服装自由って本当?IT業界の規則を解説

公開日: 2018.03.07
更新日: 2024.01.03
指さすビジネス本

皆さんはITエンジニアと聞くとどんな服装を思う浮かべますか?

ITエンジニアは服装が自由だと聞いたことがある方もいるかもしれませんが、これは勤務先などによって違いがあります。

今回はITエンジニアの服装について、解説していきます。

ITエンジニアの服装は出勤先によって変わる

冒頭でも少し触れましたが、ITエンジニアの服装は自由なイメージを持っている方が多いですが、必ずしも服装が自由と言う訳ではありません。

企業ルールなどもありますが、基本的には出勤先などで服装の自由が変わってきます。

スーツが基本になる出勤先

客先常駐や大手企業は以下の理由からスーツ指定の職場が多いです。

客先常駐

ITエンジニアでも客先常駐の場合は、スーツ着用が基本の職場が多いです。

客先常駐はクライアントの目がある事からスーツが基本になります。

常駐先によって多少違いはありますが、スーツまたはカジュアルスーツまでが選択できる服装が多いです。

また服装だけでなくパソコンや書類を持ち歩くバッグについて、ビジネスバッグが基本になります。

大手企業

全ての大手企業という訳ではありませんが、大手企業になると出退勤時に見られることもあり、服装に自由はなくスーツ指定の企業も多いです。

特に女性の場合は、スーツでなくても大丈夫なところもありますが、男性はスーツ指定のところが基本になります。

同じ企業でも部署によって違いがある為、服装が自由な職場を選びたい方は事前に確認しておくことが重要です。

スーツ指定のメリット・デメリット

せっかくITエンジニアになってもスーツ指定の職場もあります。

しかし後述しますが、服装が自由な職場でも細かなルールや自由だからこその注意点も多くあり、自由な服装に拘りがある方でなければスーツの方が気軽な点も少なくありません。

自社勤務

ITエンジニアの中でも自社勤務で、客先に出向かないところは服装が自由な所も多いです。

自社勤務の場合、必ずしも服装が自由と言う訳ではなくスーツ指定の企業もある為、事前確認は怠ってはいけません。

また自社勤務で服装が自由な企業でも明確な服装のルールや暗黙のルールなどがあることも少なくありません。

特に明確なルールになっている物は良いですが、暗黙のルールになっているものは把握しにくいにも関わらず、一般常識を疑われる扱いを受ける事もある為、注意が必要です。

下記に代表的なルールや暗黙のルールがわからない間は守っておいた方が良い代表的な服装選びで、面接などの際に服装自由と言われても、最初のうちはこれからご紹介することを守って出勤しないと企業内の心象を悪くする可能性があります。

上服は襟付きシャツ

服装が自由な職場でもルールに設けられていたり、暗黙のルールで決まっていることが多いのが襟付きのシャツです。

服装が自由と言われた場合でも、最初は襟付きのシャツで出勤することがオススメです。

また可能であればポロシャツでも大丈夫なところと、ダメなところもある為、初出勤は襟付きでもポロシャツは避けることをオススメします。

下服は派手すぎないスラックスなど

下に履くズボンも服装が自由の中でも、企業によって暗黙のルールなどが設けられていることも少なくありません。

スラックスなどで色も黒など派手ではない物を選択するのがオススメです。

ハーフパンツや七分丈のズボンは少なくとも最初は避けるべきです。

またジーンズなどについても場合によっては、禁止されている企業もある為、実際に出社して問題がなければ変更してもいいですが、最初からジーンズでの出勤は辞めておいた方がいいです。

靴は派手すぎないものを選択する

服装自由と聞くと意外と気を抜いてしまうのが、靴や靴下です。

こちらも明確にルールがわからない間は派手すぎない靴を選ぶのがオススメです。

クロックスなどは好まれない職場もある為、初出勤時には選ばないことが無難です。

選ばないと思いますが、クロックス同様にスリッパやサンダルでの出勤は辞めておいた方がいいです。

靴下についても無難な物をまずは選択することをオススメします。

実際に出勤してみれば、くるぶしソックスなどがOKな企業もありますが、判断できない間は心象を悪くする可能性もある為、注意が必要です。

スーツ常備

基本的に服装は自由でも、スーツを常備しておくルールが設けられている企業も少なくありません。

理由としては営業について客先に急遽訪問することになったり、クライアントが訪問してきて打ち合わせを行ったりする場合にスーツが必要になる可能性があるからです。

またスーツ常備が求められている職場では、普段の服装もある程度制約がある所も多い為、より注意して服装を選ぶ必要があります。

自由な服装のメリット・デメリット

自由な服装に憧れる方も多いですが、スーツと違って服装が自由な分選択する服次第で周りの人の心象に大きく影響します。

実際のところ何でも着れる所は少なく、また上述でご紹介した様に社内ルールが決まっていなくても社会人として選択してはいけない暗黙のルールも多くある為、慣れるまではスーツ以上に気を使います。

また自由な服装全体的に言えることですが、清潔感を重視することが大事です。

人を見た目で判断してはいけませんが、就職・転職してすぐは相手に知って貰えていない以上は服装などで第一印象が決まってしまう為、服装選びは慎重に行わなければなりません。

IT業界でも現状は自由すぎる服装は制限されている事が多い為、憧れている程の自由な服装を選択できない事も多いのが現状です。

もちろんルールを守った服装選びに慣れたり、職場の人間関係を形成できた後であれば、自分の好きな服を選んだり、季節に適した服を選ぶこともできる為、服装が自由なメリットもあります。


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終わりに

今回はIT業界の服装自由について、解説してきましたが、いかがでしたか?

IT業界は他業界に比べて服装自由な企業が多く、IT業界への憧れの1つになっている方も少なくありません。

しかしご紹介した様に、同じIT業界、同じ企業でも服装の自由度やスーツ指定など様々です。

服装に拘りがある方は、就職・転職時に求人情報などをしっかり確認して応募するように注意が必要です。


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