「仕事がめんどくさい」と感じた時に!やる気が出る9つの対処法

公開日: 2021.01.28
更新日: 2024.01.04
仕事 めんどくさい

「仕事がめんどくさいから、会社に行きたくない」
「このまま面倒な仕事を続けるぐらいだったら、辞めてしまおうかな…」

と思うことはありませんか?

仕事がめんどくさいと感じると、出勤するのも億劫になってしまいますよね。

では、仕事がめんどくさいと感じる気持ちにどう向き合えばいいのでしょうか?

そこで今回は、

  • 仕事がめんどくさいと感じる理由
  • 仕事がめんどくさいと感じたときに注意すべき状況
  • 仕事がめんどくさいと感じた時にやってはいけないこと
  • 仕事がめんどくさいときの対処方法

について詳しく解説します。

この記事を見れば、仕事がめんどくさいと感じる気持ちを適切に対処する方法が必ず見つかります。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

仕事がめんどくさいと感じる9つの理由

仕事がめんどくさい理由

会社へ行く支度をしている時に、仕事がめんどくさいから会社に行きたくないと思うことは、誰しもあることです。

人それぞれ、仕事がめんどくさいと感じる理由や状況はさまざまです。

まずは、仕事がめんどくさいと感じる9つの理由を解説していきます。

  1. 仕事が単調でつまらない
  2. 能力以上の仕事を任されている
  3. 職場での人間関係に問題を抱えている
  4. やりたい仕事ができていない
  5. 仕事内容に見合った給料がもらえない
  6. 仕事を正当に評価してもらえない
  7. 残業や休日出勤など労働時間が長い
  8. 通勤に時間がかかる
  9. 疲れやストレスが溜まっている

どんな理由で自分が仕事をめんどくさいと感じるのかを自分に当てはめながら、読み進めてみてください。

それでは、順番に見ていきましょう。

1.仕事が単調でつまらない

仕事の内容が同じことの繰り返しばかりでは、飽きてしまいめんどくさく思ってしまうことがあります。

慣れてしまえば楽にこなせる一方で、同じことの繰り返しばかりでは変化に乏しいので嫌気がさしてくるものです。

そして次第に、仕事に対するやる気や興味が失われてしまう可能性があります。

単調な仕事をこなすだけで、代わり映えしない毎日では仕事がつまらないと感じるのは無理もありません。

2.能力以上の仕事を任されている

能力以上の仕事や今まで経験したことのない仕事を任された場合に、めんどくさいと感じることがあります。

なぜなら、ハードルが高く未経験の作業をこなすには、失敗の繰り返しや覚えることが多くあるからです。

そのため業務量が増え、仕事をこなすだけで精一杯になり、気持ちに余裕がなくなってしまいます。

能力以上のタスクがこなせるようになれば自分の成長が見込めますが、その過程ではめんどくさいこともあるでしょう。

3.職場での人間関係に問題を抱えている

職場での人間関係がうまくいっていないことは、会社に行くのがめんどくさいと感じる要因のひとつです。

上司とそりが合わなかったり、相性が合わない同僚がいると、会社での居心地が悪くなります。

なんとかうまくコミュニケーションをとらなければならないと思うだけで、仕事へのモチベーションも下がります

人間関係に問題がある場合は、自分だけで改善の糸口を見出すのが難しい場合が多いです。

4.やりたい仕事ができていない

好きなことができていない

やりたくない仕事ばかりをしなければならないと、働く意義を見失ってしまうことがあります。

そうなると、イヤな仕事を「やらされている感」が強くなり、仕事を投げ出したくなるのも当然です。

また、やりたくない仕事は自分には向いていない可能性も大きいです。

やりたい仕事ができない状況が続くのであれば、モチベーションが下がるのも無理はありません。

5.仕事内容に見合った給料がもらえない

仕事内容と給料が見合わないという不満が募ることが、仕事が面倒に感じる理由になります。

具体的な不満理由として

  • 仕事量や労働時間に対して給料が少ない
  • 責任の重い仕事をしているのに給料が上がらない
  • 残業しているのに残業代が出ない
  • 同僚と比べて仕事量が多いことに不公平感を感じる

などが挙げられ、仕事をすることへの意義を失うこともあります。

実際に、仕事に対して適正な給料がもらえないことは大きな不満につながります

その結果、仕事へのやる気が失せて、仕事を面倒に感じてしまうのです。

6.仕事を正当に評価してもらえない

自分の仕事に対してきちんと評価してもらえないと感じる時にも、仕事へのやりがいが失われる可能性があります。

会社や上司の評価基準が納得できないと思うのは

  • 同僚と比べて明らかに仕事をこなしている
  • 仕事で成果を出しているにも関わらず、昇給や昇進に反映されない

などの場合です。

「どんなに一生懸命に頑張っても評価されない」とあきらめが強くなり、自分を評価してくれる環境へ転職したくなるのもやむをえません。

7.残業や休日出勤など労働時間が長い

業務時間外の労働が長くなると「働かされている感」が強く、仕事がめんどくさくなってしまうのです。

残業や休日出勤などが増えることにより、プライベートな時間が削られることになります。

その結果、気持ちに余裕を持てなくなり、ストレスが溜まってくるなど精神面に及ぼすデメリットも増してきます。

長時間労働をせざるおえない状況では、仕事を放り出したくなるのは無理もありません。

8.通勤に時間がかかる

自宅から職場までが遠いと、仕事へ行くこと自体が面倒に感じてしまいがちです。

とくに、都市部へ出勤する場合には、以下の理由から体力が消耗されてクタクタです

  • 満員電車で座ることができない
  • 往復2時間以上かかってしまう
  • 何度か乗り換えをしなければならない

さらに、通勤時間が長いことは

  • 早起きしなければならない
  • 寝るのが遅くなり、十分な睡眠時間がとれない
  • 人混みでの通勤はストレスを感じる

などのデメリットが多いです。

仕事をするだけでなく、通勤自体がめんどくさくなるという理由に挙げられます。

9.疲れやストレスが溜まっている

体力や気力が落ちると、仕事だけでなく何もかもがめんどくさく感じてしまうでしょう。

また、会社でやらなければならないことが多いければ、なおさらその状況から逃げ出したくなります。

疲れやストレスが原因で

  • 注意力散漫でミスが多くなる
  • 何に対しても無気力になる
  • 常に疲労を感じている

などが起こります。

何もかもが億劫に感じてしまう時は、心身ともに疲れている兆候です。

困った時は転職を考えてみるのも一つの手です。

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仕事がめんどくさいと感じたときに注意すべき4つの状況

めんどくさいと思った仕事を続ける上での注意点

誰しも仕事がめんどくさいと感じることは、よく起こりうるものです。

しかし、以下のような場合は注意が必要です。

  1. めんどくさいという感情が長続きするようになる
  2. 仕事のことを考えると体調が悪くなる
  3. 十分な睡眠や食事が取れなくなる
  4. めんどくさいという気持ちが人間関係にまで影響する

なぜならば、状況をさらに悪化させてしまう恐れがあるからです。

仕事がめんどくさくなったときに、注意すべき状況を解説していきます。

それでは、順番に見ていきましょう。

1.めんどくさいという感情が長続きするようになる

仕事でめんどくさいと感じることは誰でもありますが、その感情がずっと続くようであれば要注意です。

めんどくさいという後ろ向きな気持ちになるのは、かなり疲れやストレスが溜まっている表れだからです。

もしくは、やりたくない仕事をやらざるをえない状況に置かれている可能性もあります。

最悪の場合には、自分では自覚しにくいうつ病になる恐れも起こりえます。

2.仕事のことを考えると体調が悪くなる

仕事のことを考えるだけで、吐き気や動悸がするなど体調が悪くなる場合には、ストレスで限界に達しているかもしれません。

不安定な精神状態は、肉体にも大きく影響を与えるからです。

その結果、免疫力が落ちて風邪など引きやすくなったり、慢性的な疾患にかかることもありえます。

体調を崩しやすくなった時には、心だけではなく身体も悲鳴をあげているのです。

3.十分な睡眠や食事が取れなくなる

寝る時に仕事のことが頭から離れず眠れなかったり、食欲不振になってしまうのであれば、もう限界の一歩手前です。

自分が思う以上に、身体の方が仕事に対するストレスを敏感に反応しているサインです。

不眠が続いたり、しっかり栄養が取れなくなると、身体を壊すことになりかねません。

体調に異変を感じるまでになったら、まともに仕事を続けることさえ困難になってしまいます。

4.めんどくさいという気持ちが人間関係にまで影響する

めんどくさいという気持ちを抱えたまま仕事をしていると、上司や同僚との人間関係に影響することがあります。

なぜならば、ネガティブな感情は、以下のような言葉や態度に表れてしまうからです。

  • 否定的や悲観的なことばかりが口から出る
  • いつも暗い顔をしている
  • 人とコミュニケーションを取りたがらない
  • 言い訳ばかりする

めんどくさいと感じている自分が、逆に周りから「めんどくさい人」と思われる羽目になるのです。

そうなると、仕事うんぬんというよりも、人間関係が悪くなり仕事を辞めざるをえない状況に陥る可能性もあります。

仕事がめんどくさいと感じたときにやってはいけない3つのこと

めんどくさいと思ったときにやってはいけないこと

仕事がめんどくさいと感じたときに、人がついついやってしまいがちなことがあります。

多くの人に当てはまる3つの傾向は、以下のようなものです。

  1. 自分が甘いと決めつける
  2. めんどくさいという気持ちを勤務態度に出してしまう
  3. 感情に任せて仕事を辞めてしまう

しかし、これらの感情や行動は、自己評価を下げたり、後で後悔することになります。

そうならないために、誰しもが起こりうる傾向であることを理解する必要があります。

1つでも当てはまったら、もう一度自分を見つめ直してみましょう。

それでは、順番に解説していきます。

1.自分が甘いと決めつける

仕事がめんどくさいと感じて出勤したくないときに、自分が怠けていると責めてしまいがちです。

自分は怠け者で、自分に甘い人間だと決めつけてしまうことは、自己評価が下げることに繋がります。

仕事へのやる気が出ない時は、誰にも起こりうるものです。

こんな時は「誰もが楽をしたいと思うのは当たり前」と捉えて、自分を追い込むのはやめましょう。

2.めんどくさいという気持ちを勤務態度に出してしまう

めんどくさいという気持ちを抱えたまま仕事をしていると、図らずも気づかれてしまうものです。

ちょっとした言葉や言動から、やる気のなさや投げやりな態度が表れてしまいます

具体的には

  • 遅刻や早退が多い
  • いつも不機嫌である
  • 出勤時や退出時に挨拶をしない
  • 話しかけられても返事をしない

などが挙げられます。

こうした勤務態度は、人間関係に悪影響を及ぼし、職場での居心地を悪くするだけです。

3.感情に任せて仕事を辞めてしまう

仕事がめんどくさいから辞めるという選択肢もありますが、感情にまかせて行動すると、後で後悔するおそれがあります。

感情的になると、以下のような思考に偏りがちになります。

  • 冷静に考えられない
  • 衝動的に行動する
  • ネガティブ思考となる

会社を辞めること自体は簡単です。

しかし、前向きな理由以外で会社を辞めると、次の転職先でも同じことを繰り返す可能性があります。

一時的な感情で、衝動的に会社を辞めることは絶対に避けなければいけません。

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仕事がめんどくさいときの対処方法9つ

仕事がめんどくさいと思った時の対策

仕事がめんどくさいと思い始めたら、簡単には自分の気持ちや置かれている状況を変えるのは難しいかもしれません。

しかし、自分の気持ちの持ちようで、仕事への向き合い方や状況を変えることができるのです。

そこで、すぐに取り組める以下の9つの対処方法をまとめてみました。

  1. 面倒でもとりあえず取り掛かる
  2. 面倒な仕事を先に終わらせてしまう
  3. タスクを細分化して達成感を得る
  4. やりたい仕事ができるように交渉する
  5. 良好な人間関係を築く努力をする
  6. 通勤時間を有意義な時間にする
  7. プライベートの時間を充実させる
  8. めんどくさいと思う理由をしっかりと見極める
  9. 転職を前向きに検討する

上記の方法から、1つでも取り入れられるものがあれば、すぐに行動に移してみてください。

それでは、ひとつずつ解説していきます。

1.面倒でもとりあえず取り掛かる

面倒だからとやる気がなくても、いったん作業を始めてみたらやる気が出ることがあるので、まずは行動してみましょう。

それは、脳内では興味のない作業でもやっているうちにやる気や集中力が出てくる「作業興奮」が起こるからです。

手足を動かしたり頭を使うことによって、脳に刺激を与えられ、やる気のもとであるドーパミンが脳内に増えてきます。

なんとか自分を奮い立たたせ、とりあえず行動することはやる気を出す効果的な方法となります。

2.面倒な仕事を先に終わらせてしまう

とかくめんどくさい仕事は後回しにしがちですが、先に終わらせることでプレッシャーから解放されます

面倒な仕事を終わらせるためには

  • やらなかった場合に起こりうる最悪のことをイメージする
  • 優先順位を決めて、やらなければいけないことを減らす
  • 完璧を目指さずに、完了することに目を向ける

など、視点を変えることで心理的な負担を減らせるはずです。

めんどくさい仕事を先送りにすると、後々さらにめんどくさいことが起こる可能性もあります。

気が乗らなくても、先に面倒な仕事を終わらせることで、スッキリとした気持ちになるでしょう

3.タスクを細分化して達成感を得る

仕事のタスクを細分化して行動することで、達成感を得る方法があります。

取り掛かるまでは億劫でも、ステップごとにこなしていけば、思ったほどめんどくさい作業でないことに気づけます。

タスクを細分化は、以下の手順でおこなってみましょう。

  • 作業内容を細かく箇条書きにする
  • タスクごとにかかる時間を把握して、完了の目途をつける
  • タスクが完了するたびにチェックを入れていく

タスク完了ごとに達成感を感じることができるとともに、効率的に作業を進めることが可能になります。

森ばかりに注目せずに木々を見ていくことで、目標設定が容易になり、思ったよりも簡単にできることでしょう。

4.やりたい仕事ができるように交渉する

やりたくない仕事ばかりを任されている場合には、上司と話し合いの場を持ってみましょう。

自分のやりたいと思う仕事を伝えなければ、上司はあなたの気持ちを知る由がありません。

上司と交渉する時は「こういう仕事だったら、自分の能力や資格などを活かせる」と理由付けをすることで説得力が生まれます

いつまでもやりたくない仕事を続ける状況に陥らないためには、自分の意思を上司にきちんと伝えることも必要です。

5.良好な人間関係を築く努力をする

周りのコネクションを見直す

仕事に前向きになれなくても、職場の人間関係が良ければ、状況が改善することがあります

日頃から職場で良好な人間関係を築いていれば、困った時や悩んでいる時に会社の上司や同僚があなたの話を聞いてくれるでしょう。

また、困ったことや悩みごとを人に話すだけで気持ちが軽くなったり、周りの人が救いの手を差し伸べてくれることだってあります。

普段から心置きなく話せる人間関係を作っておくことで、問題解決に導いてくれるのです。

6.通勤時間を有意義な時間にする

通勤時間が長くて仕事への意欲が低下するであれば、その時間を有効利用してみることを考えましょう。

まとまった通勤時間があるからこそ、自分磨きや自分なりの楽しみを見つける時間に当てられます。

例えば

  • 歴史小説やビジネス書などを読んで教養を高める
  • 動画を観ながらオンライン学習をしてスキルアップを図る
  • オーディオブックを聴いて、英語を勉強する
  • 1日のTODOリストを作成・確認する

などが挙げられます。

長い通勤時間をネガティブに捉えずに、有意義な時間にして過ごしましょう

7.プライベートの時間を充実させる

オンオフを切り替えてプライベートの時間を充実させれば、仕事でのストレス軽減に繋がります。

やりたいことや楽しく時間を過ごすことで、気力が養われ仕事へも前向きに取り組めるようになるのです。

具体的には、

  • 行きたいところへ旅行に行く
  • 友だちと会う
  • 習い事を始める
  • ジムやトレーニングをして体を鍛える

など、楽しくワクワクした気持ちになれる予定を計画してみましょう。

めんどくさいと感じる仕事をしていても、週末になれば仕事から解放されて楽しいことが待っていることで仕事を頑張れます。

仕事とブライべートの時間をバランスよく取ることで、日々の生活が心豊かになっていきます。

8.めんどくさいと思う理由をしっかりと見極める

いったい何に対してめんどくさいと感じているのかを、しっかりと見極めることが大切です。

めんどくさいと思う理由は、以下のように人それぞれです。

  • 仕事内容が不満
  • 人間関係が悪い
  • 給与や待遇が悪い
  • 通勤時間が長い
  • 精神状態が不安定

人によっては、理由が1つかもしれませんし、複合的に絡み合っていることもあるでしょう。

めんどくさいと思う理由が、自分次第で改善できる場合と自分ではどうにもならない場合があります。

自分の努力では改善できない要因であれば、働き方や身の振り方を考えてみましょう

9.転職を前向きに検討する

さまざまな対処方法を試しても、一向に仕事への意欲が湧かないのであれば、別の会社で働くことも視野に入れましょう。

めんどくさいという気持ちがずっと続いている、もしくは自分では変えられない状況であるならば、転職を考えるがおすすめです。

長期的にストレスを抱えたまま仕事をするのは、心身ともに悪影響をおよぼすだけです。

やりがいを感じて、高いモチベーションで働ける会社に転職することが、最善の解決策になることも念頭に置いておきましょう。

まとめ:仕事がめんどくさいと感じたら、理由を見極めて適切な対処をすることが大切

誰しも経験したことがある仕事がめんどくさいと感じる時の理由や対処方法について解説してきました。

強いストレスを感じるほどめんどくさいと感じる場合、その理由に応じてこれまで紹介してきた対処法を実践してみましょう。

それでも状況が変わらなかったり、自分では改善できない環境にあるのであれば、思い切って会社を辞めることも検討すべきです。

自分に適した仕事なのかどうかを判断できるのも自分自身なので、しっかりと見つめ直すことが大切です。

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