エンジニアのマネジメントとは?意識すべきことやおすすめ本を紹介
皆さんは何故エンジニアになろうと思ったのでしょうか?
プログラミングが好きだから、自分の作ったものが目に見えてわかるのが楽しいから。
理由は人それぞれだと思いますが、プログラミングが好きだから・楽しいからという人が多いのではないでしょうか。
そんな中で、このチームのマネジメントをしてほしい!と言われたらどうでしょうか?
マネジメントをすると本当はプログラミングがやりたいのに別の業務が立て込んでしまい出来なくなってしまうなどの不安が頭を過りますよね。
そんなエンジニアのマネジメントについて、特集します。
<そもそもマネジメントとは?>
▼マネジメントの目的
マネジメントとは、組織全体をまとめて成果を上げることをゴールとし、
時には個々の作業の生産性を上げ、チームとしての連携をまとめることが具体的な仕事になります。
▼マネージャーの役割
マネージャーの役割は主に以下になります。
・メンバーのスケジュール(リソース)管理、育成
・一つ以上のプロダクトの運用または開発をコントロールする
・既存の運用に限らず新規開発も行い、場合によっては技術支援のみ、または外注コントロールなども行う
このようにマネージャーの役割は幅広く、またエンジニアの技術以外が求められることが多いです。
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<エンジニアがマネジメントをする意義>
・プレイングマネージャーが求められている
プレイングマネージャーとは?詳細は以下のリンクから!
https://jinjibu.jp/keyword/detl/205/
エンジニアをマネジメントするにあたって重要なのは、やはりエンジニアについて理解が深いことが重要となります。
マネージャーを行うこと自体は毛嫌いされがちですが、上手く成果を出すことによって大きくチームに貢献することが出来ます。
また、元々マネージャーに向いているエンジニアのタイプもあります。
プロダクト思考の強いエンジニア、問題解決力の高いエンジニア、コミュニケーション能力に長けているエンジニアなどが、
自分の強みを活かしつつスキルアップを目指せるのでとても魅力のある役割だと思います。
・開発パフォーマンスの向上になる
マネージャーとしてではなくエンジニアとして働く際にも大きな効果があります。
マネージャーとして仕事を行いつつ、進捗管理、プロセス改善、動機づけ、配置・アサイン、採用を学べるので、
今後エンジニアに戻って働く際にもパフォーマンスを発揮することが出来ます。
・自分のキャリア成長につながる
前項と内容は同じになりますが、エンジニアとしてのスキルだけではなくマネジメントのスキルを学ぶことにより、
自分のキャリア成長につながり出来ることが増えます。
これは昇進にも関わる重要なポイントだと思います。
・技術の習得範囲が広がる
マネージャーはチーム全てのことを把握するために、自分の出来ること以外も把握する必要があります。
普段仕事を行う上で必要なかった技術を習得する必要があるので、
これにより技術の習得範囲が大幅に広がることになります。
<マネジメントで意識すべき3つのこと>
ここでは、マネジメントを行うにあたって意識するポイントを3つご紹介します。
①プロジェクト
「プロダクト全体を見渡すこと」⇒ミッションの確認
プロダクトが正しい方向に進んでいるか、自分が果たすべき役割がしっかり行えているのか。
エンジニアとして働くだけでは見ていない部分も見渡す必要があります。
②人
「チームとして考えること」⇒タスクの受け渡しを的確に行う
⇒メンバーのアラートを見逃さない
まずタスクの受け渡しについてです。
メンバーが率先して行動できるようにタスクを割り振ることはかなり重要なポイントとなります。
この受け渡しがうまくいかないと、全てのプロダクトの進行に支障が出てしまいます。
必ず各メンバーのタスクを公平に、時には進行の早いメンバーに受け渡すことも行わなければなりません。
また、メンバーのアラートを見逃さないについてですが、上記で進行の早いメンバーにタスクを受け渡した場合
そのメンバーにかなりの負担がかかっていないのか、しわ寄せが行ってしまった分どこかで補えるのか確認すべきだと思います。
平たく言えばそのプロダクト内の空気を読むことが重要だと思います。
ここがうまくいかなかった場合、メンバー間の連携にも支障が出てしまうので注視するようにしましょう。
③役割の認識
「マネージャーはエンジニア以外の目線を持つこと」⇒課題意識、問題意識を常に持つ
開発プロセスやサービスの仕組みがもっとよくなる方法を探すことも役割の一つだと言えます。
エンジニアではなくマネージャーとして、常に現在のプロダクトが最良のものなのかを確かめながら、
開発プロセスなどに落とし込むことが1ステップ上のマネジメントに繋がるでしょう。
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<学習におすすめの本>
・エンジニアのためのマネジメントキャリアパス ―テックリードからCTOまでマネジメントスキル向上ガイド
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エンジニアがプレイングマネージャーになるにあたって、求められるスキルを解説する書籍です。
著者はテックリードからCTOになった経験を持ち、管理職についたエンジニアが歩むキャリアパスについて段階をおって紹介します。
それぞれ違う立場で行うマネジメントに求められる役割を、それぞれの職務を定義しながら詳しく説明されています。
さらに採用や評価、チームの立て直し、管理職についてからの技術力の維持など、様々なハードルを乗り越えるための考え方やテクニックを多数紹介。
マネジメントのキャリアを志すエンジニア必携の一冊です。
・マネジメント[エッセンシャル版] – 基本と原則
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ドラッカーが自らのマネジメント論を体系化した大著『マネジメント――課題、責任、実践』のエッセンスを、初心者向けに一冊にまとめた本格的入門書。
本書は、マネジメントの仕事とは実践であり、成果を出すことであると明確に規定する。そして、そのためにマネジメントが果たすべき使命と役割、取り組むべき仕事、さらには中長期的に考えるべき戦略について、具体的に解説する。組織で働く人に、新しい目的意識と勇気を与える書。
・How Google Works (ハウ・グーグル・ワークス) ―私たちの働き方とマネジメント
本書では、著者2人がグーグルの成長に貢献しながら学んだ「教訓」を豊富な事例とともに語られます。
戦略、企業文化、人材、意思決定、イノベーション、コミュニケーション、破壊的な変化への対応といったマネジメントの重要トピックを網羅。
すべてが加速化している時代にあって、ビジネスで成功する最良の方法は、スマート・クリエイティブを惹きつけ、彼らが大きな目標を達成できるような環境を与えることだ。本書は、ただその方法をお教えするものである。
・パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学
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行動分析学に基づく問題解決のマネジメントを記したビジネス本です。
「部下のマネジメント」から始まり、「恋愛のマネジメント」「品質のマネジメント」「知識のマネジメント」「組織のマネジメント」など、全15章で構成されています。
<まとめ>
いかがだったでしょうか。
エンジニアのマネジメントは、エンジニアを続けていくにあたって必要なスキルが凝縮され、
今後のエンジニア人生の糧となることは間違いないと思います。
行うべきことはエンジニアらしくはなく、エンジニアの仕事から一度外れてしまうことになってしまいますが、
上記で述べたように、こういった経験をしておくのも大事だと言えるでしょう。