「郵便局員を辞めたい…」辞める前にやるべきこと2つとおすすめ転職先6つを紹介
「郵便局員を辞めたい」
「郵便局の将来性が見えなくて不安」
と思うことはありませんか?
かつては、安定感のある人気の郵便局員でしたが、郵政民営化により安定がなくなり、働くことに不安を感じますよね。
では、郵便局員を辞めたいと思ったら、どうしたらいいのでしょうか?
そこで今回は、
- 郵便局員を辞めたいと思ったらやるべきこと
- 郵便局員におすすめの転職先
- 郵便局員から転職するメリット
について詳しく解説していきます。
この記事を見れば、郵便局を辞めたいと思ったときにやるべきことやおすすめの転職先について理解できます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
郵便局員を辞めたいと思う理由5つ
ここでは、郵便局員を辞めたいブラックな理由5つについて紹介していきます。
- 労働と収入が見合っていない
- 年功序列のため上司との関係が面倒臭い
- 日本郵政グループ自体に将来性を感じない
- ミスを許されない緊張感の強い仕事
- 勤め先によってはノルマがあり憂鬱
それでは、ひとつずつ紹介していきます。
1.労働と収入が見合っていない
郵便局員を辞めたい理由としてまず第一にあげられるのは、激務のわりには薄給だということです。
郵便局は、以下のように大変なことも多い職場です。
- 年賀状やお歳暮などの営業のノルマが厳しい
- ノルマが達成しない場合は自分で購入しないといけない
- ミスが許されない仕事なので緊張感がある
郵政民営化前までは、公務員だったので、楽な仕事というイメージを持つ方も多いですが、大変な仕事であるのが現状です。
このようなことから、郵便局員は激務なわりに薄給なため、辞めたい理由のひとつです。
2.年功序列のため上司との関係が面倒臭い
郵便局員を辞めたい理由として、年功序列のため、上司が面倒であることがあげられます。
なぜかというと、たとえ自分が上司より仕事ができたとしても、実力で評価されず、年齢で評価されてしまうからです。
これでは、努力する意味がなくなってしまいますよね。
具体的には、以下のようなシチュエーションがあります。
- 同じ部署の上司より仕事が早いが、全く評価されない
- 同じ部署の上司より手柄を立てたが、給料は上がらなかった
- 上司がいつも自分に対して、でかい顔をする
以上のことから、郵便局員を辞めたい理由として、年功序列のため上司が面倒であることがあります。
3.日本郵政グループ自体に将来性を感じない
日本郵政グループ自体に将来性を感じないことが、郵便局員を辞めたい理由としていわれています。
その理由として、ネット時代の現代では郵便や葉書の需要が減っている一方で、営業ノルマは高く、その割に給料は同世代の人より少ないというブラックな環境であるからです。
時代背景の変化があるものの営業ノルマは高いので、ノルマを達成できない場合、職員が自腹で葉書やお歳暮などを買う必要があります。
ですので、日本郵政グループ自体に将来性を感じないためことは、郵便局員を辞めたい理由のひとつです。
4.ミスを許されない緊張感の強い仕事
郵便局員を辞めたい理由のひとつとして、ミスを許されない緊張感があります。
理由としては、郵便局であつかっているものの中には、配達ミスが許されない重要書類などが含まれているからです。
重要書類の具体例は、以下のものがあります。
- 大切な人に向けて書かれた手紙
- 大学入試等の入試願書
- 就職活動に関する書類
なので、ミスを許されない緊張感で精神が蝕まれてしまうことがあるため、郵便局員を辞めたい理由のひとつとなっています。
5.勤め先によってはノルマがあり憂鬱
課されるノルマが憂鬱であることが、郵便局員を辞めたい理由としてあげられます。
なぜかというと、郵便局で取り扱っているカタログ商品には、毎月売り上げノルマが決まっており、越えられない場合は、自腹で購入する必要があるからです。
これは、「自爆営業」と呼ばれ社会問題となっていましたが、2020年にこの事実が明るみになり、見直しが始まりましたが改善は少ないそうです。
具体的には、以下のようなノルマに対するブラックな内部事情があります。
- 上司が怒鳴り散らしてでも、商品を買わせようとしてくる
- 自腹購入額が、月1〜3万円という痛い出費が生まれる
- 購入の意思を見せなければ、パワハラが待っている
また20代前の月給は20万円未満と少なく、自爆営業分の天引きが発生するため、さらに手取りが少なくなりますよね。
以上の理由から、課されるノルマが憂鬱であることは、郵便局員を辞めたい理由のひとつです。
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郵便局員を辞めたいと思ったらやるべきこと2つ
郵便局員を辞めたいと思っても、どう行動すればいいのかわかりませんよね。
そこで、ここでは郵便局員を辞めたいと思ったらやるべきことを解説していきます。
- 転職で何を実現したいのかを明確にする
- 自分のスキルや経験を整理する
郵便局員を辞めるようと悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
では、見ていきましょう。
1.転職で何を実現したいのかを明確にする
郵便局を辞める前にすべきことのひとつとして、転職で何を実現したいのかを明確にすることです。
なぜなら、目の前の仕事が嫌だからという理由で転職してしまうと、似たような理由で転職を繰り返してしまうからです。
- 新たなことに挑戦したい
- 給料を上げたい
- 働きやすい会社で働きたい
実現したいことを明確にすることで、今後やるべきことは見えてきます。
なので、まずは転職で何を実現したいのかを明確にすることが大切です。
2.自分のスキルや経験を整理する
郵便局員を辞める前に、自分が身につけたスキルや知識を整理しましょう。
なぜなら、転職活動では、これまでのスキルや経験が転職先でどのように活かせるかをアピールしなければいけないからです。
以下のようなことを考えて、整理してみましょう。
- これまでおこなってきた業務内容を書き出す
- 解決してきた課題はどのようなものがあるか
- 入社後に覚えたスキルはなにか
郵便局員を辞める前に整理しておくことでスムーズに転職活動をすすめられます。
職種の選び方を徹底解説|5つの方法で自分に合う職種を見つけよう!郵便局員に向いてない人の特徴2つ
ここでは、郵便局員に向いてない人の特徴を紹介していきます。
- 単純作業が苦手な人
- 自分のペースで仕事をしたい人
向いていない特徴が自分に当てはまるか、確認しながら見てくださいね。
それでは、紹介していきます。
1.単純作業が苦手な人
郵便局に向いていない人の特徴として、単純作業が苦手な人があげられます。
理由として、郵便局の主な業務内容は、郵便物の仕分けのような単純作業系が多いからです。
具体的には、以下のような業務内容が該当します。
- 大学入試の願書の仕分け作業
- 年末の年賀はがきの仕分け作業
- 配達地域ごとに配達物の仕分け作業
郵便局は主に単純作業をおこなうため、単純作業が苦手な人には向いていないといえます。
2.自分のペースで仕事をしたい人
自分のペースで仕事をしたい人は、郵便局に向いていない人の特徴のひとつです。
なぜなら、郵便局員の業務量は、時期やお客様が来局される人数によってことなるからです。
以下のような時間や時期は業務量が多くなります。
- 昼休憩の時間に窓口が混雑する
- お歳暮などの時期にキャンペーンの案内をする
- 年末年始に年賀はがきの仕分けをする
自分の一定のペースで仕事を進めるのは難しくなります。
なので、自分のペースで仕事をしたい人は、郵便局員に向いていない人の特徴のひとつです。
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配送業務の郵便局員に、おすすめの転職先2つ
ここでは、配送業務の郵便局員におすすめの転職先を紹介していきます。
- タクシードライバー
- 運送トラック運転手
配送業務で身についたスキルを活かせる転職先なので、参考にしてみてください。
では、紹介していきます。
1.タクシードライバー
郵便局からの転職先として、タクシードライバーをおすすめします。
なぜかというと、タクシードライバーに求められる人材像は、郵便局の配送業者で身につくスキルと類似しているからです。
- 高い洞察力のある人
- コミュニケーション力の高い人
- 真面目でやる気のある性格の人
また、お客様への迅速な対応や運転スキルも活用できます。
以上の理由から、郵便局からの転職先として、タクシードライバーがおすすめです。
2.運送トラック運転手
郵便局で配送業務をしていた方の転職先は、運送トラック運転手がおすすめです。
一番の大きな理由は、物を運ぶという点で似ている職業かつ、郵便局の配送よりも収入アップが見込めるからです。
運送トラック運転手は重たいものを運び、長距離の運転などきつい点がありますが、働けば働くほど収入が見込めるため、郵便局員の給料より期待できます。
そのため、配送業務をしていた方で収入アップを実現したい方は、運送トラック運転手への転職がおすすめです。
自分のできることがわからない原因と見つける方法13選窓口業務の郵便局員に、おすすめの転職先2つ
つぎに、窓口業務の郵便局員におすすめの転職先を解説していきます。
- 受付・事務職
- ホテルのフロント
窓口業務で身についたスキルを活かして、転職先を見つけてみてください。
ひとつずつ解説していきます。
1.受付・事務職
窓口業務の郵便局員からの転職でおすすめなのは、受付や事務職です。
その理由は、業務内容が窓口業務にたずさわっていた郵便局員でのお客様対応の経験が活かせるからです。
窓口では、以下のような業務をおこないます。
- 郵便業務:お客様の要望を汲み取り対応
- 貯金業務:預貯金の取り扱いやATM操作の説明等
- 保険業務:保険商品の説明等
上記の業務で得られるコミュニケーションスキルや事務スキルは、事務職においても活かせます。
なので、窓口業務の郵便局員は、受付・事務職への転職がおすすめです。
2.ホテルのフロント
窓口業務の郵便局員からホテルのフロントスタッフへの転職もおすすめです。
なぜなら、郵便局員で培っていた窓口のスキルが活かせるかつ、新しいスキルが身に付くからです。
ホテルのフロントスタッフは、ホテルに宿泊するお客様と最初に接するスタッフなので、より接客スキルが求められます。
- 接客マナー
- コミュニケーションスキル
- 言葉遣い
上記のような接客スキルが身につくことで、よりキャリアアップも見込めます。
なので、窓口業務の郵便局員の転職先として、ホテルのフロントスタッフはおすすめです。
長く続けられる仕事に就きたい人必見!やるべきこととおすすめの仕事9つを紹介営業業務の郵便局員に、おすすめの転職先2つ
ここでは、営業業務の郵便局員におすすめの転職先を紹介していきます。
- 営業職
- 営業アシスタント
営業のスキル活かしながら、キャリアアップが見込めるので参考にしてください。
それでは、紹介していきます。
1.営業職
営業職であれば、郵便局員としての営業業務で得たスキルをそのまま活かせます。
ただし、郵便局としての信用で契約を獲得できたいた場合は、転職先で苦労することもあります。
なので、転職前に営業スキルを見直し、自分がどれくらいの営業スキルが有るかを把握しておきましょう。
- コミュニケーションスキル
- ヒアリングスキル
- タイムマネジメントスキル
より営業スキルを伸ばしていきたい方は、営業職として別会社へ転職するのもおすすめです。
2.営業アシスタント
営業業務の郵便局員からの転職先として、営業アシスタントもあります。
なぜなら、営業経験がある人が営業アシスタントをすることで、営業の理解があるので、よりスムーズに営業職が働けるからです。
たとえば、郵便局では、業務が多忙なため、スケジュール管理が求められます。
営業アシスタントも、外回りを行う多忙なスタッフが円滑に行動できるように、きっちりとスケジュール管理をおこなうスキルが必要です。
なので、営業アシスタントへの転職もおすすめです。
人と話さない仕事18選│高収入な職種や正社員、在宅ワークなども紹介!郵便局員から転職するメリット5つ
郵便局員から転職をしたいものの、本当に転職していいのか迷いますよね。
そこで、郵便局員から転職するメリットを5つまとめました。
- 過剰なノルマから解き放たれる
- 自爆営業の年賀状やお歳暮を買わなくてすむ
- 将来性を感じる仕事に就くことで仕事が楽しくなる
- 職種によって給料が大幅に上がった
- 人間関係がとても良くなった
迷っている人はメリットについて理解し、転職するかを検討してみてください。
では、見ていきましょう。
1.過剰なノルマから解き放たれる
郵便局から転職するメリットのひとつとして、ノルマから解放されることがあげられます。
一番の大きな理由は、取り扱っているカタログ商品の売り上げ目標を気にしなくて良くなるからです。
ノルマが達成できそうにない場合は、達成するまで営業回りや残業をしなければいけません。
ですが別の職種へ転職をすることで、ノルマから解放されるメリットがあります。
2.自爆営業の年賀状やお歳暮を買わなくてすむ
郵便局を転職するメリットは、自爆営業の年賀状やお歳暮を買わなくてもすむことです。
なぜかというと、郵便局員は自爆営業とよばれる年賀状やお歳暮を自腹で購入しなければいけないからです。
以前摘発され、今は少なくなっているとはいえ、全くないわけではありません。
なので、自爆営業がなくなるのは、郵便局員を辞めるメリットです。
3.将来性を感じる仕事に就くことで仕事が楽しくなる
郵便局から転職するメリットのひとつとして、将来性を感じる仕事に就くことで仕事が楽しくなることです。
日本郵政グループの売上は、年々減少しており、斜陽産業になっているのが現状です。
なので、将来性のある会社へ転職することで、日本郵便グループでは感じられなかった期待感などを感じられるメリットがあります。
4.職種によって給料が大幅に上がった
郵便局から転職することは、給料が上がるというメリットがあります。
理由としては、郵便局は一般企業と比較して、給与の水準が低いといわれているからです。
郵便局は民営化したものの、半官半民であるため、年功序列制度が今だに根強く残っています。
従って、給与の体系も古いままで給料のベースアップが遅いです。
また、一般企業と比べて、郵便局は非正規職員の割合が多く、非正規職員は正規職員と比べて給与が低くなっています。
このような理由から、郵便局から転職することで、給料が上がるメリットがあります。
5.人間関係がとても良くなった
郵便局から転職するメリットのひとつとして、人間関係が良好になることがあげられます。
なぜかというと、郵政民営化以降、郵便局員に課される営業ノルマの負担感が、職場内の人間関係にまで悪影響をおよぼしているからです。
郵便局は、外回り営業だけでなく、窓口業務にも、
- 年賀状
- お中元やお歳暮
- 保険
などのノルマが設定されています。
ノルマが達成できないことで、職場内にギスギスした雰囲気が漂い、上司や同僚との関係も悪くなってしまうのです。
転職によって、そのような環境から脱することで人間関係が良くなったと感じるメリットもあります。
IT業界に転職するなら「資格なし」でも大丈夫!その理由と就職成功につながる行動を解説まとめ:郵便局を辞めたいと思ったら、スキルを身につけて転職しよう
本記事では、郵便局員のおすすめ転職先や、転職後のメリットについて紹介しました。
- 辞めたいと思ったら目標やスキルを整理するのが重要
- 郵便局員の転職先は担当している業務内容によってことなる
- 郵便局員から転職するメリットは多い
郵便局員は、半官半民であるため個人で活躍するためのスキルが身につきにくい環境であるのは事実です。
もし個人で活躍していきたいと考えているのであれば、スクールなどを活用してスキルを身につけていきましょう。