新卒でホテルを辞めたい5つの理由を紹介。辞めた方が良い人の特徴やおすすめの転職先5選を徹底解説。
「新卒でホテルに勤務してるけど思っていた世界と違う」
「理想の現実のギャップが大きくて、仕事がつらい」
と思うことはありませんか?
いざ辞めたいと思っても、どんな転職先があるのか、せっかく新卒で入った会社を辞めてしまってもいいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、
- 新卒でホテルを辞めたい理由や辞めるべき人の特徴
- ホテルマンを辞めるメリットとデメリット
- 新卒でホテルを辞めた後におすすめの転職先
について詳しく解説します。
この記事を読めば、ホテルを辞めるべきなのか、どのような転職先があるのかがわかります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
新卒でホテルマンを辞めたい5つの理由
一見華やかな世界に見えるホテルマンの世界。
ですが、新卒入社のホテルマンは下記のような理由で、仕事を辞めたいと感じています。
- 給料が低い
- 休みが取りづらい
- 業務時間が長すぎる
- 周りに新卒と比べられる
- 先輩とお客様の板挟みに合う
それぞれ見ていきましょう。
1.給料が低い
ホテル業界は24時間365日稼働しているため、基本的にシフト勤務となります。
その結果、必然的に深夜労働や早朝勤務などが発生してしまい、サービス残業をしなければならない場合もあるでしょう。
給料が発生しないまま労働させられてしまうので、結果的に給料から労働時間を割って時給換算すると500円を切ることも。
また、周りの社会人と休みが合わなくなったり、給料が低い割に精神的にも体力的にも負担は大きいため、長く続かないことが考えられます。
2.休みが取りづらい
新卒でホテルを辞めたい人の中には、「休みが取りづらい」ということを理由にしている人もいます。
なぜ休みが取りづらいかというと、ホテルには平日も休日も関係なく泊まりに来る人がいるからです。
休みが取りづらいというのは心身ともに疲れますし、オーバーワークに繋がってしまう可能性もあるでしょう。
また、以下のような長期休みやイベント時期も、休暇が取りにくいと言われています。
- ゴールデンウィーク
- お盆休み
- ハロウィン
- クリスマス
- 正月
長期休みの際は、旅行や遊びで泊まりに来る人が増えるので、休みはさらに取りづらくなり、辞めたいと感じます。
3.業務時間が長すぎる
新卒でホテルを辞めたくなる理由として、業務時間が長すぎるということがあります。
ホテルは、24時間いつでもお客様に対応できる状態にしておかなければならないため、業務時間が長くなりがちなのです。
具体的には、
- 先輩が帰らないため先に帰れない
- イベント時期の飾り付けを手伝わされる
- 仕込みや次の日の準備が時間内に終わらず、残業をしなければいけない
といった、ホテル特有のさまざまな理由が挙げられます。
さらにホテルは基本立ち仕事なので、業務時間が長くなり、足や腰に疲労が溜まりやすいのもデメリットでしょう。
4.周りの新卒と比べられる
ホテル業界に新卒で入ってくる人と比べられて、自信をなくしてしまうことも辞めたい理由に挙げられます。
なぜなら、ホテル業界の新卒は外国語が堪能だったり、すでにホテルでのアルバイト経験があったりする場合も少なくないからです。
優秀な同期と比べられることで、劣等感を感じてしまうこともあるでしょう。
重要なのは入社時の能力ではなく入社してからの努力ではありますが、あまりに優秀すぎる同期と延々に比べられることに精神的につらくなり、退職してしまいます。
5.先輩とお客様の板挟みに合う
事務所から指示を出す先輩の意見と現場で自分の目の前にいるお客様の要望にズレがあり、板挟みのストレスを感じてしまうことも辞めたい理由に挙げられます。
板挟みに合う理由として、
- お客様が無理な要望をリクエストしてくる
- 先輩から無理難題を押し付けられる
といった、状況が発生することもあるからです。
そのような状況でお客様とのコミュニケーションも図るのは、精神的につらいでしょう。
また、ストレスを抱えた状態で業務をすることで、お客様の予約を取り漏れてしまうなどのミスにも繋がります。
自分の立ち位置に悩む毎日に疲れ果ててしまい、辞めることを決断してしまう新卒ホテルマンは多いでしょう。
【もう休みたい…】仕事に疲れたと感じるときの原因と5つの対処法新卒でホテルを辞めた方がいい人の特徴5選
ホテルマンの業務はその性質上、最高級のサービス精神が求められます。
その点で、どうしてもホテル業界に向いていない人もいるでしょう。
では、ホテルを辞めた方がいい人の特徴にはどんなものがあるのでしょうか?
- パワハラに合っている
- 心身に影響が出ている
- ホテル以外の仕事が気になっている
- 辞めたい気持ちが常に大きくなっている
- 仕事中に怒られないことばかり考えてしまう
当てはまっているものがないか、ひとつずつ見ていきましょう。
1.パワハラに合っている
パワハラに合って日々辛い思いをしているなら、我慢して心の病気になるのを防ぐためにも、職場を辞めることを検討しましょう。
大きな理由としては、無理につらい思いをして耐えても、自分にとってプラスとなることが少ないからです。
具体的に、
- 罵声や暴言を吐かれる
- 物をぶつけられる
- 性的発言をされる
- 蹴られたり殴られたりされる
といった場合は、すぐに辞めるべきでしょう。
「せっかく入社できたのに」と嘆く気持ちはわかりますが、本格的に精神を病む前に逃げることも重要です。
2.心身に影響が出ている
ホテルで働いていく中で心身に悪い影響が出てしまっている場合も、すぐに辞めるか、休職をおすすめします。
なぜならクレーム対応や閉鎖的な人間関係によって、精神的なストレスが大きくなってしまい、心に病気になるケースがあるからです。
また、立ち仕事が多いので体力的にきつく、残業も他業種に比べて多いので、体調を壊して辞めていく人は多いのです。
さらに常に業務に追われていたり、夜勤や早朝出勤などの不規則なシフトなど肉体的にも精神的にも参っている人も、すぐに辞めるべきです。
3.ホテル以外の仕事が気になっている
ホテル以外の仕事が気になっている人は、新卒だとしても辞めてしまった方が良いです。
若ければ若いほど自分が興味を持った仕事に挑戦する価値はありますし、何より今の仕事に手がつかないのであれば別の道を選ぶべきでしょう。
たとえば、お客様のちょっとした言動からニーズを読む取るなど、ホテルで接客をして身に着けた能力はどんな場面でも活用できます。
ホテルで培ったスキルは別の仕事をしたとしても役に立ちますので、ほかの仕事に関心があるのにホテルにしがみつく必要はありません。
4.辞めたい気持ちが常に大きくなっている
辞めたい気持ちが常に大きな人は、ホテル勤めは辞めた方が良いです。
退職したい感情が強くなることで、仕事へのモチベーションがさらに低下するからです。
また、ホテルにご来店されるお客様は普段とは違う時間を楽しみに訪れています。
完璧な接客を求められるものの、表情の気持ちが追いついていないことに気づかれ、ホテルの品位を落としてしまうことも。
クレームになってしまうと、さらに辞めたい気持ちは強まり、悪循環が生まれてしまいます。
ですので、新しいトラブルを生む前に、辞めたい気持ちが常に強っているのならば、退職を決めた方がいいでしょう。
5.仕事中に怒られないことばかり考えてしまう
新卒でホテルに入っても、仕事中に怒られないことばかりを考えてしまって身動きが取れなくなっている場合、もう仕事を辞めた方が良いです。
自分の力を発揮できずに苦しいばかりか、お客様に対して不親切な言動をしてしまうきっかけになるからです。
たとえば、本来ホテルのお仕事はお客様に対してサービスを提供し、心地よい時間を過ごしてもらうことを意識しています。
つまり怒られないことばかりを考えている人は、ミスをしないことに意識がいき過ぎてサービス精神を失ってしまっているので、ホテル以外の仕事を探す方が良いでしょう。
仕事が合わないなら辞めるべき?判断基準と今すぐできる5つの対策新卒でホテルを辞める前に考える人生プラン
新卒でホテルを辞めたいと思ったら、まずは退職後にどのような働き方をしたいのか明確にすることが大切です。
具体的には、下記のパターンがあります。
- ホテルでもう少しだけ働き続ける
- 別のホテルや旅館への転職を考える
- 他業界の接客に関連する仕事に転職する
- 異業界への転職を視野に広げてみる
順番に見ていきましょう。
1.ホテルでもう少しだけ働き続ける
ホテルを辞める前に、「この現場でもう少し働く価値はあるのか」と、しっかり考えましょう。
なぜなら、感情的に辞めてしまうことで辞めた後後悔したり、今の現場で学べることを放棄してしまう可能性もあるからです。
具体的には「自分の目標が達成できたら辞める」という考え方で働くと、自分のスキルアップにも繋がるので、おすすめです。
下記のようなイメージで、自分の目標設計を考えましょう。
- 昇格や努力が認められてから辞める
- 辞める前に、できるだけ先輩の接客技術を学ぶ
- 海外のお客様と外国語でスムーズに会話ができるようになってから辞める
仮に辞めたいという気持ちが変わらなかったとしても、目標に向かって取り組んできた姿勢や身に付けた経験は、必ず転職後の大きな武器になります。
2.別のホテルや旅館への転職を考える
新卒で働いているホテルから、別のホテルや旅館へ転職するのも一手です。
すでに接客のノウハウは身に付いているので、即戦力として活躍できるでしょう。
また同じ業種とはいえ、転職の際は転職後のホテルで求められているスキルを理解することも大切です。
一般的なビジネスホテルと高級ホテルでは求められる接客レベルが異なるので、それが自分にとって苦痛でないかどうか、しっかりと検討しましょう。
3.他業界の接客に関連する仕事に転職する
ホテルから、たとえば教育職などのまったく別の業界の接客業に転職するパターンも多いです。
なぜ教育職かというと、下記のような理由があります。
- ホテル業でのキャリアを活かしやすい
- 土日が休みで、不規則なシフトなどがない
- 福利厚生費が整っていることが多い
とくに、専門学校やビジネススクールでのマナー講師や企業研修を請け負う研修会社などは人気が高いです。
ホテル業で教えられる接遇マナーは他業種と比較してもレベルが高いため、レベルの高い接客術を学べるということで需要は高いようです。
また、一般企業は基本的に土日が休みなのと極端に遅い時間での研修などはないため、ホテル業界と比較すると働きやすいともいえます。
4.異業界への転職を視野に広げてみる
異業種への転職もひとつの選択肢になります。
日本のホテルには「おもてなし」という独自の文化があります。
その文化の上にホテルマンとして培われた言葉遣いや所作などが加わるため、日本のホテルマンとして身につけた、
- サービス精神の「ホスピタリティ」
- スムーズに会話できる「コミュニケーション能力」
- 言葉遣いや高い語学力
などの能力は、どの業界からも重宝されるでしょう。
具体的な業種だと営業職や事務職の受付など、人前に出る仕事がおすすめです。
接客業の中でもホテルマンの接客レベルはかなり高いため、未経験の職場であっても卒なくこなせるでしょう。
「おもてなしの仕事」とは?接客業の種類や適性を活かしたキャリアアップ術も紹介新卒でホテルを辞めた後のおすすめ異業種5選
次に、新卒でホテルを辞めた後に、おすすめの転職先について紹介します。
ホテルマンとしての経験を活かせるものや、今後需要が伸びてくるであろう転職先をピックアップしました。
- 販売
- 事務
- IT業界
- 飲食業
- 不動産営業
ぜひ参考にしてみてください。
1.販売
新卒でホテルを辞めた後におすすめなのは、販売業です。
ホテルは究極の接客業ですので、ホテルで接客スキルを身に着けていれば、販売業でもそれを最大限に活かせます。
とくに高級ホテルであれば、大袈裟ではなくお客様を神様のように扱いますので、販売の仕事をしたときに同じように振舞えれば確実に喜ばれるでしょう。
つまり、ホテルの当たり前を販売の仕事に持ち込んだだけで、大きな差別化ができるのです。
そのため販売業は、ホテルマンとしての経験を最大限に活かせる職場のひとつでしょう。
2.事務
次におすすめするのは、外資系企業の事務です。
なぜかというと、英語力は市場価値が高いため、転職の際に有利に働けるからです。
もしホテル業時代に培った英語力に自信があるなら、そのスキルを活かせる外資系企業がおすすめでしょう。
重ねて、受付業務などの企業の顔となる仕事をする際にも、ホテルマン時代の接客スキルがあれば難なくこなせるでしょう。
もし英語力に自信があるのなら、面接の際にこれまでの就業経験をアピールすることによって、大幅な給与アップも期待できます。
3.IT業界
今の日本の現状や将来性を見て、IT業界へ転職することも視野に入れると良いでしょう。
おすすめの異業種のひとつとしてプログラマーがありますが、プログラマーの平均年収は年々上がってきています。
なぜかというとIT業界ではプログラマーの需要が高いわりに、圧倒的に供給が少ないからです。
今は気軽にプログラミングを学べる環境が揃っており、未経験からでもプログラマーやエンジニアなどの職種を目指しやすくなっていることもおすすめです。
フリーランスとして時間や場所に縛られずに働くことも可能なので、家事や育児などで忙しい方も働きやすい職種でしょう。
4.飲食業
ホテル業界は24時間365日営業のため、休みが不安定だったり、早朝や夜中に働かなければならない場合もあります。
一方、飲食業は営業時間や休業日があらかじめ決まっているので、不規則な労働がつらく感じているホテルマンにおすすめの転職先になっています。
また、飲食業ではホテルでの接客技術を活かせるところもメリットでしょう。
ホテルは24時間365日営業で常にお客様に最良のサービスを提供することを要求されているので、多少の違いはありますが、ホテルで習得した接客技術は飲食業でも通用します。
プライベートの時間もしっかり確保しつつ、ワークライフバランスを大事にしたいという人は飲食店への転職も検討してみてましょう。
5.不動産営業
ホテルで培った接客スキルを活かし、不動産の世界に転職をするケースもあります。
ホテル業界で学んだ高い接客スキルやビジネスマナーは、高単価の商材をあつかう不動産営業でも十二分に活かすことができるでしょう。
不動産営業とは、具体的には下記のような業務内容になります。
- 自社またはグループ会社が所有する物件の販売
- 物件を借りたい人と大家さん間の賃貸契約の仲介
- 物件を売りたい人と買いたい人の売買の仲介
不動産営業はホテル業務と同様に、顧客のニーズに沿った提案が必要になるため、新卒でホテルを辞めた後のおすすめの業種です。
異業種からプログラマーに転職できるのか?キャリアチェンジする3つの勉強方法新卒でホテルを辞める3つの方法
ホテルを辞めたいと思ったら、どんな行動を取れば良いのでしょうか。
具体的には、下記の3点を押さえておく必要があります。
- 1ヶ月前に上司に退職の意向を伝える
- 退職日が決まり次第、先輩や同僚に報告する
- 転職サイトを活用する
退職するのは、はじめての経験かと思いますが、ひとつずつこなしていけば問題ありません。
それでは見ていきましょう。
1.1ヶ月前に上司に退職の意向を伝える
新卒で就職したホテルを辞めたい場合、退職の1ヵ月前までには上司に退職の意向を伝えることが必要です。
なぜなら、退職する直前に退職の意向を伝えると、業務の引継ぎが間に合わず上司に迷惑をかけることがあるからです。
ただし、ホテルの就業規則で、退職の意向を伝えるタイミングが2ヵ月前までと決められている場合もあるため、まずは就業規則を確認しましょう。
新卒で任されている仕事が少ない場合でも、人員の補充が必要になる場合もあるため、ギリギリに退職の意向を伝えるのは避けるのが大切です。
2.退職日が決まり次第、先輩や同僚に報告する
新卒でホテルを辞める方法として、退職日が正式に決まり次第上司に相談のうえ、その後先輩や同僚に報告します。
上司に退職が受理させる前に前に周囲に報告すると、現場を乱したり人づてに噂が広まってしまったりと、自分も周りにも不穏な空気が流れます。
このような状況だと気持ちよく送り出してもらえず、不満が残ったまま退職することになるでしょう。
残った人達に快く送り出してもらえるよう、退職を伝えるのは上司に伝えた後にしましょう。
3.転職サイトを活用する
はじめての転職では、転職サイトを使うのがおすすめです。
転職サイトを活用することで、大手から中小企業まで自分の希望にあった会社を探すことができるでしょう。
希望する労働条件や勤務地などを入力するだけで、求人先は幅広く出てきます。
おすすめの転職サイトとして、以下が挙げられるので自分に合うものを選びましょう。
- doda
- ビズリーチ
- リクナビNEXT
- マイナビエージェント
- リクルートエージェント
転職サイトで目ぼしい会社を見つけたホームページなどで詳細を調べたり、実際に働いている人の声を聞いたりしながら、転職を進めていきましょう。
新卒でホテルを辞めるメリット3選
次に、ホテル業務を辞めるメリットについて解説します。
今までホテル業界に勤めていると当たり前だったことが、転職後はガラッと変わることも多々あります。
- 新しい価値観に触れられる
- 仕事の拘束時間が減った
- 給料やキャリアアップの可能性が高くなる
順番に見ていきましょう。
1.新しい価値観に触れられる
新卒でホテルを辞めたことによって、新しい価値観に触れられることがメリットに挙げられます。
新しい会社で勤めることで、今までのホテルの常識から一変した価値観を知れるからです。
ほかにも価値観だけでなく、
- 同じ志を持った人と働ける
- 新しい人脈や繋がりができる
- 基礎力やビジネススキルが身に付く
といった、自分の将来が明るくなるスキルも得られます。
新卒で入社した職場の労働環境が自分の基準になってしまいがちですが、一歩外に出てみるとそれが当たり前でなかったことに気がつくでしょう。
広い視野で転職先を探してみると、今までにない新しい価値観が見えてくるのものです。
2.仕事の拘束時間が減った
ほかの業界に転職することで、労働の時間が減ったことがメリットに挙げられます。
なぜなら、ホテルは365日24時間営業しているので、土日や祝日、昼勤や夜勤など関係なく常に誰かが働かなければならないからです。
新卒でホテル業界に入った人が辞めて別の業界へ転職することで、
- プライベートの時間を確保できる
- 土日に友人との予定を立てやすくなる
- 家族や恋人との時間を大切にできる
といった、自分だけでなく、あなたの大切な方も嬉しくなるでしょう。
仕事の拘束時間が減ることで、生活の充実度も上がる点が、ホテルを退職時に得られるメリットです。
3.給料やキャリアアップの可能性が高くなる
新卒でホテルを辞めることのメリットとして、キャリアアップの可能性が高くなることが挙げられます。
ずっと同じ職場で働き続けるよりも、さまざまな業態・業務を経験することによって自身の価値を高められます。
転職先によっては、以下のような可能性があるからです。
- 未経験でも働きやすい環境が整えられている
- インセンティブ制度が付いている
- 昇格へのハードルが高くない
新卒という若さを活かすことで、別の業界に挑戦して給料アップやキャリアアップの可能性は高くなるでしょう。
第二新卒で年収アップは可能?今より給料を得るためにやるべき3つのことを解説新卒でホテルを辞めたデメリット3選
ホテルを辞めるメリットがあれば、デメリットももちろんあります。
具体的には、下記のようなものです。
- 転職活動が長すぎると経済的不安が発生する
- 面接で辞めた理由について追求される
- 仕事の辞め癖がつくことがある
あらかじめデメリットを知っておくことで対処ができるので、しっかり理解しておきましょう。
1.転職活動が長すぎると経済的不安が発生する
会社を辞めた後に転職活動をする場合、長引きすぎると経済的に苦しくなってしまう場合があります。
なぜなら転職活動には、ある程度のまとまったお金がかかるからです。
一般的に転職活動時にかかる費用は、下記のようなものがあります。
- 生活費
- 交通費
- 服飾費(スーツ、靴など)
- 税金
会社で働いているときにじゅうぶんに貯金をしておくか、難しいようであればホテルで働いて給料をもらいながら転職活動をすると良いでしょう。
経済的な不安が大きすぎると、転職活動に集中できず本末転倒になってしまうケースもあります。
2.面接で辞めた理由について追求される
ホテルでの在職期間が短すぎた場合、面接で辞めた理由について追求されることがあります。
企業側の意図はこの質問からあなたの考え方や性格を知ったり、自社との適性を計ったりしています。
基本的には正直に理由を伝えるのが良いですが、言いにくいことは言い換えて伝えるのが良いでしょう。
たとえば「職場の雰囲気が嫌だった」のが本音だったとしても「職場で学んだことを御社で活かしたいと思った」のような前向きな理由で答えると印象が悪くならずに済みます。
すぐに辞めそうな人と働きたいと思う人はいないので、できるだけポジティブな理由を伝えるようにしましょう。
3.仕事の辞め癖がつくことがある
新卒でホテルを辞める人は、人間関係や職場環境に不満を持って辞めるケースもあります。
感情的に「嫌なことがあるから辞める」という行動をとってしまい、辞めグセがついてしまうと、次の職場でもすぐに辞めてしまうという悪循環に陥ってしまう可能性があります。
心の病気になってしまったり、肉体的に限界を感じるまで働く必要はありませんが、ちょっとしたミスで仕事を辞めてしまうことは長期的に見てデメリットとなる場合もあるでしょう。
まとめ:新卒でホテルを辞める時は、退職後のプランを練った上で冷静に行動しよう
本記事では、新卒でホテルを辞めたい人向けに辞めたい理由やおすすめの転職先などを解説してきました。
- ホテルの仕事は過酷な業務内容な不規則な労働時間で辞めたいと感じる人が多い
- 退職前に、興味がある転職先や希望する条件などを考えておくべき
- 新卒でホテルを辞めるメリット・デメリットを押さえた上で、転職を検討する
新卒で入った会社を辞める際は、辞める前にやるべきことをおこなった上で転職活動に取り組むことが大切です。
ホテルマンの強みを活かせる職場はたくさんあるので、同じ業界だけでなく広い視点で転職活動をおこないましょう。
高収入の仕事が気になる方は、プログラミング知識を付けることをおすすめします。
DMM WEB CAMPでは、専門的知識を最短3ヶ月で学ぶことができるので、新しいキャリアを作りたい方はぜひ視野に入れてみてください。