プロゲーマーの年収はどのくらい?今話題のeスポーツや6つの収入源を紹介
最近はゲームをプレイすることで収入を得られる「プロゲーマー」という新しい職業が注目を集めています。
そんななかで、
「プロゲーマーって実際どれくらい稼げるんだろう?」
「プロゲーマーの年収が知りたい!」
と気になっている方は多いのではないでしょうか。
ゲームが仕事になるなんて夢のようですが、現実にそれが仕事になっている今、どれくらいの収入なのかが重要ですよね。
今回の記事では、
- プロゲーマーの平均年収
- 高年収のプロゲーマー日本人ベスト3
- 高年収のプロゲーマー世界ベスト3
- ゲーム種類別の年収
- プロゲーマーの主な収入源6つ
などについてご紹介します。
「プロゲーマーに興味がある」という人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
プロゲーマーの年収は平均450万円!トップ選手は1億を超えることも
プロゲーマーの年収は、平均450万円ほどです。
しかしプロゲーマーの収入源はさまざまで、人によっても金額に大きな幅があります。
プロゲーマーという職業自体が新しく、この仕事一本で生活していけるほど稼げていない人も非常に多いのが現状です。
一方で、トップ選手ではなんと年収1億円を超えることも。
野球やサッカーなどのスポーツ選手と同様に、トッププレイヤーが稼げる仕事といえます。
ゲームをプレイする他に、新しいゲームやプログラムを自分で作り出せるエンジニアになることで可能性が広がります!
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プロゲーマー年収ランキング!日本人選手ベスト3
日本のプロゲーマーはどれくらい稼いでいるのか、気になるところ。
日本人選手の年収ベスト3を上記の画像にまとめました。
1位は1億円を超えています。ゲーム好きにとっては驚きの年収ではないでしょうか。
2位、3位も推定2,000万円以上という高年収で、夢がありますね。
それぞれどんな選手なのか、詳しくご紹介します。
第1位 ふぇぐ推定1億1,000万円
第1位は、ふぇぐ選手の推定1億1,000万円。ゲームで年収1億円以上は夢のある話ですね。
ふぇぐ選手は、日本発祥の戦闘型カードゲーム『Shadowverse(シャドウバース)』で一躍有名になったプロゲーマー。
2018年12月15日、16日に開催された世界大会「Shadowverse World Grand Prix 2018」で優勝し、賞金100万ドル(約1億1,000万円)と世界王者の称号を得たことが大きな話題になりました。
「Shadowverse(シャドウバース)」を始めたのは大学3年生だった2016年から。
プロゲーマーとしての活動歴は長くなかったものの、世界大会の優勝によって日本で最も有名なゲーマーのひとりに成り上がったのです。
大会以前からプロeスポーツチーム『よしもとLibalent』に所属し、現在もプロゲーマーとして世界2連覇を目指し活動しています。
第2位 ときど推定4,000万円
第2位は、ときど選手の推定4,000万円。
ときど選手は、格闘ゲーム『ストリートファイター』をメインに活躍しているプロゲーマーです。
東大卒のプロゲーマーという異色の経歴から注目を集め、格闘ゲームの世界大会「EVO2017」で優勝。
そのほかにもあらゆる大会で実績を残し、多額の賞金を手にしています。
2017年から、アメリカのプロeスポーツ団体「Echo Fox」にジョインしており、日本でもロート製薬やソニー・ミュージックなどの有名企業がスポンサーです。
第3位 梅原大吾(ウメハラ)推定2,000万円
第3位は、梅原大吾(ウメハラ)選手の推定2,000万円。
梅原大吾選手も、格闘ゲーム『ストリートファイター』で活躍しているプロゲーマーです。
16歳で全国大会優勝により日本一、17歳で世界大会優勝により世界一の称号を獲得。
海外、国内における知名度が非常に高く、海外では「ビースト(Beast)」の異名で呼ばれています。
2010年にアメリカのゲーム周辺機器メーカー「Mad Catz(マッドキャッツ)」とスポンサー契約を結び、格闘ゲームで日本人初めてのプロゲーマーとなりました。
当時、「世界で最も長く賞金を稼いでいるプロゲーマー」としてギネスブックにも認定されるほど。
人気の高さから、RedBull、Twitch、HyperX、Cygamesなど多くのスポンサーを獲得しています。
プロゲーマー年収ランキング!世界の選手ベスト3
日本と世界ではプロゲーマーの年収に違いはあるのでしょうか。
次は、世界のプロゲーマーの年収ベスト3をご紹介します。
上記の画像を見ていただければお分かりいただけると思うのですが、日本と比べ、世界のプロゲーマーたちの年収は億を超えている人が多いですね。
こちらもひとりずつご紹介します。
第1位 Ninja(アメリカ)推定6億6,000万円
第1位は、アメリカのNinja選手で推定6億6,000万円。
Ninja選手は、『Fortnite(フォートナイト)』や『PUBG』などのバトルロイヤルゲームで活躍しているプロゲーマー。
Ninja選手の主な収入源は大会の賞金ではなく、登録者数2,300万人を超えるYouTubeチャンネルや、ゲーム配信プラットフォームのTwichです。
その収入は、本人が大手メディアCNBCの取材で「月収50万ドル(約5,500万円)」と公表しています。
Tyler ‘@Ninja‘ Blevins says he makes $500,000 a month playing video games. pic.twitter.com/jk9fvOiNZV
— CNBC (@CNBC) March 19, 2018
大会賞金だけではなく、ゲーム配信など複数の収入源を持つことで、プロゲーマーとして世界トップクラスの年収を誇る選手です。
第2位 KuroKy(ドイツ)推定3億8,000万円
第2位は、ドイツのKuroKy選手で推定3億8,000万円。
KuroKy選手は、チームストラテジーゲーム『Dota 2(ドータ・ツー)』をプレイするプロゲーマー。
『Dota 2』は日本ではそこまで知名度の高くないゲームですが、実は世界で最も人気があるゲームのひとつであり、年収が1億円を超えるプレイヤーも珍しくありません。
KuroKy選手は、2017年8月2~8月12日にアメリカで開催されたDota2の世界大会「The International 2017」にて、優勝したチーム「Team Liquid」のリーダーでした。
世界大会の優勝によって、プロゲーマー史上における個人での最高総合獲得額として約2憶7,000万円を手にしています。
第3位 Miracle(ヨルダン)推定3億3,000万円
第3位は、ヨルダンのMiracle選手で推定3億3,000万円。
Miracle選手は、KuroKy選手と同じく『Dota 2』のプロゲーマー。
2016年から「Team Liquid」で活動し、2017年の「The International 2017」でもリーダーであるKuroKy選手と共にプレイして優勝しています。
1997年6月20日生まれで、優勝当時は20歳という若さでした。
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日本のプロゲーマーは年収が低い!3つの理由とは
海外プロゲーマーのトップ年収は億超えが並ぶなか、国内プロゲーマーは最高で1億、2位以下は数千万円と格差があります。
同じくプロゲーマーであるのに、なぜこんなにも差がでるのでしょうか。
日本のプロゲーマーの年収が低い3つの理由をご説明します。
- 格闘ゲームプレイヤーが多い
- 海外と日本では人気のeスポーツタイトルに差がある
- 法律的な問題で賞金額が増やせない
ひとつずつみていきましょう。
1.格闘ゲームプレイヤーが多い
日本の場合、プロゲーマーがプレイしているゲームの大半が格闘ゲームです。
海外ではあらゆるジャンルのプロゲーマーがいて、各ジャンルの大会優勝賞金にも幅があります。
しかし、日本国内では格闘ゲームが多く、その賞金は比較的安いのです。
賞金の安いジャンルでプロゲーマーとしてプレイしているため、収入も高額になりづらい傾向にあります。
2.海外と日本では人気のeスポーツタイトルに差がある
海外と日本では、人気のeスポーツのタイトルに差があります。
日本では大人気のゲームが、海外ではそれほど人気がなく大会賞金も高くないとなると、日本人プレイヤーは稼ぎにくくなります。
同時に、海外では大人気で大会賞金も高額なゲームが、日本国内では知名度も低くプレイヤーが少ない、という状況。
たとえば、日本で有名な『ストリートファイターV』と比較して『Dota 2』の国際大会の優勝賞金額は20倍以上です。
これだけゲームの人気度や大会優勝賞金が海外と日本で異なれば、稼げる収入も変わってきます。
3.法律的な問題で賞金額が増やせない
日本では、法律的な問題で賞金額が増やせないという事情もあります。
刑法では賭博、つまりお金をかけて勝負をした人に対して「五十万円以下の罰金又は科料に処する」と制定。 (参照:刑法185条)
さらに、景品表示法では賞金の上限を「取引価格の20倍の金額、もしくは10万円」と定めています。(参照:消費者庁 景品表示法 一般懸賞)
これらの法律によって、大会運営側の日本企業が高額の賞金を出すことができない状況となっているのです。
どんなゲームの年収が高いの?作品別の年収をチェック
海外と日本では人気のゲームが異なることで収入が変わるとお伝えしました。
では、国内においてはどんなゲームの年収が高いのでしょうか。
日本でも人気なゲームについて、作品別に年収をご紹介します。
- PUBGのプロゲーマーの年収
- フォートナイトのプロゲーマーの年収
- スプラトゥーンのプロゲーマーの年収
さっそくみていきましょう!
PUBGのプロゲーマーの年収
PUBGのプロゲーマーの最高年収は、韓国のLoki選手で約8,200万円。
上位のプロゲーマーたちの年収を見ると、約4,000万円〜約8,200万円となっています。(参照:E-SPORTS PRESS)
世界大会である「PUBG Global Championship 2019」では、優勝賞金が約2億円、賞金総額が約4億円でした。(参照:World of E)
フォートナイトのプロゲーマーの年収
フォートナイトのプロゲーマーの最高年収は、アメリカのNinja選手で約6億6,000万円。
世界大会である「Fortnite World Cup」では、2019年の優勝賞金が約3億2,600万円、賞金総額が約32億6,000万円でした。(参照:4Gamer.net)
フォートナイトはPUBGと同様にバトルロイヤルゲームですが、大会賞金やプロゲーマーの年収ではフォートナイトの方が高額となっています。
スプラトゥーンのプロゲーマーの年収
スプラトゥーンで年収を得ている選手は、実はまだいません。
大会数が少なく、賞金はなし、もしくは少額であることが理由です。
日本一を決める大会「スプラトゥーン甲子園」では、賞金はなく優勝トロフィーの贈呈のみ。(参照:任天堂 スプラトゥーン甲子園2020)
2019年6月9日に開催された『スプラトゥーン2』の世界大会「スプラトゥーン2 ワールドチャンピオンシップ 2019」では、優勝チームの各メンバーに約25,000円、賞金総額は約124,000円でした。(参照:Splatoon速報まとめサイト ぱわぽBLOG)
なお世界大会では、4カ国の代表チームが競い、日本チーム「GGBOYZ」が優勝しています。
プロゲーマーの主な収入源6つ
ゲームで収入を得るプロゲーマーですが、その収入源はさまざま。
個人のプロゲーマーとして多角的な収入源を持つことで、高い年収を手にしています。
プロゲーマーの主な収入源は6つ。
- 大会での優勝賞金
- ゲーミングチームに所属し給料をもらう
- 企業スポンサーからの支援
- メディア出演によるギャラ
- ゲームトレーナー
- ゲーム実況や解説などの動画配信
意外と多いと感じた方もいるのではないでしょうか。
ゲームで稼ぐ方法は増えています。順番にご説明しましょう。
1.大会での優勝賞金
プロゲーマーの収入源として最もイメージしやすいのが、大会での優勝賞金でしょう。
日本国内の全国大会では1,000万〜1億円、世界大会では数十億〜数百億円の賞金総額が設定されています。
世界大会なら、優勝賞金が1億円以上になることも珍しくありません。
プロゲーマーを目指す際にも、まずは大会で実績を残すことから始めるので、メインになりやすい収入源です。
ただし、勝たなければ収入はないので、稼げるかどうかは実力次第といえます。
2.ゲーミングチームに所属し給料をもらう
eスポーツが盛り上がりを見せているなか、ゲーミングチームに所属して給料をもらうプロゲーマーが増えています。
日本国内、海外を問わず、eスポーツ業界に参入してゲーミングチームを結成する企業は増加。
ゲーミングチームに所属すると、固定の給料を受け取ることができ、会社員のような給与体系になります。
プロゲーマーにとっては、高額ではないものの、安定した収入源となるのです。
3.企業スポンサーからの支援
実力があり、全国大会や世界大会で実績を残していると、企業スポンサーから支援を受けられるようになります。
企業とスポンサー契約をして、支援金を受け取る代わりに企業の広告をするというものです。
スポンサーの獲得は高い実力や大会での実績、知名度が重要になるので、ハードルは高め。
しかし、獲得できれば高額で長期的な収入になり、安定性を得られます。
またスポンサーがつくと、プロゲーマーとして認知されるようになるので、ゲーマーにとってひとつの目標でもあるでしょう。
4.メディア出演によるギャラ
プロゲーマーという職業や大会優勝などで注目を集め、メディアに出演してギャラをもらえることも少なくありません。
eスポーツ業界の成長により、ゲームを仕事にするという職業に、注目が集まってきたのはつい最近のこと。
プロゲーマーによる世界大会優勝などの活躍によって、メディアからの取材や出演依頼を受けることも増えています。
単発的で金額も幅がありますが、認知度UPが期待できる収入源です。
5.ゲームトレーナー
プロゲーマーとして実力があれば、ゲームを教えるトレーナーの仕事で収入を得る方法もあります。
プロゲーマーという職業が広がってくることで、プロゲーマーを目指したい人は増加。
ゲームの上達のためにプロから教わるという需要も高まるので、トレーナーとしての仕事を持つこともできるようになるのです。
個人的に教えるだけでなく、プロゲーマーを目指す専門学校で講師として教えることも可能。
トレーナーは単発と継続のどちらでも働くことができ、金額も自分で設定できるので、柔軟に取り入れやすい収入源といえます。
6.ゲーム実況や解説などの動画配信
最近は、YouTubeなどの動画配信サービスで収入を得るプロゲーマーも多くなっています。
動画を投稿して視聴者を集め、その視聴回数や広告掲載によって収入を得る方法です。
ゲーム専門の動画配信者はストリーマーと呼ばれ、ひとつの職業としても認知されてきています。
チャンネル登録者数やフォロワー、視聴時間が増えるほど、得られる収入が多くなる収入源です。
YouTuberなどのように知名度が高まれば、動画配信の収入だけでも多額の収入になるでしょう。
プロゲーマーが年収アップのためにやるべき4つのこと
あらゆる収入源を持つプロゲーマーですが、日本で多額の年収を得ているのは上位の一部のプロゲーマーに限られます。
プロゲーマーとして稼ぐためには、ゲームの実力はもちろん、戦略スキルや個性を収益化に生かすことも重要なのです。
では、プロゲーマーとして年収を上げるには具体的にどうすればいいのでしょうか。
プロゲーマーが年収アップのためにやるべき4つのことをご紹介します。
- とにかく練習して実力をつける
- 日本ではなく世界で有名なゲームをする
- 日本ではなく世界基準で活動する
- SNS・動画配信で知名度を高める
ひとつずつ見ていきましょう。
1.とにかく練習して実力をつける
プロゲーマーにとって最も重要なことは、高い実力があること。
そのためにはとにかく練習して実力をつけましょう。
プロゲーマーは1日におよそ8時間〜12時間はゲームをしています。
繰り返し実戦をすることで、プレイヤースキルや戦術を高めていきましょう。
2.日本ではなく世界で有名なゲームをする
プロゲーマーとして高年収を得たいなら、日本ではなく世界で有名なゲームをプレイすることが非常に有効です。
世界で有名なゲームであるほど、その大会賞金は高額になります。
日本ではなく世界を市場にすることで、稼げるゲームを選ぶことができます。
3.日本ではなく世界基準で活動する
日本国内のみでなく、世界基準で活動することで、より稼げるプロゲーマーを目指しましょう。
eスポーツとしてのゲームの市場は世界に広がっています。
日本で一番の実力があったとしても、世界基準で見るとまだまだ上がいるのです。
世界の上位のプロゲーマーたちは億を稼いでいる選手たちばかり。
世界を基準に活動することで、自身のプロゲーマーとしてのスキルも、年収も上昇していくでしょう。
4.SNS・動画配信で知名度を高める
個人として幅広い収入を得るために、SNSでの発信や動画配信をおこなって知名度を高めましょう。
プロゲーマーの収入源は大会優勝賞金のほかにも、YouTubeなどの動画配信サービスやメディア出演などがあります。
YouTubeやメディアで高い収入を得るには、プロゲーマーとしての知名度や人気度が最も重要なのです。
知名度や人気度は自分でSNSや動画を発信していくことで高められます。
普段の練習の様子や日常について発信するだけでも効果的です。
プロゲーマーになるためには?プロゲーマーの定義
ここまでプロゲーマーについてお伝えしてきましたが、そもそも「プロ」のゲーマーの定義とはなんでしょうか。
プロゲーマーになりたいと思っていても、「どうすればプロになれるのか?」方法を知らなければなれません。
ここからはプロゲーマーの定義についてお伝えします。
- プロゲーマー養成専門学校に通う
- eスポーツの大会がある有名なゲームをする
- 大会での実績を作る
- SNS・YouTubeでファンを獲得する
- ゲーミングチームへの所属
- 人気と実力を武器にスポンサーを獲得する
一般的に「プロゲーマー」として認知されるには、上記のいずれかを満たしている必要があります。
詳しくみていきましょう。
1.プロゲーマー養成専門学校に通う
ひとつめは、プロゲーマー養成専門学校に通うこと。
まだ数は少ないものの、日本国内にプロゲーマーを育成する養成機関や専門学校は増えています。
日本国内のおもなプロゲーマー養成専門学校は以下です。
- 日本アニメ・声優&eスポーツ専門学校
- バンタンゲームアカデミー
- 総合学園ヒューマンアカデミー
在校生は整ったゲーム環境でプレイでき、eスポーツに携わるあらゆる進路がひらかれています。
専属のゲーミングチームも存在し、世界大会出場などの実績で注目を集めることも。
専門学校で実力を身につけたり、実績を作ることでプロゲーマーになることができる環境です。
2.eスポーツの大会がある有名なゲームをする
プロゲーマーを目指すなら、eスポーツの大会がある有名なゲームをプレイしましょう。
もちろん、ただゲームをダウンロードして少しプレイするだけでは、プロを名乗ることはできません。
しかし、大会を目指してプレイング歴を積むことで、プロゲーマーとして認知されることは十分あります。
日本国内だけではなく、世界規模で大会があるゲームを選びましょう。
3.大会での実績を作る
大会で上位にランクインし、実績を作ることで、プロゲーマーとして名を上げられます。
大会には、国内の小さな大会から、日本一を決める全国大会、世界一を決める世界大会など、規模がさまざま。
自分の実力を高め、より大きな大会で実績を残しましょう。
大会での実績を残せば、周囲からもプロゲーマーとして認められるようになります。
4.SNS・YouTubeでファンを獲得する
SNSの発信やYouTubeでの動画配信で、ファンを増やし認知度を高めることもプロゲーマーになる方法のひとつです。
発信を見ている視聴者がファンになり、チャンネル登録者数やフォロワーが増えれば、ゲーマーとしての認知度や人気を獲得。
さらに長期的にゲームに関する発信を続けることで、ゲーマーとしての信頼性や権威性を高めることができます。
多くの人から「プロゲーマー」として認知されるため、有効な方法です。
5.ゲーミングチームへの所属
eスポーツに注力している企業や、ゲーミングチームに所属することで、プロゲーマーになるケースも多いです。
ゲーミングチームには、プロとして活躍するゲーマーが集まっているため、所属すれば周囲からはプロの一員として見られます。
もちろん所属するだけではなく、チームのプレイヤーとしてゲームで実績を残すなど、チームへの貢献は必須。
高い志を持つ仲間とともにプロとして活動できるのが、ゲーミングチームです。
6.人気と実力を武器にスポンサーを獲得する
ゲーマーとしての人気や実力を武器に、スポンサーを獲得すればプロゲーマーの一員です。
スポンサー契約をするということはつまり、ゲーマーとしての自分の活動に対し、企業がお金を支払って支援するということ。
ゲーマーとして認められて収入を得ているということはプロの証です。
最終的にはスポンサーがつくプロゲーマーを目指すといいでしょう。
プロゲーマーの寿命は短い!セカンドキャリアも考えておこう
実はプロゲーマーは10代〜30代がほとんど。
eスポーツは若い世代が活躍しやすいので、40代以降のセカンドキャリアを考えておく必要があります。
ゲームのプレイヤー以外にもeスポーツに携わる進路はさまざま。
今回は2つのセカンドキャリアをご紹介します。
- YouTuberとしてゲーム実況者や解説者になる
- ゲームプログラマーとして面白いゲームを作る
YouTuberとしてゲーム実況者や解説者になる
YouTuberになり、ゲーム実況者や解説者として活動していく道です。
野球やサッカーなどのメジャーなスポーツでも、現役を引退した選手が実況者や解説者になるケースは珍しくありません。
プロゲーマーの経験や認知度を生かせば、YouTubeで動画配信をして収入を得ることは十分に可能です。
また、ゲーム専門の動画配信者であるストリーマーとして、活動範囲をYouTube以外の動画配信サービスに広げることもできます。
個人で実況者や解説者として活動していれば、メディアに声をかけられて実況や解説の仕事につながる可能性もあるでしょう。
ゲームプログラマーとして面白いゲームを作る
ゲームをプレイする側ではなく、作る側になるという道も新たなキャリアのひとつです。
プロである自分がプレイしたくなるような、面白いゲームを作ることは、とてもやりがいのあるセカンドキャリアではありませんか?
ゲームプログラマーは需要が高いうえに、プログラミングスキルさえ身につければ目指せる職業です。
プロゲーマー以上に、ゲームをプレイしている人はなかなかいません。
その経験があれば、ゲームプログラマーに転身後もきっと活躍できるはずですよ。
・ゲームプログラマーの年収
・ゲームプログラマーの仕事
・未経験からゲームエンジニアになるには
まとめ:プロゲーマーはこれから伸びる!ゲームが好きならゲームを作る仕事もおすすめ
今回は、プロゲーマーについてお伝えしました。
eスポーツの盛り上がりは今後も増し、プロゲーマーは伸びていく職業といえるでしょう。
ゲームをプレイするプロゲーマーのレベルは年々上がっています。
ゲームが好きで携わりたいなら、ゲームプログラマーなどゲームを作る仕事もおすすめです。
好きなことを仕事にして、ぜひ活躍していってくださいね。