フロントエンドに役立つ資格9選|身に付けるべきスキルから将来性までを徹底解説
「フロントエンドエンジニアに必要な資格ってなんだろう」
「資格取得のメリットが知りたい」
と、思うことはありませんか?
近年Webコンテンツの普及とともに、フロントエンドエンジニアを目指す人が増えています。
そんな中、ライバルと差をつけるには資格取得がおすすめです。
そこで今回は
- フロントエンジニアに必要な資格
- 資格取得のメリット
- フロントエンジニアに必要なスキル
について、解説していきます。
この記事を読めば、どんな資格を取得するべきなのか明確になるでしょう。
ぜひ最後まで読んでみてください。
フロントエンドエンジニアの仕事
まずはフロントエンジニアについて、おさらいしましょう。
- 仕事内容
- 年収
フロントエンジニアに興味がある、という方も参考にしてみてくださいね。
それぞれ解説していきます。
1.仕事内容
フロントエンドエンジニアは、ブラウザでユーザーが触れる部分の設計をする仕事。
具体的にはWebデザイナーのデザインを元に、HTMLやJavaScriptなどを使ってブラウザに表示ができるように構築します。
つまりフロントエンドエンジニアはWEBの開発にとって重要なポジションでもあり、幅広い知識や技術も必要と言えます。
2.年収
平均的な年収は、約594万円です。
しかし、給与の幅が広く約300〜1000万円とかなり差があります。
その1番大きな要因は、経験値や知識の差。
これからご紹介する資格やスキルを、どんどん身につけてキャリアアップを狙いましょう。
エンジニアを目指したい!と思った方には、初心者でも確実にプログラミングが身に付く【DMM WEBCAMP】がおすすめします。
プログラミング初心者の受講生が97%以上の【DMM WEBCAMP】では、未経験者コースも用意もされており、安心して学習を進められます。
あなたのライフスタイルに合わせて好きなコースを選択してみてください。
フロントエンドエンジニアに役立つ資格9選
下記10項目は、フロントエンジニアに役立つ資格です。
この中から、自分の身につけたいスキルにともなう資格を選択しましょう。
それぞれ解説していきます。
1.HTML5 プロフェッショナル認定試験
HTML5プロフェッショナル認定試験は、
- HTML5
- CSS3
- JavaScript
このようなマークアップに関する知識量・技術力を確かめられる試験です。
Webコンテンツ制作や、Webアプリケーションの開発に大いに役立てられます。
また、試験は「レベル1」「レベル2」の2段階。
まずは「レベル1」の試験合格を目指してみましょう。
2.Web クリエイター能力認定試験
Webクリエイター能力認定試験は、フロントエンジニアに必要最低限である資格。
- HTMLダグ
- CSSタグ
Webサービスの開発プログラマーとして、必ず身につけておくべき知識をを問われます。
これらの知識がない人は、業務を進めることは不可能です。
3.ウェブデザイン検定
ウェブデザイン検定は、国家資格で1級から3級まである資格となります。
検定内容は概論からWebデザイン技術など、Web制作において重要な知識を問われます。
フロントエンジニアにとっては、Web制作をするうえでHTMLからCSS、JAVAまで幅広く理解していることが必要。
本検定を取ることで自分の実力を依頼者に理解してもらったうえで、選んでもらうためにも有利になる検定と言えます。
4.基本情報技術者試験
基本情報技術者試験は、ITの知識などがこの試験によって確かめられます。
例えば
- コンピュータシステム関連
- セキュリティ関連
など、さまざまな知識が問われます。
この資格を取ることによって、ITの分野に精通しているという証明にもなるのでおすすめ。
つまり、フロントエンジニア以外のITに関わるさまざまな職種で役立てられるでしょう。
5.CIW JavaScript Specialist
CIW JavaScript Specialistは、JavaScript使ってWebアプリケーションのフロントエンド部分を開発していく上で、どのくらいの実力があるのかを証明します。
この資格を取得できれば、フロントエンジニアの知識に精通していると言えます。
但し、この資格試験は英語のみで実施されているので、相応の英語力が必要です。
6.人間中心設計専門家認定試験
人間中心設計専門家認定試験はシステムを設計する段階において、ユーザーのニーズや利便性に合わせて設計していくスキルを証明ができます。
資格には、
- 専門家
- スペシャリスト
これら2種類があります。
一般的な筆記試験ではなく、受験者1人に対して5人の審査員が判定を下します。
フロントエンドエンジニアにとって人間中心設計の考え方が需要であるため、非常に役立つでしょう。
7.PHP 技術者認定試験
PHP技術者認定試験は、自身の持つ一般的なWebページの作成に用いられるプログラミング言語PHPに関連するスキルを証明できます。
また、転職や就職を考えているフロントエンジニアや、自身の市場価値を高めたいエンジニアに役立つ資格。
試験の難易度は3つあり、特に最上級難易度の『認定ウィザード』は上級試験の成績と論文審査の成績が試されるハイレベルな試験となっています。
合格すれば、今まで以上の収入アップと自身の市場価値を高められること間違いなしです。
8.Ruby 技術者認定試験
Ruby 技術者認定試験は、フロントエンジニアの業務に役立ちます。
フロントエンドエンジニアは、Webサービスのフロントエンド部分を設計するときに、Rubyのフレームワークを作ってシステムを構築する機会があるから。
つまりRuby 技術者認定試験に合格しておけば、フロントエンドエンジニアはRubyを使えるということを証明でき、Rubyを使った業務に参加し易くなります。
Rubyのフレームワークは、フロントエンドエンジニアにとって使い易い物が揃っているので、これからのステップアップをしていくのに役立ちます。
9.Linux 技術者認定資格(LinuC)
Linux 技術者認定資格の資格を取ると、フロントエンドエンジニアとしての需要が高まります。
日本国内だけの資格ではなく世界標準の資格なので、海外のフロントエンドエンジニアとして働きたいという方にもおすすめ。
具体的には、3つのレベルがあります。
- LinuCレベル1:物理/仮想環境のLinuxサーバーの構築・運用
- LinuCレベル2:仮想マシン・コンテナを含むLinuxシステム、ネットワークの設計・構築
- LinuCレベル3:各分野の最高レベルの技術力を持つ専門家レベル
自分のレベルに合わせて選択をしましょう。
システムエンジニアの勉強は何からすればよい?効率的に学習する方法も伝授フロントエンドエンジニアに役立つ資格を取得する3つのメリット
ここまでフロントエンジニアに役立つ資格をご紹介しました。
自分の就職先の開発プロジェクトや、目的に沿った資格を選択してください。
そうすることで、下記のようなメリットを得られます。
- スキルの証明になる
- 必要な知識を体系的に学べる
- 業務を効率よく進められる
それぞれ解説していきます。
1.スキルの証明になる
1つ目は、スキル証明になること。
資格を取得することで、客観的に一定水準のスキルがあることの証明できます。
例えば、企業がフロントエンドエンジニアを採用する際に、どのくらいのスキルがあるのか判断しにくいところがあります。
そこで、資格を取得することでフロントエンドエンジニアとして必要なスキルがあることを、企業が判断しやすくなります。
2.必要な知識を体系的に学べる
2つ目は、必要な知識を体系的に学べること。
なぜなら、資格習得に向けて膨大な知識を取り入れていくからです。
たとえ試験に落ちたとしても、身についた知識は業務の役立つでしょう。
「せっかく頑張ったのに」と落ち込んでしまうかもしれませんが、努力は決して無駄にはなりません。
3.業務を効率よく進められる
3つ目は、業務を効率よく進められること。
例えば業務を進めるにあたって、さまざまなメンバーとやり取りをする場面が数多くあります。
円滑かつ的確にコミュニケーションを図るために、専門用語を用いたり、それぞれの専門家に対する理解といわゆる“共通言語”が必要ですよね。
もしもそのような知識がなければ、どんな作業をするべきなのか理解できません。
メンバーに迷惑をかけないためにも、最低限の知識は身につけておきましょう。
プログラミング未経験でエンジニアを目指すことに不安を感じますよね。
そんな方には、基礎からプログラミングが学べる【DMM WEBCAMP】がおすすめです。
【DMM WEBCAMP】では、初心者のために開発した独自のカリキュラムが用意されており、基礎から確実にプログラミングスキルを身につけられます。
また転職保証付きのプランもあり、プログラミング学習も転職活動も安心して取り組めます。
厚生労働省認定のコースでは、高いスキルが身につく上、受講料最大56万円のキャッシュバックもついてきます。
是非あなたのライフスタイルに合ったプランを見つけてください!
フロントエンドエンジニアに必要なスキル
フロントエンジニアには、資格以前に最低限身につけておくべきスキルがあります。
- コーディングスキル
- フレームワークを使うスキル
- プログラミング言語を使うスキル
- SEOの知識
- UI・UXの知識
これらのスキルを身につけた上で、資格取得に望みましょう。
それぞれ解説していきます。
1.コーディングスキル
1つ目は、コーディングスキル。
共有されたWebデザインをユーザーが見られるようにするためには、コーディングスキルが無いと実現できないからです。
また、知識を取得するためには本などで独学が可能。
お金や時間に余裕がある場合は、講師から直接教えてもらえるプログラミングスクールがおすすめでしょう。
2.フレームワークを使うスキル
2つ目はフレームワークを使うスキル。
なぜかというと、フレームワークはアプリ開発やWeb開発の基礎と言って良いほど重要なものだから。
フレームワークについてのスキルを身につければ、ユーザーにとって利用しやすいサイトやアプリの開発が可能です。
さらに作業効率も高められるので、一石二鳥のメリットをもたらしてくれます。
3.プログラミング言語を使うスキル
3つ目は、プログラミング言語を使うスキル。
フロントエンドエンジニアの業務の中には、プログラミング言語を使ってコードを開発する作業があるからです。
例えばプログラミング言語の中にもHTMLやJavaScriptなど、いろいろな種類が存在します。
それぞれのプログラミング言語を学ぶことによって、より柔軟なコード開発ができるでしょう。
4.SEOの知識
4つ目は、SEOの知識。
なぜなら、Webページを検索結果の上位に表示でき、その結果として利益の向上に繋げられるからです。
SEOの知識がなければ絶対にフロントエンドエンジニアになれないというわけではありませんが、知識がないよりはあったほうが確実に役に立つものです。
今では本だけでなくWebサイトからでも、SEOについて学べるコンテンツはたくさんありますので、そういったコンテンツを有効活用するのがおすすめです。
5.UI・UXの知識
5つ目は、UI・UXの知識。
UI・UXの知識やスキルが満足のいくWEBサイトになるかどうか、そしてユーザーの目的を果たせるかどうかにつながるから。
つまり、フロントエンドエンジニアがエンジニアとして高評価を得てキャリアアップに繋げるには、ユーザー目線に立ち、実用的なサイトにするためのUI・UXの知識が必要です。
フロントエンジニアの需要は無くならない?今後の将来性と求められるスキルとはフロントエンドエンジニアの将来は有望である
フロントエンジニアの将来は、非常に有望です。
なぜかというと関連する産業の需要が増加することが期待でき、ますますその役割が重要視されるからです。
例えば多くの産業が低迷している中で、大手ECサイトは空前の好景気ですよね。
それを支えているひとつの理由が商品を探しやすく購入しやすいサイトの提供で、デザインの作成や運営を担うフロントエンジニアのスキルやセンスが求められています。
今後はあらゆるジャンルのデジタル化が進むのは明白で、優秀なフロントエンジニアの確保が成功への鍵を握っています。
バックエンドエンジニアの今後は?予想される5つと必要とされ続けるためのスキルを解説まとめ:フロントエンジニアは資格を取得するほど周りと差がつく
本記事では、フロントエンジニアの資格について解説しました。
- 資格を取得することで、業務が円滑に進むなどのメリットがある
- 資格以前に、最低限のスキルを身につけておく
- フロントエンジニアの将来は有望
まずは、自分に必要な資格を選択してみましょう。
今後何を開発したいのか、どんな業務に携わりたいのか、などの目的に沿って考えてみることをおすすめします。