エンジニアのやらかし10選|失敗したときの対処法や防止法も紹介

公開日: 2023.01.28
更新日: 2024.01.11
エンジニアのやらかし10選

「エンジニアのやらかしエピソードを知りたい」
「やらかしにどう対処すればいいかわからない」

と思うことはありませんか?

自分が仕事でやらかしてしまったときは、他人のやらかしエピソードを知りたくなりますよね。

では、エンジニアにありがちなやらかしには、どのようなものがあるのでしょうか?

そこで今回は、

  • エンジニアによくある失敗例
  • やらかした後の対処法
  • やらかしを未然に防ぐ方法

について詳しく解説します。

この記事を読めば、エンジニアとしてのやらかしへの対処法や防止法がわかります。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

エンジニアにやらかしは付き物?

仕事でやらかしてしまうエンジニア

仕事に関する何かしらのやらかしに、心がへこんでしまう方は少なくありません。

そんなとき、やらかしているのは自分だけでないと考えると、かなり気持ちが楽になります。

  1. やらかしてしまうエンジニアは多い
  2. 多少のやらかしは仕方ないと割り切る

そこでまずは、エンジニアとやらかしの関係性についてみていきましょう。

1.やらかしてしまうエンジニアは多い

経験が浅い時期はとくに、やらかしてしまうエンジニアは多いです。

そもそも、仕事の場面で失敗しない人などいません

エンジニアとしてシステムを構築していく場面で、一切ミスが発生しないほうが不自然というもの。

エンジニアは仕事量が多く、勤務時間も不規則です。

仕事の内容はもちろん、そうした環境もエンジニアのミスを誘発する原因となっています。

2.多少のやらかしは仕方ないと割り切る

エンジニアにやらかしは付き物であるため、多少のやらかしは仕方ないと割り切ることが大切です。

事前に気持ちを割り切っておけば、やらかしたときの精神的なダメージは軽減できます

気持ちの切り替えも早くなり、素早くやらかしの対処に乗り出すことが可能です。

重要なのはミスをしないことではなく、同じミスを繰り返さないこと。

やらかしは避けられないものと割り切り、後のカバーに力を注ぎましょう。

エンジニアにありがちなやらかし10選

仕事でよく失敗してしまうエンジニア

以下では、エンジニアにありがちな10のやらかしをご紹介します。

自分のやらかしがよくあるミスだとわかれば、気持ちも楽になるはずです。

また、事前にありがちなやらかしを把握しておくことで、やらかしの防止にもつながります。

1.データを誤って削除してしまう

作成途中のシステムやプロダクトのデータは、しばしば誤って消去されます。

バックアップがあれば復旧できますが、バックアップがない場合仕事は最初からやり直しです。

データを扱うエンジニアだからこそ、データの誤削除はやらかしの代表格といえます。

作業途中のデータは、必ずバックアップを取っておくようにしましょう。

また、データの保存をダブルチェックでおこなうのも、有効な対策法です。

2.システムを停止させてしまう

ミスでシステムを停止させてしまうのも、エンジニアにありがちなやらかしです。

例えば、URLの文字をたった一文字間違えるだけで、システムは停止してしまいます。

システムが停止している間、クライアントはもちろんユーザーにも多大な迷惑を与えてしまいます。

その点を考えれば、システムの停止はとくに避けたいやらかしです。

エンジニアの仕事は、非常に小さな不手際が大きなやらかしをもたらします。

できるだけミスを減らすために、常に間違っていないかのチェックは怠らないようにしましょう。

3.タスクを先延ばしにしてしまう

新人エンジニアは、やるべきことが整理できず、やることを先延ばしにしやすいです。

なぜなら、業務に慣れない中、開発作業や部署内の仕事に追われているから。

自分一人で判断できるものはいいですが、情報不足や自分に権限がない場合は、やることがさらに遅れます。

先延ばしにしないために、

  • 午前中までにやることを決める
  • 情報がどこにあるか調べる
  • 誰に許可をもらうか確認する

などをおこない、業務内容を細かく記録することが大切です。

4.期限を過ぎてしまう

エンジニアのやらかしでよく耳にするのが、納品の期限を過ぎてしまったエピソードです。

エンジニアによるシステムの設計や実装は、納期が定められています。

当然納期は守るのが基本ですが、多忙やトラブルで納期を過ぎてしまうことがあります。

クライアントやほかのメンバーも、仕事の目安となるのは初めに設定された納期です。

したがって、納期を過ぎてしまうと、プロジェクト全体に悪い影響を与えてしまいます。

納期を過ぎることがないよう、余裕を持って仕事を進めていきましょう。

5.バックアップを取り忘れる

バックアップの取り忘れは、経験のあるエンジニアも多いことでしょう。

通常通り仕事を進めていれば、バックアップが必要になる場面はありません。

しかし、誤ってデータを消去するなどした場合、バックアップの有無はその後の業務を大きく左右します。

バックアップがなかった場合、もう一度最初からシステムを作り直さなければいけません。

仮にミスがなかったとしても、バックアップを取っておいて損をすることはありません。

ある程度作業が進めば、定期的にデータのバックアップを取っておきましょう。

6.誤ったコーディングをする

コーディングのミスは、エンジニア特有のやらかしといえます。

コーディングの量が膨大になると、どうしても間違ったコーディングは避けられません。

例えば、スペルミスや全角スペースのミスなど、少しでも誤っただけで、Webページやシステムは機能不全になります。

したがって、コーディングは注意深くおこないましょう。

完成したコードは、不具合がないか十分テストをおこなうと、よりミスの確率は低くなります。

7.仕事中の居眠り

日頃の疲れが蓄積され、つい仕事中に居眠りしてしまうことがあります。

エンジニアはパソコン作業が多く、かつ業務時間が不規則なため、眠気に襲われることが多いです。

とはいえ、業務中の居眠りはご法度。

上司や同僚に見つかれば、自分の評価を下げることになります。

なので、コーヒーや栄養ドリンクを補給するなど、眠気を飛ばすための対策を打ちましょう。

8.入館証を紛失する

オフィスへの入館証の紛失も、仕事に大きな影響を与えるやらかしです。

入館証自体は、紛失したとしても再発行できます。

このやらかしが深刻なのは、大事な持ち物や書類を紛失する人間という印象を与えてしまうからです。

一度定着した印象は、容易に覆すことができません。

周りに悪印象を与えないよう、入館証は肌身離さず持ち歩くようにしましょう。

9.パソコンを壊してしまう

エンジニアにとって致命傷的なやらかしが、パソコンの損傷です。

エンジニアはパソコンを持ち歩くことが多く、その分壊してしまう可能性も高くなります。

パソコンが損傷してしまえば作業ができないのはもちろん、中にあるデータも損傷します。

したがって、プロジェクトの進捗を大幅に遅らせることになるのです。

保護ケースも使用するなど、パソコンは丁寧に扱うようにしましょう。

10.本番環境とテスト環境を間違える

本番環境とテスト環境の取り違えも、エンジニア特有のやらかしのひとつです。

システムの構築は、本番とテストとふたつの環境でおこないます。

本番環境のシステムが実装されれば、テスト環境のデータは必要ありません。

しかし稀に、本番環境のデータをテスト版と間違えて消去してしまうケースがあります。

この場合、もう一度本番のシステムを作り直さなければいけません。

多大な時間を犠牲にするやらかしなので、防止のために本番かテストかを常に確認しましょう。

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エンジニアのやらかしへの対処法3選

仕事のやらかしに対処するエンジニア

仕事のやらかしをゼロにすることは、あまり現実的ではありません。

やらかしが避けられない以上、むしろ重要なのはミスのアフターケアを適切にできるかどうかです。

  1. 真摯に謝罪をする
  2. 失敗の原因を分析する
  3. 別の仕事で結果を出して評価を取り戻す

そこで以下では、エンジニアのやらかしへの3つの対処法をご紹介します。

1.真摯に謝罪をする

やらかしの内容や程度に関わらず、まずは真摯に謝罪することが大切です。

同僚やクライアントに心から謝罪すれば、許してもらえる可能性は高くなります。

なぜなら、周りの人間も同じようなやらかしを経験しているからです。

反対に、自分のミスを認めなかったり中途半端な謝罪をした場合、悪い印象を与えてしまいます。

まずは相手に謝罪をおこない、そこからミスのケアをしていきましょう。

2.失敗の原因を分析する

仕事でやらかした後は、必ず失敗の原因を分析しましょう。

仕事でやらかしたときに重要なのは、同じミスを繰り返さないことです。

自分の失敗の原因をきちんと分析することで、同じミスをしないための対策が立てられます。

もしこの分析を怠った場合、また同じミスをしてしまう可能性が高いです。

そして同じミスを繰り返していると、同僚や上司から許してもらえなくなります。

何かやらかしてしまった後は、必ず原因を分析しましょう。

3.別の仕事で結果を出して評価を取り戻す

別の仕事で結果を出すことも、過去のやらかしを許してもらうための方法です。

なぜなら、失敗したときよりも高い評価を得られるから。

過去のやらかしに囚われていても、結局のところやってしまったミスは消えません。

謝罪や分析は大切ですが、悩んでても時間がもったいないので、別の仕事で結果を出し、周りから評価をもらうように集中しましょう。

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エンジニアのやらかしを未然に防ぐ方法2選

やらかしを未然に防ぐエンジニア

仕事上やらかしは付き物のエンジニアですが、やらかしの回数を減らすための努力は可能です。

やらかしを防ぐために対策を打てば、頻度は減少し、結果的に職場での評価を獲得できます。

  1. エンジニアとしての技術力を上げる
  2. 報告や相談を怠らない

そこで以下では、エンジニアのやらかしを未然に防ぐ2つの方法についてみていきましょう。

1.エンジニアとしての技術力を上げる

エンジニアとして技術力を上げれば、多くのやらかしは防止できます。

コードのミスやファイアウォールの設定ミスなどは技術上の問題であり、技術力があればミスの頻度は抑えることが可能です。

自分の技術力に自信がない場合、自信のなさに引きずられてミスも発生してしまいます。

まずはエンジニアとして技術を磨き、やらかしをできる限り防いでいきましょう。

2.報告や相談を怠らない

技術的な原因以外のケアレスミスは、報告や相談を徹底することで防止できます。

例えば、データの誤削除やバックアップの取り忘れは、技術ではなく確認や報告不足の問題です。

その場合、上司への報告やダブルチェックを徹底することで、ケアレスミスは減らせます。

技術力は突然伸びるわけではありませんが、報告や相談の徹底は明日から実践できます。

ケアレスミスに悩んでいる人は、報連相を忘れずにおこないましょう。

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まとめ:エンジニアのやらかしは繰り返さないことが大切

本記事では、エンジニアにありがちなやらかしについて解説してきました。

  • エンジニアにやらかしは付き物
  • 大事なのはやらかした後の行動
  • やらかしをできる限り予防することも重要

エンジニアにとって、多少のやらかしは付き物です。

それよりも重要なのは、やらかした後のケアをいかに適切におこなうかです。

周囲に謝罪をした後、なるべく早くミスを取り戻しましょう。

また、やらかしを最小限にするため、何かしらの対策を打つことは可能です。

ぜひ今回の記事を参考に、やらかしと上手く付き合えるエンジニアを目指してください。

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