女性フリーランスの仕事って実際どうなの?メリットや注意点を紹介
「女性でもフリーランスで働ける?」
「女性がフリーランスで仕事をするメリットは?」
「女性におすすめのフリーランスの職業って?」
そんな悩みを抱えていませんか。
女性は出産や子育てなど、人生のイベントに応じてキャリアが変わりやすいです。
できることなら時間や場所にとらわれず、自由に働ける環境を見つけたいですよね。
そこで今回は、
- 女性フリーランスの実情
- 女性がフリーランスになるメリット
- 女性フリーランスにおすすめの職業
などについてご紹介します。
この記事を読めば、世の中の女性フリーランス事情が把握でき、一歩踏み出すきっかけになるはずです。
「女性でもフリーランスとして活動できるのか知りたい!」という方は、ぜひ最後まで読み進めてください。
女性フリーランスの実情を徹底解説
まずは、女性フリーランスの実情について解説します。
「フリーランスって男性の方が多い?」「平均年収はどれくらい?」など気になる方もいるでしょう。
フリーランスとして活動するなら、今後の見通しを立てるためにも現状を知ることが大切です。
さっそく詳しく見ていきましょう。
フリーランスの男女比率
「フリーランス白書2021」によると、フリーランスの男女比率はおよそ4:6で女性が多くなっています。
(引用:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会「フリーランス白書 2021」)
「フリーランスって男性が多いのかと思っていた!」という方もいるのではないでしょうか。
女性は結婚や出産、育児などでキャリアが変化しやすく、柔軟に働けるフリーランスで活動する人が増えています。
会社員を続けながら、産休や育休をきっかけにフリーランスとして働き始める人も多いです。
ただし、エンジニアなど職種によっては男性の方が比率が高くなります。
平均年収
女性フリーランスの平均年収は200万円〜400万円程度です。
割合が多い順番に「200万円未満」で30.8%、「200万〜400万円未満」が28.9%、「400万〜600万円未満」が17.4%、「600万〜800万円未満」が8.9%、「800万〜1,000万円未満」が6.2%、「1,000万〜1,200万円未満」が3.3%となっています。
(引用:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会「フリーランス白書 2020」)
男性に比べて「200万円未満」が倍以上も多い理由の一つは、夫の扶養控除の範囲内に収入を抑える働き方をしていることが挙げられます。
平均労働時間
女性フリーランスの平均労働時間は100時間前後となっています。
ただし、労働時間についてはかなりバラツキがあり、働き方によってさまざまです。
多い順に、「140時間以上」が26.2%、「20時間以上」が20.7%、「100時間以上」が17.4%、「60時間以上」が14.1%、「200時間以上」が9.5%、「20時間未満」が9.2%、250時間以上が3.0%となっています。
(引用:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会「フリーランス白書 2020」)
女性フリーランスは、本業として活動している人以外にも、副業や家事育児の片手間で活動している人が多いです。
そのため、男性と比較して「20時間未満」〜「100時間以上」までの割合がそれぞれ高くなっています。
どれくらいフリーランスの労働時間を確保できるかは自分次第です。
自分の状況や目指す収入に合わせて時間を確保しましょう。
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女性がフリーランスになる4つのメリット
女性フリーランスの実態についてお伝えしました。
フリーランスでは女性も多く活躍しており、自分の状況に合わせて働いていることがわかります。
では、女性がフリーランスになるメリットにはどんなことがあるのでしょう。
メリットを知ることで、フリーランスが働き方の選択肢の一つとして心強く感じられるかもしれません。
ここでは、女性がフリーランスになる4つのメリットをご紹介します。
- 家庭との両立がしやすい
- キャリアに穴があかない
- 自分の体調に合わせて仕事を調整できる
- 人間関係のストレスが少ない
それでは見ていきましょう。
1.家庭との両立がしやすい
女性がフリーランスをするメリットとして、家庭との両立がしやすいことが挙げられます。
フリーランスの場合、自宅で柔軟に仕事ができるので、家事や育児などをしながら働きやすいです。
子どもの体調不良などにもすぐに対応しやすく、安心して働けます。
身支度や通勤などがないため、時間を有効に使えるのも嬉しいポイントですね。
「残業で夜遅くに帰ってきて家事ができない」「仕事で忙しくて子どもとの時間がとれない」ということもありません。
2.キャリアに穴があかない
女性がフリーランスで活動するメリットに、キャリアに穴があかないことがあります。
一般的に、女性は出産を機に仕事をやめるケースが多く、キャリアにブランクが生じやすいです。
産休、育休を取得する場合でも、数年にわたり仕事を休むと復帰が不安ですよね。
フリーランスなら、自宅で仕事ができる上に仕事量を自分で調整できるため、完全にキャリアが途絶えることがありません。
しばらく仕事を受けない時期が続いたとしても、スキルや実績があれば復帰できます。
女性が抱えやすいキャリアの不安を解消できる働き方はフリーランスならではです。
3.自分の体調に合わせて仕事を調整できる
自分の体調に合わせて仕事を調整できることも女性がフリーランスで働くメリットです。
女性は生理による体調不良などで、仕事をするのがつらいときがあります。
会社でも生理休暇を設けている場合はありますが、取得率は非常に低いのが現状です。
フリーランスの場合は、自分の体調に合わせて働けます。
「今日は体調がよくないから午後から仕事しよう」「この日は生理の予定だから仕事量を少なくしておこう」といった対応が可能です。
体調不良で会社をよく休んでしまう人でも、自分のペースで働けるのがフリーランスのいいところですね。
4.人間関係のストレスが少ない
女性がフリーランスになるメリットとして、人間関係のストレスが少ないことも魅力です。
会社に勤めていると、基本的に同じ相手と一緒に仕事を進めていきます。
苦手な相手や人間関係のトラブルがあっても変えることができず、ストレスになりやすいです。
フリーランスとして働いていれば、基本的には一人で作業をします。
仕事をする相手も好きに選べるので、人間関係に悩むことがほとんどありません。
人には相性があり、苦手だと感じる人がいるのは当たり前です。
「この人とは合わないな」と思った相手から離れられると、ストレスなく過ごせますよね。
人間関係で悩みがちな人は、フリーランスとして活動するとのびのびと働けるでしょう。
女性フリーランスにおすすめの職業7選
女性がフリーランスとして働くメリットについてお伝えしました。
柔軟に働けるフリーランスは、女性にとって魅力的な働き方ではないでしょうか。
「わたしもフリーランスとして働き始めたい!」という方もいるはずです。
フリーランスにもさまざまな職種があります。
自分に合った職種を選び、フリーランスとしてのキャリアを築いていきましょう。
ここでは、女性フリーランスにおすすめの職業7選をご紹介します。
- プログラマー・エンジニア
- Webデザイナー
- Webライター
- オンライン秘書
- 動画編集者
- イラストレーター
- ブロガー・アフィリエイター
順番に見ていきましょう。
1.プログラマー・エンジニア
プログラマーやエンジニアは、プログラミング言語を用いてプログラムを開発する仕事です。
それぞれ、次のような役割があります。
- プログラマー:プログラミング言語を用いて仕様書通りにプログラムを書く
- エンジニア:クライアントのニーズを把握して必要なプログラムを設計し、仕様書を作成する。プログラミングもおこなう。
プログラマーやエンジニアは、専門的なスキルが必要ですが、需要が高く高収入を得やすい職種です。
パソコン1台で仕事を始められるのも魅力ですね。
プログラマー・エンジニアになるには、プログラミングスキルの習得が欠かせません。
プログラミングスキルは独学でも習得可能ですが、フリーランスとして活動できるレベルになるまでに挫折しやすいリスクがあります。
効率的にスキルを習得してフリーランスになるなら、プログラミングスクールで学ぶのがおすすめです。
2.Webデザイナー
Webデザイナーは、Webサイトなどのレイアウトや見た目を作る仕事です。
ユーザーにとって見やすく、使いやすいデザインを作る力が求められます。
また、クライアントの要望を的確に把握するコミュニケーション能力や、イメージをデザインに落とし込む力も必要です。
必要なスキルは次になります。
- 基本的なデザインの知識
- デザインソフトを使いこなすスキル
- コーディングスキル
デザインソフトで視覚的な資料を作成するだけの場合もあれば、実際にコードを書いてWebページをデザインすることもあります。
幅広いスキルが求められるため、スクールで学んだのちにフリーランスとして活動するのがおすすめです。
Webデザイナーについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
3.Webライター
Webライターは、Webページ上に掲載される文章を書く仕事です。
WebメディアやWeb広告など、Web上におけるあらゆるコンテンツの文章を扱います。
パソコンで文章を書くスキルがあればできるため、フリーランスとして活動を始めやすい職種です。
ただし、Webライターとして活動を始めたばかりのうちは単価が低いため、スキルを磨くことが収入アップにつながります。
Webライターのスキルは次のとおりです。
- わかりやすい文章を書くスキル
- 文章作成ソフトを使いこなすスキル
- SEOの知識
- 専門分野の知識や経験
SEOは「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略で、質の高いWebページが検索結果の上位に表示される仕組みのこと。
Webライティングでは、Webページをより多くの人に見てもらい成果につなげるため、SEOの知識が重視されます。
また、Webライターは自分の知識や経験を活かして得意なジャンルで記事を書ける仕事です。
専門性の高い知識や経験があれば、Webライターのスキルとしても活きてきます。
Webライターについてはこちらの記事でも詳しく説明しているので、よければご覧ください。
4.オンライン秘書
オンライン秘書は、メール対応や請求書作成といったバックオフィス系の事務作業をする仕事です。
これまで秘書や事務として働いた経験がある女性なら、オンラインの場に置き換えてスムーズに働けるでしょう。
オンライン秘書に必要なスキルは次のとおりです。
- ワードやエクセルなどのソフトを使いこなすスキル
- メールやチャットツールを使いこなすスキル
- コミュニケーション能力
- 請求書作成のスキル
専門性の高いスキルなどは不要で、上記のような基本的なビジネススキルがあれば誰でも始めやすい職種です。
近年は経営者やフリーランスが増加していることから、オンライン秘書の需要は高まっています。
5.動画編集者
動画編集者は、動画素材のつなぎやテロップ作成、BGMや効果音の音入れなどをして動画を編集する仕事です。
YouTube動画や動画広告、MV(ミュージックビデオ)や結婚式のムービーなど、幅広い動画を扱います。
動画編集者になるには、動画編集ソフトを使いこなすスキルが必要です。
動画編集ソフトにも複数あり、必要に応じて機能を使い分けることが求められます。
単に動画編集のみをするだけでなく、ディレクションから動画撮影、編集までを一貫して担当できる人材は重宝されるでしょう。
6.イラストレーター
イラストレーターは、オリジナルのイラストを描く仕事です。
クライアントの要望に合わせて、雑誌や広告、パッケージ、ポスターなどに掲載するイラストを描きます。
イラストレーターに必要なスキルは次のとおりです。
- 画力
- イラスト制作ソフトを使いこなすスキル
オリジナリティのあるイラストを描くことで、自分にしかできない仕事になります。
「絵を描くことが好き」「普段からよく絵を描いている」という女性にはおすすめです。
はじめのうちは単価も低めですが、イラストに人気が出て実績が積み重なるにつれてまとまった収入を得られるようになります。
7.ブロガー・アフィリエイター
ブロガーやアフィリエイターは、ブログやSNSで発信活動をしてアフィリエイト広告などで収入を得る仕事です。
アフィリエイト広告は、自分のブログやSNS経由で紹介した商品が売れると、広告費として収益が発生する広告を意味します。
ブログの読者やSNSのフォロワーを増やし、たくさんの人に自分の発信を見てもらうことで、商品が売れる可能性が高まり収益が増えるのです。
インスタグラマーなどもアフィリエイト広告で収入を得ている場合は、アフィリエイターといえます。
ブログやSNSなど発信活動が好きな女性におすすめの職業です。
スキマ時間に効率よくプログラミングを学習したいという方には、プログラミングスクールがおすすめです!
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女性がフリーランスになるうえでの3つの注意点
女性フリーランスにおすすめの職業についてお伝えしました。
気になる職業はあったでしょうか。
女性フリーランスとして活動する人は増えていますが、注意が必要なこともあります。
あとから「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないよう、きちんと知っておきましょう。
ここでは、女性がフリーランスになるうえでの3つの注意点をご紹介します。
- 相応の責任が伴う
- 自分で仕事を獲得する必要がある
- 収入は自分次第
1つずつ見ていきましょう。
1.相応の責任が伴う
フリーランスとはいえ、仕事である以上相応の責任は伴います。
たとえば、納期が迫っているような状況では、寝る間を惜しんで作業しなければならないときもあるでしょう。
自宅にいるからといって子育てだけを優先できるわけではなく、ときには仕事を優先すべきときもあります。
「自由度が高く柔軟に働ける」というのは確かですが、クライアントからの信頼を失わないよう責任ある働きが重要です。
フリーランスだからこそ、自分の行動に責任を持って仕事をすることが求められます。
2.自分で仕事を獲得する必要がある
フリーランスは自分で仕事を獲得する必要があります。
仕事を獲得できなければ、収入も得られません。
会社員なら、仕事は自分で獲得しなくても常に目の前にあるでしょう。
しかし、フリーランスはそうはいきません。
仕事獲得のためにクラウドソーシングサービスで案件に提案したり、企業に営業したりといったことから始めなければならないのです。
仕事を獲得するには、スキルや実績はもちろん、営業力や提案力などが求められます。
どんな提案文ならクライアントから仕事を依頼しようと思ってもらえるか、工夫が必要です。
3.収入は自分次第
フリーランスとして働くと、収入は自分次第になります。
フリーランスは、仕事を獲得してこなした分だけ、収入を得られます。
つまり、たくさん仕事を獲得すれば収入は増え、仕事が少なければ収入は減るのです。
自分の働き次第で収入を増やすことも減らすこともできます。
ただし、行動すれば収入が得られるとは限らず、提案しても通過しなければ収入にはなりません。
パートのように時間に応じてお金が手に入るわけではないことに注意が必要です。
まとめ:女性がフリーランスになるメリットは大きい
今回は、女性がフリーランスになることについてご紹介しました。
フリーランスとして活躍している女性は多く、得られるメリットも大きいです。
結婚や出産、育児など、キャリアに不安を抱えている人には魅力的な働き方といえます。
一方で、フリーランスもれっきとした仕事であり責任が伴うことは変わりません。
柔軟に働けるものの、そのぶん案件獲得など自分一人でこなさなければならないことも多いです。
メリットや注意点をよく理解した上で、自分に合っているかどうかを見極めてください。
フリーランスという選択肢を持つことで、あなたのキャリアをより良いものにしていきましょう。