プログラマーに向いている人・向いていない人【”楽”と感じるのはどんな人?】
「自分にはプログラマーの適性があるのだろうか」
「プログラミングを始めたけど、自分には向いていないと感じる…」
と思うことはありませんか?
将来性のあるプログラマーになりたいと思っても、プログラミング経験が少ないと自分に適性があるのかよくわからないですよね。
では、どんな人がプログラマーとして活躍できるのでしょうか?
そこで今回は、
- プログラマーに向いている人・向いてない人の特徴
- プログラマーの適性を判断するツール
- プログラマーの適性に関するよくある勘違い
- プログラマーの大変なこと、良いところ
- プログラミング未経験者がプログラマーになる方法
についてプログラマーの僕が詳しく解説します。
この記事を見ればあなたがプログラマーに向いているかどうか必ずわかります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
プログラマーの仕事内容について詳しく知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。
プログラマーの仕事内容を解説!SEとの違いややりがい、必要なスキルと資格とは?
プログラマーに向いている人の特徴4選
プログラマーに向いている人の特徴は、以下のとおりです。
- 論理的に考えられる人
- 好奇心旺盛な人
- めんどくさがりで少しでも楽がしたい人
- 柔軟な発想ができる人
当てはまる項目が多い人ほど、プログラマーに向いていると考えられます。
それぞれ詳しく確認していきましょう。
特徴①論理的に考えられる人
プログラミングでは、物事をロジカルに考える必要があります。
ロジカルな思考力がないと、エラーが発生したときに問題を突き止められません。
最初から論理的に考えられることが理想ですが、プログラマーとして働いている間にも思考力は自然と向上します。
プログラミングと論理的思考力の関係について詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。
プログラミングを勉強することで効率的に論理的思考力を鍛えられる?特徴②好奇心旺盛な人
IT業界は成長が著しく、新しい技術がどんどん開発されています。
このような変化の早い業界で仕事を続けるには、最新技術の情報を仕入れることが欠かせません。
好奇心がない人は、情報収集することに苦痛を感じてしまいます。
自分から情報を集められる好奇心旺盛な人の方が、プログラマーなどのITエンジニアに向いているといえるでしょう。
特徴③めんどくさがりで少しでも楽がしたい人
意外に思われる特徴ですが、めんどくさがりなことはプログラマーの特徴として非常に重要です。
なぜならめんどくさがりな人は、ソースコードをできるだけ簡略化しようと無意識に考えられるからです。
プログラミングでは、ソースコードが少なければ少ないほどバグが発生しません。
少しでも楽をしようと考えられる人は、プログラマーに向いているといえます。
特徴④柔軟な発想ができる人
プログラミングでバグが発生したときには、柔軟な発想力が必要です。
セオリーだけを重視して調査や対処をしていると、なかなか問題は解決できません。
アイデアが豊富な人は、さまざまな観点からプログラミングに取り組めます。
柔軟な発想ができる人も、プログラマーに向いているといえるでしょう。
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プログラマーに向いていない人の特徴3選
続いては、プログラマーに向いていない人の特徴を解説します。
- アルファベットアレルギー
- 真面目過ぎる
- 1人で作業するのが苦手
なお、ここで紹介するのはあくまで傾向の話です。
1〜2個当てはまったからといって、完全にプログラマーに向いていないと断定するものではありません。
参考程度にとらえつつ、読み進めてみてください。
特徴①アルファベットアレルギー
プログラミング言語は、基本的にアルファベットで構成されています。
そのためアルファベットが苦手な人は、プログラミングにも苦戦しやすいです。
駆け出しのプログラマーが、ソースコードを読むのに時間がかかるのは別の話です。
プログラミング知識を一通り理解しているにも関わらず、ソースコードを読む気になれない人が「アルファベットが苦手な人」に該当します。
特徴②真面目過ぎる
真面目過ぎる人は柔軟な発想ができずに、入門書通りのプログラムを組む傾向があります。
非効率的な作業もめんどくさがらず、あまり楽をしようとは考えません。
プログラマーに向いている「めんどくさがりな人」の対極にあるといえます。
少しでも簡略化しようと考えるめんどくさりな人でなければ、プログラマーには向いていません。
特徴③1人で作業するのが苦手
プログラマーの仕事は、基本的に1人でもくもくとプログラムを組むことです。
プロジェクトメンバーと打合せなどをすることもありますが、メイン業務は1人でおこなうことがほとんどです。
よって1人作業や誰かとコミュニケーションを取らずに働くのが苦手な人は、プログラマーに向いていません。
プログラマーに向いているか判断する方法【適性検査をしよう】
ここまで「プログラマーに向いている人・向いていない人の特徴」について説明してきました。
しかし、「結局自分がプログラマーに向いているかわからない…」という人もいるのではないでしょうか?
そのような人には、GEEK JOBの適性検査の利用をおすすめします。
ほかの適性検査では、ただ問題を解いたり曖昧な適性結果しか出してくれなかったりするものも多いです。
対してGEEK JOBでは、ランク付をしてはっきりとプログラマーの適性の有無を教えてくれます。
診断はたった7分でできるので、とりあえず適性を知りたい人にはとくにおすすめです。
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「プログラマーになれない」と思っている人によくある勘違い3つ
プログラマーの適性に関して先入観を持ち、誤った認識をしている人が多くいます。
本章ではよくある3つの勘違いについて、正しい情報をお伝えしていきます。
- 文系だからプログラマーになれない
- 数学が苦手だからプログラマーになれない
- 高卒だからプログラマーになれない
順に確認していきましょう。
勘違い1「文系だからプログラマーになれない」
「文系だからプログラマーになれない」と思う人は多いですが、その答えはNoです。
なぜなら、エンジニアはものすごく不足しているから。
以下は、IT人材の需要・供給量を表したグラフです。
IT人材にはWebデザイナーやWebマーケターなども含まれますが、大部分はエンジニアの数が計上されています。
【引用】厚生労働省 「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」
2020年現在では、111万人のIT人材が不足しているといわれています。
そのため、文系の未経験からでもエンジニアとして採用してくれる企業は多いです。
また3ヶ月ほどで卒業できる、転職支援つきのプログラミングスクールも増えてきています。
実際に僕も文系ですが、プログラミングスクール受講後にプログラマーとして活動していました。
努力次第ではありますが、文系からでもプログラマーになることは十分可能といえるでしょう。
文系からエンジニアに!未経験からSEになるための方法を解説勘違い2「数学が苦手だからプログラマーになれない」
プログラミングは難しい数式で構成されており、昔は情報系など専門性の高い人ばかりがプログラマーになっていました。
しかし現在では、難しい数式は頭の良い人たちが考えてくれます。
一から作ると大変な機能も、誰かが作った誰でも使えるオープンソースを使えば、簡単に機能をつけられます。
そのため数学的な知識はあまり重要でなく、数学が苦手な人でもプログラマーになれます。
勘違い3「高卒だからプログラマーになれない」
プログラマーに学歴は関係ありません。
プログラマーはスキルベースで評価されるので、採用する価値があると判断されれば受け入れる企業も多いです。
最近ではプログラミングスクールを利用して、未経験からエンジニア転職する人も増えています。
高卒でもプログラマーになれるので、学歴を理由に諦めないようにしましょう。
プログラマーが感じる大変なこと【楽じゃない】
多くのプログラマーが苦労するのは、スキルアップや仕事を達成させるためのモチベーション維持です。
プログラマーとして活躍し続けるためには、新しい技術や既存技術の習得などスキルアップが必須です。
仕事に余裕があるときだけならまだしも、働き続ける間ずっと勉強が必要だと考えるとモチベーションを維持するのは簡単ではありません。
また、筆者の僕がプログラミング学習をしている時に感じたことなのですが、プログラマーはほとんどの時間がエラーとの戦いです。
独学でプログラミングを学んでいるときは、一向にエラーが解決せずに何度も挫折を繰り返すことになりました。
余程プログラミングが好きでない限り、プログラマーになったらモチベーション維持に悩まされることがあるでしょう。
プログラマーに向いている人は”成果主義を楽しめる人”
プログラマーは実力主義の社会であり、成果物で評価されるやりがいのある仕事です。
年功序列ではないので、スキルアップすれば早く昇進・昇格を目指せます。
前述のようにモチベーション維持は大変ですが、実力が評価される環境なら努力できる人も多いでしょう。
実力主義であるものの、ノルマや売り上げといった個人にかかる責任はないこともプログラマーのメリットです。
プログラマーとしてキャリアアップするために必要なスキルを3つ
ここからは、プログラマーとしてキャリアを築くために必要なスキルを紹介します。
- 高いプログラミングスキル
- マネジメントスキル
- コミュニケーションスキル
それぞれ詳しく解説していきます。
1.高いプログラミングスキル
やはりプログラマーとしてキャリアアップするには、高いプログラミングスキルが欠かせません。
市場価値を高めたいなら、以下のような希少な人材を目指しましょう。
- 特定のプログラミング言語の圧倒的なスキルを持つ
- 複数のプログラミング言語を扱うスキルがある
このような人材になれれば、キャリアアップは容易にできます。
社内外問わず引く手あまたなプログラマーになりたい人は、まずは徹底的にプログラミングスキルを磨くとよいでしょう。
2.マネジメントスキル
プログラマーがキャリアアップすると、マネジメント能力も求められます。
とくにPM(プロジェクトマネージャー)になった場合は、プログラマーを管理するだけでなく他部署も巻き込んで仕事を進めないといけません。
プロジェクトに関わる全員の状況を認識し、必要に応じて指示を出したりサポートをしたりする必要があります。
プログラマーから上流のポストを目指したい人は、上司がどのようにマネジメントしているかも意識して働くとよいでしょう。
3.コミュニケーションスキル
プログラマーには、コミュニケーション能力は不要と思われがちです。
ですが開発チームをまとめる役職へキャリアアップするためには、コミュニケーション能力が必須です。
円滑にコミュニケーションを取れないと伝達ミスなどが起こり、バグの要因になったり後戻り作業が発生したりします。
エンジニアのキャリアアップに必要なスキルについてより詳しく知りたい人は、こちらの記事がおすすめです。
【キャリアパス一覧】エンジニアがキャリアアップで意識すべきことプログラミング未経験者がプログラマーに転職する方法
最後に、未経験からプログラマーになるための方法を解説していきます。
- どんなシステムを作りたいか考える
- 業界で必要なスキルを確認
- プログラミング言語・スキルの勉強
- 転職活動
プログラマーは実力主義の世界なので、未経験の人が採用されることも珍しくありません。
各ステップについて、詳しく確認していきましょう。
ステップ1:どんなシステムを作りたいか考える
同じプログラマーでも作るシステムに応じて、使用するプログラミング言語や必要になるスキルに違いがあります。
まずは自分がゲームを作りたいのか、物流のシステムを作りたいのかなど最終的な目標を決めましょう。
ステップ2:業界で必要なスキルを確認
最終的な目標を決めたら、その業界で求められるまたは需要の高いプログラミング言語を確認します。
ひと口にプログラミング言語といっても、種類によって特徴や向き不向きが異なります。
目標達成に必要なプログラミング言語を把握してから、学習を開始するようにしましょう。
プログラミング言語については別の記事で紹介しています。
ステップ3:プログラミング言語・スキルの勉強
習得すべきプログラミング言語・スキルがわかったら、勉強を始めましょう。
プログラマーに必要なスキルの勉強法は、大きく以下の2種類です。
- 本やwebサイトを利用して独学する
- プログラミングスクールを利用する
独学の場合、ただ入門書や入門サイトを利用しただけでは、転職に成功する確率はあまり高くありません。
既存のシステムを自分で作ってみたり、オリジナルのシステム開発にチャレンジしたりすると、即戦力になれるレベルまでスキルアップできます。
独学での学習が苦手な人は、プログラミングスクールを利用してスキルを習得するのがおすすめです。
なかには転職保証つきのサービスもあり、このようなスクールを利用すれば確実にプログラマーとして働き始められます。
プログラミングスクールに関しても詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
ステップ4:転職活動
転職保証つきのプログラミングスクールを利用した場合は、基本的にスクールにお任せしておけばOKです。
対して独学でプログラミングスキルを習得した場合は、対策が必須です。
この場合、独学で知識や実力をつけたとアピールすることが、転職成功のカギになります。
スキル習得のためにおこなったことをまとめ、プログラミングができることを面接官にアピールしましょう。
プログラミング初心者は全員必読!【1人前のプログラマーへの道程】まとめ:プログラマーに向いている人はコツコツ学習を継続しよう
プログラマーは実力主義の社会なので、文系出身の方や高卒の方もスキルさえ習得すれば未経験から転職できます。
モチベーション維持は大変ですが、スキルアップすれば正しく評価されるやりがいのある仕事です。
IT市場の盛り上がりを考えると、今後もプログラマーの需要が拡大していくことは間違いありません。
新人プログラマーは僕のように壁にぶつかることも多いですが、職業に適性がある人はコツコツと学習を継続することをおすすめします。