「HTML5プロフェッショナル認定試験」とは?資格の難易度・勉強方法についても解説
HTML5の資格として、「HTML5プロフェッショナル認定試験」がありますね。
具体的にどんな資格なのか知りたいという方も多いのではないでしょうか?
資格受験の難易度や勉強方法についても気になるところです。
今回は、「HTML5プロフェッショナル認定試験」について詳しく知りたいという方のために、
- 試験レベルとは?
- レベル別の難易度や勉強方法
以上の項目に沿って、解説していきますね。
この記事を読めば、「HTML5プロフェッショナル認定試験」に挑むために必要な情報を学ぶことができますよ。
ぜひ最後まで読んでくださいね!
「HTML5プロフェッショナル認定試験」とは?
「HTML5プロフェッショナル認定試験」は、特定非営利活動法人エルピーアイジャパン(LPI-Japan)が実施している資格試験です。
試験内容としては、HTML5とCSS3だけにとどまらず、JavaScriptやAPIなど、最新のマークアップに必要な知識と技術を適切に持っているかを審査します。
専門分野の知識が問われる試験で、難易度もそこそこ高く、しっかり学習して挑戦することが求められます。
LPI-Japanは、HTML5プロフェッショナル認定試験以外にも、「Linux技術者認定試験」や「OSS-DB技術者認定試験」など、システムの開発や管理、コンサルティングなどに必要な試験を実施しています。
HTML5プロフェッショナル認定試験の試験レベルについて
HTML5プロフェッショナル認定試験は、「レベル1」と「レベル2」に分かれています。
ここでは、レベル1とレベル2について、試験の出題分野や難易度、勉強方法などをさらに詳しく解説していきますね。
HTML5プロフェッショナル認定試験レベル1について
レベル1では、マルチデバイスに対応したWebコンテンツの作成能力が求められます。
HTML5を中心として、周辺のCSSやAPIなどの基礎知識が問われる試験となっています。
出題分野
レベル1は、以下の5つの範囲から出題されます。
- Webの基礎知識
- CSS
- 要素
- レスポンシブWebデザイン
- APIの基礎知識
HTML5・CSS3で何ができるのか、Webコンテンツを設計・制作する際にどのように技術を用いるのか、を広範囲で知っている必要があります。
レベル1の問題数は約60問です。
所要時間は90分ですが、秘密保持契約とアンケートの時間が5分ずつあるため、実際の試験時間は80分です。
1問につき、平均1分ほどで解答するスピードが必要になりますね。
難易度・勉強方法など
難易度は高くありませんが、広範囲の基礎知識が求められるため、しっかりと学習しておく必要があります。
参考書や問題集などを1度ではなく、複数回読み込んで学習すると良いでしょう。
演習を実際に解いてみて、不十分だった箇所を重点的に対策してみてください。
公式サイトにもサンプル問題が100問用意されており、実試験に近い問題を解くことができます。
どんな問題が出るのか感覚としても分かるので、必ず押さえておきましょう。
HTML5プロフェッショナル認定試験レベル2について
レベル2では、システム間連携やWebアプリ、動的コンテンツの開発などの能力が必要となります。
特に、JavaScriptに関する問題が多いため、エンジニア向けの試験とも言えるでしょう。
専門分野の問題が増え、レベル1よりも圧倒的に難易度が高い試験です。
出題分野
レベル2は、以下の9つの範囲から出題されます。
- JavaScript
- WebブラウザにおけるJavaScriptAPI
- グラフィックアニメーション
- マルチメディア
- ストレージ
- 通信
- デバイスアクセス
- パフォーマンスとオフライン
- セキュリティモデル
上記の範囲では、高いパフォーマンスの動的コンテンツやWebアプリケーションなどを開発できるレベルの知識や技術が必要となります。
レベル2の問題数は、40~45問で、時間はレベル1と同じ90分です。
時間的に余裕がありそうに見えますが、難易度が上がっているため、油断せずに挑みましょう。
難易度・勉強方法など
JavaScriptを使用したコンテンツ実装の能力が求められるため、プログラミングの基礎知識がないと合格は難しいです。
レベル1と同様に参考書や問題集を解きつつ、JavaScriptの勉強も進めていく方が良いですね。
公式サイトのサンプル問題も活用していきましょう。
まとめ:キャリアアップや実力の底上げに
今回は、HTML5の資格である「HTML5プロフェッショナル認定試験」について解説してきました。
レベル1とレベル2で試験範囲や難易度が異なるという説明もしましたね。
現在エンジニアの人のキャリアアップはもちろん、就職や転職を有利に進めたい方におすすめの資格です。
HTML5の資格を探している方に、今回の記事が参考になれば幸いです。