「プログラミングではどんなことができるんだろう？」
「アプリを開発できるのはどのプログラミング言語？」

と感じていませんか。

今回は、

についてご紹介します。

この記事を読めば、プログラミングでできることがわかり、自分がどのプログラミング言語を学ぶべきかが判断できるようになるでしょう。

「自分がしたいことを実現できるプログラミング言語はどれか知りたい！」という方は、ぜひ最後まで読み進めてください。

プログラミングで何をしたい？7つのできること

まずは、プログラミングでどんなことができるのかを知っていきましょう。

ここでは、プログラミングで何をしたい？7つのできることをご紹介します。

順番に見ていきましょう。

1.アプリ開発

プログラミングではアプリ開発ができます。
アプリとはアプリケーションソフトウェアの略で、特定の目的を持って作られたソフトウェアのことです。

アプリには「Webアプリ」と「ネイティブアプリ」があります。

さらに、ネイティブアプリには、「iOSアプリ」「Androidアプリ」などがあります。
スマートフォンがiPhoneならiOSアプリ、AndroidならAndroidアプリです。

現在はひとりひとりがスマートフォンを持つ時代になり、アプリの使用が普及しました。

アプリを開発してストアに掲載すれば、多くの人にダウンロードされて自分のアプリを使ってもらえる可能性もあります。

2.ゲーム制作

プログラミングでは、ゲーム制作も可能です。

家庭用ゲームやスマホゲームなど、あらゆるゲームはプログラミングによって開発されています。

「こんなゲームを作りたい」というアイデアとプログラミングスキルがあれば、自分で実現することも可能です。

近年は、VR（仮想現実）やAR（拡張現実）の技術を搭載したゲームも広がってきました。

プログラミングスキルを習得することで、最新技術を活用したゲーム制作ができます。

3.システム開発

プログラミングでできることとしてシステム開発があります。

世の中はあらゆるシステムに支えられて動いています。
あなたの職場でもさまざまなシステムを活用するシーンがあるのではないでしょうか。

プログラミングは企業の根幹システムなども開発できます。

社会を支える貢献性の高い開発分野です。

4.Webサイト作成

Webサイト作成もプログラミングでできることのひとつです。

プログラミングができれば、さまざまなデザインや機能のWebサイトを作成できます。

Webサイトをゼロからすべて自分でプログラミングして作り出すことが可能です。

5.AIの開発

プログラミングをすればAI（人工知能）の開発もできます。

AI（人工知能）は、人が実現するあらゆる知覚や知性を人工的に再現するものです。

近年はAIの研究が進み、プログラミングでAIシステムを開発して活用できるまでになりました。

すでにAIによるチャットボットや文章作成サービスなどが開発され、広がっています。
スマートスピーカーなどに搭載されているのもAIです。

今後もさらに注目が集まっている分野でしょう。

6.ロボット開発

プログラミングでできることに、ロボット開発があります。

ソフトバンクの「Pepper（ペッパー）」やBoston Dynamicsの「SPOT(スポット)」は有名でしょう。
ロボットもプログラミングによって作られています。

ロボット開発は医療福祉・建設・スポーツ・災害現場など幅広い業界で活用されているのです。

プログラミングを習得すれば、自分でロボットのプログラムを構築して思い通りに動かせるようになります。

7.自動化

プログラミングなら自動化も可能です。

「仕事の業務を自動化できたらなあ」と考えたことはないでしょうか。
特に、誰でもできる単純作業が膨大にあるときは、自動化したいと感じるでしょう。

プログラミングができれば、自動化のシステムを構築できます。
自動化システムは、一度作れば業務の正確性や効率を一気に高めることが可能です。

「仕事がなかなか終わらない」「業務の効率をアップしたい」という方にも嬉しいですね。

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「何をしたい」を実現できるおすすめプログラミング言語7選

プログラミングでできることについてお伝えしました。
あなたが「やってみたい！」と感じることはあったでしょうか。

プログラミングではあらゆることを実現できますが、プログラミング言語には得意・不得意があります。
何をしたいかによって適切なプログラミング言語を選択することが大切です。

ここでは、「何をしたい」を実現できるおすすめプログラミング言語7選をご紹介します。

詳しく見ていきましょう。

1.Java

Javaは汎用性が高く、あらゆる現場で採用されているプログラミング言語です。

次のように幅広いことができます。

特にWebアプリケーション開発や大規模なシステム開発、Androidアプリ開発によく使われています。

プラットフォームに依存せずさまざまな環境で動作することから人気が高いです。
案件数も非常に多く、習得すれば就職や転職に強いでしょう。

習得難易度は少し高めで、初心者にはやや難しい言語ですが、一度身につければほかの言語の習得もしやすくなります。

2.Ruby

Rubyは日本で開発されたプログラミング言語で、Webアプリケーション開発に適しています。

Webアプリケーション開発を効率化できるフレームワーク「Ruby on Rails」の人気が高く、Railsを使うためにRubyを習得する人がいるほどです。

Rubyでできることは次になります。

Rubyは「Enjoy for Programing!（プログラミングを楽しもう！）」を理念として開発されており、コードが書きやすく読みやすいことが特徴です。

就職難易度が低く、日本語の情報も豊富にあるため、初心者でも学びやすい言語と言えます。
「プログラミング未経験からWebアプリケーション開発をしたい！」という方におすすめですよ。

機械学習システムの開発も一応可能ですが、RubyよりPythonのほうが主流です。

3.Python

Pythonは、AI（人工知能）・機械学習分野を中心に使用されているプログラミング言語です。
ビッグデータやIoT分野などさまざまな最新技術で活用でき、汎用性も高いことから注目が集まっています。

Pythonでできることは次のとおりです。

コードがシンプルで誰が書いても読みやすいことが特徴です。
Pythonプログラミング自体は習得難易度が低めで、初心者でも比較的学びやすいでしょう。

ただ、AI（人工知能）開発やデータ解析などでは、それぞれ専門的な知識が必要になります。

「最新技術に携わりたい！」という方にはおすすめです。

4.Swift

Swiftは、iOSやMacOSなどApple社製のOS向けアプリ開発のために作られたアプリです。

現在、新しく開発されるiOSやMacOSアプリの多くがSwiftで開発されています。

Swiftでできることは次のとおりです。

これまで、Apple社製のOS向けアプリ開発にはObject-Cという言語が使われてきました。
しかし、独特な記述方法でわかりにくかったため、より書きやすい言語としてSwiftが作られたのです。

現在、iOSやMacOSなどのアプリの新規開発では、Swiftが主流として使われています。

また、Webアプリケーション開発にも使用可能です。
今後は開発できる幅がさらに広がる、将来性のある言語といえます。

「iPhoneアプリを開発したい！」という方はSwiftを選びましょう。

5.PHP

PHPは、WebサイトやWebアプリケーション開発を中心に使用されているプログラミング言語です。

できることは次になります。

WordPressは、世界で圧倒的なシェアを獲得しているCMS（Contents Management System：コンテンツ管理システム）です。
世界中のWebサイトの約40％はWordPressで作成されているとも言われ、高い人気があります。

WordPressはPHPで開発されているため、PHPを使えばカスタマイズが可能です。
PHPの案件も豊富にあります。

PHPは文法がシンプルで書きやすいため、初心者でも学びやすい言語です。

6.C言語

C言語は、現在使われているプログラミング言語のなかでも歴史が古く、人気が高いプログラミング言語です。

主に、ハードウェアを動かすためのシステムを開発するために使われてきました。

C言語でできることは次になります。

よく使われるのは、組込み系のソフトウェア開発です。
パソコンや周辺機器、家電といった電化製品のシステムを開発します。

習得難易度は高く、初心者には難しい言語です。
しかし、習得すれば幅広いソフトウェアを作ることができ、ほかの言語を学習するときの基礎にもなります。

7.JavaScript

JavaScriptは、Webページに動きを入れられるプログラミング言語です。

主に、ユーザーの目に見える部分であるフロントエンドを開発するために使われます。

JavaScriptでできることは次のとおりです。

Webサイト作成では、画像拡大表示やアニメーション、リロード不要で表示内容の変更をさせるといった動きをつけられます。

「Vue.js」や「jQuery」といったフレームワークやライブラリも人気が高いです。

JavaScriptは初心者向けのプログラミング言語で、初めての学習にも適しています。

「Webサイト作成をしたい！」という方は是非身につけておきましょう。

プログラミング言語を学ぶ5つのメリット

おすすめのプログラミング言語についてお伝えしました。
あなたのしたいことに合わせてぴったりのプログラミング言語を学びましょう。

プログラミング学習にはたくさんのメリットがあります。

メリットを知ることで、学習のモチベーションになるはずです。

ここでは、プログラミング言語を学ぶ5つのメリットをご紹介します。

それでは見ていきましょう。

1.アイデアを具現化できる

プログラミングスキルがあればアイデアを自分の手で具現化できます。

これまで、

と考えたことはないでしょうか。

自分でプログラムを構築できれば、アプリや機能、ゲームなどを自分で作れます。

プログラミングでアイデアを実現できると、身の回りがより楽しく便利になることでしょう。

アイデアに溢れている人、ものづくりが好きな人には大きなメリットといえるのではないでしょうか。

2.就職先の幅が広がる

プログラミング言語を学ぶメリットとして、就職先の幅が広がることが挙げられます。

スキルを活かすことで、IT業界へ転職可能です。

IT業界ではプログラミングスキルを持つ人材が不足しています。
スキルがあれば、就職活動が有利に進むでしょう。

また、IT業界はリモートワークやフレックスなど柔軟な働き方を積極的に取り入れています。
プログラミングを習得すると、キャリアや働き方の可能性も広がるのです。

副業や独立をすることもできます。
実績や経験を積み重ねれば、高収入を得られるでしょう。

3.業務を効率化できる

プログラミング言語を習得して、業務を効率化することもできます。

仕事のパソコン業務でExcel（エクセル）を使うという企業は多いです。
大量のデータをシートに入力したり、細かい計算をしたりなど、手間のかかる作業に悩まされているという方もいるのではないでしょうか。

プログラミングのVBA（Visual Basic for Applications）を扱えるようになれば、Excel業務の単純作業を一気に効率化できます。

VBAとはMicrosoft Officeソフトの拡張機能で、簡単なプログラムを書くことで処理を自動化できる言語です。
業務を自動化して、効率よく仕事をこなせるようになります。

VBAについてはこちらの記事でも紹介しているので、自動化に興味がある方は読んでみてください。

4.論理的な思考力がアップする

プログラミング言語を学ぶと、論理的な思考力がアップするというメリットもあります。

論理的な思考力とは、筋道を立てて物事を考える力のことです。
ビジネスでも重視される能力で、コミュニケーションや課題解決に役立ちます。

プログラミングでは、コードの論理を理解しなければ正しく動作するプログラムを記述できません。
みずから論理立ててコードを書くことでプログラムを構築するため、論理的思考力が自然と磨かれます。

また、エラーが発生したときには、原因解明と解決のために論理的思考が必要です。
「なぜエラーが起きているのか」と問題の元をたどること自体、論理的思考となります。

「論理的思考力を身につけたい」と感じている人は、プログラミング言語の学習がおすすめです。

5.趣味にできる

プログラミング言語を学ぶメリットに、趣味にできることがあります。

実は、趣味としてプログラミングを楽しむ人は少なくありません。
プログラミングの世界は奥深く、開発はものづくりを大いに楽しめます。

プログラミングスキルを習得したからといって必ずしも仕事に結びつける必要はないのです。

自分のお気に入りの言語を見つけたら、とことん楽しんでみましょう。
最初のうちは学習でつまづくこともあるかもしれませんが、楽しさに目覚めれば充実した趣味になります。

知的好奇心が旺盛な人やものづくりが好きな人には嬉しいメリットではないでしょうか。

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プログラミングを学ぶ方法3選

プログラミングを学ぶメリットについてお伝えしました。
毎日の仕事やプライベートにも活かせます。

「プログラミングってどうやって学習したらいいんだろう？」と疑問に思っている方もいるでしょう。

ここでは、プログラミングを学ぶ方法3選をご紹介します。

それぞれ見ていきましょう。

1.オンラインスクール

プログラミングを効率よく学ぶ方法として、オンラインスクールがあります。

オンラインスクールは、パソコンやスマートフォンからオンラインで授業を受けられる形式です。
時間や場所にとらわれずに学べて、高い品質の学習を受けられます。

オンラインスクールの「DMM WEBCAMP」では、次のような特徴からプログラミング未経験者に人気です。

「プログラミングスクールは料金が高いから受けにくい」と感じている方もいるでしょう。

料金を抑えたい方は、DMM WEBCAMPで最大56万円が支給される「教育訓練給付金」を活用する方法もあります。

オンラインスクールはプログラミング学習に最適の環境です。
「ひとりで学習するのは不安」という方は検討してみましょう。

2.書籍

プログラミングの学習方法として書籍もおすすめです。

世の中には、プログラミングについて書かれた書籍が数多くあります。

プログラミング言語別やレベル別、目的別などで選べるので、自分が学びたい情報を体系的に学びやすいです。

初心者向けの書籍なら料金も2,000円前後とリーズナブルで、手が届きやすいでしょう。
持ち歩きもしやすいので、スキマ時間を活用した学習も可能です。

プログラミング学習におすすめの書籍についてはこちらの記事でもまとめています。
書籍で学びたい方は参考にしてみてください。

3.無料サイトで独学

プログラミングの学習には、無料サイトで独学する方法もあります。

無料サイトにもあらゆる種類があり、

などさまざまです。

ただし、独学は挫折しやすいというリスクがあります。
「ひとりで学習することに不安がある」「三日坊主になりやすい」という方は注意してください。

無料の学習サイトでも、うまく使えば基本知識を身につけることができます。
学習を始める最初の段階にはおすすめです。

次の記事では学習サイトについて目的別にまとめています。
よければご覧ください。

まとめ：「何をしたいか」を考えて言語を選ぼう

今回は、プログラミングでできることについてお伝えしました。

プログラミングではあらゆることができますが、プログラミング言語によってできることは変わります。

自分が何をしたいのかを明確にして、適したプログラミング言語を選ぶことが大切です。

これからプログラミング学習を始める方は、ぜひ「何をしたいか」を考えてみてください。

スキルを身につけて、やりたいことを実現する力を手に入れましょう。

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