システムエンジニアは職業訓練から目指すべき?あなたに最適の学習方法を3つご紹介
「職業訓練を経験することでシステムエンジニアになれるのだろうか」
「完全に未経験からでもシステムエンジニアになれるのだろうか」
と思うことはありませんか?
未経験からシステムエンジニアを目指す場合に、どのような学習が最適なのか迷ってしまいますよね。
では、システムエンジニアを目指す際の勉強方法はどのようなものがあるのでしょうか?
そこで今回は、
- システムエンジニアを目指す際に職業訓練は有効なのか
- システムエンジニア志望で職業訓練を受けるメリットとデメリット
- システムエンジニアになるための職業訓練以外のおすすめのルート
について詳しく解説します。
この記事を読めば、システムエンジニアを目指す上での職業訓練の必要性や自分に最適なルートがわかります。
システムエンジニア志望で職業訓練から始めようとしている方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
そもそも職業訓練とは?スキルを無料でつけられる公的な制度
職業訓練とは、多種多様な就職に必要なスキルを無料で学ぶことができ、正式名は「公的職業訓練」という制度です。
受講対象は、
- 公共職業訓練
- 求職者支援訓練
に分かれており、失業保険を受給している求職者は公共職業訓練を、失業保険を受給していない求職者は求職者支援訓練をそれぞれ受講することになります。
受講期間は一般的に3ヶ月〜6ヶ月で、全て無料で受講できます。
「やりたい仕事はあるが、スキルをつけてから就職をしたい」という方や「就職後にすぐ役立つ知識を身につけてから就職したい」といった、いきなり就職するのが不安な方は、特におすすめです。
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システムエンジニア志望なら職業訓練で何を学ぶべきか
システムエンジニア志望で職業訓練を受ける際に、押さえておくべき講座をご紹介します。
職業訓練にはさまざまなコースが用意されており、システムエンジニア志望であれば以下の2つの講座は受講することのがおすすめです。
- WEB制作
- Javaプログラミング
これらを受講することで、システムエンジニアを目指す際の基礎的なスキル獲得が期待できます。
IT技術や、実際にプログラミングを開始する際の基盤を学んでおけば、将来的にシステムエンジニアとして活躍する際に有利です。
初心者向けに基礎からスタートしてくれるので、初心者でも安心して始められます。
ITエンジニア未経験からの就職はきつい?活躍するためにやるべき3つのアクションシステムエンジニアになるために職業訓練に通う5つのメリット
システムエンジニアを目指す際に、職業訓練を受けるとメリットになる内容を5つご紹介していきます。
メリットを知ることで、職業訓練を最大限に有効活用できるようにしましょう。
- 受講料がかからない
- 失業保険の受給が容易になる
- 受講手当が受け取れることがある
- スキルアップに時間を充てやすい
- 切磋琢磨できる仲間ができる
スキルアップができる以外にも職業訓練にはさまざまなメリットがあります。
それぞれについて詳しく見ていきます。
1.受講料がかからない
無料で講座を受けてスキルアップが狙えるのは、職業訓練の大きなメリットです。
転職のタイミングでは、以下のようにお金が必要になる場面があります。
- 新しい職場が決まらずに退職した
- もらえる給与がないため収入が入ってこない
- 新しい職場が決まっても立地的に引っ越しが必要になる場合がある
このようにお金がかかる場面が多くなると、スキル獲得にお金を回すことが難しくなります。
無料で受講できる職業訓練は、お金はないがスキルを得たいと考えている人の強い味方です。
2.失業保険の受給が容易になる
失業保険の受給を容易になるという点も、職業訓練を受けるメリットです。
失業保険を受ける際には、下記のような手続きを取らなければなりません。
- 1ヶ月ごとにハローワークに通う
- 職員に就職活動の状況を報告する
しかし、職業訓練に通うと訓練校側で手続きを代行しておこなってくれるようになります。
手続きが容易になるので、学習しながら失業手当を受けられるようになります。
3.受講手当が受け取れることがある
職業訓練を受けると、無料でスキル獲得を目指せるだけではなく手当を受けられることがあります。
職業訓練にはテキスト代がかかる場合がありますが、受講手当でまかなうこともできます。
受給できる場合がある手当は、以下の2点です。
- 受講手当
- 通所手当
いずれも上限はあるものの、金銭的に余裕がない転職準備期間にはありがたい補助です。
金銭的な補助を受けながら集中して学習に励めます。
4.スキルアップに時間を充てやすい
職業訓練は、スケジュールが決まっているので自分の学習時間を確保しやすいというメリットがあります。
職業訓練中の講義は、基本的に夕方には終了し土日は休みです。
したがって、時間にゆとりを持てるため自習や復習に時間を充てやすいのです。
- 平日は、講義後の夕方から夜で復習をおこなう
- 土日は、自分で購入したテキストなどを使った自主学習をおこなう
一例ですが、上記のように就職前に空き時間を使って着実にスキルアップを目指せます。
時間を有効活用して就職に備えた準備ができるのも職業訓練のメリットです。
5.切磋琢磨できる仲間ができる
職業訓練では、就職という同じ目的を持った仲間と出会えます。
就職に向けて、一緒に切磋琢磨できる仲間ができるのは職業訓練の大きなメリットです。
ほかにも以下のようなメリットがあります。
- モチベーションの維持
- 情報の交換
仲間がいると心が折れそうになった時や難しい課題をこなす際にも、力を合わせて乗り越えられます。
また、1人ではないという安心感を得られて精神的な支えができます。
職業訓練を通して、職場や学校とはまた違った人間関係に出会うことが可能です。
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ぜひあなたのライフスタイルに合ったプランを見つけてください。
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システムエンジニアになるために職業訓練に通う5つのデメリット
システムエンジニアになるため職業訓練に通うことでメリットもたくさんありますが、デメリットも存在します。
ここからは、5つのデメリットについてご紹介していきます。
- 転職成功まで時間がかかる
- 一般的なスクールと比べるとカリキュラムの質が落ちる
- 科目や講師によって、レベルに差が出てしまいがち
- そもそも絶対に就職できるわけではない
- 挫折してしまう可能性がある
職業訓練のデメリットも理解することで判断の材料を増やせます。
これから紹介するデメリットも知り、職業訓練に通うか検討してみてください。
1.転職成功までには時間がかかる
職業訓練に通うと、次の転職成功まで時間がかかってしまうことがあります。
職業訓練は、まず実際に通い始めるまでに試験や面接などの選考があり、スタートにも時間がかかってしまいます。
そのほかにも、
- 1つのコースを受講すると1年は他のコースを受講できない
- 修了まで最低でも3ヶ月、長いと1〜2年くらいかかるコースがある
- 選考に落ちてスタートが遅れてしまうことがある
といった理由から転職成功までに時間がかかる場合があります。
金銭的に厳しく早く転職したい場合や、急いでスキルを身につけたい場合h,職業訓練はおすすめできません。
いち早く転職活動を終えたいと考えている場合には、時間がかかるということを考慮して職業訓練に通うか検討してみましょう。
2.一般的なスクールと比べるとカリキュラムの質が落ちる
職業訓練は、受講するコースや講座によって質がまちまちである場合があります。
講座を実際に担当する講師に、システムエンジニアとして実務経験がないということもあります。
その場合、現場で役に立つ実践的なスキルが身につきません。
比べて民間のスクールに関しては、
- 講師は現役のシステムエンジニアが務める
- 戦力として現場に送り出す前提でカリキュラムが組まれている
- 就職前提のため、就職完了までのサポートが手厚い
というメリットがあります。
有料にはなりますが、実践的なスキルを身につけて即戦力を目指したい場合には民間のスクールに通うことも検討してみましょう。
3.科目や講師によって、レベルに差が出てしまいがち
職業訓練校は、システムエンジニアとして就業したことがない方が講座を担当する場合があります。
一般公募から選考を経て職業訓練校の講師が選ばれているのです。
したがって、実務経験がない講師が教える講座に関しては
- 実践的に役立つスキルがわからない
- ただカリキュラムに沿っただけの講義になる場合がある
といったデメリットを被る場合があります。
きちんと選考を通過している講師陣なので、でたらめな講座をおこなうことは考えられませんが、レベルや質にばらつきがあることは考えられます。
実践的なスキルや現場で役立つ生の知識を得たい場合には、民間のスクールも含めて検討することをおすすめします。
4.そもそも絶対に就職できるわけではない
職業訓練は、就職保証がついているわけではありません。
したがって時間をかけて講座を受講し終えたとしても、必ず就職できるわけではありません。
- 自己分析
- 就職したい企業の選定
- 書類の準備
- 面接対策
受講後に上記のような準備をしなければならないため、さらに時間がかかってしまう場合があるのです。
民間のスクールに関しては、就職のためのフォローも料金に含まれている場合があります。
学習をしながら就職のためのフォローを受けたい場合には、お金を出してでも民間のスクールに通うことをおすすめします。
5.挫折してしまう可能性がある
講座の内容によっては、ついていけずに挫折して辞めてしまう人もいます。
そうなってしまうとせっかく学習を進めていた時間が無駄になってしまいます。
基本的に講座は座学になります。
- 長時間座っているのが辛い
- 集中力がすぐ切れてしまう
- 実際にコードを書いて実践的にスキルを学びたい
こういった方は、受講前に本当に職業訓練を受けるか考えてみましょう。
せっかく受講するのであれば、受講完了までしっかりと受け続けられるように心の準備をして挫折しないようにしましょう。
職業訓練を申し込む前にチェックすべき4つのポイント
職業訓練に申し込もうとする際に、事前にチェックしておくべき項目を4つご紹介します。
- そもそも「職業訓練」が最適解なのか
- 職業訓練後に働けるほどのスキルがつけられそうか
- 年齢制限は問題ないか
- 通いたい訓練校で学びたいことが学べるか
安易に申し込みをするのではなく、受講をすることが自分にとってプラスになるか考えてみましょう。
視野を狭めるのではなく、職業訓練だけではなく民間のスクールなども選択肢に入れて、自分が一番スキル獲得ができそうな道を探してみることをおすすめします。
1.そもそも「職業訓練」が最適解なのか
職業訓練は、受講することで得られるメリットもたくさんありますが、職業訓練以外の選択肢も常に視野に入れておくべきです。
職業訓練自体、受講修了までに時間がかかるので以下のような観点を持つことをおすすめします。
- 何歳までに就職したいのか
- キャリアプランは明確になっているのか
いつまでに就職をしてどんなキャリアを描いているか明確にし、その上で職業訓練を受けるかどうか考えてみましょう。
スピード感を持って転職をしたいと考える場合は、民間のスクールなどで学習をする方法がおすすめです。
2.職業訓練後に働けるほどのスキルがつけられそうか
職業訓練は座学が中心になり、実践的なスキルを身につけるのは難しいです。
したがって、職業訓練の受講期間中に自主学習をおこなう必要があります。
- プラスアルファの学習時間が取れるか
- 自分が本当に学びたい講座が取れるか
こうした内容を加味して、職業訓練を受けたあとに実際に活躍できそうかを合わせて考えてみるとよいでしょう。
実践的なスキルを身につけて即戦力として働くことを狙っている場合には、一度別の方法も考えてみることをおすすめします。
3.年齢制限は問題ないか
職業訓練は、講座によっては年齢制限があります。
したがって、自分が受講したい講座に年齢制限があるか確認する必要があります。
- 卒業時点の年齢で応募可能な求人がありそうか
- 卒業時点の年齢でシステムエンジニアとして活躍できるか
といった観点から、職業訓練校側は年齢に制限を持たせています。
せっかく受けたいと思った講座があっても、年齢制限に引っかかってしまった場合には受講ができないので、きちんと確認するようにしましょう。
年齢制限ギリギリで受講対象から外れた場合には、お願いすれば定員次第では受け入れてもらえる可能性があります。
どうしても受講したい講座があれば、訓練校に問い合わせてみましょう。
4.通いたい訓練校で学びたいことが学べるか
各訓練校では、それぞれ用意しているカリキュラムが異なります。
したがって、自分が通う予定の訓練校に受講したい講座があるか確認する必要があります。
- 通える範囲の訓練校がいくつあるか
- その中に受講したい講座を取り扱っている訓練校はあるか
以上のことを確認するようにした上で、職業訓練校に通うか判断しましょう。
職業訓練は、卒業まで時間がかかります。
したがって、通う前に職業訓練に通ったことで自分の将来にプラスになる講座が受講できるかをしっかり確認するようにしましょう。
職業訓練校以外でシステムエンジニアを目指す3つのルート
職業訓練校に通う以外にもシステムエンジニアを目指せるルートは存在します。
ここからは下記の3つのルートをご紹介していきます。
- 未経験OKのエンジニア求人に応募する
- エンジニア向けのQAサイトを活用しながら独学
- 転職サポート付きのプログラミングスクールを活用する
就職後に即戦力として活躍したい、スピード感を持って転職をしたい、就職成功率を少しでも上げたいという考えの方はぜひ参考にしてください。
選択肢を知り、自分に最適な方法でシステムエンジニアを目指していきましょう。
1.未経験OKのエンジニア求人に応募する
システムエンジニアの求人の中には、未経験でもOKの求人が存在します。
したがって、その求人にエントリーしてみるという手段があります。
- 入社後の研修で生きた知識を身につけられる
- 現場に入ることになるので実践的な経験が積める
未経験OKの求人に挑戦することで、上記のようなメリットが享受できます。
ただ一方で自分が学びたいことを学べるかどうかなど、具体的なことは入社してからでないとわからない面もあります。
したがって未経験から知識のないままで業界に飛び込むと、入ってから苦労してしまう場合があります。
2.エンジニア向けのQAサイトを活用しながら独学
エンジニア向けに疑問点やその回答をまとめたQAサイトがあります。
整備された情報がまとまっている優秀なサイトが多いので、こうしたサイトを使って独学で知識を吸収できます。
- teratail
- stackoverflow
- Qiita
- QA@IT
上記のようにさまざまなサイトがあるので、実際にサイトを覗いてみて使用してみることをおすすめします。
無料で利用できるサイトもあるのでコストを抑えて学習をしたい方には有効です。
一方で「リアルタイムで相談をしたい」、「調べるより誰かに教えてもらいたい」といった考えの方はスクールに通うことを検討してみるとよいでしょう。
3.転職サポート付きのプログラミングスクールを活用する
プログラミングスクールの中には、転職サポートがついているスクールがあります。
学習を進めて知識を得るだけではなく、就職までサポートしてもらいたい方にはおすすめのサービスです。
- 学びながら転職の情報も得たい
- 1人で転職活動をするのが不安だからアドバイスをもらいながら進めたい
- 初めての転職で書類作成や面接対策もお願いしたい
こうした要望がある方は、転職サポート付きのプログラミングスクールに通いましょう。
実践的な知識を学びながら就職のサポートを受けられるのは、一石二鳥なサービスです。
就職成功までの不安を一緒にサポートしてくれる専任講師がついてくれる場合もありますので、どんなスクールがあるか調べて検討してみてください。
まとめ:システムエンジニアになりたいのなら自分に合った学習方法を考えることが大切
ここまでシステムエンジニアを目指す上で職業訓練は有効か、ということについてまとめてみました。
以下、ここまでのまとめです。
- システムエンジニアを目指す上で職業訓練はメリットもデメリットも存在する
- 自分の将来のキャリアプランと照らし合わせて受講するのが最適か検討する必要がある
- 職業訓練以外にもシステムエンジニアを目指す方法は存在する
職業訓練は、費用をかけずに受講ができますがその分サポートの質は落ちてしまう場合があります。
費用をかけない学習方法として、無料のQAサイトを使って独学で知識をつけることも可能です。
有料の民間スクールは、費用はかかってしまいますが就職サポートや実践的なスキルを学べるサービスが充実しています。
職業訓練だけではなく、システムエンジニアを目指す方法はたくさんあります。
自分の経済状況や特性を一度整理して、自分に最適な方法でシステムエンジニアを目指すようにしましょう。