なぜ「Webデザイナーの副業はやめとけ」?厳しい現実と始める際のポイントを解説

公開日: 2025.10.31
更新日: 2025.10.31

「在宅でできるし、クリエイティブな仕事だから楽しそう!」

そのような理由でWebデザイナーの副業に興味を持つ方は多いでしょう。

実際、パソコン一台あれば始められる手軽さは魅力的である一方、SNSやネット上では「稼げない」「やめておいたほうがいい」といった声も少なくありません。

華やかに見えるWebデザインの世界ですが、副業として取り組むには想像以上の困難があるのも事実です。

今回は、なぜそのような否定的な意見が出てくるのか、実際の失敗事例や報酬の相場を交えながら、Webデザイナー副業のリアルな実態をお伝えしていきます。

Webデザイナーの副業が「稼げない」「やめとけ」と言われる理由

Webデザイナーの副業は魅力的に聞こえますが、実際には多くの人が稼げないと感じています。その背景にあるのは、市場の変化と競争環境の厳しさです。

なぜ副業Webデザイナーは稼ぎにくいのか、その主な理由を詳しく解説します。

案件の単価が低いから

1つ目の理由は、単価の低さです。実際にクラウドソーシングサイトには、低価格の案件が大量に存在します。

たとえばバナー制作なら3,000円、ランディングページでも10,000円程度という案件も珍しくありません。時給換算すると数百円になることもあり、時間の割に収入にならないのが実情です。

スキルアップしても単価交渉が難しく、稼げる体感が得られないため、多くの人が途中で諦めてしまいます。

競争率が高く案件の獲得が難しいから

Webデザインスキルは比較的習得しやすく、参入障壁が低いため競合が増え続けています。

同じ案件に数十人以上の応募があることは珍しくなく、実績のない初心者が選ばれる確率は極めて低いです。

提案文を工夫しても、やはり「圧倒的な実績」や「高品質なポートフォリオ」がなければ埋もれてしまいます。

営業活動に時間を割いても案件受注に結びつかず、効率的に稼ぐことが難しい状況が続きます。

Webデザイナーは飽和している?競争率はどのくらい?

Webデザイナーは人気の職業のため、飽和しているといって差し支えありません。

厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」の令和6年度データでは、Webデザイナーの有効求人倍率が0.12という極めて低い水準となっています。

参考:jobtag|Webデザイナー

有効求人倍率とは?

求職者一人当たりに、何件の求人があるかを示す指標。

1.0より大きい(例:2.0)場合、1人の求職者に対して2件の求人がある状態。企業が人を探している「売り手市場」で、就職・転職がしやすい状況。

1.0より小さい(例:0.5)場合、1人の求職者に対して0.5件の求人しかない状態。求職者が企業を探している「買い手市場」で、就職・転職が難しい状況。

1.0は、求職者数と求人数が同じで、どちらでもない状況。

0.12という数値は、1件の求人に対して5人以上のWebデザイナーが応募している、ということです。

そのため、新規参入者が収益を上げるのは、簡単ではないことがわかります。

タイトなスケジュール・長時間労働になりやすいから

副業でWebデザイン案件を受けると、納期に追われがちです。

本業との両立で時間が限られていることに加え、当然クライアント側は、本業の企業と同じレベルのクオリティと納期を求めてきます。

修正対応が頻繁に発生したり、急な変更リクエストに応じなければならなかったりと、予測できない業務が増加するため、深夜や休日に作業することになるなど、心身の疲労が蓄積します。

本業に支障が出るほどの過労に陥れば、副業を続けることすら困難になってしまいます。

スキルを磨き続けるのが大変だから

Webデザイン業界はトレンドが急速に変わり、新しいデザインツールやWeb技術が次々と登場します。

単価を上げたり案件を獲得したりするには、常に最新スキルを身につけ、ポートフォリオを更新し続ける必要があります。

しかし副業の身では、本業で消耗した時間のあとに学習時間を確保するのは現実的に難しいです。

スキルアップに費やす時間がなければ、永遠に低単価案件に留まり続けることになり、モチベーション低下から副業を諦める人は少なくありません。

AIの台頭により、差別化できるスキルが必要だから

現代は生成AIツールの急速な発展により、基礎的なデザイン業務の自動化が進んでいます。

実際にバナーやテンプレートなどの単価が低い案件は、AIツールで処理できる領域が増えてきました。今後、こうした定型的な案件はさらに減少する可能性が高いです。

副業Webデザイナーが稼ぎ続けるには、AIには代替不可能なUI/UXデザインやブランディング、戦略的なデザイン提案など、高度な専門性が求められるようになります。

その水準に達するスキルを副業で短時間に習得することはなかなか困難であり、多くの人がこの転換期で淘汰される危機に直面しています。

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Webデザイナー副業の現実:失敗事例4選

Webデザイナー副業で失敗する人の多くは、市場の厳しさに気づかずに参入し、予期しない課題に直面してしまいます。

ここでは、実際に起こりやすい4つの失敗パターンを紹介します。これらは他人事ではなく、工夫や計画不足から誰にでも起こり得る落とし穴なので、ぜひ覚えておきましょう。

事例①:本業と副業のスケジュール管理に失敗し、体調を崩す

会社員がWebデザイナー副業を始める際、最初は「仕事後の2時間と土日で対応できる」と考えがちです。しかし実際には、クライアント対応の返信待ちや修正作業で時間が想像以上に膨らみます。

筆者の知り合いの30代会社員は、平日夜間と休日に案件対応を続けた結果、3ヶ月で睡眠不足から体調を崩し、本業にも支障が出てしまいました。

最終的に副業を断念するだけでなく、本業にも悪影響を及ぼし、得られた副業収入よりもはるかに大きな機会損失を被ることになったのです。

スケジュール管理は多くの副業初心者が陥りがちな失敗ポイントになるので、注意しましょう。

事例②:低単価案件に飛びつき、「時給数百円」になる

実績がない新人Webデザイナーは、案件を獲得することを優先してしまい、単価を確認せずに受注してしまうことがあります。

たとえば未経験のデザイナーがバナー制作を3,000円で受け、修正対応を含めて20時間費やした結果、時給150円などとなるケースは往々にしてあります。

当初は「実績づくり」と割り切っていたものの、その後も似たような低単価案件ばかり受注する羽目になり、稼げない悪循環から抜け出せなくなる、というケースは「あるある」でしょう。

事例③:クライアントとのコミュニケーション不足で「意図と違う」が多発する

副業でスケジュールに余裕がないと、クライアントからの要望をざっと確認しただけで制作を始めざるを得なくなります。

筆者の知り合いの駆け出しデザイナーの話ですが、以前、打ち合わせを最小限にしたまま案件を進めた結果、完成後に「イメージと違う」という指摘を受けて大幅な修正対応を余儀なくされました。

結果的に本来の契約金額では利益がなくなり、クライアント満足度も低下してしまった、という事例があります。

どれだけ納期が詰まっていても、「入念な打ち合わせ」に時間をかけるほうが、結果的に時間短縮につながるのです。

事例④:スキル不足なのに「できる」と安請け合いして信用を失う

案件を失いたくない心理から、自分の能力を過信して「できます」と請け負ってしまう失敗もあります。

SNSでの経験談を引用すると、ある副業デザイナーは、経験のないWordPress構築案件を「できるので、やります」と受注しました。

ただ実際は経験がなく、自分の実力では対応が難しい内容だったため、クライアントに迷惑をかけることになりました。

返金・キャンセルを申し出ることになっただけでなく、プラットフォーム上の評価も著しく低下し、その後の案件獲得に影響を及ぼしてしまったのです。

「案件をこなしながら学ぶ」ことも副業や独立において正義とされますが、納期や品質もふまえ、それが可能か否かを見極める必要があります。このような失敗を避けたり、見極める力を養うには、事前の学習が不可欠です。

DMM WEBCAMPの「副業・フリーランスコース」では、案件受注の判断基準から実務的なスキルまで、安心して案件に応募できるレベルまで導きます。プロから学ぶことで、「できない案件は断る」という正しい判断力を身につけられます。

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Webデザイナー副業の現実:報酬・収入の相場について

Webデザイナー副業で稼ぐには、案件の種類と相場を理解することが極めて重要です。同じ「デザイン業務」でも、仕事内容によって報酬は大きく異なるためです。

ここでは、代表的な案件別に相場を紹介します。

バナー作成の報酬相場

バナーといえど、写真やイラストを使った静止画バナーから、アニメーションを使った動きのあるバナーまで、様々な種類があります。

Webサイト内の広告枠やSNS投稿、Google広告などで使用される画像で、「クリックを促すデザイン」が求められます。

静止画バナーであれば3,000円〜1万円程度、アニメーションを使った動きのあるバナーの場合は7,000円〜2万円程度が相場です。

ただし実務経験がなかったり、実績の少ないフリーランスレベルでは、静止画で2,750円〜6,000円程度になることも珍しくありません。

ロゴデザイン作成の報酬相場

ロゴとは企業やブランドを象徴するシンボルマークや文字組みのデザインです。

一度完成すれば長期間使用されるため、単なる美しさだけでなく、ブランド理念を反映し、複数サイズでの使用にも対応できる設計が必要です。

提案数、修正回数、使用範囲によって作業量が大きく異なります。

相場はおおよそですが、クラウドソーシングであれば5万円前後から、個人フリーランスに依頼する場合は2万円~50万円、デザイン会社は10万円~100万円が目安といわれています。

フリーランスのデザイナーに依頼する場合の相場は5万円~30万円程度が中心ですが、著名なデザイナーに依頼した場合の費用は数十万円〜百万円以上になることもあります。

実務経験や実績のある副業デザイナーがクラウドソーシングで受注する場合は1万〜10万円程度が現実的な相場です。未経験で実績がない場合、相場はこれよりも少なくなります。

ただ、ロゴはバナーよりも修正が多くなりやすく、納期も長めです。提案数が多く、修正が何度も発生すれば、効率面で大きな損失になる可能性も高くなります。

ランディングページ(LP)作成の報酬相場

ランディングページとは、Web広告や検索結果からクリックした際に最初に表示される商品紹介やサービス宣伝用の単一ページです。

問い合わせや購入などのコンバージョンに特化した設計が求められ、ターゲット層の分析、説得力のあるコンテンツ作成、行動喚起ボタン(CTA)の効果的な配置など、マーケティング視点を含めた総合的なデザインが必要になります。

LP制作の副業相場は幅があり、1件1〜5万円程度の案件が多いです。ワイヤーフレームや構成案の提案も含まれる案件なら10~30万円程度、実績が豊富なフリーランスレベルになると、成果を見越して15万~25万円の単価も可能です。

LP制作はバナー制作に比べると作業量が多く、修正対応で想定以上に時間がかかるリスクが高いため、納期設定には余裕を持たせることが重要です。

Webサイト制作の報酬相場

Webサイト制作とは、複数のページで構成された企業のコーポレートサイトやブログ、オンラインショップなど、包括的なWebサイトをゼロから構築する業務です。

企画立案から要件定義、ワイヤーフレーム、デザイン、コーディング、テスト、納品まで多くの工程が含まれます。ランディングページよりもスコープが大きく、作業量と責任が格段に増えるのが特徴です。

  • ランディングページは5万~40万円
  • 小規模な企業サイトは5万~30万円
  • 中小企業向けのコーポレートサイトでは20万~50万円

が相場で、WordPressなどCMS導入が一般的です。

副業デザイナーが受注する場合は、テンプレート活用で10万~30万円、フルオリジナルデザインなら30万円以上が現実的です。

Webサイト制作は納期が1~3ヶ月と長く、修正対応も複雑になりやすいため、副業との両立が困難になる可能性が高いです。

本業のスケジュールと照らし合わせ、余裕を持った受注判断をしなければなりません。

Webサイト改善の報酬相場

Webサイト改善とは、既存のWebサイトやランディングページのコンバージョン率を高めるための最適化(LPO:ランディングページ最適化)を行う業務です。

ヒートマップ分析やA/Bテスト、ユーザー行動データの活用により、デザイン調整やコンテンツ改善を実施します。

新規制作よりもスコープが限定的で、初心者に比較的取り組みやすい領域です。

既存ランディングページの修正のみなど、単発で依頼する場合の費用相場は5~20万円程度。継続してLPOを委託する場合の費用相場は、月額10~30万円程度です。

LPOツール導入の場合は月額1〜5万円程度で、初期費用10〜20万円がかかることもあります。

新規制作よりも継続受注が見込みやすく、副業運営としては比較的安定した収入源となる特徴があります。

Webデザイナーの副業が向いていない・挫折しやすい人の特徴

Webデザイナー副業で成功する人と失敗する人の間には、明確な特徴の違いがあり、才能やセンスよりも心構えや取り組み姿勢が重要です。

ここでは、Webデザイナー副業が向いていない、挫折しやすい人の特徴を紹介していきます。

本業並みの高収入を短期間で目指す人

「Webデザイナー副業で月50万円以上稼ぎたい」「3ヶ月で本業以上の収入を得たい」という高い目標を掲げる人は、現実とのギャップに直面して挫折しやすいです。

副業は限られた時間しか使えないため、実現可能な目標設定が重要です。

初期段階で月5万円程度を見込むのが現実的であり、そこから着実にスキルアップして単価を上げていくプロセスが必要です。

学習せずに「なんとなく」で始めようとする人

基礎的なデザイン知識やツール操作方法を習得せず、ただ「稼げそうだから」という理由だけで副業を始めようとする人は確実に失敗します。

Webデザイナー副業には、配色理論、タイポグラフィ、ユーザーインターフェース設計など、学ぶべき知識が多くあります。

最低限の学習を先に済ませてから案件に応募しなければ、クライアントの満足度を得られず、低評価の蓄積につながってしまいます。

地道な作業や修正対応を苦痛に感じる人

デザイン業務は完璧主義や創作欲を満たすものばかりではなく、クライアントからの細かい修正依頼への対応が大部分を占めます。

たとえば色を微妙に変える、テキストを1文字分移動させるなど、単調で地味な作業が繰り返されます。

こうした地道な作業や修正対応を苦痛に感じ、ストレスを感じやすい人は、副業継続が難しくなります。

また、修正対応が多いと時給が下がり、効率性も低下するため、やる気の低下につながりやすいのです。

スキル習得や初期準備への投資費用を捻出できない人

Webデザイナー副業を始めるには、

  • デザインスクール受講(数万円~数十万円)
  • デザイン制作ツール購入(Adobe Creative Cloudは月額6,000円程度)
  • ポートフォリオサイト制作費用

など、初期投資が必要です。これらの費用を自己資金で賄えない人は、スキル習得の段階から停滞してしまいます。

無料ツールでの対応も可能ですが、機能が限定的で実務レベルのクオリティを出しにくくなります。

結果として案件獲得に失敗し、投資回収ができないまま副業を諦めてしまうパターンに陥りやすいのです。

スケジュール管理が苦手な人

本業とのバランス取りが重要な副業では、スケジュール管理能力が必須です。納期を守れない、クライアント対応が遅い、修正対応に予定以上の時間がかかるなど、管理が甘いと信用を失い評価が低下します。

スケジュール管理が苦手な人は、案件の工数を正確に見積もれず、無理な受注をしてしまいがちです。結果として本業にも支障が出て、副業も本業も中途半端になってしまいます。

時間管理ツールの活用やプロジェクト管理の習慣がない場合、副業は成立しにくいのです。Webデザインの他にも、会社員と並行しながら実施しやすい副業については、以下の記事も参考にしてください。

副業でWebデザイナーを始めるには?

Webデザイナー副業で失敗しないためには、闇雲に案件に応募するのではなく、計画的に準備を進めることが重要です。

この章では、初心者が副業を始める際の具体的なステップを解説します。正しいプロセスを踏んで挫折を減らし、着実に収入を高めていきましょう。

副業の目的を明確にする

副業を始める前に、「何のためにWebデザイナー副業をするのか」という目的を明確にすることが重要です。

たとえば

  • 月5万円の追加収入が目標か
  • 将来的にフリーランス独立を目指すのか
  • スキルアップが主目的か

によって、取るべきアクションが変わります。

目的が曖昧なままだと、困難に直面した時に継続する理由を見失ってしまいます。

また、現実的な目標設定も必要です。たとえば「3ヶ月で月20万円稼ぐ」という非現実的な目標ではなく、「1年かけて月10万円の安定収入を目指す」という段階的な目標が、モチベーション維持の観点では効果的です。

独学やスクールで学習する

Webデザイナーとしてのスキルを習得する方法は、主に独学かスクール利用かどちらかです。

どちらを選ぶかは、予算、学習ペース、サポート体制の必要性によって判断します。

独学の場合

独学の最大のメリットは、費用がほぼかからない点です。

たとえばYouTubeやオンライン教材サイトなどを利用すれば、基礎から応用まで無料で学べます。また、自分のペースで学習を進めたい人に向いており、本業の忙しさに合わせて柔軟に対応できます。

ただし、わからないことを相談できる人がいないため、自己解決能力が求められます。また、学習ロードマップが不明確だと、必要なスキルを習得できないまま先に進んでしまう可能性があるので、しっかりプロに教えてもらいたい方には不向きな学習法です。

初心者が独学で成功するには、市販の参考書やデザイン系ブログで体系的に学ぶ姿勢が重要です。

スクールの場合

デザインスクールは、体系的な学習カリキュラムと講師からの指導が得られるメリットがあります。

わからないことをすぐに質問でき、学習ロードマップが明確なため、効率的にスキルを習得できます。また、スクール卒業後のキャリアサポートやポートフォリオ制作支援も提供されるため、自己管理が苦手だったり、一人での学習に不安を感じる方におすすめです。

ただし、受講料が数万円~数十万円かかるため、初期投資が必要です。また、スクールのペースに合わせる必要があるため、本業が忙しい時期は当然対応が難しくなります。

スクール選びは、料金だけでなく、卒業生の実績やサポート体制を確認した上で判断することが重要です。初心者から確実にスキルを習得したい方には、DMM WEBCAMPのWebデザインコースがおすすめです。

こちらは現役デザイナーによる実践的な指導、最新ツール(Figma、Photoshop、XD)の習得、UI/UX設計まで、副業で稼ぐために必要なスキルをすべて網羅しています。オンライン完結で自分のペースで学べるため、本業が忙しい方でも無理なく続けられるでしょう。

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ポートフォリオを作成する

ポートフォリオとは、自分の実績や作品をまとめた作品集のことです。クラウドソーシングサイトやフリーランスエージェントで案件応募する際、クライアントはこのポートフォリオがないと、ワーカーの実力がわからないため発注ができません。

実績がない初心者の場合は、スクール課題作品や個人で制作した練習作品をポートフォリオに掲載します。この段階では質よりも「作品数がある」ことが重要です。

ポートフォリオがなければ案件応募の時点で落選することが多いため、スキル習得と並行してポートフォリオ制作に着手していきましょう。

副業案件に応募して実績を積み重ねる

ポートフォリオが完成したら、クラウドソーシングサイト(CrowdWorks、ランサーズ、ココナラ)やフリーランスエージェントで案件に応募を開始します。

初期段階では単価の低い案件が中心になりますが、ここで重要なのは「実績を積み重ねること」です。実績が増えると、クライアント評価が上がり、徐々に高単価案件に応募できるようになります。

実績が増えて信頼がある程度できたら、

  • 丁寧な作業による高品質
  • 数字・成果につなげる制作

といった、付加価値をつけて差別化していくことで、受注率、そして単価が上がっていきます。

ただ、ここでもっとも鬼門になるのは、実績を0から1にするフェーズです。スキルも実績もない状態でクラウドソーシングを始める際は、以下の記事も先んじて読んでみてください。

また以下の記事では、「Webデザイン副業」に特化したノウハウを紹介していますので、気になる方は読んでみてください。

副業経験はフリーランス独立への大きな一歩

Webデザイナーの副業経験は、単なる追加収入ではなく、フリーランス独立への重要な土台になります。たとえば副業で月10万円程度の安定収入が得られていれば、独立後は月30万円~50万円の収入を見込むことは現実的です。

営業活動に充てられる時間の増加、高単価案件への集中、継続取引先の開拓により、収入は大きく跳ね上がります。さらにスキルを高度化させれば、月100万円以上の年収も実現可能です。

つまり副業の試行錯誤と実績は、独立後の成功を左右する貴重な投資といえるのです。Webデザイナーとしてフリーランスで独立する方法として、以下の記事が参考になります。

また、以下の記事では、フリーランスのWebデザイナーとして稼ぐ方法をまとめていますので、ぜひ併せてご一読ください。

Webデザインを学ぶならDMM WEBCAMP

Webデザイナー副業を始める際、体系的で効率的なスキル習得が成功のカギになります。

DMM WEBCAMPは、初心者からでも実践的なWebデザインスキルを習得できる業界屈指のプログラミング・デザインスクールです。

DMM WEBCAMPの特徴は、現役のWebデザイナーやディレクターが講師を務めており、実務レベルのカリキュラムを提供している点にあります。Figma、Photoshop、XDなどの最新デザインツールの使い方だけでなく、UI/UX設計やWebマーケティングの視点も含めた総合的な学習が可能です。

スクール卒業後に「しっかり稼げるWebデザイナー」になるための環境が整備されているだけでなく、多くの講座が経済産業省による「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の認定講座となっています。

Webデザイン副業に最適な以下の2つの講座もその対象となっており、受講料最大70%オフが適応されるので、ぜひこの機会にご検討ください!

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まとめ

Webデザイナー副業は競争が激しい市場ですが、正しい準備と心構えがあれば、着実に収入を得られます。

市場飽和、低単価、AIの台頭といった課題はありますが、スキルと実績を積み重ねれば確実に道は開けるでしょう。大切なのは、短期的な高収入を目指さず、段階的に実力を磨くことです。

副業での経験は、将来的にフリーランス独立を目指す際の貴重な財産になります。本記事で紹介した失敗事例や相場情報を参考に、自分に合ったペースで副業を始めてみてください。

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