★★
収入・将来性★★★
得意なこと・iOSアプリの開発・MacのPCアプリの開発

2014年にApple社が発表したiOS・Mac向けのアプリケーション開発に使用される言語です。 コードが短く簡単で、2015年にはオープンソースとしてコードが公開され、初心者でも挑戦しやすくなりました。

また『Swift Playgrounds』という学習アプリケーションも提供されていて、初心者でも学びやすい言語です。ただし、まだ日本語での学習サイトや書籍が少ないため、学習するには英語力が必要となります。

2014年に公開されたためにまだ市場が小さく、現状では需要が高いとは言えません。しかしApple製品以外の開発にも使えるようになった点から、将来的に需要が高まると予測されています。

kotlin

習得難易度★★★★
収入・将来性★★★
得意なこと・Androidアプリの開発・サーバーサイドの開発

kotlinはJetBrains社が開発したプログラミング言語で、2012年にオープンソース化されています。Java仮想マシンの上で動作し、文法もJavaに近い点が特徴です。Javaを習得しているエンジニアであれば比較的容易に学習できるでしょう。

Javaと互換性があり、相互に呼び出すことが可能です。Javaよりもコードが短く、NullPointerExceptionを防ぐ仕組みがあることから、扱いやすさはJavaよりも上です。

そのような利便性がありながらも、まだ発表されたばかりの言語であるため、Javaの方が現時点では需要があります。日本語での学習教材や情報サイトも少なく、独学で学ぶのは難しいでしょう。

しかし、海外企業ではすでにUber・Evernote・Netflixがkotlinを利用してサーバーサイドを制作しており、日本企業でも活用は進んでいます。将来的な需要を考えれば、学習する価値は十分にあると言えそうです。

Java

習得難易度★★★★
収入・将来性★★★★
得意なこと・Androidアプリ開発・Webアプリケーション開発・ゲーム開発・組み込みシステムの開発

プログラミング言語の中でもトップクラスに人気のある言語です。その理由は、JVMという仮想マシンで動いているため、JVMが動作するならどんなコンピューター上でも利用できる点にあります。色々なことができて用途が幅広いのも人気の理由です。

オブジェクト指向のため技術的に少し難しい言語ではあるものの、ライブラリも豊富で日本語の情報サイトや書籍も多く発売されています。学びやすいのもJavaの利用者が多い一因でしょう。

大規模開発に使われていて企業の基幹システムにも活用されている点や、用途の広さから将来性はある一方、Javaエンジニアの多さから他の言語に比べて収入は低い傾向があります。

AI開発に使われるプログラミング言語

近年になって急速に需要を拡大しているのが、AI開発の領域です。将来的には医療・農業・製造業をはじめ、今後幅広い領域で活躍の場が広がると言われています。

そんなAI開発において用いられるプログラミング言語を紹介します。

Python

習得難易度★★
収入・将来性★★★★★
得意なこと・AI・Webアプリの開発・ゲーム開発・データの分析・解析

1991年にオランダ人のグイド・ヴァン・ロッサム氏によって開発された言語です。Instagram・YouTubeなどのWebアプリがPythonによって開発されています。

こうしたWebアプリの開発にも利用されているPythonですが、現在はAI(機械学習)の 分野でも注目を浴びています。PythonはAIにおける基本的なプログラミング言語となっています。

統計処理や数値計算を得意としているため、AIを使った高度な数値計算に用いやすいのです。さらに、ライブラリが充実しているのもPythonが用いられる理由でしょう。

コードのシンプルさやライブラリの豊富さから学習難易度は低めですが、用途が広すぎるため、網羅的に学習するのも困難と言われています。Pythonを学習するのであれば、どの分野で学習を深めていくかを絞った方がよいでしょう。

将来性についても申し分ありません。開発者向けのナレッジ共有サイトStack Overflowが行った調査結果によれば、Pythonは『世界でもっとも急速に成長している言語』の一つに選ばれており、他の部門でもランクインしています。

出典:Stack Overflow「Developer Survey Results2019

R言語

習得難易度★★★★
収入・将来性★★★
得意なこと・機械学習や統計解析・ビジネスアナリティクス・ビジネスインテリジェンス・データの分析・解析

R言語は統計解析に特化したプログラミング言語で、AIの分野でも注目を集めています。オープンソースのため無料で利用できるほか、開発環境として『RStudio』が提供されており、比較的始めやすいのが特徴です。

海外ではGoogleやFacebook、日本ではDeNAやドリコムといった会社がR言語を利用しています。

AI活用の言語としてPythonとよく比較されますが、PythonがゲームアプリやWebアプリの開発ができる汎用型の言語であるのに対し、R言語は解析・統計に特化しています。R言語を用いてアプリの開発はできませんが、統計プログラムを作るのであればPythonよりも適しているのです。

R言語の習得難易度は高めです。その理由は、統計学者が統計学を行うために開発されたためにエンジニアが統計・分析ができることが前提である点です。また、学習サイトや書籍も少なく、他のプログラミング言語を扱った経験がないと理解が難しいでしょう。

人工知能の発達やデータの互換性の高さから、需要が増えていくことが予想されています。ただし、PythonやJuliaといった言語の方が主流になる可能性もあるため、一概に安定するとは言えない状況のようです。

Julia

習得難易度★★★★★
収入・将来性★★★
得意なこと・機械学習や統計解析・データの分析・計算

Juliaは数値解析ならび技術計算に特化したプログラミング言語です。2012年にオープンソース化され、高度な計算能力と数値解析ができるために、近年注目を集めています。

開発者はJuliaについて「他の言語の良いところを組み合わせた」と話しています。その言葉に違わず、Juliaは高い性能を有しています。

スクリプト言語であるために実行が容易である上に、JITコンパイラの技術によって、本来スクリプト言語が持ち得ない高速動作が可能です。外部ライブラリを用いて、Pythonなどの他言語と連携することもできます。

2012年とかなり遅めに登場した言語であるために学習サイトや書籍が少なく、初心者が学習する難易度は高めです。Pythonと比べても現状案件は少なめですが、利便性の高さから将来的には市場が拡大する可能性を十分に秘めています。

ソフトウェア開発使われるプログラミング言語

ゲームソフトやシステム開発など、ソフトウェア開発によく用いられるプログラミング言語を紹介します。

C#

習得難易度★★★
収入・将来性★★★
得意なこと・パソコンアプリの開発・Webアプリの開発・VR・MRの開発・ゲーム開発

マイクロソフト社が2000年に開発したC系言語です。C++にさらに++をつけて#にしたと言われていて、C++を進化させた形となっています。統合開発環境のVisualStudioを使うことで、簡単にアプリケーションが作成できるので比較的学びやすいでしょう。

しかしながらコンパイラ型の言語は元々難易度が高いため、これからプログラミング言語を学習する初心者にとっては、少々難易度が高めと言えます。

マイクロソフト社やSkypeの公式サイトはC#で作成されています。Unityというゲーム開発エンジンを用いて、初心者でも簡単にゲーム開発ができるのも特徴です。

C#の需要は比較的安定しています。その理由ははまず、マイクロソフト社が開発した言語である点です。Windows OSでの開発に強みがあり、他にもさまざまなシステムの開発ができるため、需要が安定しています。

一方でJavaやPythonの方がシェアは高く、将来的にはシェアを奪われていくのではないかとの声もあります。常にトレンドを把握しておくようにしましょう。

C言語

習得難易度★★★★
収入・将来性★★★★
得意なこと・OS開発・ソフトウェア開発・組み込みソフトの開発

C系言語と呼ばれる『C#』『C++』の元祖であり、1970年代に生まれた歴史の古い言語です。その特徴としては、汎用性の高さがあります。

ソフトウェアの作成にはじまり、OSの作成、家電の組み込みソフトやロボットなど、さまざまな用途で活用されています。現在でもC言語を主流に使っているエンジニアは少なくありません。他の言語を実行する場合でもC言語のコーディングが求められるケースも多く、エンジニアであれば触れて損はない言語と言えます。

その一方で、C言語はメモリやCPUといったハード領域の知識も必要になる点や、用途の広さから覚えることが多く、初心者には難しい言語です。

その汎用性の高さからC言語の需要は現在も高く、将来的にも安定するという声が多くあります。

Go言語

習得難易度★★★
収入・将来性★★★★
得意なこと・プログラミング言語の制作・ドローンやロボットなどのIoTの制作・開発者向けの高機能なソフトの開発

Go言語はGoogleが開発したプログラミング言語です。YouTubeやメルカリ、ぐるなびなど大手サイトでGo言語が採用されています。

構文はシンプルで読みやすく、処理速度も速いのが特徴です。コードの書きやすさとセキュリティを重視していてメモリの安全性が高い反面、『例外処理』や『継承』の機能が使用できません。JavaやC言語と構文が似ているため、これらの言語に触れたことがあるエンジニアであれば、習得も比較的速いでしょう。

Go言語は日本語の書籍や学習サイトは少ないですが、オフィシャルサイトにあるチュートリアルから、体系的に学ぶことが可能です。

2021年現在では需要が高いとは言えませんが、将来的に学びたいプログラミング言語として名前を挙げる人も多く、学習価値は高いと言えるでしょう。

Visual Basic(Visual Basic.NET)

習得難易度
収入・将来性★★
得意なこと・アプリケーションの開発・3Dゲームの開発・Officeアプリケーション拡張ツールの開発

1991年にマイクロソフト社が開発した言語です。マイクロソフト社の総合開発環境『Visual Studio』に組み込まれていて、ソフトウェアやアプリ開発などさまざまな用途で利用できます。

2002年以降は使用が大幅に変更され、『Visual Basic.NET』が誕生しました。

特徴としては、非常に初心者向けである点が挙げられます。テキストボックスやボタンなどの機能が備わっており、これらのパーツを組み合わせるだけでシステム開発が行えるのです。マイクロソフト社のOffice製品を拡張する機能を開発することもできます。

需要については、古くからVisual Basicで基幹システムを開発している会社であれば、活用され続ける可能性はあります。その一方、マイクロソフト社があまりアップデートに積極的出ない点や、他のプログラミング言語に比べて案件が少なめな点から、将来的な展望について悲観的な声が多いのも事実です。

エンジニアとしてのキャリアアップや明確なゴールがあるのなら、それにVisual Basic.NETが当てはまるのかを検討する必要があります。

日本語で作成できるプログラミング言語

プログラミング言語は基本的には英語をベースにしたものが多いですが、日本語で作成できる言語もいくつかあります。日本語で作成できるプログラミング言語についても見ていきましょう。

Mind

Mindは2017年時点でフリーソフトとしてリリースされており、『ぐるなび』の検索エンジンに使用された過去があります。ウインドウ内でコンパイル・実行できる開発環境『Mind WorkBench』も提供されていて、組み合わせて使うと便利です。

Android用のアプリを作成できるクラウドサービス『Mind for Android Online』も公開され、実際に制作されたソフトでは、ソースコードが公開されているものもあります。 

なでしこ

「誰でも簡単プログラマー」を目標に掲げる『なでしこ』も、日本語を用いてコードが書けるプログラミング言語です。パソコンやタブレット、スマートフォンなどのさまざまなブラウザ上で動かせることを目的としていて、作業の自動化や仕事などに活用できます。

「「こんにちは」と表示」といった日本語の命令文で動かせるので、プログラミングに慣れていない初心者でも簡単に扱えます。プログラミングがどういったものか、概念や基礎を学習する素材として使ってもよいでしょう。

プログラミング言語の学習法法

初心者がプログラミング言語を学習するにあたってはいくつか方法があります。ここでは代表的な方法を紹介しますので、自分に合ったものを選んでみましょう。

学習サイトの活用

プログラミング言語学べる学習サイトならび情報サイトは多くあります。動画で学べるサイトや実際にコーディングできるサイト、講師とオンラインでやり取りをしながら教えてもらえるサイトなどさまざまです。

学習サイトを使うメリットは、勉強する場所を選ばないこと、プログラミングスクールと比較すると、料金が安く済むことが挙げられます。

学習サイトによって学習できる言語や範囲、学べる深さが異なります。自分のレベルに合った学習サイトを選びましょう。

プログラミングスクールに通う

プログラミングスクールに通って勉強するのも選択の一つです。プログラミングスクールのメリットは講師から実践的な技術や知識を教わること、躓きそうになったらすぐにアドバイスを受けられることなどがあります

通っている間に資格取得を目指せるスクールや、卒業後に仕事を斡旋してくれるスクールもあります。 デメリットとしては費用が比較的高額になりがちなことと、学校に通う場合、社会人ではなかなか時間が取りにくい点でしょう。

しかし、近年は社会情勢に合わせてオンラインで受講できるスクールも増えています。最短でエンジニアになりたい人は、スクールを活用するのもおすすめです。

書籍から学ぶ

独学で学びたいなら、書籍から学ぶ方法もあります。自分のレベルに合った書籍を選べば学習が捗るでしょう。ソースコードのサンプルが記載された書籍もあり ます。自分に合う本を選んで効率よく学習を進めていきましょう。

ただし書籍での学習にはデメリットもあります。例えば、つまずいたときに自分一人で解決方法を探さなければならない点や、実践的なスキルについては学びにくい点が挙げられるでしょう。

未経験者が基本的な知識を得るため、もしくは中級者以上が知識補填とする場合は有効ですが、実践に活かそうと思った場合は、他の方法との併用を考えましょう。

目的と学習難易度でプログラミング言語を選択する

プログラミング言語は200種類以上も存在し、得意なことや学習難易度、将来性が異なります。 どの言語を学習するか迷った場合は、自分の目的や学習のしやすさから選びましょう。需要や将来性があっても、初心者が一人で学習するには不向きな言語も存在します。

難易度の高い言語に挑むのなら、プログラミングスクールや学習サイトの活用など、学習方法の工夫が必要です。 C言語やJavaのように、他言語と互換性のある言語を習得してしまうのも有効でしょう。長期的な学習プランを立てることが大切です。

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