「仕事を辞めたい…」ストレスで限界がきたときの7つの症状や対処法を解説
「仕事を辞めたいと思うほどストレスが多い」
「仕事のストレスにはどう対処したらいい?」
と悩んでいませんか?
仕事先のストレスが溜まると、憂鬱な気分になり会社を辞めたくなることがありますよね。
では、本当に会社を辞めたい場合はどうしたらいいのでしょうか?
そこで今回は、
- ストレスで限界が来たときの症状
- ストレスで仕事を辞めていい例とすぐ辞めないほうがいい例
- ストレスが限界で辞めたいときの対処法
について解説していきます。
これを読めば、仕事のストレスの限界度や、辞めたいときに次に取るべき行動が理解できます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ストレスで限界が来たときの症状7つ
ここでは、ストレスで体に限界が来たときの症状を7つ、紹介していきます。
- 急激な体重の増量・減少
- 吐き気や体調不良
- 夜が寝付けない・朝が起きれない
- 職場へ向かう足が動かない・震える
- 寝ても疲れがとれない
- 常にイライラしてしまう
- うつ病の症状が出た
どれかに当てはまった場合は、仕事のストレスが身体にSOSを出していると考えてください。
では、ひとつずつ紹介していきます。
1.急激な体重の増量・減少
ストレスで身体に限界が来たときの症状のひとつとして、急激な体重の増量・減少があげられます。
なぜかというと、ストレスが原因で食欲の低下や過食などの行動をおこしてしまうからです。
具体的には、以下のような行動です。
- 食べることでストレスを発散
- ストレスによるアルコールの摂取
以上のことから、ストレスを感じるとホルモンバランスが崩れ、食欲低下や過食になり、急激な体重の変化があらわれます。
2.吐き気や体調不良
ストレスを溜めすぎて限界を超えると、吐き気などの体調不良を起こすといわれています。
一番の大きな理由は、ストレスが原因による体調不良の具体的な理由として、自律神経の乱れがあります。
自律神経の乱れによって
- 吐き気
- めまい
- 頭痛
- 胃痛
など、さまざまな症状が体に現れ危険のシグナルを発します。
そのため、吐き気や体調不良などのサインが出始めたら、身体がストレスの限界を感じています。
3.夜が寝付けない・朝が起きれない
仕事により過度なストレスを受けることで、夜に寝付けなくなるといわれています。
また、夜にしっかりと眠ることができないため睡眠不足に陥り、朝起きれなくなる負のスパイラルに陥りやすくなります。
さらに、睡眠不足によって集中力が低下した状態で仕事をおこなうと、ミスが増えたり思うように成果を出せないことも。
仕事のミスによりストレスが溜まり、さらに睡眠不足が悪化する悪循環が起こる可能性もあります。
このようなことから、仕事のストレスを受けることにより、睡眠状態に異常の変化がでてきます。
4.職場へ向かう足が動かない・震える
これといった病気はもっていないのに、ストレスが原因で職場へ向かう足が動かない、動悸や眩暈を感じる症状を出勤困難症と呼ばれます。
これらは、仕事を憂鬱に感じる気持ちを我慢し続けることが一番大きな原因にあげられます。
我慢を続ける具体的な理由として、以下のような理由があります。
- 周りの目が気になる
- 生活が困窮することを心配する
- 責任感が強く、仕事に穴を開けたくない
- 仕事を休むことに罪悪感を感じる
それらの感情を無視して、我慢することで最終的に、足が動かず震えたりなどの身体症状としてあらわれます。
5.寝ても疲れがとれない
仕事のストレスが限界を迎えていると、寝ても疲れがとれないことがあります。
なぜかというと、過剰なストレスにより、睡眠の質が低下して、細胞がエネルギー不足を起こしているからです。
人の細胞は通常、休息や睡眠をとることによって、不足したエネルギーを回復します。
しかし、過剰なストレスやオーバーワークによって、眠りが浅くなったり、睡眠の持続時間が短くなると、細胞の修復が間に合わず、次の日まで疲労を持ち越してしまうのです。
つまり、持ち越された疲労の蓄積により、一晩では疲労を回復できない状態が慢性化している状態です。
6.常にイライラしてしまう
日々の仕事のストレスが蓄積され限界に達すると、心や身体の状態が悪くなり、常にイライラしてしまうことがあります。
その理由のひとつとして、過度なストレスを受け続けると交感神経が強まり、自律神経のバランスが崩れるからです。
たとえば、ストレスが限界になり、常にイライラしていると不眠になることがあります。
これはストレスにより交感神経が強まり、リラックスする副交感神経が優位になっていないからです。
なので、ストレスが原因で、自室神経のバランスが崩れ、常にイライラしてしまうことになるのです。
7.うつ病の症状が出た
ストレスが限界に達すると何かしらのサインが出てきますが、そのサインを見逃してしまうことで、うつ病を発症してしまいます。
自分のストレスが限界だと見逃してしまう理由は、過酷な労働環境や人間関係が、当たり前だと思ってしまうことです。
具体的には、以下のような優しい人がうつ病になりやすいとあげられます。
- 他社を思いやる気持ちが強い人
- 仕事ができない自分を責める人
- 自分が無理をしていると気づかない人
- 辛いのは自分だけではないと思っている人
ストレスが積み重なると、精神的にも肉体的にも、限界をむかえてしまい、うつ病を発症してしまうのです。
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ストレスが原因で仕事をすぐ辞めていい3つの例
仕事のストレスを感じても、会社を本当に辞めてもいいのか疑問に思うことがありますよね。
そこで、ここではストレスで仕事をすぐに辞めていい例について解説していきます。
- パワハラなど、人間関係に煮詰まっている
- 体調不良やうつ病の症状が出始めている
- 会社に将来性がみえない
本当に辞めてもいいのか迷っている人は参考にしてください。
では、解説していきます。
1.パワハラなど人間関係に煮詰まっている
仕事の人間関係でストレスを感じている人は、その会社を辞めた方がいいでしょう。
なぜかというと、身体的または精神的にストレスが限界を迎え、健康障害を引き起こす可能性があるからです。
また、最悪の場合は自殺に追い込まれる可能性もあるでしょう。
たとえば上司や同僚からのパワハラ、セクハラなどはなかなか言い返せないことがあります。
そんな嫌な思いを続けるくらいであれば、早めに辞めて新しい環境を目指すほうがよいでしょう。
2.体調不良やうつ病の症状が出始めている
ストレスが原因で体調不良、またはうつ病の症状が出始めている人は、仕事を辞めたほうがいいでしょう。
なぜなら、症状が出るということは、心と体が限界を迎えているということだからです。
働くうえで、多少のストレスは誰もが抱えるものですが、体に異常をきたすレベルとなれば話は別です。
自分の心身を守ることができるのは自分自身です。
うつは自然に治るものではなく、その原因を取り除かなければなりませんので、再起不能になる前に行動を起こしましょう。
3.会社に将来性がみえない
仕事のストレスが溜まり、辞めてもいい例として、会社の将来性がみえない場合があげられます。
なぜかというと、会社の業績不振などによるリストラや最悪の場合は倒産に巻き込まれるからです。
具体的には、今までは残業代が支払われていたのに急に支払われなくなったり、リストラや倒産により、職を失ってしまう前兆を確認できたときです。
将来性のみえない会社で働くことは、自分の人生のリスクを増やしてしまうので早めに転職先を探したほうがいいでしょう。
仕事の理不尽!|上司へのストレスをなくすおすすめの対処法11選
ストレスが原因で仕事をすぐ辞めないほうがいい3つの例
仕事のストレスがきつくても、すぐに辞めないほうがいい例が3つあります。
- 結婚・妊娠をして寿退社
- 家族の介護の世話
- 向いていない・疲れていると思っている
疲れと苛立ちから冷静な判断ができず、思い切りの行動で後悔をしてしまうケースもあるので、再考しましょう。
上記の辞めないほうがいい理由について、解説していきます。
1.結婚・妊娠をして寿退社
仕事のストレスが溜まっても辞めない方がいい例として、結婚・妊娠をしての寿退社があげられます。
辞めない方がいい理由は、一度辞めてしまうとキャリアが止まり、次に働きたいと思ったときに難しくなるからです。
結婚・妊娠をして寿退社を考えている人はまず今後のキャリアについて考えることが大切になります。
数年後にまた働いてお金を稼ぐ予定があるのなら、仕事を辞めてしまうのではなく休ませてもらう選択肢も大切になります。
2.家族の介護の世話
仕事のストレスにより辞めたいと感じても辞めない方がいい場合のひとつとして、家族の介護の世話があります。
なぜかというと、介護につきっきりになると精神的に参ってしまうことがあるからです。
たとえば、仕事をするために外に出て同僚と話をする・仕事をすることで多少は気がまぎれるでしょう。
しかし、介護のためにずっと家にこもっていると、孤立や閉塞感により介護うつになってしまう可能性があるのです。
このようなことから、家族の介護の世話をするから辞めるのではなく施設に預けるなどの選択肢も検討しましょう。
3.向いていない・疲れていると思っている
仕事内容が向いていない、仕事に疲れているから辞めたいと思っても、辞めないほうがいいといわれています。
その理由として、携わる仕事が間違っているのではなく、職場環境を間違っている可能性があるからです。
ミスが頻発すると、向いていないと思いたくなります。
しかし、それは携わる仕事が向いていないのではなく、その職場の仕事の仕組みが合っていないから起こるミスの可能性もあります。
なので、仕事内容を改善することを提案してみたり、疲れがとれないときはリフレッシュしてみるといいでしょう。
しかし、「初心者でもスキルは身に付くのだろうか…」と不安に思う方も多いと思います。
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ストレスが限界で仕事を辞めたいときの対処法7つ
上記の仕事のストレスが限界の症状に当てはまった人は、一体どうしたらいいのでしょうか。
ここでは、仕事を辞めたいと思った人へおすすめの対処法を紹介していきます。
- ストレスの原因を紙に書き出す
- 異動願を提出してみる
- 休職・有給消化をとる
- 自分が本当にやりたいことを考える
- 同僚や上司に相談する
- 社内解決が難しい場合、公的な相談窓口や弁護士に相談する
- うつ病の症状が出た場合、早めに精神科医にいく
どれかひとつでも試してみると、ストレスの種がなくなる可能性があります。
順番に紹介していきます。
1.ストレスの原因を紙に書き出す
仕事のストレス対処法のひとつとして、ストレスの原因を紙に書き出すことがあります。
なぜかというと、ストレスの原因を紙に書き出すで、気持ちの整理ができストレスを減少できるからです。
また、以下のようなメリットもあります。
- 自分の感情を客観視できる
- 冷静に対処法を考えられる
このように、悲しみや苛立ちの感情を落ち着かせることができるので、ストレスの原因を紙に書き出すことはおすすめです。
2.異動願を提出してみる
ストレスの対処法として、異動願を提出するのも対処法のひとつです。
異動願を提出してみることで、今の仕事のストレスから逃れられるからです。
ただし、以下のようなことがストレスの原因の場合になります。
- 部署の仕事が合わない
- 部署の人間関係が辛い
- いまの部署で大きなミスをしてしまい、仕事に向き合えない
なので、今の仕事のストレスそのものを取り除くことができ、仕事で学んだスキルを別部署で活かせるので、異動願を提出してみるのもひとつの手段です。
3.休職・有給消化をとる
休職・有給消化をとることも、ストレス発散の対処法のひとつです。
なぜかというと、仕事から離れて休むことで体調やメンタルをリフレッシュさせ、ストレスを発散させれるからです。
以下のようなリフレッシュをおこなってみるのもよいでしょう。
- 一日中寝る
- 普段できなかった趣味の時間を取る
- 遠出して非日常を味わう
以上のことから、休職・有給消化をとり、リフレッシュをして、ストレスを発散するのも対処法のひとつです。
4.自分が本当にやりたいことを考える
「自分の本当にやりたいことは一体なんなのか」と考えてみることもストレスの解消法のひとつです。
その理由は、自分がやりたいことがわからないときでも、日常の何気ないことから面白さや自分の性質などを感じられるからです。
たとえば、自分が興味あることや少しでも好きと思えることをやっているときは、ストレス解消になります。
自分のやりたいことを継続してみると、ストレスを解消しながらやりたいことの方向性が見つかることも。
なので、自分が本当にやりたいことを考えるとで、結果としてストレス解消につながることもあります。
5.同僚や上司に相談する
仕事のストレス対処法は、同僚や上司に相談するといいでしょう。
理由としては、同僚や上司に相談することで、具体的な仕事のストレスを聞いてもらえるからです。
または、同僚や上司からストレスの対処法を教えてもらうこともできます。
もし同僚や上司に相談しづらい場合は、家族や友人など信頼できる人に話すことも、心の負担が減るのでおすすめです。
6.社内解決が難しい場合、公的な相談窓口や弁護士に相談する
ストレスの原因がパワハラやセクハラなどで、社内で問題解決が難しい場合は、公的な相談窓口や弁護士に相談しましょう。
なぜなら、精神疾患や退職を余儀なくされた場合は、第三者が代理で交渉し、損害賠償を請求できるからです。
相談先としては、以下のような窓口があります。
- 労働基準監督署の総合労働相談コーナー
- 労働相談センター
- 労働条件相談ほっとライン
無料で相談を受け付けているので、活用してみるのがおすすめです。
7.うつ病の症状が出た場合、早めに精神科医にいく
仕事のストレスでうつ病の症状が出た場合、精神科を受診しましょう。
早めに受診することで、適切な治療で症状の改善が見込めます。
精神科医に相談することで、症状によりますが以下のような対処法がうけられます。
- 休職
- 服薬治療
- リワークプログラム
また、うつ病と診断されると傷病手当金の給付を受けられるので、併せて相談すると良いでしょう。
仕事のストレスを解消するには?5つの解決方法と感じる原因を解説
退職・転職を視野に入れた場合の行動3つを紹介
仕事を辞めたいと思った後は、退職・転職を視野に入れるべきでしょう。
取るべき行動は、以下の3つになります。
- 適職診断を受ける
- 辞めると決断したら退職の時期を考える
- 転職サービスに登録する
退職した後の次の仕事探しに迷っている人は、参考にしてみてください。
では、紹介していきます。
1.適職診断を受ける
適職診断がおすすめな理由は、自分に向いている仕事を判断できるからです。
適職診断を受けることで、具体的に以下のようなことを知れます。
- 自己PRに使える長所が見つかる
- 自分が気づかなかった資質を知れる
- 自分が知らなかった職種を知れる
なので、転職をする前に適職診断を受けてから仕事探しをすると、自分に向いている仕事が見つかる可能性があがります。
2.辞めると決断したら退職の時期を考える
転職を視野に入れたら、退職の時期を考えましょう。
なぜなら、退職時期を考えることによって、勤務先に極力迷惑をかけずに退職することができるからです。
- 欠員による今後の採用計画
- 引き継ぎ先の人員の確保
- 顧客の引き継ぎの挨拶回り
上記のような引き継ぎに伴っておこなうべきことをスムーズにおこなえるため、トラブルなく円満退職できるからです。
このようなことから、辞める前には退職時期を考えることは大切です。
3.転職サービスに登録する
転職を視野に入れるときは、事前に転職サービスに登録しておきましょう、
なぜなら、転職サービスに登録することで、求人情報を知れたり、転職の支援をしてもらえるからです。
具体的には、転職サービスに登録することにより、以下のようなサポートがうけられます。
- 自分にあった求人の紹介
- 履歴書などの書類の添削
- 面接スケジュールの調整
退職に伴う準備をおこないながらの転職活動は大変なので、サポートを受けながら転職活動を進めていきましょう。
ストレスのない仕事のランキングから見る「共通する条件」を徹底分析
まとめ:ストレスが原因で仕事を辞めたい場合は周囲のサポートを受けるのも方法のひとつ
本記事では、ストレスが原因でおこる症状やストレスで限界が来たときの対処法を紹介しました。
- ストレが原因で体調に変化がある場合も
- ストレスが原因で仕事を辞めるかは状況に応じて判断するのが重要
- ストレスの原因に向き合って対処していくことも大切
ただし、すでにストレスが限界を迎えている人は、対処法を参考にして、無理のないように実行にうつしていきましょう。