仕事はなんでもいい。そう考えてしまう4つの原因と具体的な対策方法
「仕事なんてなんでもいいんじゃないか」
「やりたい仕事が見つからないけどどうしよう」
と感じることはありませんか?
就職や転職したくても心からやりたい仕事が見つからず、安易に就職先を決めていいのか悩んでしまいますよね。
では、本当に自分のしたい仕事を見つけられる方法にはどのようなものがあるのでしょうか?
そこで今回は、
- 「仕事はなんでもいい」と考えてしまう原因と危険性
- 自分のやりたい仕事を見つける具体的な方法
- 知っておくべき仕事の一例
について詳しく解説します。
この記事を見れば、やりたい仕事の見つけ方が分かり、働くのが楽しみに思えるようになります。
今の仕事に対して愛着がないと感じる人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
仕事はなんでもいいと考えてしまう4つの原因
仕事はなんでもいいやと考えている人は、情報や分析が足りてない傾向にあります。
これらが欠けていると、判断材料も少ないため、自分のやりたい仕事を探すのも当然難しくなります。
「仕事はなんでもいいや」と考えてしまう4つの主な原因は下記のとおりです。
- 将来の目標がない
- 周囲の目を気にしすぎている
- 自己分析が不十分
- どんな仕事があるのか知らない
この原因の把握は、本当に自分がやりたい仕事を見つけるきっかけにもなるでしょう。
やりたいことがなくて悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
1.将来の目標がない
自分が将来どんな風になりたいのかなどを明確に決めてない人は、仕事選びも適当になる傾向にあります。
人生の目標がないと、仕事選びにも熱が入らず、いつまでも自分のやりたいことが決まらなくなるからです。
仕事選びに関わる、具体的な将来の目標とは以下のとおりです。
- 何歳までにどれくらいの給料が欲しいのか
- 仕事を通して身につけたいスキルは何か
そのため「仕事なんてなんでもいいや」といった思考になってしまうのです。
2.周囲の目を気にしすぎている
周囲の目を気にしすぎると、自分の本当にやりたい職業も見つけにくくなります。
本当はやりたくもないのに、周囲の評価のためだけに仕事を選んでしまう可能性があるからです。
つまり「評価されている仕事ができれば問題ない」という発想なので、仕事に対しての根本的なやりがいを感じません。
周囲の目を気にしすぎているとは、以下のような状態のことです。
- 大企業でないと「親に申し訳ない」と考えている
- 給料が高くないと結婚ができないんじゃないか
こうした人は仕事選びで、自分の理想と周りの希望との板挟みになって、メンタル面で消耗しやすくなります。
そうなると、途中から仕事なんてなんでもいいやと投げ出したくなる可能性もあるのです。
3.自己分析が不十分
自己分析が不十分で、自分の特性などを把握してないと、仕事に対するこだわりも当然薄くなります。
何がしたいのかなどが把握できてないため、仕事選びの判断材料も他人より少なくなるからです。
- 自分は何がしたくて何がしたくないのか
- 自分の他人から言われるような長所や短所は何か
- どのような働き方が自分に適しているのか
こうしたことを把握してない人は、主体的に仕事を決められません。
自己分析が足りない人は、自分の仕事選びに明確な基準がないため、結局なんでもいいと考えてしまうのです。
4.どんな仕事があるのかを知らない
そもそも自分の知っている仕事が少なすぎるのも、仕事をなんでもいいと考える原因の1つです。
当然ですが、知っている数が少ないと、自分のやりたいことも見つかりにくくなります。
そうなると興味が湧く仕事も見つかりにくいため「やりたいことがない」という発想になり、結局はどんな職場で働いても同じという考えにたどり着くのです。
すべてを把握するのは無理でも、多く知っている人の方が熱心に仕事を選べるのも当然でしょう。
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仕事はなんでもいいという考えの5つの危険性
「仕事はなんでもいい」という考えにはいくつかの危険性があります。
なんでもいいやという考えで選んだ仕事では、精神面でもスキル面でも成長があまり期待できません。
また、ストレスなどが溜まりやすくなる可能性もあるので、きちんと危険性を把握するべきです。
入社してから後悔しないためにも、とくに下記の5つのリスクを知っておきましょう。
- 熱意や興味がなく、つまらない
- 仕事を通じて成長しにくい
- 長続きしない
- 心の病気になる可能性がある
- 転職するときに採用されにくい
1つずつ詳細に解説していきます。
1.熱意や興味がなく、つまらない
なんでもいいという考えで決めた仕事に、熱意や興味を持って取り組めないのは当然のことでしょう。
熱意も興味もないと、仕事をやる楽しみなども感じられず、退屈になっていきます。
具体的には、下記のような状態なら仕事に熱心に取り組めていない可能性が高いです。
- 時計ばかりを見て、時間が過ぎるのを待つ
- 大きな仕事を任せられてもまったく嬉しくない
適当に決めた仕事では、淡々と作業のように仕事をこなすようになります。
この状態では、仕事に楽しみも見出せません。
仕事はなんでもいいで決めると、情熱的にその仕事に取り組むのは難しいでしょう。
2.仕事を通じて成長しにくい
興味のない仕事では主体的に仕事にも取り組めないので、あなたの成長は見込めません。
やる気を持って仕事に取り組める人と、そうでない人の成長に差があるのは当然です。
成長しにくいとは、具体的には下記のとおりです。
- 熱心に仕事をしないので、給料が上がりづらい
- 上司から言われたことやマニュアルをいつまでも覚えられない
また、やる気がないとほかの社員と合わせられず、邪魔者にされる可能性もあります。
利益を求めている会社において、あなたの仕事面での成長不足は他人の迷惑にもつながるのです。
適当に選んだ仕事では、能動的に仕事をしないので、なんの成長も見込めません。
3.長続きしない
当たり前ですが、興味のない仕事は長続きしません。
興味のある仕事をする場合に比べて、継続が難しくなるのは当然です。
興味がないと、仕事でも以下のような状態になります。
- 能動的に取り組めない
- 仕事もつまらないからストレスが溜まる
- 仕事ができるようにならないから給料も増えない
こうした状態で何年間も同じ仕事で働く方が、難しいでしょう。
なんでもいいやと決めた仕事では、長続きする可能性も低くなるのです。
4.心の病気になる可能性がある
適当に決めた仕事では、うつ病などの心の病気になる可能性が高まります。
興味もない仕事では、ストレスが溜まりやすくなるからです。
とくにエスカレートすると、以下のような状態にまでなる可能性もあります。
- 仕事に行く途中でお腹が痛くなる
- 仕事のことを考えると涙が出てくる
- 出社しても仕事終わりのことしか考えていない
ここまで症状が酷くなると、社会に復帰するのも難しくなるでしょう。
このように、興味のない仕事に就いたせいで、心の病気になることは十分にありえる話なのです。
5.転職するときに採用されにくい
転職するときに、なんでもいいやという気持ちで決めた仕事では採用もされにくくなります。
その仕事にこだわりがないため、転職時に下記のような状態になります。
- 志望動機が明確でないから書類がうまくかけない
- 面接で熱意がうまく伝わらない
面接官もプロですから、なんとなくで仕事を選んだような人は簡単に見抜いてしまいます。
熱意のない求職者を企業は雇いたいとは思いませんし、この状態では不合格の可能性も高くなるでしょう。
適当に選んだ仕事はそもそも選ばれにくくなるのです。
【重要】やりたい仕事を見つけるための4つのポイント
やりたい仕事に就くのは重要とわかっていても、方法を知らなければ見つけるのは難しいでしょう。
やりたい仕事を見つけるために重要なことは、徹底的な自己分析と業界研究(企業研究)です。
業界の情報を理解できれば、自分のやりたいことも自然と明確になります。
とくに以下の4つの点を意識しましょう。
- 自己分析をして価値観を洗い出す
- 将来のビジョンを考える
- 仕事に求める条件や優先度を明確にする
- 世の中の仕事を調べる
これらを意識するだけで、自分のやりたいことを格段に見つけやすくなります。
1つずつ解説するので、参考にしてください。
1.自己分析をして価値観を洗い出す
自己分析は、適した仕事を見つけるうえで重要になります。
自己分析をすることで、自分が本当に仕事に求めていることも理解できるからです。
具体的には、以下のことなどを分析しましょう。
- 自分のスキルや経験が活きるのはどんな職業か
- 大金をもらってでもしたくないことは何か
- どういった働き方が自分には向いているのか
自分での自己分析が難しい人は、会員登録さえすれば無料でできる自己分析診断などのツールを利用するとよいでしょう。
たとえばリクナビの「グッドポイント診断」のように、自己分析をすればどんな職業に就くべきなのか見えてくるのです。
2.将来のビジョンを考える
将来の目標や夢を決めるのも、やりたいことを決めるうえでは重要です。
将来のビジョンを決めれば、入社後モチベーションが高まる・やるべきことが明確になるなどのメリットがあります。
将来のビジョンを決めるなら、次のことを意識しましょう。
- 年齢ごとの目標年収を決める
- 退職するまでに絶対身につけたいスキルを決める
目標年収や身につけたいスキルが決まれば、それが実現できる職種や働き方なども自然と絞れるはずです。
【必読】将来性のある仕事15選!選ぶ基準と就職のための秘訣は?3.仕事に求める条件や優先度を明確にする
仕事に譲れない条件とその優先度を決めましょう。
これらが明確であれば、仕事選びで迷ったときの判断材料にもなります。
譲れない条件とは、たとえば下記のとおりです。
- 週休2日
- 残業は月に40時間まで
- 年収は最低でも500万円
このように具体的に数字で決めるのがよいでしょう。
決めた条件をさらに順位付けをすることで、自分の条件にマッチする仕事が見つかるはずです。
自分の譲れない条件とその順位の決定は、仕事選びにおいて役立つでしょう。
4.世の中の仕事を調べる
当然ですが、知っている職種が少ない状態ではベストな選択はできません。
そのため、徹底的に調べて自分に合う職種を見つける努力をしましょう。
OB面談やネット検索などを活用する際は、以下のことも調べてみると仕事の選択に役立ちます。
- 働き方や実際にどんな人が働いているか
- その仕事は需要が今後もありそうか
- その仕事の平均年収はどれくらいか
これらを知っておけば、転職や就活失敗の確率を減らせるでしょう。
正しく自分のやりたいことを探すには、知っている職種を増やすのも1つの手です。
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仕事にこだわりがない人が仕事を選ぶときの具体的な方法
人生の目標などを決めてみたものの、それでもこだわりがなくて悩む人もいます。
その場合は、やりがいを感じられるか・自分が満足できそうかに重点を置くとよいでしょう。
具体的には、以下の7つの基準を参考にしてみてください。
- 好きといえる仕事を選ぶ
- 周りに誇れる仕事を探す
- 苦手なこと・やりたくない仕事を考える
- 社会貢献につながる仕事を選ぶ
- 自分に向いている仕事か見直す
- 満足した待遇が得られるか仕事を探す
- スキルが得られる仕事を選ぶ
それぞれの項目を、1つずつ解説していきます。
1.好きといえる仕事を選ぶ
好きになれる仕事かどうかは、仕事選びでは重要なポイントです。
仕事が好きであれば、下記のようなメリットがあるからです。
- 能動的に働けて、成長も速い
- ストレスが溜まりにくく、疲れにくい
好きな仕事はとにかくモチベーションの維持が簡単で、仕事でも成果を出しやすい傾向にあります。
好きな仕事とは、たとえば下記のように決めるとよいでしょう。
- パソコンやITに興味があるならITエンジニア
- 筋トレなどスポーツ好きならインストラクター
- 人と話すのが好きなら営業
上記以外にも趣味から派生させる方法もいいでしょう。
好きなことを仕事にするというのは、選択方法としては有効な考え方です。
好きなことを仕事にするのは幸せ?失敗しないポイントを解説!2.周りに誇れる仕事を探す
人に誇れるかどうかというのも、仕事を選ぶときの1つの基準です。
人に誇れる仕事というのは、周りからの反応もいいため、非常にやりがいを感じやすい傾向にあります。
周りに誇れる仕事とはたとえば下記のようなものがあるでしょう。
- 公務員
- 医療関係
- ITエンジニアなど、高度なスキルが求められる仕事
こういった特定のビジネスパーソンしか働くことが難しい職種は、周囲から高い評価を受けやすいものです。
周りに誇れる仕事を判断材料にするのも悪くないでしょう。
3.苦手なこと・やりたくない仕事を考える
やりたいことが見つかりにくい人は、先に苦手なこと・やりたくないことを除外するといいでしょう。
そうすれば、自然とやりたいことだけが残っていきます。
苦手なこと・やりたくないことから考えるとは下記のようにすることです。
- 人とコミュニケーションするのが苦手なら、営業はしない
- 肉体労働が無理なら、土木関係などは辞める
- パソコンが苦手なら事務作業はしない
そもそも苦手なことを仕事にすると、モチベーションが維持しづらく、成果も出にくいです。
そのため、仕事にしても高確率でストレスが溜まります。
やりたい仕事がない人は苦手なこと・やりたくないことを候補から除外するといいでしょう。
4.社会貢献に繋がる仕事を選ぶ
やりたい仕事がない人は、社会貢献できる仕事を選ぶのも1つの手でしょう。
社会貢献に繋がる仕事は、誰かのためになっている実感も湧きやすいです。
たとえば医療機関や公益法人などは「誰かの支えになっている」と実感しやすい職業として考えられます。
社会貢献に繋がる仕事というのも、こだわりのない人にとっては1つの選択肢といえるでしょう。
5.自分に向いている仕事か見直す
仕事にこだわりのない人は、単純に向いている仕事を検討するのもよいでしょう。
向いている仕事というのは、結果も出やすく、出世も早くなりやすいです。
仮に始めは嫌いでも、成果が出るうちに、徐々に好きになることもありえます。
向いている仕事の決め方とは、一例を挙げると下記のとおりです。
- アイデアを出すのが得意なら企画・運営
- まめに作業するのが得意なら事務処理作業
以上のように、仕事にこだわりがない人は得意や向いていることを仕事にしてみましょう。
そうすれば、昇給や昇進も早くなる可能性があります。
6.満足した待遇が得られる仕事を探す
待遇がいいかどうかは、長期で働き続けるのには重要な観点です。
金銭面などの条件が悪いのに、やりがいだけで仕事をするのは現実的に厳しいものがあるからです。
満足した待遇とは金銭面以外にも、以下のような点があります。
- 会社の教育体制はどうか
- 会社の福利厚生はどうか
- 仕事に集中できる環境が整っているか
満足した待遇が得られないと、ストレスも溜まりやすくなります。
逆に、待遇がよく仕事がしやすい環境にあれば、長期的にも続けやすくなるでしょう。
仕事を選ぶときには、待遇の良さも重要になるのです。
7.スキルが得られる仕事を選ぶ
こだわりがない人は会社の雰囲気や給与ではなく、身につくスキルで仕事を選ぶのもよいでしょう。
スキルが身につけば市場価値も高まり、転職なども有利になります。
身につけて損のないスキルは下記のとおりです。
- 営業力
- 英語力
- プログラミング
これらのスキルは非常に需要があるので、仕事選びに困ることもありません。
仕事にこだわりがないなら、せめてスキルだけでも身につく仕事を選びましょう。
スキルが身につく企業に入るというのは、非常に賢い選択肢の1つなのです。
仕事のスキルアップをする方法5選を詳しく解説!成功させる9つのコツも紹介仕事はなんでもいいと思う人でも確認しておくべき5つの職種
仕事はなんでもいいという人もいますが、せっかく仕事をするなら自分に合いそうな仕事を選びましょう。
なんでもいいからといって、適当に選ぶとやりがいや勤務条件で後悔する可能性もあるからです。
そこで今回は、需要もありそうな職業について幅広い業界から5つ紹介します。
- 営業職
- 介護士
- 心理カウンセラー
- ITエンジニア
- Webデザイナー
仕事にこだわりのない人は、この5つを自分に合っているかなども参考にしてみるのもいいでしょう。
ここからは、それぞれの詳細を説明していきます。
1.営業職
自社のサービスや商品を売るのが、営業の主な内容です。
営業の魅力には、以下のようなものがあります。
- 営業件数など数字の伸びが目に見えやすい
- 資格やスキルがとくに必要がなく、努力が反映される
- どこでも役立つコミュニケーション能力と話術が身につく
ものを売るスキルというのは非常に需要があるので、営業はしばらく安定に存在します。
また、営業はこんな人に向いています。
- コミュニケーションが上手な人
- 目標設定に向かって着実に努力する人
- メンタルが強くチャレンジ精神のある人
優れた営業マンになれば、あなたの市場価値が高まることは間違いありません。
仕事にこだわりのない人は、営業の仕事を検討に入れるといいでしょう。
2.介護士
障がいのある方や老人の方の日常生活の補助をするが、主な仕事内容です。
老人や障がいのある方を助ける介護士の需要は、少子高齢化が進むにつれてさらに高まるでしょう。
職業としての介護士の魅力に以下のものがあります。
- 感謝をされやすい
- 細かな変化に気付けるようになる
- 人を直接的に助けるので、やりがいを感じやすい
介護士は非常に思いやりが重要な仕事で、患者の些細な変化に臨機応変に対応しないといけません。
しかし真摯に対応すれば、直接的に家族や患者から感謝をされることも多い職業で、やりがいは感じやすいでしょう。
そんな介護士に向いている人は、以下のような人です。
- 体力がある人
- 人と接するのが好きな人
- 思いやりがあり、細かな気配りができる人
介護士は労働内容に対する待遇がまだよくないというのが現状です。
これから需要も高まれば、給与面などで優遇される可能性もあります。
やりがいを感じやすくて、需要も高まるであろう介護士を検討するのもいいでしょう。
3.心理カウンセラー
心の病を抱えてしまっている人のフォローをするのが、心理カウンセラーの仕事です。
具体的にはヒアリングしながら患者が抱えている悩みを明確にして、精神分析療法などをおこないます。
心理カウンセラーの仕事は以下のような魅力があります。
- 苦しんでいる人の力になれる
- やりがいを感じやすい
- 鋭い観察力が身につく
心理カウンセラーに向いている人の特徴は下記のとおりです。
- 聞き上手で相手に寄り添える人
- 人の役に立ちたいという人
- 深い洞察力がある人
人の悩みに寄り添ったり、気づきを与えるのが好きな方は心理カウンセラーを検討すべきでしょう。
4.ITエンジニア
クライアントの意向に沿ったWebのシステムを開発するのがITエンジニアの主な仕事です。
今でも人手不足ですが、これからも需要が高まるのは間違いありません。
ITエンジニアになるためには努力が必要ですが、しっかりとスキルを積めば下記のようなメリットが得られます。
- 需要が高いため、給与が高い
- 働き方に融通が利きやすい
- 最先端の技術に携われる可能性もある
IT業界は変化が著しく、エンジニアは日々スキルアップや知識の習得をするのも求められます。
また、ITエンジニアは働き方も臨機応変に変えられ、企業が嫌ならフリーランスとしても働けるというのも魅力です。
そんなITエンジニアに向いている人は下記のとおりです。
- パソコンやIT業界に興味がある人
- 物事の効率化を図りたい人
- 地道にもの作りをするのが苦でない人
このようにITエンジニアは、これからの時代を生き抜くスキルも身につけられる仕事なので、検討する価値があるといえます。
5.Webデザイナー
Weデザイナーは、企業などから依頼されたサイトをデザインしながら構築するのが主な役割です。
単なる見た目だけではなく、利便性なども追及してサイトを制作しています。
Webデザイナーの魅力は下記のとおりです。
- 自分の制作物がネット上に残る
- 日常生活でも役に立つデザイン感覚が身につく
- 仕事がなくなることがほとんどない
また単なるホームページのほかに、商品ページの制作もあり、その場合はいかにして読者が商品を買ってくれるのかなどを考える必要があります。
また、ほとんど企業がホームページを制作するため、Webデザイナーの仕事はほとんど減りません。
そんなWebデザイナーに向いている人は、下記のとおりです。
- デザインに興味がある人
- 論理的に考えられる人
- 新しいことに挑戦したい人
また、Weデザイナーも人手不足なので、今後も業界の需要は伸びていくでしょう。
競争が激化する前に、デザインやパソコンに興味のある人は検討してみてください。
まとめ:仕事はなんでもいいと感じているなら、自己分析からはじめてみよう
やりたい仕事が見つからずに、なんでもいいと感じている人はまずは自己分析から始めましょう。
仕事に対して意欲的になれない人が、とくに知っておくべきことは次の3つです。
- 自己分析と仕事の情報収集を徹底する
- 将来の目標や条件から仕事を絞る
- 見つからないなら、ITエンジニアなどの需要のある業界を検討する
やりがいで仕事を選べないなら、身につくスキルを重視するのも悪くありません。
自分の適性の理解を深めながら、伸びしろのある業界選びを始めてみましょう。