アプリ甲子園優勝の現役女子高生が語る、アプリ開発の魅力とは?
こんにちは。
WebCamp(ウェブキャンプ)の河村です。
今回は、WebCampのiPhoneアプリコース卒業生インタビュー!
夏休み中の現役女子高生、アプリ甲子園2014優勝の山本文子さんにインタビューしました!
アプリ開発は、部活のような存在。
―女子高生がアプリ開発をするイメージがあまりないのですが、はじめたきっかけはなんですか?
中学の時にバスケ部だったんですけど、中三の夏くらいに高校ではバスケをしないと決めていたんです。でも、高校生活で何かがしたくて、何をしようか考えていました。スポーツをやるならバスケが良いのでスポーツは無し、勉強はちょっと向いてない(笑)そんな時に、その年(2012年)のアプリ甲子園で優勝者の同い年の子の存在を知りました。その様子を見て、かっこいい!私もやってみたい!と思いました。私にとってアプリ開発は部活のような存在です。
―アプリを勉強し始めたのはいつからですか?
中3の夏休みに初めてlife is Techっていう大学生が中高生に向けて、プログラミングを教えてくれるところがあって、夏休みにそのキャンプに参加して、それが初めてだったんですけど、最初教科書に沿って作ってみようみたいなことをして、10月からCampじゃなくて毎週あるスクールで本格的に通い始めました。最初、教科書を写す学習だったんですけど、理解するのが難しくて、他の生徒はパソコンが得意な人が多かったので、私は1番できない生徒でした。焦ってました、その時。(笑)
―どうして、あきらめずに熱中できたのですか?
質問をする時に、「ここでバグが出て、こういうことをしたんですけど、こうなってしまって、」と伝えるように、質問のテンプレートを自分の中で決めていたんです。そうすると、自然と整理されていって、結局質問する前にわかるっていうこともありました。人に教えてもらって、解決するよりも、自分で解決した時が嬉しくて、どんどんハマっていきました。あと、すごく負けず嫌いな性格っていうのも理由の一つです!
機械の事なら…って、頼られます。(笑)
―アプリ開発者の山本さんに対する、周りの反応は?
アプリ甲子園で優勝するまでは、「なんか最近面白いことやってるね〜」って感じでしたが、アプリ甲子園で優勝してからは、「アプリ頑張ってね」って言ってもらえるようになりました。私の友達は、サバサバしてる子が多いので、煽てられることはなく、応援してくれています。
―パソコンを使った授業ってありますか?
高1の時に、WordとExcelを使った授業がありました。でも、それらは使ったことがなかったので、全くわかりませんでした。
―友達に「教えて~」って言われたりはしないんですか?
あります!「iPhone壊れたんだけど、これどうしたら良い?」とか。私も知らないところも、機械だったらいいかなって感じで思われてて、聞かれてます。そしたら、私が調べて、その質問のテンプレートを自分の中で決めて、解決方法のURLを友達に送ってます。
前のめりに勉強したくなる学習法!
―iPhoneアプリコースを受講してみて、いかがでしたか?
予習をするのが大変でした。自分で学習してから、週に一回授業を受ける、反転授業じゃないですか。今までは、予習する時に何を予習すれば良いのかわからなかったけど、予習する内容が決まっていて、前のめりに勉強したい気持ちになりました。
―もともと能力をお持ちなのに、更にiPhoneアプリコースを受講した理由は?
私は、Objective-Cでアプリを作っていて、今後はSwiftでのアプリ制作に挑戦していきたいので、学びに来ました。今まで、Swiftを学ぶ機会もなく、避けてきてしまったのですが、決意しました!
―今回のiPhoneアプリコースを受けて、どんなアプリを作りましたか?
まだ未完成なんですけど、製作中です。
暗記の時によく使う“赤シート”をアプリにしている最中です。文章を写真で撮って、暗記したい部分の文字だけを隠せるんです。暗記したい文字を、タッチで動かせるシートをかぶせると見えなくなる仕組みです。今はアプリ起動と写真を撮ってシートが出てくるところまで完成しました。赤色の文字だけではなく、フォトショップのスポイトツールみたいに、隠したい文字の色を抽出して、文字を隠す赤シートがその文字の色に変わって見えなくなる!っていう機能も考えています。まだ全然できてないんですけどね(笑)
―すごく便利なアプリですね!完成が楽しみです!どうして、“赤シート”のアプリを思いついたんですか?
次の日に単語テストがあるのを知らなくて、夜気づいて、友達に写メって送ってもらったんですけど、結局勉強しなくて…。でも赤シートがアプリにあったら、勉強しやすいと思いました。あと、電車で勉強したい時にいちいちシートを取り出すのめんどくさいじゃないですか。携帯の中にあれば簡単に勉強ができる気がします。
自分が欲しいものを開発する。
―山本さんが新しいアプリを開発する時に、意識していることは何ですか?
今製作中の赤シートのアプリもそうなんですけど、私が欲しいアプリを作ることです。
最初、アプリを開発し始めた時、今社会で必要なアプリってなんだろう?と考えてみましたが、そういうのは企業や会社が作っているので、やめました。私は私が欲しいものを作って、もし良かったらそれが他の人に使ってほしい!っていうスタンスにしています。自分が使いたいアプリを自分が使いたいデザインにして作っています。
―今、夏休み真っ最中ですよね!夏休みは何をしますか?
このアプリ(赤シートのアプリ)を完成させるために開発をします!普段は、基本平日3時間、休日は多くて10時間くらいアプリ開発をしているんですが、テスト期間とかは学業優先をするので、毎日できない時もあります。でも、毎日やらなきゃな!って気持ちはあります!なかなか上手くいかないんですけどね…。
―毎日!?すごい開発熱心…。目が悪くなりませんか?
パソコン画面にブルーライトのフィルターをかけて、ブルーライトカットのメガネしをして、万全の対策をしています。(笑)
―山本さんにとってアプリ開発の楽しさとは?
悩んで、調べて、解決して、動いた時に、一番楽しさを感じます。
まず、悩みに関しては、自分で最後まで調べて解決することと、人に聞いて解決することを、使い分けています。人に聞いてみたら、簡単な問題だった、なんてこともあるので、とにかく自分で解決しようと思って調べています。
―山本さんの今後の目標はありますか?
エンジニアになりたい気持ちはなくて、アプリ開発を経験した分、デザイナーになるにしてもプランナーになるとしても、そのエンジニアの人と意思疎通しやすいというか…。いろんなジャンルを理解してた方が、いろんなことをスムーズに進められるようになると思うので、アプリ開発を学んでいます。
これから学習する方に一言お願いします。
最初、呪文みたいに理解できない部分が多いと思いますが、最初は、「これはこういうものなんだ!」と思って、後から理解すれば良いです。最初から全部理解しようとすると、難しくてできなくて、つまずいちゃう人もいるので、ある程度は“呪文”だと思っちゃって大丈夫です。(笑)
というわけで、現役女子高生にしてアプリ開発者の山本文子さん。
高校生らしい意見を持ちながら、高校生とは思えない技術を発揮しているスーパー女子高生でした。
新アプリのリリースが楽しみです!
山本さん、本日は有難う御座いました!
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