プログラミングで作りたいものがないときの探し方と学習ステップを解説
「プログラミングで作りたいものを見つけるにはどうしたらいい?」
「そもそもプログラミングでなにが作れるのだろう」
と思うことはありませんか?
プログラミング学習をはじめても、作りたいものがないと学習のやる気が出ないですよね。
では、プログラミングで作りたいものを見つけるにはどうすればよいのでしょうか?
そこで今回は、
- プログラミングで作りたいものを探すコツ
- プログラミングで作りたいものが見つからない原因
- 作りたいものが見つかった後の学習方法
について詳しく解説します。
この記事を見ればなぜプログラミングの作りたいものが見つからないのか、さらにどうすれば見つかるのかがわかります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
プログラミングで作りたいものがない場合に作りたいものを探すコツ5つ
プログラミングで作りたいものがない場合は、見つけるためのコツを知らないだけかもしれません。
プログラミングで作りたいものを探すコツは、以下の5つです。
- あったら便利なものを考えてみる
- 既存のアプリやWebサービスから探してみる
- プログラミングの知識を増やす
- サンプルコードを改良してみる
- 既存のサービスを真似してみる
それぞれの探すためのコツを詳しく紹介していきます。
1.あったら便利なものを考えてみる
プログラミングで作りたいものがない場合は、まず「こんなアプリケーションがあったら便利なのに」というところから考えてみましょう。
考えはじめから「高機能なものでなくてはいけない」と思うと、なかなかアイデアが出てこないものです。
例えば、下記のような簡単なもので問題ありません。
- 自分が持っている洋服を管理するアプリ
- 観葉植物にいつ水をあげたかを管理するアプリ
- 自分の買った本を管理するアプリ
既存で似ているアプリがあっても、まずは転職や副業の際のポートフォリオとして作りはじめてみましょう。
2.既存のアプリやWebサービスから探してみる
プログラミングで作りたいものがない場合、既存のアプリやWebサービスを参考にすることで、自分の作りたいものがみえてきます。
実際にアプリやWebサービスに触れることによって、こんなものを作りたいと思えるアイデアが浮かんでくるかもしれません。
既存のアプリやWebサービスを探す際は、以下のサイトから探してみましょう。
- App Store
- Google Play
上記のサイトには企業が開発したものだけでなく、個人開発者の人たちのアプリもあるため、アイデアの参考になります。
3.プログラミングの知識を増やす
プログラミングの知識を増やすことで、作りたいものがみえてくる場合もあります。
理由としては、プログラミングの知識が乏しく、そもそもプログラミングで何を実現できるかがわかっていないことがあるからです。
プログラミングの学習サイトや本で知識を増やす以外にも、以下のように知識を増やしていきましょう。
- さまざまなWebサービスやアプリに触れてみる
- アプリやサービスのプログラムをみてみる
- かんたんなプログラムを組んでみる
プログラムで何ができるのかを知り、実際に触ってみることでプログラムで何が実現できるかがを理解できます。
何が実現できるかを理解できることで、実際に自分が作りたいものが具体的になりイメージが湧いてきます。
4.サンプルコードを改良してみる
プログラミングの参考書や学習サイトに載っているサンプルコードを改良してみると、自分で作りたいものがみえてきます。
サンプルコードのソースを変えてみると、もともとのアプリやWebサービスとは違う動きになり、アイデアが刺激されるからです。
- if文を増やしてみる
- 入力値を増やしてみる
- 「自分だったらこうする」などの変化を加える
0から自分の作りたいものを見つけるのは、プログラミング初心者にはなかなかハードルが高いです。
しかし、サンプルコードに変化を加えていく途中で「こういうアプリがあると良さそう」といった新たな発見があります。
5.既存のサービスを真似してみる
プログラミングで作りたいものがない場合、既存のサービスの真似からはじめてみるのもおすすめです。
既存のサービスのソースを真似して書いてみることで、既存のサービスがどのように実装されているかを深く理解できます。
今あるWEBサービスを丸パクリして作ると聞くと簡単そうに思いますが、決して簡単なことではありません。
1から少しずつエラーを無くしながら完成させることは、プログラミング初心者にとって大きな経験になります。
また、既存のサービスの真似の過程で得た知識や経験から作りたいものが見つかることもあります。
効率よくプログラミングを学習したいという方には、プログラミングスクールがおすすめです。
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プログラミングで作りたいものが見つからない4つの原因
プログラミングで作りたいものが見つからないのは、いくつかの原因が考えられます。
なかでも下記の4つの原因はプログラミング初心者にありがちなものです。
- いきなり作りたいものなんて構想できないから
- 高度なものじゃないと駄目と思っているから
- 何が作れるのかわかっていないから
- プログラミング知識が浅いから
もしプログラミングで作りたいものが見つからない場合は、これからお伝えする原因に自分の状況が当てはまるか確認してみましょう。
1.いきなり作りたいものなんて構想できないから
プログラミングで作りたいもののアイデアが浮かぶようになるのは、プログラミングのスキルが身についてからです。
なぜならプログラミングのスキルが身につくと「何を実現できるのか」が理解できるようになるからです。
そのため、いきなり作りたいものの構想できないのは珍しいことではありません。
プログラミング学習を進めながら、既存のアプリやWebサービスを知っていく過程で作りたいものもみえてくるはずです。
ただし、プログラミング学習を進めても作りたいものが見えてこない場合、プログラミング学習のモチベーションを維持するのが難しくなります。
作りたいものがないと「何のために学習しているのだろう」と感じてしまいます。
プログラミング学習を進めながら、並行して作りたいものを探していきましょう。
2.高度なものじゃないと駄目と思っているから
高度なものを作らないと駄目と思っていることが原因で、作りたいものが見つからない方は多いです。
そのような方は、「しっかりとしたものじゃないと人に見せるのは恥ずかしい」と感じているため、ますます作りたいものが見つからない状況に陥ってしまいます。
どのアプリやWebサービスも最初から高度なものではありません。TwitterやFacebookなどのいまでは有名なSNSでも、最初はシンプルな機能のものでした。
まずはシンプルな機能のアプリやWebサービスを作り、後から機能を付け加えてクオリティを高めていくのがおすすめです。
3.何が作れるのかわかっていないから
何が作れるのかわかっていないことが原因で、最初から「こんなものは作れないだろうな」とアイデアに制限をかけているケースもあります。
何が作れるのかわかっていなくて作りたいものが見つからない場合は、有名なプログラミング言語でどのようなアプリやWebサービスが作られているかを調べてみるのがおすすめです。
- PHP:Webサービス
- Java:デスクトップアプリやAndroidアプリ
- Python:Webサービス
上記のように扱うプログラミング言語によって、作れるものは違います。
自分が興味のある言語から作りたいものを考えるのもひとつのアイデアです。
4.プログラミング知識が浅いから
プログラミング知識が浅いと、自分の実現できる範囲内のアイデアしか出てこないため、作りたいものが見つからないことがあります。
そのため「作りたいものがない=できることが少ない」状況である可能性が高いです。
プログラミング知識が浅いと感じたら、下記を実践してプログラミング知識を深めていきましょう。
- プログラミングスクールに通ってプログラミングを体系的に学ぶ
- プログラミングの勉強会に参加して視野を広げる
- アプリやWebサービスを色々試してみる
プログラミング知識が深まることで視野が広がり、作りたいものが見つかります。
プログラミング学習にはゴール設定が大切!3つの理由や具体的な方法を解説プログラミング学習で作りたいものを決めたほうが良い理由4つ
プログラミング学習で作りたいものを見つけるのは難しいかもしれません。
しかし、作りたいものを決めると多くのメリットがあります。
ここでは、作りたいものを決めたほうが良い理由を4つ紹介します。
- ゴールが明確になる
- モチベーションがアップする
- 勉強効率が上がる
- 制作物があると転職の際に有利になる
どのメリットもプログラミング学習をスムーズに進めるために重要です。
以下で、詳しく紹介していきます。
1.ゴールが明確になるから
作りたいものがはっきりしていると、ゴールが明確になるため学習プランも立てやすくなります。
もしゴールが明確でないと、自分の進む方向性や学習のスピードが適切なのかが曖昧になってしまいます。
ゴールが明確になる得られるメリットは、以下の3つです。
- ゴールに必要な知識の学習で済むので、学習時間を短縮できる
- 進む方向性が明確になるので、学習途中で迷わずにすむ
- いつまで学習を続ければいいのかと考えずにすむ
ゴールが明確でないと、どこに向かって学習を進めればよいのかわからず、やる気を失ってしまう可能性もあります。
2.モチベーションがアップするから
自分の作りたいものが見つかると、プログラミング学習のモチベーションがアップします。
プログラミング学習は地道な作業が続くため、ゴールが明確でないといつまで学習を続ければよいのかわからずモチベーションを失ってしまうからです。
プログラミング学習の挫折率は約9割といわれており、モチベーションの維持が最大の課題です。
逆にいうと、モチベーションさえ維持できればプログラミング学習は継続できます。
モチベーションの維持のためにも、作りたいものは明確にしておきましょう。
3.勉強効率が上がるから
作りたいものを明確にしてプログラミングの学習を進めると、勉強効率が上がります。
理由としては、ゴールが決まっていればそこに向けて学習スケジュールを立てられるからです。
学習スケジュールを立てることで、むだな勉強をせずにすみます。
プログラミング学習で作りたいものを決めておくことで、以下のようなむだな時間を省くことができます。
- 作りたいものが見つかったけど、自分が学習している言語とは別のものだった
- 特に学びたい言語が決まっていなかったので、複数の言語に手を出してしまった
プログラミング学習は時間がかかるため、勉強の効率性はモチベーション維持のためにも重要です。
4.制作物があると転職に有利だから
実際に制作したアプリやWebサービスがあると、転職時に有利になります。
理由としては、制作物を見せることでスキルをアピールできるからです。
転職時だけでなく、以下のようなシチュエーションでも制作物があることで有利になります。
- プログラミング実経験がない場合、意欲のアピールになる
- フリーランスや副業で案件を獲得する際の営業資料になる
制作物を作るためには、必要なスキルを把握しておかなければいけません。
必要なスキルを学習するためにも、作りたいものを決めて学習プランを立てる必要があります。
プログラミングスキルを身につけ、転職活動を有利に進めたい方にはプログラミングスクールがおすすめです。
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社会で必要なITのスキルを身につけて、市場価値を高めましょう。
「今の働き方に不満はあるけど、日々の業務が忙しくてゆっくり考える時間がない…」
そんな悩みを持つ方に向けて【DMM WEBCAMP】では無料のキャリア相談を実施しています。
ビデオ通話で相談をすることができるため、仕事で忙しい方でもスキマ時間に気軽にカウンセリングを受けることも可能です!
プロのキャリアカウンセラーと一緒に、今後のキャリアについて考えてみませんか?
プログラミング作りたいものが決まった後の学習ステップ3つ
プログラミング学習を効率的に進めていくステップを紹介します。
学習ステップは、以下の3ステップになります。
- 学習サイトで基礎を身につける
- 成果物を作ってみる
- わからないところを調べてみる
プログラミングは一度学習しただけでは理解することが難しいため、上記の3ステップを繰り返すことが重要です。
それぞれのステップを確認していきましょう。
1.学習サイトで基礎を身につける
プログラミング学習の最初のステップとして、まずは学習サイトで基礎を身につけることからはじめましょう。
なぜなら基礎を学習サイトで体系的に理解しておくことで、応用の学習も比較的スムーズに理解できるようになるからです。
おすすめの学習サイトは、以下のサイトです。
多くの学習サイトは基礎知識が体系的にまとめられているため、最初のステップとしておすすめです。
一度の学習だけで基礎知識を理解するのは難しいため、何度も繰り返し学習していきましょう。
2.成果物を作ってみる
学習サイトで基礎知識を理解したら、次は実際に成果物を作ってみましょう。
理由としては、成果物を作ってみることで実際のプログラミングの理解度を把握できるからです。
また、成果物としてアウトプットすることで、よりプログラミングの理解が深まるメリットもあります。
どのような制作物を作ったらいいか迷ったら、以下の方法を参考にしてみてください。
- 既存のWebサービスを真似してみる
- あったら便利なアプリを考えてみる
- 架空の店舗や企業のWebサイトを制作する
成果物を作ってみて足りない知識があったら、再度学習サイトで復習しましょう。
3.わからないところを調べてみる
プログラミング学習を進めていくと、学習サイトには載っていないわからない点が出てきます。
わからないことが出てくるのは、プログラミング学習をはじめた人全員が経験することなので、調べながら進めていきましょう。
わからないところを調べる方法としては、下記の方法があります。
- 検索して調べる
- エンジニアの質問サイトで質問する
- エンジニア勉強会に参加する
わからないところを調べるスキルは、プログラミング学習を進めていく上で重要なスキルです。
なぜならエラーの対処法がわからず、プログラミング学習を挫折する人が多いからです。
相談できる環境を整えるなどの対策を実施しましょう。
プログラミング学習の際に意識すべきポイント3つ
プログラミングは、漠然と学習を進めて身につくものではありません。
プログラミング学習の際は、以下の3つのポイントを意識することでプログラミングの理解が深まります。
- 学習の目的を明確にする
- 毎日学習する
- 質問できる環境を用意する
それぞれのポイントを解説していきます。
プログラミングのスキルが身につくように、自身の学習の際に意識してみてください。
1.学習の目的を明確にする
プログラミングを学習する前に意識すべきことは、自分が何のために学習するのかの目的を明確にしておくことです。
なぜなら漠然とプログラミングを学習していても、モチベーションが維持できずに挫折してしまうからです。
自分の目指すべき目的がしっかりと明確になっていれば、目的に向かって学習プランが立てられます。
学習プランを立てる際は、下記の3つは最低限決めておきましょう。
- プログラミング学習の目的
- 必要なスキルの洗い出し
- いつまでに実施するのか
目的から逆算して、学習プランを決めます。
2.毎日学習する
プログラミング学習では、毎日学習するのが重要です。
なぜなら毎日少しでも学習することで、プログラミング学習の習慣が身につき挫折する可能性が下がるからです。
毎日学習するための工夫として、下記を参考にしてみてください。
- 仕事帰りにカフェに寄ってプログラミング学習をする
- 最初の目標を「学習サイトを開く」などにして行動のハードルを下げる
- SNSでプログラミング学習仲間を見つける
プログラミング学習を習慣化し、プログラミングスキルを身につけましょう。
3.質問できる環境を用意する
プログラミング学習は、質問できる環境を用意できるかどうかで継続できるかが大きく変わります。
プログラミングを学習する際に、わからないと思った時に質問できないと解決できず、途中で挫折してしまうからです。
だからこそ、プログラミング学習は質問できる環境が重要になります。
質問できる環境を作る方法は、以下の方法があげられます。
- プログラミングスクールに通う
- プログラミングの質問サイトやサービスを利用する
- プログラミングに詳しい知り合いを探す
プログラミング学習を継続するためにも、質問できる環境を整えましょう。
作りたいものがないが教養としてプログラミングを学ぶのもあり
作りたいものがない場合でも、プログラミングを教養として学ぶことは非常にメリットがあります。
なぜならプログラミングを学ぶことで、スキルだけでなく思考力も身につくからです。
プログラミングで身につくスキルは、以下の3つです。
- 問題解決能力
- 論理的思考力
- マネジメント能力
思考力に加えて、ITの新技術を知って活用できることは、ビジネスパーソンとしてのスキル向上にもつながります。
このことから、プログラミングを教養として身につけ、ビジネススキルを向上させようとしている人も増えています。
まとめ:作りたいものを見つけ、短期間で作り上げよう
「プログラミングで作りたいものがない」という人は、プログラミング学習をはじめたばかりの人でたくさんいます。
多くの人が悩むことだからこそ、原因や解決策が具体的になっているので今回の記事を参考に作りたいものを見つけてください。
以下は今回の記事のまとめです。
- プログラミングの作りたいものを見つけるには、知識を増やしたりさまざまなアプリに触れる
- プログラミングで作りたいものがないのは原因があり、それがわかれば見つけられるきっかけになる
- 作りたいものが見つかると、プログラミング学習に多くのメリットがある
プログラミングで作りたいものが見つかると、プログラミング学習の楽しさが増します。
プログラミング学習の楽しさが増すことで、プログラミングの理解度が深まりプログラミングスキルの身につくスピードが格段にあがります。
もし最短で作りたいものを見つけてプログラミングスキルを身につけるなら、プログラミングスクールを利用するのがおすすめです。