エンジニアの履歴書の書き方や注意点、ポイントを徹底解説
「エンジニア職への履歴書では何を書けばいいんだろう」
「履歴書を書くときの注意点が知りたい」
と思うことはありませんか?
エンジニア職へ転職したいと考えても、履歴書をどのように書けば良いのか悩んでしまいますよね。
では、実際に転職をする際はどのように履歴書を書けば良いのでしょうか?
そこで今回は、
- エンジニア職への履歴書を書くポイント
- 履歴書を書くときの注意点
- 未経験者がエンジニア職への履歴書を書くポイント
について詳しく解説します。
この記事を読めば、エンジニア職への履歴書の書き方がわかります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
エンジニア職への履歴書のよくある内容
エンジニア職への履歴書の内容は、通常の履歴書と同じ内容が多いです。
- 基本情報
- 学歴・職歴
- 免許・資格
- 自己アピール
ほかの内定希望者と差別化するためには、自己アピールの充実や具体性は必須。
企業に興味を持ってもらえるような履歴書を作成することで、内定率が上がるでしょう。
エンジニア職への履歴書を書く前のポイント5選
ここでは、エンジニア職への履歴書を書く前に気をつけるべきポイントについて紹介していきます。
- B5サイズか、A4サイズを準備する
- 手書きではなく、パソコンで作成する
- フォーマットやテンプレートを活用する
- 年号を統一する
- 具体的なエピソードを考えておく
- 時間に余裕を持って履歴書を作る
記入前にミスをしないために意識していきましょう。
ひとつずつ紹介していきます。
1.B5サイズか、A4サイズを準備する
履歴書を作成する前に、紙のサイズに気をつけましょう。
紙のサイズは、B5サイズ、またはA4サイズがおすすめです。
企業によっては紙の指定がありますが、とくに決められていない場合は、下記のメリットを踏まえて選ぶと良いでしょう。
- バランスがまとまった履歴書を書きたい人は、B5サイズ
- なるべく多くの志望動機や自己アピールを書きたい場合は、A4サイズ
指定がない場合は、文章量の多さに合わせて紙のサイズを選ぶことで、まとまりのある履歴書を作成できます。
2.手書きではなく、パソコンで作成する
今までは手書きで書く履歴書が多いですが、近年ではパソコンでの作成も増えています。
なぜかというと、履歴書をデータとして提出希望する会社が多いからです。
企業によっては履歴書のほかに、
- 職務経歴書
- ポートフォリオ
など、送付も希望されるので、紙だけの情報をまとめるよりも電子機器でも準備しておくと良いでしょう。
手書きの履歴書は、古いとも言われているため、パソコンで作成することをおすすめします。
3.フォーマットやテンプレートを活用する
履歴書をパソコンで作成する際は、フォーマットを使いましょう。
履歴書のテンプレートを活用することで、見栄えの良い書類を作れます。
Word形式、Excel形式、PDF形式と保存方法が分かれているだけでなく、
- 厚生労働省が推奨している
- 職歴欄が多い
- 自己アピールを具体的に書ける
など、幅広い履歴書テンプレートが無料に揃っているため、自分に合うものをダウンロードしましょう。
書きたい内容に合わせて、履歴書のテンプレートを選ぶことで、バランスの良い履歴書を作成できます。
4.年号を統一する
履歴書を作成するときの年号は、必ず統一させましょう。
ふたつの書き方が混ざっていると、採用担当者にストレスを与えてしまい、マイナスな印象を抱かれるからです。
ほかにも、下記に気をつけて年号を記入しましょう。
- 和暦の場合「平成」を「H」と省略しない
- 漢数字と英数字を混合させない
年号は西暦でも和暦でも、自身が書きやすいもので問題ありませんが、混合だけは避けなければいけません。
5.具体的なエピソードを考えておく
履歴書を書く前に、自分の長所に特化した過去の話を深堀りしましょう。
自分にしかない体験談を思い出し、履歴書にまとめることで採用担当者に記憶されやすくなります。
エピソードを書く際は、
- 接客のアルバイトで売上目標の120%を達成した
- 読書での30分学習を1年以上続けている
- 得意分野の試験でクラス成績が1位になった
など、数字やデータを入れて説明することで、より具体的に記入できるのでおすすめです。
ほかの募集者と差別化するためにも、自分の過去やエピソードを深く考えましょう。
6.時間に余裕を持って履歴書を作る
履歴書を作成する際は、時間に余裕を持って作りましょう。
慌てて作ってしまうと、記入ミスが増えてしまい、雑な履歴書が完成してしまうからです。
提出前ギリギリに執筆するのではなく、
- 提出3日前に完成させるスケジュールで取り組む
- 自分の経歴を隙間時間に振り返る
- 長所や短所を深堀りしてみる
など、自分としっかり向き合う時間を費やすことで、履歴書のクオリティが上がります。
丁寧に心がけて作成することで、履歴書の第一印象が良くなるので、時間に余裕を持って作成してください。
未経験からプログラマーに応募する時の履歴書の書き方を紹介エンジニア職への履歴書の書き方
ここでは、エンジニア職への履歴書を書くポイントについて紹介していきます。
- 基本情報を書く
- 学歴・職歴を記入する
- 免許・資格を書く
- 自己アピールを考える
- 志望動機を具体的に書く
履歴書にどのような内容を書くべきなのか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
順番に見ていきましょう。
1.基本情報を書く
履歴書の基本情報を書く際は、姓と名の間にはスペースを空けて読みやすく、住所は正確に記入しましょう。
生年月日は、履歴書を出すときの満年齢で書きます。
また、顔写真は、下記を意識して貼付するとおすすめです。
- 清潔感のある髪型
- 派手すぎないメイク
- カジュアルな服装ではなく、スーツ姿
基本情報は、正しいものを書くように意識して記入しましょう。
2.学歴・職歴を記入する
学歴や職歴は、嘘偽りなく書くことが重要です。
なぜかというと、意図的に偽ったり、隠してしまったりすると経歴詐称となるからです。
詐称が発覚した場合、
- マイナスな印象
- 内定の取り消し
- 入社後に強制解雇
など、自分にとっても会社にとっても、不利益な状況になります。
意図しない詐称のときは、誠心誠意に謝罪することで大きな問題にはなりませんが、履歴書作成後は丁寧に読み返してミスを防ぐことが大切です。
3.免許・資格を書く
免許や資格を持っている方は、取得順に記入します。
エンジニア職への転職の場合、
- ITパスポート
- 基本情報技術者試験
- 応用情報技術者試験
- システムアーキテクト試験
- ネットワークスペシャリスト試験
といった、関連性の高い免許・資格は効果的です。
ほかにも、英検や自動車の普通免許も汎用性が高く、興味を持たれるきっかけになることも。
資格取得がない場合は、空欄で問題ありませんが充実した自己アピールで挽回すると良いでしょう。
4.自己アピールを考える
自己アピールは、履歴書の中で最も必要不可欠な存在になります。
詳しく書くことによって採用担当者は、あなたに興味を持ち、内定への道に近づけます。
記入すべき内容として、
- 趣味や特技の実績
- 今まで頑張ってきたこと
- 厳しい経験を乗り越えたこと
- 自分の長所や短所への向き合い方
といった、自分を証明できる事実を具体的に書きましょう。
積極的に自分をアピールする内容を書くことで、好印象を得られます。
5.志望動機を具体的に書く
エンジニア職への履歴書を書く際は、オリジナリティのある志望動機を書きましょう。
どの企業でも通用するような志望動機を書くと、採用されにくくなってしまいます。
具体的には、
- 定型文で書かない
- 結論から書き、わかりやすい内容で執筆する
- 300文字から400文字程度の長すぎない文章を書く
といった、意識をしながら執筆すると良いでしょう。
「なぜ、この会社で働きたいのか」と詳しく書くことで、社風とのマッチ度が高く、会社へのメリットを感じられる人材として内定を貰えます。
フロントエンドエンジニアの面接対策!よくある質問や志望動機の考え方を解説エンジニア職への履歴書を作成する3つの注意点
ここでは、履歴書を作成する際に気をつけるべきポイントについて紹介していきます。
- 手書きの場合、消えないボールペンで書く
- 自由記入欄は、なるべく埋める
- 作成後は必ず見直しをする
履歴書の作成は、必ず気をつけながら記入していきましょう。
ひとつずつ紹介していきます。
1.手書きの場合、消えないボールペンで書く
履歴書を手書きで書く場合は、黒色のペンやボールペンで書きましょう。
下記のもので執筆してしまうと、インクがかすれたり、にじんだりしてしまい、マイナスな印象になるからです。
- 鉛筆
- シャープペンシル
- 消せるボールペン
また、消えないボールペンで書いて文字をミスしてしまった場合は、修正液や修正テープは活用せずに、最初から書き直しましょう。
手書きの場合は、使用するペンのルールや修正がしづらい点があるので、気にせずに執筆したい方はパソコンでの作成がおすすめです。
2.自由記入欄は、なるべく埋める
履歴書の自由記入欄は、なるべく埋め、空欄を作らないようにしましょう。
空欄を少なくすることで、履歴書を見た企業の方に熱意と誠意が伝わるからです。
何を書けば良いのか悩んでしまう場合は、友人や家族に自分の長所を聞いてみることで得意が見つかります。
余白のない履歴書を作成することで、大きな印象を与えられるでしょう。
3.作成後は必ず見直しをする
履歴書が完成した後は、必ず見直しをしましょう。
完成したことに満足して見直しをしないと、ミスを見落としてしまうからです。
ミスをしたままの履歴書を提出してしまうと「簡単な仕事もミスをしてしまいそう」と思われてしまうので、何度も見直しをおこないましょう。
すぐに確認をするのではなく、一度時間を置いてから見直しをすることで、前回気づけなかったミスに気づけるのでおすすめです。
未経験者がエンジニア職への履歴書を書くポイント3選
ここでは、未経験者や初心者がエンジニア職へ転職を目指す、履歴書のポイントについて紹介していきます。
- 自分の強みを明確にする
- 謙虚さや学習意欲を伝える
- 企業の働き方と将来像の一致をアピールする
エンジニア職への転職に自信がない方は、ぜひ参考にしてください。
順番に見ていきましょう。
1.自分の強みを明確にする
未経験者からエンジニア職へ転職をおこなう場合、自分の強みをハッキリさせましょう。
長所を明確にすることで、向いているエンジニアの職業も絞れるからです。
具体的には、
- プロジェクトの管理能力が高い人は、システムエンジニア
- マーケティングの知識がある方は、Webエンジニア
- 責任感が強い方は、サーバーエンジニア
など、自分の強みが活かせるエンジニアを目標にすると、挫折しにくいでしょう。
あなたの得意分野を活用できる方法を考えることで、エンジニア職へのゴールも明確になります。
2.謙虚さや学習意欲を伝える
IT業界に初めて転職をおこなう方は、履歴書の自己アピールに謙虚さや学習意欲が高いことを書くとおすすめです。
未経験だからこそ、自分に足りないものを正直に書き、学ぶ姿勢を伝えることで努力家という印象を得られます。
入社後に仕事を言われるまで待つ人よりも、自分から行動して業務を探す人の方が採用担当者は好印象を持ちます。
ですので、どのように学習を続けられるのか具体的なエピソードを書くと良いでしょう。
3.企業の働き方と将来像の一致をアピールする
未経験者からエンジニア職へ転職をおこなう場合、入社したい企業の働き方と自分の将来像の一致を詳しく伝えましょう。
自分が働いた際のイメージを履歴書にアピールすることで、採用担当者も感化されるからです。
具体的には、
- 企業の売上にどのように貢献するか
- どのような姿勢で仕事に取り組むか
- 会社の成長にどのようにサポートしていくか
など、詳しくまとめるとおすすめです。
企業の情報収集を細かくおこない、自分の将来像とマッチしていることを履歴書に書くことで、内定の確率は上がります。
フリーランスで履歴書作成!企業に提出するならおさえるべき5つのポイントまとめ:エンジニア職への履歴書は自己アピールを細かく書く
本記事では、エンジニア職への履歴書の書き方や注意点、ポイントについて解説しました。
- 文章量に合わせて、履歴書の紙のサイズやフォーマットを活用する
- 手書きではなく、パソコンで記入すると修正しやすく提出もしやすい
- 履歴書作成後は必ず見直しをして、ミスをなくす
エンジニア職への履歴書は、年号の統一や使うペンの種類など通常の履歴書と同様の注意点があるので、気をつけましょう。
また、未経験者や初心者でもスキルや学習意欲を具体的に書くことで、採用担当者に好印象を与えられます。
自分の知識や技術に自信がない方は、転職や就職をする前に学習に専念してみるのもおすすめです。
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