転職しないリスク10選|転職を迷った時の判断基準とは
新卒入社の社会人のうち、3人に1人が3年以内に転職する現代。
ひとつの仕事を一生続けるという考えは一般的ではなくなってきています。
そんななかで、
「転職を考えているけど、迷う…」
「転職はどのタイミングでするのがいいんだろう」
「転職を決断すべきポイントが知りたい」
と考えていませんか。
今回は、転職に迷うときの解決方法についてお伝えします。
転職しようか迷っているという方はぜひ参考にしてみてくださいね。
転職に迷ってしまう5つの原因とは?
「転職しようか迷ってる」という人は多いですが、迷う原因はなんでしょうか。
多い5つの原因をご紹介します。
- スキルに自信がない
- 労働環境が改善される保証がない
- 新しい職場でうまくやっていけるか不安
- リスクを考えすぎてしまう
- 経験が他社で通用するか不安
さっそくみていきましょう。
1.スキルに自信がない
一つ目は、スキルに自信がないために、転職ができるかどうか不安だというパターンです。
特に技術職や専門職ではない職種の場合、
自分で客観的にスキルを判断することは難しいでしょう。
転職で役立つようなスキルが自分にあるのか自信がないことで、転職に踏み切れない状態です。
2.労働環境が改善される保証がない
労働環境が改善させる保証がないことで、転職を迷っているパターンです。
転職したからといって、新しい職場で労働環境が改善されるとは限りません。
どこの会社にもいい面もあればよくない面もあります。
また自分と合うかどうかという相性の問題でもあるでしょう。
転職によって問題が解決される保証がないと、行動に移すのは難しくなります。
3.新しい職場で上手くやっていけるか不安
新しい職場で上手くやっていけるかが不安なことが原因で、行動できないパターンです。
いざ転職したとしても上手く馴染んで仕事をしていけるかどうかは、そのときにならなければわからないもの。
転職後が不安だと、「このまま今の職場で働き続けたほうがいいのでは」と考えて転職しないまま時間が経ってしまいがちです。
4.リスクを考えすぎてしまう
転職した場合のリスクを考えすぎてしまうと、転職したくてもできません。
転職には、得るものももちろんありますが、
- 転職先の企業文化が合わない
- 福利厚生が新卒入社者よりも悪い
などのリスクがある可能性もあります。
しかしリスクばかりを考えていると、現状維持のままになってしまうでしょう。
大切なのはリスクを最小限に抑えることです。
5.経験が他社で通用するか不安
自分がこれまで積み上げてきた経験が他社でも通用するかが不安で、転職を迷うこともあるでしょう。
特に初めての転職の場合、自分が経験した会社でしか知らないため、自分の経験が他でどのくらい通用するのかがわかりません。
自分の経験やそこで身につけたスキルの客観的評価、
つまり、自分の市場価値を知らないと自信を持って転職活動を行うことはできないでしょう。
仕事での悩みについてより詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめです。
相談が多い仕事上の7つの悩みとは?話を聞いてもらえる相手や場所についても紹介 「仕事を辞めたい…」ストレスで限界がきたときの7つの症状や対処法を解説
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転職するメリットとデメリット
転職にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
それぞれご紹介していきます。
転職する5つのメリット
転職するメリットは次の5つです。
- キャリアップできる可能性がある
- やりたい仕事につくことができる
- 仕事への意欲があがる
- 新しい経験を得ることができる
- フレッシュな環境で働ける
1.キャリアップできる可能性がある
転職によって自分のスキルや経験を評価してもらうことで、
キャリアアップできる可能性があります。
どんなスキルや経験に対してどれほど評価するのかは、企業によって違います。
これまで働いていた企業で全く評価されてこなかったことが、転職後の企業では非常に評価される、というケースは少なくないのです。
場合によっては転職前より上の役職にキャリアアップできる可能性があります。
2.やりたい仕事につくことができる
転職によって自分がやりたい仕事につくことができます。
転職では自分がどんな仕事をやりたいかを考えて、条件に当てはまる企業にアプローチするかたちが一般的です。
改めて仕事を選び直すチャンスでもあるため、「自分はどんな仕事をしたいのか」を明確にして転職にのぞめば、やりたい仕事につくことができるでしょう。
3.仕事への意欲があがる
転職によって仕事の意味を再確認したり仕事で得られるものが増えることで、仕事への意欲があがるというメリットもあります。
普段は目の前の仕事に追われているかもしれませんが、転職は自分の人生における仕事の位置付けや意味を考える良い機会です。
仕事についてよく考えるようになり、前向きな考えを持てるようにもなるため、仕事自体に対する意欲もあがるでしょう。
4.新しい経験を得ることができる
転職によって新しい経験を得ることができることもメリットの一つです。
これまでの職場とは違う新たな環境で仕事をすること自体が、新しい経験となります。
そこには自分が知らなかった業務や方法があり、学びになることも多いでしょう。
転職によって絶対的に生じるメリットといえます。
5.フレッシュな環境で働ける
転職することで、フレッシュな環境で働くことができます。
それまでの企業に長い期間務めていたのなら、同じ仕事を繰り返してマンネリ化しているかもしれません。
しかし、転職によって新しい職場で働き始めると新鮮なことが多くあるでしょう。
フレッシュで気持ち良い環境で働けるのはメリットです。
転職する5つのデメリット
転職するデメリットは次の5つです。
- 収入が低くなる可能性がある
- ローン審査が不利になる
- 上司が年下になる可能性がある
- 福利厚生に制限がかかることもある
- 一から人間関係を築き上げる必要がある
1.収入が低くなる可能性がある
転職することで収入が低くなるリスクがある、
というデメリットは理解しておかなければなりません。
新しい就職先の収入がこれまでと比べて高くなるか低くなるかは、
自分のスキルや転職先の業界などにより変わります。
収入は低くなっても、それ以外の全体的な条件で満足できる場合は問題ないかもしれません。
しかし収入アップを希望して転職する場合は、収入が低くなる可能性をできるだけおさえるようにしましょう。
2.ローン審査が不利になる
転職が社会的信用度に影響し、ローン審査が不利になるケースもあります。
ローンを組む審査はそのときの仕事の収入を考慮されるのです。
しかし転職してしまうと収入が上下し、支払い能力が変化してしまうため安定して支払ってほしいローン会社としては注意しなければならなくなります。
また転職したばかりの時期は勤続年数が少ないことで信用が下がり、ローン審査が不利になりがちです。
マイホームや車の購入などを考えている場合はローン審査が不利になる、ということを覚えておきましょう。
3.上司が年下になる可能性がある
転職は新卒採用と異なり、中途採用となるため同期でも年齢が一定ではありません。
そのため転職すると年下の相手が上司になることがあります。
年齢を気にしていない人なら問題ありませんが、それまで年功序列の社風の会社にいた人ならデメリットに感じてしまうかもしれません。
4.福利厚生に制限がかかることもある
転職をすると福利厚生に制限がかかることがあります。
たとえば結婚や出産を控えている場合、転職をしたばかりだと福利厚生の制度を最大限使えない可能性があるので注意が必要です。
福利厚生などは制度があれば無条件に取得できるものではなく、周囲の理解や協力があって利用することができるものだと覚えておきましょう。
5.一から人間関係を築き上げる必要がある
転職によって新しい環境に飛び込んだ場合、人間関係を一から築き上げる必要があります。
人間関係は仕事をスムーズに進行する上で非常に重要です。
新しい職場であれば新しい人間関係構築が必要なので、そこに非効率さや手間を感じるならデメリットとなってしまうでしょう。
迷ったまま転職をしない10のリスクとは?
転職をしないことによるリスクもあるのをご存知でしょうか。
ここでは「転職しないリスク」を10個お伝えします。
- 年齢があがるほど転職しづらくなる
- 現職へのモチベーションが上がらない
- 仕事へのストレスがたまる
- 現在の職業が無くなる
- 終身雇用制度が無くなる
- キャリアアップの機会を失う
- 1つの企業でしか通用しない
- 生涯年収が少なくなる可能性がある
- 変化に弱くなる
- 若いときにチャレンジしなかったことを後悔する
1.年齢があがるほど転職しづらくなる
転職しないリスクの一つ目は、年齢があがるほど転職しづらくなるということ。
一般的に転職が多いのは20代〜30代です。
企業の採用係は、就活生が若ければポテンシャルや成長性を見込んで採用する可能性があります。
一方で年齢が上がり40代〜50代となった人材は、
- ポテンシャルよりも経験や能力が必要
- 企業の価値観や社風に染まりにくい
- 新しいスキルを覚えるのが苦手
などの理由から、若い年代に比べて転職しづらくなります。
年齢があがると転職の難易度が上がることを覚えておきましょう。
2.現職へのモチベーションが上がらない
二つ目のリスクは、現職へのモチベーションが上がらないということです。
転職したい気持ちがあり、現職に不満を抱えた状態では、なかなか仕事に対してモチベーションを上げることはできないでしょう。
転職しないことでもやもやとした気持ちのまま今の仕事を続けるよりは、環境を変えて切り替えたほうが良いかもしれません。
3.仕事へのストレスがたまる
現職に不満を感じて「転職したい」と思っていたなら、転職しないことでどんどんストレスが溜まってしまうリスクもあります。
ストレスのあまり体調を壊したり仕事ができない状態になっては本末転倒です。
転職しないことによる仕事のストレスがどれほどなのかを考えたとき、場合によってはすぐに転職したほうがいいケースもあります。
4.現在の職業が無くなる
2015年のオックスフォード大学の調査では、IT技術の発達により、10〜20年後に49%の職業が消えるといった結果が出ています。
また、マッキンゼーの調査でも、2030年までに既存業務のうち27%が自動化され、結果1660万人の雇用が代替される可能性があると記述されています。
あなたの職業が、AIに代替される可能性がある場合、AIと共存できる職業への転職を考えた方が良いかもしれません。
AIに代替される仕事について詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめです。
AI(人工知能)に49%の仕事が奪われる!?今選ぶべき4つの新しい職業とは?5.終身雇用制度が無くなる
終身雇用とは、企業倒産が発生しないかぎり、企業が社員を解雇せず、定年まで雇い続ける仕組み・制度とされています。終身雇用制度がある企業は、昇進ができなくても、定年まで面倒を見る義務があり、日本型雇用制度の根幹ともいわれてきました。
しかし、近年では、急激な時代の変化に合わせて、人事制度に一部修正・改善も求められています。
そのため、現在終身雇用制度がある企業であっても、制度の継続が難しくなる可能性があります。
6.キャリアアップの機会を失う
「転職を繰り返していたら出世できないのでは」と不安に感じている人もいるかもしれません。
もちろん、転職期間中や研修期間では年収が減少する場合や現在勤めている企業よりも低い立場になることもありますが、中途採用で昇進に影響する可能性もあります。
また、同じ仕事内容でも企業によって年収が上がる場合もあります。
一度、勤めている会社の組織体制や昇給制度を確認し、転職をした場合との比較をしてみましょう。
7.1つの企業でしか通用しない
企業によって当たり前は異なります。
大企業であるほど、組織体制やフロー、仕事の範囲、評価制度などが細かく決められていることが多いです。
転職のタイミングが遅くなるにつれ、前の企業とのギャップに苦労してしまう可能性があります。
8.生涯年収が少なくなる可能性がある
年収は長期的な視点で見ることが重要です。
転職をすると、一時的に年収が下がることがあります。
しかし、生涯年収で考えると、現在の企業に勤め続けるほうが低くなる可能性があります。
ただ年収を比較するのではなく、業界や事業の成長率や年収アップ率などから現在の企業との比較を行う必要があります。
9.変化に弱くなる
転職を迷っている人の中には、新しい環境への挑戦に苦手意識を持っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、現在の企業でも少なからず変化は起きるでしょう。
リモートワークの普及やテクノロジーの進化による働き方の変化、ギグワークの一般化など働く環境は急速に変化しています。
もし、変化が怖いだけならば、新たな環境に飛び込む勇気を出した方が良いかもしれません。
10.若い時にチャレンジしなかったことを後悔する
現職や企業でもく目標を持って働けていますか?また、自分が叶えたい夢や目的を達成できますか?
すぐに「はい」と答えられれば問題ありません。
しかし、「本当はなりたい職業があったけど、諦めてしまった」「安定を優先し、挑戦せずに終わってしまった」という心残りがあると40代以降になってから後悔するリスクがあります。
「将来本当に後悔をしないのか」を今から考え、行動するようにしましょう。
転職するべき人とするべきではない人の特徴とは?
転職を迷っている人のなかには、転職するべき人とするべきではない人がいるのをご存知でしょうか。
ここからはそれぞれの特徴をお伝えします。
自分がどちらに当てはまるのか、ぜひ参考にしてみてください。
転職するべき人の特徴
転職するべき人の特徴は、
- 今後やりたい仕事と転職理由に矛盾がない
- 現在の企業に将来性がない
- 給与・待遇などが業界平均を下回っている
- 仕事をやり遂げた
- マイナス評価が固定されている
の5つです。
今後やりたい仕事と転職理由に矛盾がない
自分が今後やりたいことが明確にあり、転職理由がやりたいことに合致しているなら、転職するべきだといえます。
これは今の会社にいるよりも、自分のやりたいことに近づける仕事ができる会社がほかにあるということです。
自分の成長ややりたいことの実現に必要だとはっきり考えられるなら、転職すべき理由として十分でしょう。
現在の企業に将来性がない
企業の将来性がないと感じているなら、将来性のある企業に転職すべきでしょう。
将来性のない企業で働き続けるリスクは、その企業が倒産して失業することだけではありません。
将来性がないことには理由があるものです。
たとえば、将来性のない企業の特徴として次のようなものがあります。
- 誰でもできる単純作業が多い
- 新しいシステムを導入しない
- 年功序列で昇進する
こうした社風の企業で働いていると、
- 個人のスキルが身につかない
- 新しいシステムを扱えない
- 実力を発揮できず実績を持てない
などのリスクを負うことになるのです。
自分自身が将来性のある人材となるためにも、転職すべきでしょう。
給与・待遇などが業界平均を下回っている
業界全体を見たときに、給与や待遇が平均を下回っているなら転職すべきです。
平均以下ということは、
同じ仕事をしてもっと良い条件の企業はほかにもたくさんあるということ。
企業によって評価の基準は変わるので、自分自身がより評価される環境に転職しましょう。
給与が高い仕事について詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめです。
高収入の仕事に就きたい!給料・年収が高い仕事ランキングTOP100仕事をやり遂げた
大きなプロジェクトや自分の目標を達成し、それまでの経験やスキルを活かし、新しい挑戦をしたいと考えたときは、転職をする良い機会でしょう。
人は、自信があるときや調子が良いときほど表情も明るく、ポジティブなイメージを与えやすくなります。
新しい環境において、そのような明るさは人間関係を構築するにあたって良い影響を与えるでしょう。
仕事が順調なときほど転職もうまくいきやすくなります。
マイナス評価が固定されている
上記と対極にネガティブな理由になりますが、組織内でマイナスな評価が固定されてしまったときには転職を考えるべきかもしれません。
例えば、仕事で大きな失敗をしてしまった場合、その後も「失敗する人」として扱われたり、大きな仕事を与えられないなどマイナス評価が固定化してしまうことがあります。
そして、こういったイメージや評価を覆すのは難しいです。
もちろん、挽回のチャンスを狙って我慢し続けるのも大切ですが、自分の自信を無くしたままでいるとストレスになる可能性があります。イメージをリセットする目的で転職する方が良い場合があります。
転職をするべきではない人の特徴
転職をするべきではない人の特徴は、
- 転職の目的が明確でない
- やりたい仕事が定まっていない
- 自己分析ができていない
- 不満ばかりで改善努力をしない
- 他責思考である
の5つです。
転職の目的が明確でない
転職の目的が明確でなく、なんとなく「仕事を辞めたい」「転職したい」と考えている人は転職をするべきではありません。
「転職の目的」は言い換えると、「なにを得るために転職するのか」ということ。
そのため、目的がはっきりしていない転職では、得られるものが少ないうえにリスクが大きくなりがちです。
また転職によって得られるものが曖昧だと、転職後の満足度も高くなりにくくなります。
- 自分にとっての転職のメリット
- 本当に転職が解決策となるのか
など不確定な部分が多いほど、まだ転職を決断する段階ではありません。
転職したいと感じているなら、なぜそう感じるのか、それは転職によって解決できるのかをよく考えましょう。
やりたい仕事が定まっていない
やりたい仕事が決まっていない段階では転職をすべきではないでしょう。
仕事は自分がしたいことを叶える手段です。
やりたいことが決まっていないなら、転職する意味が感じられにくくなってしまいます。
自分がやりたい仕事を見つけるのは難しいことかもしれません。
しかし、人生プランや将来どんな生活を送りたいかを考えたり、自分の好きなことや得意なことを考えて行動することでやりたい仕事は見えてくるでしょう。
自己分析ができていない
自己分析ができていない場合も転職すべきではありません。
自己分析とは
- 好きなこと
- 得意なこと
- 身についているスキル
- 理想の将来像
などの分析のことです。
これらを理解していることで、自分に向いている仕事ややりたい仕事がわかります。
つまり、目的をもって意味のある転職ができるようになるのです。
自己分析ができていないなら自分にとって良い仕事を見つけられないため、まだ転職すべきではないといえます。
不満ばかりで改善努力をしない
現在の企業や上司への不満から、仲間内や陰で文句を言いたくなる時もあるでしょう。
しかし、その不満から安易に転職を考えてしまうと、失敗する可能性が高いです。
面接時に退職理由や今後やりたいことを細かく聞かれ、嘘を並べても見抜かれますし、転職先でも同じようなことがないとは言い切れません。
まずは現在の企業で、その不満の原因を改善するよう努力をしてみてください。
改善されない場合でも、勢いで辞めるのではなく、しっかりと転職の準備を整えてから退職するようにしましょう。
他責思考である
仕事がうまくいかなかったり、キャリアアップできない理由が他人や会社にあると考えている人は転職をすべきではありません。
確かに人間関係がいかなかったり、納得いかない社内制度があるとストレスにつながります。しかし、本当にそれらが原因で仕事がうまくいかないのでしょうか。
冷静に考えると、自分自身の問題があったとなる場合も少なくありません。
他責思考の人は問題が起きると、自分ではなく、「何かのせい」でうまくいかないと考えてしまいます。
会社は組織のため、100%自分自身の思いどおりにはなりません。転職したとしても、また会社のせいにして転職を繰り返す可能性が高いです。一度、自分自身を見つめ直してみましょう。
将来性の高い”IT業界”に転職するため、必須のITスキルを身につけませんか?
✔︎経済産業省認定のプログラミングスクール【DMM WEBCAMP】
✔︎受講生の97%はプログラミング未経験!独自のカリキュラムで未経験でも挫折なく続けられる
✔︎IT業界への転職成功率は業界最高水準の98%
\生活スタイルに合わせた3パターン/
迷いがちな人でも転職を成功させる3つのポイント
「転職しようか迷っている」という人が転職を成功させるには、3つのポイントがあります。
- 将来の目標や転職の目的を明確にする
- 視野を広げ、選択肢を豊富に持つ
- 簡単に退職しない
順番にみていきましょう。
1.将来の目標や転職の目的を明確にする
まずは将来の目標や転職の目的を明確にすることが大切です。
目的なく転職をしても大きな満足は得られません。
「将来どんなことがしたいのか」
「なんのために転職をするのか」
をしっかりと考えたうえで本当に転職が必要だと思うなら、転職を選びましょう。
2.視野を広げ、選択肢を豊富に持つ
次に、仕事の視野を広げ、選択肢を豊富に持つようにしましょう。
転職は自分の仕事を改めて選び直すことですが、そもそも業界や仕事の選択肢がなければ選べません。
自分の転職の目的に合致した仕事は何か、どんなものがあるかをよく調べましょう。
豊富な選択肢を持ち、比較しながら探すことで、より自分にあった仕事を選ぶことができます。
3.簡単に退職しない
転職を成功させるためには、簡単に退職しないことも大切です。
転職を決めたとしても、実際に次の就職先が見つかるまでには準備や期間が必要になります。
しばらくは現職で働きながら、転職活動を進めていくことになるでしょう。
退職と入社のタイミングを調整することで、収入がない期間を作らずに移行することもできます。
転職を決断したからといってすぐに退職することは避け、しっかりと準備しましょう。
転職するか悩んだときの8つの解決方法
ここまで考えても、転職するかどうかの問題はどうしても悩むものです。
最後に転職するか悩んだときの解決方法をご紹介します。
- 現状と将来像をきちんと整理する
- パートナーや信頼できる人に相談する
- 転職することで解決できるかを考える
- 転職をするメリットとデメリットを理解する
- 転職に有利なスキルを身につける
- 自分を客観視する
- 計画的に行動する
- 優先順位を見極める
1.現状と将来像をきちんと整理する
転職に悩んだら、一度現状と将来像をきちんと整理しましょう。
自分は現在どういう状態で、将来どうなりたいのかが整理できれば、その道筋を計画立てることができます。
将来の理想像の実現に向けて、必要なものを今から身につけていくために、逆算的に考えて仕事を選択することも一つの手です。
2.パートナーや信頼できる人に相談する
パートナーや信頼できる人に相談することも有効です。
将来を考えている恋人や結婚したパートナーがいるなら、転職は自分1人だけの問題ではありません。
パートナーや信頼できる人に相談することで、自分の現状に対して客観的な意見をもらうこともできます。
自分だけで考えずに、周囲に相談してみましょう。
3.転職することで解決できるかを考える
そもそも「転職したい」と感じている原因が、本当に転職によって解決できる問題なのかを考えましょう。
たとえば、残業や休日出勤などの時間外労働が多いことに不満を感じている場合、
- 時間外労働について上司に相談する
- 仕事量を減らしてもらうように頼む
- 労働時間内に終わらない仕事は抱えない
などの行動次第では、現職でも問題を解決することができるかもしれません。
今の仕事で現状を変えられないか、今一度考えて行動してみてはいかがでしょうか。
4.転職をするメリットとデメリットを理解する
転職することによるメリットとデメリットを理解しましょう。
そこで自分にとってのメリットがデメリットより重要なことなのであれば、転職したほうがいいかもしれません。
転職で得られるものと失う可能性のあるものをしっかりと理解していれば、リスクを最小限に抑えることもできます。
5.転職に有利なスキルを身につける
自分自身に不安があって転職に踏み切れていないなら、転職に有利なスキルを身につけましょう。
スキルを身につけることで自信を持って転職活動を行うことができます。
また、転職先が合わないと感じたときも、スキル次第では新たな転職先が見つかりやすいです。
未経験からでも挑戦でき、需要の高いプログラミングスキルは、求人も多くおすすめですよ。
6.自分を客観視する
就職活動を行なった際に自己分析や他己分析などを行なった人がほとんどでしょう。
転職活動も同様に、自分に適した職業を見つけたり、自己PRのために自分がどのような人間なのか客観視することが大切です。
自分の長所だけではなく、短所もしっかりと分析し、本当の自分を見つけましょう。
7.計画的に行動する
転職活動は計画性が大切です。
転職先が決まらないまま退職することになると、内定をもらえた企業にすぐに飛びついてしまう可能性があります。
安易な転職は失敗につながるため、在職中に転職先を見つけられるように転職活動には十分な時間を確保し、計画的に進めましょう。
8.優先順位を見極める
絶対に譲れないものを明確に決め、それを基準に「これは許せない」「これは許せる」と優先順位を決められている人は、転職を成功させる可能性が高いです。
転職活動をする中で、自分の考えや持っているスキルを軸にして、市場価値を見極めながら優先順位をつけていきましょう。
自分の思い込みだけで判断せずに、他人に力も借りながら、自分の中の優先順位を整理していきましょう。
まとめ
今回は転職に迷うときの解決方法をお伝えしました。
転職の決断の決め手には、
- 今の会社に成長ややりがいがあるか
- 転職によって目的が達成できるか
が重要です。
「転職すると決断したけど、自分に自信がなくて不安…」という人は、信頼できる相手に相談したり、転職に有利なスキルを身につけましょう。
転職は大きな決断ですが、自分の将来や目的をしっかりと考える良い機会です。
自分と向き合い、より良い未来のために行動を起こしましょう!