「経理を辞めたい」円満退職の秘訣を公開|経理経験を活かせる3つの職種も紹介
「辞めた後はどうしたらいいんだろう」
と思い悩んでいませんか?
さまざまな理由から辞めたいと感じるものの、本当に辞めるべきか迷ってしまいますよね。
では、経理を辞めたいと思ったときは、一体どのような行動をとればいいのでしょうか?
そこで今回は、
- 経理を辞めたいと感じたときの対処法
- 経理から転職するときにやるべきこと
- 経理経験者におすすめの転職先
について詳しく解説していきます。
この記事を見れば、経理を辞めるための判断基準や退職方法が必ず理解できます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
経理を辞めたい4つの理由
経理は、組織存続において重要な役割を果たしています。
責任を担う仕事であるからこそ、ストレスを感じる人が多いことが現状です。
まずは、そんな経理に就く人々からよく耳にする4つの辞めたい理由を紹介します。
- 給料が少ない
- 人間関係が面倒
- 残業が多い
- 嫌われたり、口うるさく思われる
順番に見ていきましょう。
1.給料が少ない
経理は会社の経済面を支える重要な役割であり、その業務内容は過酷なものです。
しかし、努力に見合った給料がもらえないと声を上げる人が多くいます。
たとえば同じ会社内なのに、営業は給料が多くて経理は給料が少ない場合もあります。
そんな環境では、不満が募る一方ですよね。
いくらやりがいのある仕事をしていても、給料が少なければ働くモチベーションは低下するばかりです。
2.人間関係が面倒
経理の仕事内容は、1人で完結できる仕事がひとつもないためチームで仕事をしなければなりません。
会社の経費を取り扱う慎重な業務なので、報連相は必ず必要です。
そのため、コミュニケーションを取らない訳にはいかないのです。
また、ほかにも
- 苦手な人と業務のやりとり
- 業務外のコミュニケーション
このような場合に、人間関係が面倒で退職したいと感じる人がいます。
3.残業が多い
経理を辞めたい理由としてよく言われているのは、仕事量や残業が多いことです。
人手不足の職場が多いので、仕事量が勤務時間内で終わらないのです。
具体的には、下記のような業務をおこなっています。
- 仕入れ管理
- 決済書の作成
- 日々の売上管理
- 給料、保険の計算・管理
とくに月末から月初にかけて忙しく、プライベートの時間が過ごせなかったり、体を休める時間がないことも。
つまりライフワークバランスを保ちたい人は、経理の仕事には向いていません。
4.嫌われたり、口うるさく思われる
経理は社内で嫌われたり、口うるさく思われることが多いです。
各月の収支の確認が大事な業務のため、きつい言い方をしなければいけないときがあるからです。
つまり、以下のような言いづらいことを各部門に言わなければなりません。
- 書類の提出の催促
- 売り上げを上げてもらうように催促
- コストダウンやコストカットの節減催促
各部門に催促をかける業務があるため、同じ仲間である社員の人たちから疎ましく思われるときがあります。
以上のことから、ストレスが溜まるので経理を辞めたい理由に繋がるでしょう。
プログラマーは長く続け実務経験を積むことによってキャリアアップが可能な職業です。
フリーランスや業務委託など働き方も自由な傾向が強いので、ワークライフバランスを保ちながら長く続けることが可能な職業といえます。
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経理に向いていない人の3つの特徴
ここでは、経理を向いていない特徴を3つに分けて解説していきます。
- 組織に順応できない人
- デスクワークが苦痛な人
- 数字を扱うことが苦手な人
自分に当てはまるか、照らし合わせながら読み進めてください。
1.組織に順応できない人
組織に順応できない人は経理に向いていません。
経理の仕事は、ほかの社員たちと経費などについて話し合いながら計算をするので、周りの人たちとの関わりが大切になります。
具体的に説明すると、
- ちゃんとした話し合いができる
- 相手に笑顔で接することができる
- 相手の立場でものごとを考えられる
という要素がある人は、組織に順応できていると言えます。
これらに当てはまらない人は組織に順応できないため、経理の仕事に向いていません。
2.デスクワークが苦痛な人
経理の仕事の大半がデスクワークです。
基本的にパソコンで業務をこなすため、必然的に一日中座って仕事をします。
中には、腰を痛めたり、肩こりに悩まされる人もいます。
長い間座っていることに苦痛を感じる人は、経理には向いていません。
3.数字を扱うことが苦手な人
経理の仕事は、常に数字のことを考える必要があります。
具体的には、下記のように数字を使って業務をこなします。
- 月次や年次決算など、大きな金額の数字も取り扱う
- 計算が合わないときは、残業をしてまで数字と向き合わないといけない
経理で扱う計算自体はそこまで難しいものはないのですが、毎日何らかの形で数字のことを考えなければなりません。
なので数字を扱うことが苦手な人は、経理に向いていません。
職種の選び方を徹底解説|5つの方法で自分に合う職種を見つけよう!経理1年目に辞めないほうが良い理由
1年目の経理の仕事は、とくにきついと思いますが2〜3年で解決できるかもしれない問題もあります。
知識が増えると仕事がもっとスムーズに進むようになり、仕事を上手くこなしている自分を褒められるようになります。
さらに、仕事の段取りがうまくなることでモチベーションが上がり、新しい業務にも挑戦しやすくなります。
経理の仕事に対して前向きに考えられるようになるので、業務にしっかり慣れるまでは経理を続けてみてください。
少しずつ経験を積んでいくことによって仕事に対する意欲が高まる可能性があります。
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経理の仕事を続ける2つの工夫
「辛いけれど、経理の仕事を続けたい」
と、言う人は下記2つの方法を実践してみてください。
- 部署との交流を大切にする
- 自習をして足りない資格取得を目指す
ちょっとした工夫で、辛い業務が楽しくなることもります。
それぞれ解説していきます。
1.部署との交流を大切にする
経理を辞める理由のひとつとして、他部署との人間関係がよくないことが挙げられます。
たとえば、経理業務で領収書などの提出がないとき、他部署に催促するでしょう。
他部署から煙たがられると思いますが、交流を大切にしてみることで、経理を辞めたい理由がなくなるきっかけになることも。
明るく振る舞っていれば、周りの声も変わる可能性が高いです。
2.自習をして足りない資格取得を目指す
自分の能力の無さが辞めたい原因である場合、自習や資格所得をおすすめします。
足りない知識を身に付けることで、下記のようなメリットがあります。
- 業務の効率化
- 職場での評価が上がる
また、経理に関連する資格を持っていると、転職活動をする場合も有利になります。
前向きになれる本25選をジャンル別に紹介!人生を変えるヒントがここに経理を辞めるか決断できる2つの方法
経理を辞めるか迷っている、という人は下記2つの判断基準をもとに考えてみてください。
- 冷静に自己分析をする
- 信頼できる友人・同僚に相談してみる
順番に解説していきます。
1.冷静に自己分析をする
1つ目は、冷静に自己分析をすること。
具体的には、下記項目の自己分析をおこないます。
- 価値観の自己分析(やりたいこと・やりたくないこと)
- 過去の自己分析(職場での働き方を客観視してみる)
- 現在の自己分析(自分の強み)
- 未来の自己分析(なりたい自分像を描く)
自分が経理に向いていないのか、それともレベルアップした仕事がしたいのかが明確なります。
つまり、冷静な自己分析をすることで今後のキャリアプランを考えやすいです。
2.信頼できる友人・同僚に相談しする
2つ目は、信頼できる友人や同僚に相談すること。
悩み対するアドバイスを貰うことで自分の状況を客観的に考えられます。
第三者からの意見をもらうことで、継続して働くべきか、辞めるべきかを判断しやすくなります。
しかし、どちらにしろ最後は自分が決断をすることが大切です。
仕事にやりがいを見出す5つの方法と自己分析のやり方を徹底紹介!経理を円満退職して転職先を見つける3つの方法
経理を辞めると決意したら、退職に向けての準備を進めていきます。
- 経理を辞めるタイミングをしっかり考える
- 退職理由をよく考えておく
- 転職サービスに登録する
何も準備せずに退職を急いでしまうと、円満退職できない・就職先が見つからないなどの状況になりかねないので注意してください。
ひとつずつ紹介していきます。
1.経理を辞めるタイミングをしっかり考える
辞めるタイミングは、しっかり考えるべきです。
繁忙期や最も人が少ない時期に退職を決めてしまうと、人間関係を悪くして辞めることになります。
とくに、決算前後の忙しい3〜5月の退職は、止むを終えない退職理由以外で辞めることは難しいです。
お世話になった上司や同僚に迷惑をかけないようにするために、経理を辞めるタイミングはしっかり考えましょう。
2.退職理由をよく考えておく
経理を辞めるために、退職理由をよく考えておくべきです。
経理を辞めたくなる理由にはマイナスなことが多いですが、明るい退職理由を伝えることで円満に退職することができます。
退職理由として、
- 幅広い経験・知識を積みたい
- ほかにやりたい仕事が見つかった
- 専門知識・技術力などを習得したい
と伝えるといいでしょう。
万が一、低収入や人間関係が面倒なことを直接伝えると退職前にトラブルになることも。
事前に明るい退職理由をよく考えておくことで、円満退職に一歩近づけます。
3.転職サービスに登録する
経理を辞めるなら、転職サービスに登録するのがおすすめです。
もしも同じ経理の求人を探すなら、自分で見つけるのは大変困難でしょう。
転職サービスに登録することで、効率よく転職活動を進めることが可能です。
また経理の求人以外にも高収入・残業なしの求人を多く取り扱っているので視野を広げられます。
在職中から早めに転職サービスを登録することで、スムーズな転職活動が可能でしょう。
職種の選び方を徹底解説|5つの方法で自分に合う職種を見つけよう!経理経験者におすすめの転職先3選
経理以外の仕事をしたい、とはいっても自分に合う仕事を見つけることは難しいですよね。
ここでは、経理での経験が活かせるおすすめの転職先について紹介していきます。
- 営業
- 企画
- 税理士事務所・会計事務所
転職先を探している人は、ぜひ参考にしてください。
1.営業
経理の転職先のひとつとして、営業がおすすめです。
なぜかというと、経理経験者なら具体的な数値を交えた営業トークができるから。
つまり説得力のある営業マンとして、以下のように信頼されます。
- 自社製品を売り込みたいとき、競合製品との比較を数値で説明が得意
- 取引先の経営陣にアピールするとき、数値で説明が最も説得力がある
コミュニケーション能力を活かしながら仕事をしたい人は、経理から営業にキャリアチェンジしてみてください。
2.企画
経理から転職におすすめの職種は、企画です。
企画では予算や経営計画を作成したり、投資案件を審査したりするので経理で身に付けたスキルを活かせます。
たとえば、経理経験者が企画として働くと下記メリットがあります。
- 商品を企画するときのコストパフォーマンスが高い
- 費用対効果を考えた販売促進計画を立て、営業や経営陣にアピールが可能
このようなことから、経理から企画への転職がおすすめと言われています。
3.税理士事務所・会計事務所
経理で経験した税金や給与の計算などの業務が活かせる、さらに経理よりも年収アップがしやすい事務所です。
また資格の取得やスキルアップにより、さらに高収入が望めます。
税理士事務所・会計事務所で働くには、
- 折衝能力
- 簿記二級程度の知識
- プレゼンテーション能力
が必要になり、転職活動時期の繁忙期を考慮しなければなりません。
繁忙時期が過ぎたらすぐに働けるように、転職サービスに登録など先に準備を整えておくといいです。
第二新卒の就職はどうすればいい?やるべき6つのポイントとおすすめの職種経理から転職する3つのメリット
経理から転職することで挙げられる、大きなメリットついて紹介していきます。
- 人間関係が良好な職場と出会える
- 給料が上がる
- プライベートの充実が可能になる
これらのメリットが魅力的に感じた人は、転職先に求める条件をさらに細かく洗い出してください。
順番に紹介していきます。
1.人間関係が良好な職場と出会える
経理から転職するメリットのひとつは、人間関係が良好な職場と出会えることです。
経理の仕事は連携作業のため、人間関係に悩ませれるストレスから解放されます。
雰囲気の良い企業と出会えれば、仕事もより一層楽しく取り組めます。
2.給料が上がる
経理経験があれば、給料の高い企業に入社できる可能性があります。
経理業務の実務経験は、企業の即戦力になるので優遇されやすいのです。
自分のスキルや資格次第では、幹部職への道も切り開け、幹部手当・資格手当などをもらえることも。
そのため、経理を辞めて転職する人が増えています。
3.プライベートの充実が可能になる
経理から転職するメリットとして、プライベートの充実が挙げられます。
繁忙期の残業に縛られることが無くなるからです。
プライベートの計画も立てやすくなり、充実した日々を送ることが可能になります。
仕事の自信がない人に伝えたい「前向きになれる考え方」とやる気がでる10個の方法まとめ:経理を辞めてもスキルは転職先で即戦力になる
本記事では、経理が辞めたいと思ったときの判断基準や、円満退職するためにやるべきことについて解説してきました。
- 経理を辞めたいと感じても、対処法を実行することで問題が解決するときもある
- 経理を辞める前には、退職時期や退職理由をしっかりと考えておく
- 経理以外にも多くのスキルや資格を取ることで、さらに活躍できる
経理で身に付けたスキルは、多くの企業から需要があるため、転職もスムーズにいくことが多いです。
転職に成功すれば、プライベートの充実や、休息がしっかり取れやすくなります。
また、空いている時間の有効活用や、スキルアップ、給料アップを目指したい人はプログラミングスキルを身につけるのもいいでしょう。
DMM WEBCAMPでプログラミングスキル習得することで、新しい視野を広げられます。