仕事の選び方とは!持っておくべき7つの基準や探し方の切り口について解説
「就職したいけど、どうやって仕事を選べばよいかわからない」
「どういった基準で仕事を選べばいいんだろう…?」
「どんな仕事が自分にあっているかわからない」
と、悩んでいませんか?
せっかく就職・転職活動をするなら、自分に適した仕事に就きたいと誰もが思うでしょう。
とはいえ、そう簡単に自分にあった仕事がみつかるわけではありませんよね。
そこでこの記事では、
- 仕事を選ぶ際に知っておくべき7つの基準
- 自分にあう仕事をみつけるための7つの秘訣
- 仕事選びを成功させる5つのステップ
などについてくわしく解説していきます。
この記事を読めば、納得できる仕事探しができるでしょう。
ぜひ最後まで読み進めてくださいね。
仕事の選び方とは!持っておくべき7つの基準を紹介
仕事選びを成功させるコツは、はじめの準備段階で明確な基準を設けておくことです。
そこで、まずは仕事を選ぶ際に持っておくべき7つの基準をご紹介していきます。
それではさっそくみていきましょう。
1.楽しめそうな仕事か
意外と盲点となっているのが、楽しめそうな仕事かどうかです。
あなたも、「仕事なんだから楽しめるかどうかはあまり気にしない」と考えていませんか?
しかし、仕事は人生の中でも大きな時間を占めるもの。
本心では、できるなら自分のやりたい仕事に就きたいと思っているのではないでしょうか。
自分が楽しめる仕事に就けば、業務に対してのモチベーションも高まり仕事自体が好きなっていくはずです。
そうなれば、自然と毎日が充実していくでしょう。
仕事を選ぶ際には、自分に正直に楽しめるかどうかを基準にしてみてください。
仕事に楽しみを求めて転職をするときのポイントに興味がある方は、こちらの記事もおすすめです。
2.ずっと働けそうな仕事か
できるなら、何歳になっても活躍できる仕事に就職したいですよね。
ずっと働けそうな仕事がどうかも、仕事を選ぶ際に大切なポイントです。
現代では終身雇用が崩れており、生涯同じ職場で働くのは難しくなってきています。
そのため、スキルを高めれば高めるほど長く活躍できる仕事を選ぶ人が増えているのも事実です。
たとえば、プログラマーやデザイナーなどが該当します。
このような専門スキルが必要とされる仕事であれば、経験を積むほど市場価値も高まっていくでしょう。
営業力とスキルを身につければ、フリーランスとして収入をアップさせることも夢ではありませんよ。
プログラマーに興味がある方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
3.キャリアアップが可能か
キャリアアップが可能な職場であれば、やりがいを持って仕事をつづけていけますよね。
長く仕事を続けるには、キャリアアップが可能かどうかも重要なポイントのひとつです。
具体的には、
- 昇給の仕組みがしっかりとしているか?
- キャリアアッププランが整っているか?
- 多様なキャリアプランがあるか?
などの点をふまえて考えてみましょう。
キャリアアップ制度が整っている職場には、自然と優秀な人材も集まります。
優秀な人に囲まれれば、より仕事へのモチベーションも保ちやすくなるでしょう。
優秀な人が集まる職場の共通点に興味がある方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
“優秀な人”ってどんな人?今日からマネできる3つの仕事術
4.人に誇れるか
人に誇れる仕事であるかどうかも、大切なポイントです。
人に胸を張っていえる仕事なら、モチベーションを保ちながら長く働けますよね。
たとえば人に誇れる仕事に就いていれば、家族や友達など大切な人にも自信を持って仕事について話せるはず。
「自信を持ってできる仕事」というのは、思っている以上に自尊心を高めます。
仕事は人生を左右させる大きな出来事のひとつ。
人に誇れる仕事に就けば、人生もより豊かになっていくでしょう。
自己肯定感を高める方法に興味がある方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
自己肯定感を高める方法とは!人生の幸福度をアップさせる9つのコツを紹介5.自分に向いているか
どれだけ魅力的な仕事でも、自分に向いていなければいつかは嫌になってしまう可能性があります。
一方、自分に向いている仕事であれば、成果も出しやすいでしょう。
成果が出てくれば、自然と仕事を好きになれるはず。
仕事を好きになれば、モチベーションを保てるだけでなく人生に充実感を感じやすくなります。
「向いている仕事がわからない…」
という方は、向いている仕事をみつける方法をくわしく解説しているこちらの記事もぜひ参考にしてください。
6.待遇に満足できるか
長く続けられる仕事に就くには、待遇に満足できるかどうかも大切なポイントですよね。
とはいえ、すべての希望をかなえるのは至難の技。
自分にとって絶対にゆずれないポイントを決めておけば、より希望に合った企業に出会えるはずです。
たとえば、
- 年収は最低でも現状の400万円を維持したい
- 自宅から通勤できる
- 確実に休みが取れる
といったように、あなただけの希望条件を決めておきましょう。
7.自分のスキルが活かせるか
転職を成功させるには、自分のスキルが活かせるかどうかも大切なポイントです。
スキルといえば、高度な専門スキルをイメージする人が多いのではないでしょうか?
そのため、「自分には特別なスキルがない…」と悩んでしまう人もいるでしょう。
しかし、実際に企業が採用先行において評価するスキルは専門スキルだけとは限りません。
たとえば、
- コミュニケーションスキル
- ビジネススキル
- 課題解決力
- 交渉力
- 分析力
など、仕事をするうえで活かせるスキルは意外にもたくさんあるものです。
就職や転職で活かせるスキルがないか、今一度考えてみましょう。
また、休日にも挑戦できるスキルアップ方法について興味がある方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
休日におすすめしたいスキルアップ14選【できる社会人になる方法】
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自分にあう仕事をみつけるための7つの切り口
転職を考えるうえで、「今の会社やこの仕事は自分にあっていない」と考える人は少なくありません。
しかし、自分にあった仕事をみつけるのは簡単ではありませんよね。
そこでここでは、自分にあう仕事をみつけるために知っておいてほしい7つポイントをご紹介していきます。
ぜひ、あなたに当てはめて考えてみてくださいね。
それでは順番にみていきましょう!
1.向いている仕事か考える
向いている仕事であれば、成果を出しやすいため仕事にやりがいを感じられるはず。
まずは、希望する職種や業界が自分に向いている仕事であるかどうかを考えてみてください。
たとえば、人とコミュニケーションを取るのが苦手な人が接客業に就けば、おそらく得意な人と比べて苦労を感じる場面が増えてしまうでしょう。
人と接するのが苦手なら、事務職や専門職といった自分の特性にあった仕事を選ぶ方がうまくいくはずです。
自分の向き不向きを立ち止まって考えてみれば、自然と自分にあった仕事がみえてきますよ。
2.好きなことから探す
好きなことを仕事にすれば、業務へのやりがいや幸福度も増しますよね。
好きなことから、自分にあった仕事を探すのもひとつの方法です。
たとえば、
- ひとりで黙々と作業をするのが好き
- 人と接するのが好き
- 何かを作るのが好き
など、人それぞれ好きなことや特技があるはず。
時間をつくって、自分の好きなことを探してみましょう。
とはいえ、「好きなことを仕事にできるはずがない…」と考える人もいるかもしれません。
そんな人は、好きなことを仕事にする方法などについて解説しているこちらの記事もご覧ください。
3.やってみたいことから探す
どうせなら、「これからやってみたいことを仕事にしたい!」と考えている人も多いのではありませんか?
やってみたいことなら、楽しみながら仕事を頑張れそうですよね。
やりたい仕事をみつけるには、
- 好きなことは何かを立ち止まって考えてみる
- 人生の優先順位を考えてみる
- 将来のビジョンを明確にする
などの方法がおすすめです。
やりたいことがわからない人は、絶対にやりたくないことを考えてみるのもいいでしょう。
やりたい仕事をみつける具体的な方法について興味がある方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
【やりたい仕事が見つからない人向け】適職の探し方10選4.給料面から考える
「やりがいがあれば、給料は少しくらい低くてもいい」と考える人もいるかもしれません。
しかし、働くからにはしっかりとお金は稼ぐべきです。
仕事を選ぶうえで、給料面を考えておくのも大切なポイントといえます。
収入がしっかりあれば、好きな服を買ったり好きな場所へ旅行に行けたりと、自分の好きなことにお金を使えます。
一方、収入が低ければ、趣味に使うお金すら捻出できないかもしれません。
もちろん収入面だけで判断するのは難しいですが、仕事を選ぶ際には給料面の待遇をしっかりと確認しておくようにしましょう。
就職を希望する企業だけでなく、業界における職種の相場を知っておくのも大切ですよ。
さまざまな職種の平均年収が知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
仕事は何種類ある?どんな仕事があるのか、業界や職種を一覧で徹底解説!5.スキルから考える
スキルは自分の強みでもあり特技ともいえます。
今持っている自分のスキルから、仕事を考えるのもおすすめです。
スキルとは、身についたスキルや資格を指します。
たとえば、
- コミュニケーションスキル
- ビジネススキル
- マーケティングスキル
- 秘書検定2級
- 日商簿記検定1級
などです。
まずは、自分が持っているスキルや資格を整理してみましょう。
スキルがあれば手当てが出たり、業務をスムーズにおこなえたりと、就職をするうえで有利に働きます。
社会人にとって欠かせない「問題解決能力」を身につけたい方は、こちらの記事も合わせてご覧ください。
問題解決能力は社会人の重要スキル!鍛える方法と基本の3ステップを解説6.将来像から考える
将来自分がどうなっていたいかを想像し、目標を持つことも大切です。
将来像から考えれば今やるべき具体的な行動がわかり、より自分にあった仕事をみつけやすくなるはず。
たとえば、
- 1年後には今よりも収入を◯万円アップしたい
- 3年後には独立したい
- 5年後には家庭を持ちたい
といったように、自分の理想を思い描いてみましょう。
理想の将来像を明確にすれば、自分にあった仕事がみつかりやすいはずです。
「将来像がよくわからない…」
という方は、将来の仕事の探し方についてくわしく解説しているこちらの記事もご覧ください。
7.他人の評価から考える
自分自身のことは、意外にもよくわかっていないもの。
自分にあった仕事選びをするうえで、他人の評価を受け入れることも大切です。
たとえば、
- 仕事仲間
- 友人
- 家族
- 恋人
など、自分のことをよく知ってくれている人に相談してみましょう。
自分の良さや強み、改善点など、他人に聞けば自分では知らなかった点にも気がつけるきっかけとなるはずですよ。
自分の長所と短所の見つけ方について知りたい方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
【面接で使える】自分の長所と短所の簡単な見つけ方
仕事を選ぶための手順5ステップ
いざ仕事を選ぼうと思っても、「何からはじめればいいのかが、わからない…」と悩む方もいるかもしれません。
そこで、ここでは、5つのステップ形式で仕事を選ぶための具体的な手順をご紹介していきます。
それでは順番にみていきましょう!
1.自己分析をしっかりとおこなう
自分の性格や特性を知っていれば、よりあなたにあった仕事をスムーズにみつけられるはずです。
まずは、自己分析をおこないやりたい仕事をイメージしてみましょう。
具体的には、
- やりたいことを考えてみる
- 自分の性格や向いていることを考えみる
- 楽しいと思えることを考えてみる
- やりたくないことを考えてみる
- これからやってみたいことを考えてみる
これらを、ひとつずつ時間をかけて整理してみてください。
その際には、紙に書いてみるのもおすすめですよ。
自己分析をすれば自分の価値観を発見でき、より有意義な仕事探しができるでしょう。
自分の価値観をみつける自己分析の方法について、さらにくわしく知りたい方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
仕事にやりがいを見出す5つの方法と自己分析のやり方を徹底紹介!2.行きたい業界の状況を分析する
自己分析をして自分の価値観や、やりたいことがわかったら、希望する業界の分析もおこないましょう。
というのも、企業や業界の情報を得れば自分にあった仕事かを判断しやすいからです。
業界研究をすれば、自分が行きたい業界の将来性や成長性を分析できます。
憧れや、自分のイメージだけで業界や企業を判断すると、就職後にミスマッチがおこる危険性も。
そうならないためにも、しっかりと希望する業界や企業を調べておきましょう。
また、世間で需要のある仕事は常に変化しています。
自分の適性をふまえたうえで、将来的に成長していく可能性のある業界や企業に注目していきましょう。
将来性のある仕事に興味がある人は、こちらの記事もぜひご覧ください。
【必読】将来性のある仕事15選!選ぶ基準と就職のための秘訣は?3.業界の先輩から情報を得る
ある程度行きたい企業を決めたら、業界に勤めている先輩に具体的な話を聞いてみましょう。
先輩の話を聞けば、情報量が増え視野が広がり、より魅力的な企業を探す可能性が広がるからです。
たとえば、まったく注目していなかった企業の話を聞いたとしましょう。
そこで魅力的なポイントを聞けば、新たな視点を得るきっかけとなる可能性があります。
身近に行きたい業界の先輩がいたり、内定をもらった友人がいれば積極的に相談してみましょう。
聞く人によっても得られる情報はまったく異なります。
できるだけ多くの人から、情報収集をしてみてください。
もしも近くに行きたい業界の先輩がいない場合には、インターネットで調べてみるのもおすすめです。
ただし、その場合にはすべてを鵜呑みにしないように注意してくださいね。
4.自分に足りていないスキルを身につける
スキルや知識を身につければ、就職に成功する可能性が高まります。
行きたい業界や職種がみつかったら、今の自分に足りていないスキルを身につけていきましょう。
たとえば、これからプログラマーとして就職するなら、プログラミングスキルやITスキルを身につける必要がありますよね。
自分に足りていないスキルを明確にして、そこからかかる時間を逆算し、無理のないスケジュールを考えてみましょう。
もしも、ひとりではスキルを身につけられないのであれば、専門のスクールに通うのもひとつの方法ですよ。
IT業界の人材不足が深刻な問題となっている現代では、プログラマーなどのIT人材の需要が高まっています。
プログラマーに興味がある方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
5.転職サイトやエージェントを使って仕事を探す
準備ができたら、いよいよ自分にあった仕事を探しはじめましょう!
仕事の探し方には、おもに転職サイトや転職エージェントを使う方法があります。
以下に、転職サイトと転職エージェントのメリット・デメリットをまとめました。
転職サイト | 転職エージェント | |
メリット | ・自分のペースで企業を探せる ・いつでもどこでも利用できる |
・客観的な自分の市場価値を知れる ・非公開求人も紹介してくれる ・履歴書や面接の対策もしてくれる |
デメリット | ・すべて自分でおこなう必要がある ・ミスマッチがおこりやすい |
・キャリアアドバイザーとの相性がわるいこともある ・時間をあわせる必要がある |
それぞれにメリット・デメリットがありますので、自分にあうものをみつけましょう。
転職活動が思うようにうまくいかないときには、仕事が決まらないときの解決策についてくわしく解説しているこちらの記事もぜひご覧ください。
なんで自分だけ?仕事決まらない人の8つの原因!6つの解決策で今すぐ転職!
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まとめ:仕事の選び方を知って、自分が長く楽しんで働ける職場をみつけよう
今回は自分にあった仕事をみつける方法についてくわしく解説していきました。
ぜひ今回ご紹介した方法を試して、あなたにあった仕事をみつけてくださいね。
また、
- 福利厚生が充実している
- 離職率が低い
- 残業が少なく有給休暇の消化率も高い
- 多様な働き方ができる
- ハラスメントがない
などのホワイト企業に就職・転職したいと思う方は多いはずです。
ホワイト企業ランキングや、ホワイト企業を見分けるポイントなどについても興味がある方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
ホワイト企業ランキングTOP100!優良企業を見分ける6つの方法