データベースエンジニアがやめとけと言われる理由7つ!向いている人の特徴や未経験からなる方法も紹介

公開日: 2022.02.14
更新日: 2024.05.31
データベースエンジニア やめとけ

「データベースエンジニアはやめとけというのは本当?」
「データベースエンジニアはやめとけといわれる理由はなに?」

と思うことはありませんか?

データベースエンジニアを目指そうとしても、ネガティブな意見が多いと目指すべきか迷ってしまいますよね。

では、データベースエンジニアはやめとけといわれる理由にはどのようなものがあるのでしょうか?

そこで今回は、

  • データベースエンジニアがやめとけといわれる理由
  • データベースエンジニアに向いている人の特徴
  • 未経験からデータベースエンジニアを目指す方法

について詳しく解説します。

この記事を見れば、データベースエンジニアはやめとけと言われる理由がわかり、データベースエンジニアの目指し方が理解できます。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

データベースエンジニアがやめとけと言われる理由7つ

迷う人々

データベースエンジニアが、なぜやめとけといわれているのかを紹介していきます。

共通する要素としては、専門性が高く、幅広いスキルが必要なことです。

データベースエンジニアがやめとけといわれる理由は、以下の7つです。

  1. データベースエンジニアの働ける職場は限られる
  2. 一人で業務をするため孤独を感じやすい
  3. 他メンバーとのコミュニケーションが必要
  4. 新たにクラウドに対応できるスキルを身につける必要がある
  5. エラーを起こすとシステムが停止するため責任が重い
  6. 裏方の仕事になるため地味な作業が多い
  7. 計画どおりに進まないことが多い

それでは、データベースエンジニアがやめとけといわれる理由7つを見ていきましょう。

1.データベースエンジニアの働ける職場は限られる

データベースエンジニアはその他のITエンジニアと比べ、働ける職場が限られているデメリットがあります。

理由としては、データベースエンジニアの業務内容は、インフラエンジニアがまとめて担当することが多いからです。

また、大手の会社であっても、データベースエンジニアの募集人数少なく、転職で選択肢が限られてしまいます。

働ける職場が限られることから、データベースエンジニアはやめとけといわれています。

2.一人で業務をするため孤独を感じやすい

データベースエンジニアは、一人で業務をすることが多いため、孤独を感じやすい職種です。

なぜなら、開発チームの中にデータベースエンジニアは、一人で入ることが多いからです。

また、一人で業務をおこなうため、データベースに関する業務が集中します。

その結果、労働時間が長くなってしまうこともあります。

なので、孤独を感じやすく労働時間が長くなってしまうことから、データベースエンジニアはやめとけといわれます。

3.他メンバーとのコミュニケーションが必要

データーベースエンジニアは、業務は一人でおこなうことが多いですが、他メンバーとのコミュニケーションは必要です。

なぜなら、データベースの設計や開発は、開発担当者や別部門との協力が必要となるからです。

  1. クライアントのヒアリング
  2. 他メンバーとのプロジェクト開発での情報交換
  3. システムを利用する担当者への説明

このように、データベースエンジニアがやりとりをおこなう人は多くいます。

また、データベースエンジニアがやりとりをおこなう人は、データベースの知識があるわけではないため、わかりやすく説明しなければいけません。

こうした理由から、データベースエンジニアはコミュニケーションスキルが必要なため、やめとけといわれる原因のひとつになっています。

4.新たにクラウドに対応できるスキルを身につける必要がある

データベースエンジニアは、技術の変化により、クラウドに対応できるスキルを今後身につけていく必要があります。

理由としては、データベースのクラウド化が進んでいるため、今のスキルのままだと需要が先細りになっていくからです。

そのため、以下のようなクラウドのスキルを身につけていきましょう。

  • 仮想化のスキル
  • クラウドサービスのスキル
  • クラウド全般の基礎知識

データベースエンジニアは、今のデータベースエンジニアとしてのスキルに加えて、クラウドのスキルも身につける必要があります。

データベースエンジニアは、スキルアップが欠かせないため、やめとけといわれる原因のひとつとなっています。

5.個人情報を取り扱うため責任が重い

データベースエンジニアの職種は、扱うデータが大量の個人情報などのため、責任が重くなります。

なぜなら、万が一にも情報漏えいなどが起こると、企業に重大な損失を与える可能性があるからです。

データベースに格納される情報は、以下のような個人情報になります。

  • 住所や郵便番号
  • 医療情報
  • クレジットカード番号

データベースを扱うのは責任が重いため、データベースエンジニアはやめとけといわれます。

6.地味な作業が多い

データベースエンジニアは、地道な作業が多い職種といえます。

なぜなら、監視や運用の仕事などであれば、設計やチューニングの設定など、誰からも見られない作業が多いからです。

フロントエンドの開発など、ユーザーの目に触れる部分の実装であれば、わかりやすい仕事です。

しかし、データベースエンジニアの仕事は地味なポジションの仕事になります。

なので、データベースエンジニアの仕事は地味な仕事が多く、やめとけといわれる原因のひとつです。

7.計画どおりに進まないことが多い

データベースエンジニアの仕事は、計画どおりに進まないことが多いため、やめとけといわれます。

なぜなら、クライアントの意向によって左右され、計画どおりに進まないことが多くあるからです。

そのため、クライアントの要望に合わせて、さまざまなことに折り合いをつけながら仕事をすすめていきます。

クライアントに振り回されないようにするためには、以下の3つのスキルを身につけ、顧客折衝スキルを高めていきましょう。

  • 傾聴力
  • 論理的思考力
  • 提案力

スケジュールどおりに進めていくために、上記スキルを身につけていきましょう。

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データベースエンジニアが感じるやりがい3つ

飛ぶ男性二人

データベースエンジニアは、やめとけと言われるネガティブな部分もあります。

しかし、データベースエンジニアだからこそ感じられるやりがいもあります。

データベースが感じるやりがいは、以下の3つです。

  1. 機密情報や規模が大きい企業の重要な仕事にたずさわれる
  2. データベースだけでなくさまざまなテクノロジーに触れられる
  3. 開発プロジェクトの主要メンバーになることが多い

それぞれをみていきましょう。

1.規模が大きい企業の重要な仕事にたずさわれる

データベースエンジニアのやりがいのひとつは、規模が大きい企業の重要な仕事にたずさわれることです。

なぜなら、規模が大きい企業とかかわることはスキルアップにもつながるため、自信を持てるようになり、やりがいを感じられるからです。

重要な仕事であるため責任も重くなりますが、データベースエンジニアとしてキャリアアップしていくためには、必要な経験になります。

案件によりますが、以下のような仕事にたずさわれます。

  • 政府系の機密情報を保管するデータベース
  • 銀行が扱う金融データを保管するデータベース

規模が大きい企業の重要な仕事にたずさわれるのは、データベースエンジニアのやりがいのひとつです。

2.データベースだけでなくさまざまなテクノロジーに触れられる

データベースエンジニアは通常業務において、データベースだけでなく、さまざま最新テクノロジーにふれられます。

なぜなら、データベースはシステム開発において必要不可欠なものであるため、システム開発に必要なネットワーク技術やセキュリティ技術にもたずさわれるからです。

また、データベースエンジニアは、以下のような最先端の技術にも関わることが増えています。

  • クラウド
  • ビッグデータ
  • AI開発

業務をとおして、これらのスキルを身につけることは、データベースエンジニアとしてのキャリアも広がります。

3.開発プロジェクトの主要メンバーになることが多い

データベースエンジニアのやりがいのひとつとして、開発プロジェクトの主要メンバーになることが多いことがあげられます。

なぜなら、データベースの専門的なスキルを持った専門家が少ないからです。

プロジェクトの主要メンバーとして働けることで、責任のあるポジションを任され、仕事のやりがいを感じやすくなります。

開発プロジェクトの主要メンバーとして選ばれるためには、以下のスキルをデータベースエンジニアとして身につけておきましょう。

  • データベース管理システムの知識
  • データベースを操作するスキル
  • データ利活用に必要なデータマイニングなどの知識

データベースエンジニアは、専門性の高い職種のため、覚えるべきスキルも多いですが、その分大きな責任のある立場で働けるメリットがあります。

データベースエンジニアに向いている人の特徴3つ

紙飛行機で向かう3人

データベースエンジニアは誰でも向いているわけではありません。

しかし、向いている人にはある程度の共通点があります。

データベースエンジニアに向いている人の特徴は、以下の3つです。

  1. 論理的思考力のある人
  2. 問題解決力のある人
  3. 几帳面な人

それぞれの特徴について詳しくみていきましょう。

1.論理的思考力のある人

データベースエンジニアに向いている人の特徴として、論理的思考力がある人があげられます。

なぜなら、データベースの設計や実装には論理的思考力が欠かせないからです。

具体的には、以下のようなときにデータベースエンジニアは論理的思考力が必要になります。

  • ビジネス全体から見てどのようなデータベースを作るべきか
  • 予算や納期がある中で最適なデータベースは何なのか
  • データベース構築後、管理しやすい方法はどれか

また、これらを考えることができる上に、実践できるスキルももとめられます。

2.問題解決力のある人

データベースエンジニアは、問題解決力のある人が向いています。

なぜなら、データベースエンジニアは、突発的なデータベースのトラブルを早急に解決するスキルが必要だからです。

日々の業務の中で、以下のようなトラブルを解決していかなければいけません。

  • 接続できなくなった
  • 処理が止まった
  • バックアップから復旧できなくなった

そのため、都度トラブルを解決できる能力がもとめられます。

なので、問題解決力のある人は、データベースエンジニアに向いているといえます。

3.几帳面な人

データベースエンジニアは、几帳面な人が向いています。

なぜなら、データベースエンジニアの仕事は、設計やチューニングの設定など、細かい作業が多いからです。

そのため、几帳面な性格で漏れがないように作業をする慎重さが必要になります。

データベースの作業をきちんとおこなえないと情報漏えい等のリスクも高まり、企業にも損害を与えてしまう可能性もあるでしょう。

つまり、細部まで徹底的に手順に落とし込んで、正確に遂行する几帳面な人は、データベースエンジニアに向いているのです。

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データベースエンジニアに向いていない人の特徴2つ

考える女性

データベースエンジニアに向いていない人の特徴は、以下の2つです。

  1. 問題意識を持てない
  2. 地味な作業が苦手

データベースエンジニアにはスキルは必要ですが、そもそも向いていない人がいるのも事実です。

それぞれの特徴を解説していきます。

1.問題意識を持てない

問題意識を持てない人は、データベースエンジニアに向いていないといえます。

なぜならデータベースエンジニアは、常に問題意識を持ってよりよく仕事をするためにはどうしたらよいかという姿勢が求められるからです。

具体的には、普段の仕事の中で以下のような問題意識を持つことが重要になります。

  • データベース構築を効率よくおこなうためにはどうしたらよいか
  • クライアントの要望とは違うが、こちらのほうが使い勝手がいい

問題意識を持てないと、ただ作業をするだけになってしまい、キャリアアップなども難しくなってしまいます。

なので、問題意識を持てない人はデータベースエンジニアに向いていないといえます。

2.地味な作業が苦手

データベースエンジニアに向いていない人の特徴として、地味な作業が苦手なことがあげられます。

なぜなら、データベースエンジニアの仕事はトライアンドエラーの繰り返しになるため、基本的には地味な作業がメインだからです。

また、新たな技術やシステムを使うときは、どのように使うのかを実際に作業しながら手探りで進めていくこともあります。

なので、地味な作業が苦手な人は、データベースエンジニアが向いていないといえます。

未経験からデータベースエンジニアに転職するための方法2つ

船に乗った男

未経験からデータベースエンジニアに転職するには、データベースエンジニアに必要なスキルを身につけなければいけません。

そのためにおすすめな学習方法は、以下の2つです。

  1. データベース関連の資格を取得し、スキルを証明する
  2. プログラミングスクールに通ってスキルを身につける

データベースエンジニアは、専門性の高い職種ですが、未経験からであっても目指すことは不可能ではありません

それぞれの方法を詳しくみていきましょう。

1.データベース関連の資格を取得し、スキルを証明する

データベースエンジニアになるために資格を必須ではありません。

しかし、データベースエンジニアには高度な専門知識やスキルが必要になるため、資格を取得しておくことで客観的なスキルの証明になります。

データベース関連の代表的な資格として、

  • 情報処理技術者試験
  • データベーススペシャリスト試験
  • Oracle Master
  • OSS-DB
  • MCP(マイクロソフト認定資格プログラム)

などがあげられます。

データベースの資格試験は、データの基盤となるサーバーの知識や、システムの要件定義・設計に至るまで、とても広範囲なものが多いです。

したがって、これらの資格を持つことで、データベースに留まらない高いITスキルを証明することができます。

2.プログラミングスクールに通ってスキルを身につける

プログラミングスクールを活用することで、未経験であってもスムーズにスキルを身につけられます。

なぜなら、プログラミングスクールは未経験者向けのカリキュラムが組まれている上に、現役エンジニアにいつでも質問可能な環境だからです。

また、プログラミングスクールは、他にも以下のようなメリットがあります。

  • 転職サポートが受けられる
  • エンジニアに必要な学習習慣が身につく
  • 学習仲間がみつかる

独学での学習に不安を感じる方は、プログラミングスクールでの学習がおすすめです。

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今後データベースエンジニアに求められるスキル2つ

一輪車の乗る男性

今後データベースエンジニアとして求められる2つのスキルを紹介します。

  1. データサイエンススキル
  2. セキュリティに関するスキル

上記のスキルを身につけることで、将来的にも活躍でき、市場価値を高められます。

それぞれみていきましょう。

1.データサイエンススキル

データベースエンジニアが今後求められるスキルとして、データサイエンススキルがあります。

なぜなら、データ活用の需要が増えてきており、データ収集から分析まで一貫しておこなえるスキルがあるとデータベースエンジニアとしての市場価値のあげられるからです。

データサイエンススキルは、以下のようなスキルになります。

  • データ解析モデルの構築
  • データを収集して抽出
  • 統計スキルを応用して分析

データベースの知識があることで、比較的学習コストもおさえられるため、ぜひとも身につけたいスキルのひとつです。

2.セキュリティに関するスキル

データベースエンジニアは、今後セキュリティに関するスキルを身につけておくとよいでしょう。

なぜなら、今後ますますデータ活用の需要が増えていくため、同時にセキュリティに関する需要も増えていくと予測されるからです。

データベースエンジニアがセキュリティのスキルを求められるのは、以下のような場面です。

  • データベースのアクセス権の適切な付与
  • データベースのアクセス制御
  • データの暗号化

セキュリティに関するスキルを身につけることで、データの流出や不正侵入を防げるようになります。

データベースエンジニアのキャリアパス4選

上に向かう男

データベースエンジニアとしての将来性を考え、キャリアアップしていくためにキャリアパスを考えておきましょう

データベースエンジニアのキャリアパスとしては、以下の4つになります。

  1. インフラエンジニア
  2. クラウドエンジニア
  3. データサイエンティスト
  4. データベースコンサルタント

それぞれみていきましょう。

1.インフラエンジニア

データベースエンジニアのキャリアパスのひとつとして、インフラエンジニアがあります。

今後、データベースを含めたネットワークやサーバーなどのインフラ周りをすべてこなせるエンジニアのニーズは高まっていくと予測されます。

また、AIの導入が進んでも、インフラの設計業務はAIには難しいため、将来性も高いのが特徴です。

データベースエンジニアからインフラエンジニアへキャリアパスすることで、データベースに強みをもつインフラエンジニアとして活躍できます。

2.クラウドエンジニア

クラウドエンジニアは、開発現場での需要が増加しているエンジニアです。

なぜなら、クラウドサービスの普及にともない、クラウドのスキルを持ったエンジニアが求められるようになっているからです。

クラウドエンジニアを目指すためには、データベースエンジニアのスキルに加えて、以下のスキルを身につけましょう。

  • 仮想化スキル
  • クラウドサービスをあつかうスキル
  • サーバーの構築スキル

また、クラウドが普及してきてはいますが、まだまだ自社でインフラを準備して運用するオンプレミスの企業も多いです。

なので、両方のスキルがあることで、より多くの案件に対応できるエンジニアになります。

3.データサイエンティスト

データサイエンティストもデータベースエンジニアのキャリアパスのひとつです。

なぜなら、データサイエンティストは分析業務がメインですが、分析業務をおこなうためにデータベースのスキルや知識が必要になるからです。

そのため、データベースエンジニアとしてのスキルを活かすことができます。

データベースエンジニアのスキルに加えて、新たに以下のスキルを身につけていきましょう。

  • データ分析手法
  • データ分析ソフトウェアのスキル
  • 数学や統計学の知識

今後、よりビッグデータの活用が求められるようになるため、データサイエンティストはデータベースエンジニアのキャリアパスとしておすすめです。

4.データベースコンサルタント

ITコンサルタントは、データベースエンジニアのキャリアパスのひとつです。

なぜなら、ITコンサルタントになる際は、データベースエンジニアで経験したスキルや知識が役立つからです。

クライアントに最適なデータベースを提案するには、データベースエンジニアで経験した以下のようなスキルや知識が必要になります。

  • データベースソフトウェアに関する知識
  • データベース運用の経験
  • クラウドを利用したデータベースの活用

データベースコンサルタントは、データベースに関する職種の中でも、上位の職種になります。

これまでデータベースエンジニアとして培ってきた、データベースの領域でキャリアアップしていきたい方におすすめなキャリアパスです。

まとめ:データベースエンジニアがやめとけといわれるのは、専門性の高さや幅広いスキルが必要なため

今回は、データベースエンジニアがやめとけといわれる理由について紹介しました。

以下、今回のまとめです。

  • データベースエンジニアがやめとけといわれるのは、専門性の高さや業務量の多さなどが原因
  • データベースエンジニアは大変だが、やりがいを感じられる仕事
  • 未経験からデータベースエンジニアを目指すならプログラミングスクールがおすすめ

データベースエンジニアは専門性が高く、スキルを身につけるためには努力が必要になります。

しかし、スキルを身につけることで、やりがいを感じられる仕事もでき、キャリアパスの幅も広がる職種です。

これからデータベースエンジニアを目指していきたい方は、最短でスキルが身につくプログラミングスクールがおすすめです。

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